京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(3)

「京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合」も、この(3)でおしまい。
京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(1)
京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(2)

それにしてもいっぱい焼いたものだ。
今は当時とはまた違った味のパウンドケーキが開発されているけれど、それらはこのシリーズには含まれていない。
また、マクロビオティックに対する考え方にも思うところがあって、使う食材にも変化が見られるので、過去の写真はあくまで参考のためにアップしてみた。

いつも進化するむそう塾として、これからどんなお料理をお伝えできるのだろう?
京料理だけにとどまらない「京料理人 中川善博ワールド」を、余すことなくお伝えできたら嬉しい。

 
 

【41】全粒粉、小豆、黒米のパウンドケーキ 2005.6.25

 
 

【42】地粉、おから、鳴門金時、松の実のパウンドケーキ 2005.6.13

 
 

【43】人参と胡桃のパウンドケーキ 2005.6.13

 
 

【44】新鳴門金時と林檎のパウンドケーキ 2005.5.31

 
 

【45】全粒粉、さらし小豆、餅粟、丹波大納言のパウンドケーキ 2005.5.1

 
 

【46】林檎と鳴門金時のパウンドケーキ 2005.4.29

 
 

【47】鳴門金時と松の実と黒豆きなこのパウンドケーキ 2005.4.27

 
 

【48】地粉とヤンノーのパウンドケーキ 2005.4.25

 
 

【49】苺と松の実のパウンドケーキ 2005.4.24

 
 

【50】ザボンのチョコレートパウンドケーキ 2008.2.13 以下の順番が狂ってしまった

 
 

【51】抹茶金時のパウンドケーキ 2008.2.6

 
 

【52】宮古小豆と胡桃のパウンドケーキ 2008.1.30

 
 

【53】金時豆と栗の実のパウンドケーキ 2007.10.22

 
 

【54】黒ごまとサツマイモとラムレーズンのパウンドケーキ 2007.3.31

 
 

【55】はっさくのマーマレードとレーズンのパウンドケーキ 2006.3.25

 
 

【56】南瓜のコンカッセと卸し蓮根のパウンドケーキ 2005.4.25

 
 

以上でおしまい。

 
 

京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(1)
京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(2)

 
 

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京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(2)

「京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(1)」として、過去の写真をご紹介しているけれど、ブログの容量の関係で3つの記事に分けて掲載することに。

この頃は、マクロビオティックカフェの営業で、毎日ケーキを焼いていた。
新しい組み合わせや、質感を変えて研究している貴重な写真がいっぱい。
私個人としては、【38】のケーキを食べてみたいなあと思う。

 
 

【21】人参と胡桃とオールスパイスのパウンドケーキ 2006.7.14

 
 

【22】胡桃とバナナとココアのパウンドケーキ 2006.7.13

 
 

【23】虎豆と黒胡麻のパウンドケーキ 2006.7.4

 
 

【24】黒胡麻と南瓜のパウンドケーキ 2006.7.2 あら刻みの胡桃が食感を高める

 
 

【25】人参と胡桃とレーズンのパウンドケーキ 2006.6.17

 
 

【26】うずら豆のパウンドケーキ 2006.6.3 あっというまに売り切れ

 
 

【27】アップルスパイスパウンドケーキ&人参と胡桃のパウンドケーキ 2006.4.16

 
 

【28】人参とウォルナッツのパウンドケーキ 2006.4.10 これはなかなかのもの

 
 

【29】虎豆のパウンドケーキ 2006.4.8

 
 

【30】丹波黒豆、南瓜、キャロブ、黒豆きなこのパウンドケーキ 2005.12.2

 
 

【31】干し柿のパウンドケーキ 2005.11.29

 
 

【32】鳴門金時とおからと南瓜のパウンドケーキ 2005.9.19

 
 

【33】薩摩芋と栗のパウンドケーキ 2005.9.11

【34】林檎とこしあんのパウンドケーキ 2005.9.10

 
 

【35】金時豆と黒胡麻のパウンドケーキ 2005.9.7

 
 

【36】薩摩芋と黒胡麻のパウンドケーキ 2005.9.4

 
 

【37】林檎のパウンドケーキ 2005.9.4

 
 

【38】きなことリンゴとシナモンのパウンドケーキ 2005.9.2

 
 

【39】林檎、葡萄、豆乳、おからのパウンドケーキ 2005.9.1

 
 

【40】南瓜と胡桃のパウンドケーキ 2005.8.18

 
 

京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(1)
京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(3)

 
 

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京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(1)

2005年頃、中川さんはせっせとパウンドケーキを焼いていた。
最近また実験を重ねているが、よほど研究するのがお好きらしい。
中川さんは京料理人だから、季節の和菓子をコースの最後にお出しするのはもちろんだけど、マクロビオティックのカフェをしていた当時、あれこれ焼いてお嬢さんも喜んでくれていたとか。

そこで、過去のパウンドケーキをざっとあげてみると、こんなにたくさん。
私もいただいたことのある懐かしいケーキがいくつも登場した。
パティシエだった亡き奥様の残したお菓子道具を見るのがつらいと話されていたことがあったけど、今はお嬢さんの喜ぶお顔で上書きできたのだろうか?

京料理人中川善博のお菓子の歴史は、そんなに甘くない想い出とともにあるのだが、むそう塾生のお子さんが増えてきたので、何かしらおやつの一つ二つを教えてあげるのもいいかなと思う今日このごろなのであった。

では、過去のパウンドケーキを並べてみよう。

 
 

【1】人参のパウンドケーキ 2009.8.22

 
 

【2】小豆のパウンドケーキ 2009.1.9

 
 

【3】京人参とラムレーズンのパウンドケーキ 2009.1.7

 
 

【4】緑茶と小豆のパウンドケーキ 2008.8.12
この頃はお母様も召し上がっていた。

 
 

【5】抹茶のパウンドケーキ 2008.4.25

切り口からは、手亡豆・胡桃・カシューナッツも見える。

 
 

【6】チョコレートのパウンドケーキ 2008.2.24 しっとり・ふっくら・ほろにが

 
 

【7】金時豆のパウンドケーキ 2008.1.26

 
 

【8】サツマイモ、ラムレーズンのパウンドケーキ 2007.3.20

 
 

【9】黒胡麻と小豆のパウンドケーキ 2007.1.6

 
 

【10】雪化粧とラムレーズンのパウンドケーキ 2006.12.10

 
 

【11】金柑と胡麻のパウンドケーキ 2006.12.8

 
 

【12】南瓜と白胡麻のパウンドケーキ 2006.11.18

 
 

【13】人参と胡桃とレーズンのパウンドケーキ 2006.11.8

 
 

【14】林檎とサツマイモとレーズンのケーキ 2006.11.5

 
 

【15】金胡麻と金時豆のパウンドケーキ 2006.9.29

 
 

【16】林檎とさつまいもとレーズンのパウンドケーキ 2006.9.8 
オールスパイスの香りが少し大人味

 
 

【17】銀手忙と金胡麻のパウンドケーキ 2006.8.5

 
 

【18】胡桃とバナナとココアのケーキ 2006.8.2

 
 

【19】小倉パウンドケーキ 2006.7.27

 
 

【20】小豆しょこらパウンドケーキ 2006.7.16

 
 

京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(2)
京料理人 中川善博の焼いたパウンドケーキ大集合(3)

 
 

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鱧の骨切り修業400本目 女性が目指した鱧料理の数々

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」のスタッフを務めてくれている麗可さんが、この度「鱧の骨切り400本」を達成しました。
昨日は授業終了後に、鱧の棒寿司もいただいてお祝いをしました。

 
 

(鱧の棒寿司、鰻の棒寿司、梅紫蘇・鰻きゅう・干瓢・鉄火の小巻 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 麗可)

*   *   *

まずはその動画を御覧いただきましょう。

細かな写真は、こちらの記事からどうぞ。

*   *   *

麗可さんにお願いして、今のお気持ちを書いてもらいましたので、ここにご紹介させていただきます。

<麗可さんのメールより>

秘伝コースで鱧料理を教えてくださると知った時、正直そんなに期待していませんでした。
それは、私が食べたことある鱧料理は水臭いおとしだけだったからです。
中川さんの鱧料理の数々を食べて、その美味しさに衝撃を受けました。
なんとか作れるようになりたいと、おろして骨切りした鱧をお魚屋さんで買いましたが、中川さんの鱧とは全く別物でお料理が再現できませんでした。

これは自分でおろして骨切りするしかないと中川さんに相談したら
「麗可ちゃんには無理だからやめとき」と即答でした。
出し巻き玉子の時と同じく「時間かかってもいいからできるようになりたいです」と反対を押し切って骨切り包丁を買ってしまったのです。
自分で先に退路を絶って覚悟をアピールしました。
同じく感激して骨切り包丁を買った舞ちゃんと私の為に、特別講座をして下さったのが2015年8月4日のことです。
「鱧の骨切り講座 京料理 技の探求」(リンクしています)

最初はおろすのに10分以上かかっていたのがやっと10分になった時
「鱧が腐るから5分以内でおろすように」と言われガーーンとなったのを覚えています。
そんなの無理と一瞬思いましたが、できないことは言われないはずと思い、中川さんと私の動画を見比べて、どこが違うのかを徹底的に調べる「すりあわせ」(中川さんがよくいわれる)をしながら、一つ一つの動作を改めて中川さんに近づけていくことで、気がついたら5分切っており、時間を縮めようとしてもだめで動作のつながりをなめらかにしていった結果が5分切りにつながるのだと言うことに気づけたのです。
初年度背びれがスムーズに抜けず、左手首が腱鞘炎になり諦めかけたこともありましたが、続けてきてよかったです。

骨切り包丁は初年度24㎝、2年目27㎝のみ、3年目と4年目の今年は27㎝と30㎝を使用しています。
最初に24㎝を持った時は、重い!と思いましたが、今持つと軽く思えてしまいます。
1ランクアップすると包丁が重すぎて、その重みで皮下までブツブツと切れてしまい、最初は棒寿司が作れませんでした。
鱧料理の数の多さとその美味しさ、おろして骨切りすることの奥深さにすっかり魅了されて、趣味が「鱧修業」になってます。

夫婦二人では食べ切れない量の練習をするので、食べてくださる方々に感謝します。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございます。
これからもたくやさんと中川さん目指して頑張ります。

*   *   *

<マクロ美風より>

麗可ちゃん、400本達成おめでとうございます!
2015年8月4日の記事を読むと、あの日のことがありありと浮かんできます。
「美味しい!」と言って泣きながら鱧を口にしていた姿が忘れられません。
一般的に鱧の本当の美味しさは、知らない人がほとんどかもしれません。
でも、私たちは知ってしまいました(笑)

 
 

(鱧の棒寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

この写真を見た有次さんの店長さんが、「2万円以上」と仰って、その価値にビックリしたものです。
実際によそで2万円の棒寿司を買ったことがありましたが、残念なお味でしたね。
京料理人でも難しいとされる鱧の骨切りを、小柄なあなたがされるだけでも、中川さんはその困難さを想像されたことでしょう。

でも、あなたは毎年練習の本数を更新して、ついに4年で400本になりました。
すでに5年目に入り、また更新の日々になりますが、忙しい仕事の合間を見つけての練習になるのが、もどかしいことでしょう。

こうして目指すものが具体的にあって、日々指導を受けられる環境にあるので、その恵まれた環境を最大限に活かして、あなたがどんどん成長されることを、私も楽しみにしています。

やりたいことがある人生って幸せですし、楽しいですね!

 
 

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「和風コンビーフ」が美味しすぎて・・・

先日開催した「作り置きできる逸品料理講座」を受講された“ふみよ丸”さんが、習いたての「和風コンビーフ」を昨日の深夜に作って、今朝はおにぎりの中に入れてみました。
それを職場に持参されて、感想メールを送ってくださいました。

 
 

<ふみよ丸さんからのメールより>

「コンビーフは、別に要らんわ〜」

「作り置きできる逸品料理講座」に参加する前は、そう思っていました。
あの缶詰めの、不味そうなコンビーフがチラチラ浮かんできたからです。

ところが、講座で中川さんが作られた和風コンビーフを口にした時、

「く〜〜っ」「美味しい〜!」と思わず声がもれ、

今まで思っていたコンビーフと全然違う美味しさに、驚きました。

じんわり、あったかくなって、
そして、また食べたくなる。

そんな風に余韻も楽しめるお味で、一瞬にして和風コンビーフが大好きになりました。

「早く作って、家族や職場の人にご馳走したい!」という気持ちが溢れてきました。

実際家で作ってみて、
お肉料理なのに、ピュア♡というか、透明感があるのが不思議でした。
食べる前から、身体に負担がかからない良い氣を感じました。
中川さんのお料理の特徴である、透き通った美しさがそこにあったんです。

中川さんにiMessegeでお聞きして、その透明感の秘密がわかり、
「陰陽が調和しているお料理」の素晴らしさに、唸りました。

熱々のご飯にのせても美味しいし、
おにぎりの具にしても、小躍りする程の美味しさです。

独り占めしたい気持ちになりましたが(笑)
家族や職場の方々にお裾分けしたら、
「え?これコンビーフ? 今まで思ってたんと違うわ」
「美味しいなあ」と味わい、喜んでもらえました。

忙しい時のお助けメニューとして常備するはずが、すぐなくなりそうです。

天皇陛下や真の権力者は、食事がどれだけ精神性や身体に影響を与えているのかわかっているので、
いい素材のものかし口にされないと聞いたことがあリます。

私もむそう塾で、真に安心出来る、美味しいお料理をたくさん教えていただいて、
それまでのように、満たされない気持ちから、甘いものや無駄なものを買い求めることがなくなりました。

お腹の中からあったかくなって、スッと安心感に満たされている、そんな日常を送れています。

本当にありがとうございます。

*   *   *

<マクロ美風より>

ふみよ丸ちゃん、ご感想文をありがとうございました。

私も最初、中川さんから料理名を聞いた時には、全然心が踊らなかったのです(笑)
でも、不思議な工程を経ながら試作をして、出来上がったコンビーフを初めて口にした時、ビックリしました。
あの不味いコンビーフとは大違いの味が広がったからです。

その美味しさが不思議でならなかったのですが、陰陽で考えると確かに納得出来る工程でした。
そして改めてマクロビオティックの陰陽をお料理に活かすことの素晴らしさに、心から感動したお料理だったのです。
ですから、こうしてふみよ丸ちゃんがとても感動してくださったことが、自分のことのように嬉しいです。

お食事が体に与える影響を知っていると、精神面のコントロールを意識しなくても、自然に穏やかで心地よい状態を保てますよね。
ふみよ丸ちゃんもそのようになっていて、とても嬉しいです。

作り置きにならないところが悩みの「和風コンビーフ」。
色々なアレンジをお楽しみください。

最後に、昨夜のコンビーフのお写真をTwitterからお借りしますね。
写真ではお味が伝わらないのが残念。
食べると美味しいのにね〜。

 
 

 
 

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