食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

カニを食べていないのに蟹アレルギー?

昨日、美容院に行ったら、着席するなり「あの〜」と質問されました。

美「普通のお料理がすっごく美味しくなることってあるんですか?」

ピンと来ました。
「添加物を使っていたらなりますよ」と答えました。

初めてのお店に、ご夫婦でランチを食べに行かれたそうなのですが、とっても美味しかったから今度は夜に行ってみようと話していたそうなのです。
しかし、1時間後、ご主人のお腹が痛くなってしまったとのこと。

私「なにか食べ物のアレルギーはありますか?」
美「蟹アレルギーなんです」
私「ああ、きっとそれですね。蟹をお料理したまな板や包丁を洗わないで使っていたとか」
美「いや、蟹を使ったようなメニューは他にもなかったんですよ」

私「じゃ、きっと注文したお料理の旨味を増すために、蟹エキスの液体かパウダーを使っていたんでしょうね」
美「だけど、食べたとき蟹の匂いは全然しなかったんですよ」
私「いや〜、まったく匂いを感じさせない程度に使っていたのでしょう。その程度でも美味しくすることはできますから」
美「そんなのがあるんですか?」
私「あるんですよ、業務用でもいっぱい出回っています」

ということで、どうやらとっても美味しく感じたのは蟹の隠し味だったようです。
ちなみに、奥様は何も異常なしなので、ディナーに行けないことを残念がっていたので、「蟹の成分を入れないで」ってお願いしてみたら?」と言って、その変化が楽しみですねということになりました。

知らないところで色々な添加物が使われている時代なので、食べ物に対するセンサーを敏感にしておきたいものだと思いました。
いや、もしかすると、鈍感な方が幸せな時代なのかもしれないと複雑な気持ちになったことでした。

 
 

 
 
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四毒抜きもマクロビオティックも極端はほどほどに

先日、「幸せコース」の座学で、この1年間を振り返って塾生さんからお話しを聞かせていただきました。
その中でいわゆる排除食のことが話題になりました。
今話題の「四毒抜き」食事法も除去食(排除食)の一つなので、マクロビオティックの視点からは思うことが多々あります。

こういう極端な食事法は、のめり込むと揺り戻しが来る人が多いです。
さらに、あまり長く続けると、体が拒否反応を示すようになって、実践前より厄介な体調になってしまうことがあるので、納得できたら徐々にゆるめる方が現実的です。
ゆるめてもマイナス面は避けるようになりますから、安心してください。

一番厄介なのは、人間関係に影を落とすことでしょうか。
これには上手な回避方法があるのですが、良かれと思って裏目に出てしまうケースがとても多いです。

ご自分の特徴をよく知って、心身ともにご機嫌でいられるお食事方法をむそう塾ではお伝えしていますので、安心してその方法を採用していただけたらと、心から思っています。

なお、1年間お休みして、2026年度の「上級幸せコース」から復帰されるそうなので、今から上級幸せコースでの再会を楽しみにしているところです。
Tさんは、「玄米稲荷寿司」を習うことを心待ちにされているそうです(^o^)

 
 

(玄米稲荷寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室むそう塾)

 
 
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人は慣れているものから大きく外れない選択をする 京都の例

あたり前のことですが、人の身体は本当に一人ひとり違うなぁと思います。
季節の変わり目になると、特にその違いを実感します。
その日のお天気状態、服装だけでなく、食べたいもの、飲みたいものでも、違いがいっぱいありすぎて、すべてが学びになります。

さらに、人種による違いも大きいです。
ですから、病気になる原因も、病気の治し方も、外国で有効とされることが日本でも合うとは限りません。
日本人は、やはり日本人の例から学ぶのが一番効果的だと、つくづく感じます。

くれぐれも巷の情報に右往左往しないようにしましょう。

 
 

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ところで、京都では外国人がとても多くて、日本にいながらにして異国人の体型観察ができます。
そうすると、やはり、この人たちと日本人の食事は異なって当然だし、一緒にすること自体が無謀というものだと思えてきます。

当然ながら、外国人にも色々なタイプの人がいますから、同じように考えるのは危険なのですが、人は慣れているものから大きく外れない選択をする傾向にあるようです。
こんなニュースがありました。

京都で”1泊2食付き”をやめる旅館が続出。「素泊まり」「飲食店の予約代行」にシフトの背景には外国人観光客の≪正直な本音≫があった 2025.4.20

外国人観光客の食事の好みは、京都の老舗旅館が提供するお料理とは合わないということで、お料理のキャンセルに困り、すき焼きやしゃぶしゃぶを提供したら大当たりだったとのこと。
これは実に現実的であり、仕方のないことかもしれません。
観光客のDNAがそうさせるのですから、迎える側は今後難しい問題ですね。

 
 

※関連記事
抹茶チョコレート理論と京都の老舗旅館のお料理問題 2025.4.22

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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「山のきぶどう」 元気になりたい人におすすめ

昨日、京都高島屋の郵便局に行こうとしたところ、「大東北展」というのを開催していました。
郵便局は面白いことに、7階の催事場の奥にあるのです。
レターパックを買って、そのまま催事場を後にしたのですが、「そうだ!」と思って引き返しました。

というのは、「大東北展」なら、岩手県のあの「きぶどう」が売っているかもしれない、と思ったからです。
ウロウロしていると、懐かしいパッケージを見つけました!

以前は自然食品店のオーサワで販売していたのですが、3.11を境に販売を停止してしまいました。
きっと放射能汚染の心配をしたためだと思います。
それからずーっと私も飲んでいなかったのですが、久しぶりに飲みたいなと思って探してみました。

 
 

山のきぶどう 100ml 佐幸本店

 
 

紛らわしいのですが、佐幸本店のストレートぶどうジュースには2種類あります。
「山のきぶどう」 (濃厚だがさっぱりとした甘さ 上の写真はこちらの商品)
「完熟 山のきぶどう」 (収穫時期を1か月遅らせているため、こちらの方が甘さがある 糖度17度以上 ポリフェノールもこちらの方が多い

今、調べてみると、リマの通販でも売っているようです。

 
 

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私はジュースの買い置きはおすすめしませんが、このジュースだけは食養の観点からあってもいいかなと思っています。
特に貧血タイプの人、疲れやすい人、出産や授乳で血液を大量消費する人にはおすすめです。

氷を入れて飲まなくても、写真のようにストレートでも飲めます。
あえてこんなどっしりしたグラスに入れているのは、机の上でひっくり返さないためです。
パソコンをしながら、チビリチビリと日本酒のように飲むのが好きです。

ここで氷を入れてしまうと、せっかくの栄養分が薄まるうえに、陰性が入り込みますから、ここは舐めるような気持ちでいただくのがおすすめです。
ま、栄養ドリンクみたいな感じですね。

 
 
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タルト・タタン用のりんごが美味しかった!

昨日の朝教室に行くと、美味しそうな林檎の箱がありました。
タルト・タタンの授業ための林檎ですが、見るからに美味しそうだったので、4個買って帰りました。
今朝いただいたところ、身がしっかりしまっていて、とても美味しい林檎でした。
林檎大好きな私には嬉しいことだったので、記事にしてしまいました。

 
 

(みかんは大きさ比較のため)

 
 
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