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「食べたもののようになる」カテゴリーアーカイブ
大谷翔平さんとダルビッシュ有さんの食事が面白い 玄米と冷凍おにぎり
私はマクロビオティックの考え方を知ってから、食べるものと体調の関係を長い間観察してきました。
最初のうちは陰陽の区別から始まって、ヨチヨチ歩きでしたが、そのうち「これを食べるとこうなるだろうな」という予測をすることができるようになりました。
そして、その予測はかなり精度が高くて、陰陽って素晴らしいなぁと思ったものです。
今も自分の体を使って実験中ですが、本当に人間の体は精巧にできていて唸ってしまいます。
たとえば塩辛いものを食べると、後で喉が渇きますが、甘いものを食べてもあとで喉が渇きます。
これは体液の偏りを防ぐために、体が自然に求めているわけです。
この状態こそが陰陽の変化であって、それに素早く対応してあげることが健康を保つ秘訣になります。
理想を言えば、そんなに偏らせない方がいいので、そういうときは中庸のものを食べていればいいわけです。
実は、中庸というのは人それぞれ微妙に違いますが、私にとっての中庸はやはり「ごはん」です。
白米でも玄米でもいいのですが、「お米」が最高の体調をもたらしてくれます。
特に玄米は精神的にも安定するのを感じます。
***
ところで、大谷翔平さんは玄米ご飯を召し上がっているそうですが、食べ方がとてもストイックなのだとか。
・ひたすら同じメニューを食べ続ける…大谷翔平がアメリカに渡ってから続けているストイックすぎる食生活
(PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 2024/04/28 )
100%の体調を維持しようとするために、このような食事法なのだと思います。
陽性に振れた、陰性に振れた、なんて呑気なことを言っていられないわけです。
1食1食をバランスよく食べてこその体調が、彼には絶対必要だからでしょう。
つまり、彼にとっての中庸ですね。
なお、玄米はダルビッシュ有さんから教えられたそうですが、そのダルビッシュ有さんは玄米を食べると血糖値との関係で合わないので、今は止めているそうです。
それで冷凍おにぎりを召し上がるのだとか。面白いですね。
冷凍おにぎりのレジスタントスターチだと合うそうなんですよ。
あなたにとって「中庸」になれる食べ物はなんですか?
これを知っていると、一生の健康管理が楽になりますよ。
カテゴリー: 食べたもののようになる
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100日間コンビニ弁当生活をした人の体験記がすごかった
先日このような記事を見つけてしまいました。
すごい人がいるものです。
【必読】100日間コンビニ弁当生活を終えてわかったこと100個まとめました
この中の51あたりからの文章が気になりましたので、ご紹介しましょう。
他の項目を知りたい方は、彼のブログに飛んで確認してみてください。
よくコンビニ弁当を食べる人なら、心当たりのある人もおられるのではないでしょうか。
それにしても、よく食べ続けたなぁというのが私の率直な感想です。
私にはとても真似ができません。
文字どおり体を張っての体験だけに、貴重な情報だと思いました。
カテゴリー: 食べたもののようになる
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痩せすぎ注意! モデル体型を目指すと栄養障害に陥りやすい
暑くなってくると、薄着になる人が多いので、痩せすぎの人を見かける頻度も多くなる。
痩せていても元気さを感じるならよいのだけど、いかにも病的な人を見かけると、「どんなお食事をされているのかな?」と、つい気になってしまう。
むそう塾にも以前、異常なほど痩せた人が来られたことがある。
食べ方に問題があったのだけど、胃腸にも問題があった。
世の中には痩せたい人が多いけれど、太りたい人も結構いる。
胃腸に問題がなければ、食べ方で改善出来ることが多い。
あ、精神的な面で悩み事を抱えていると、必ずしも上手く行くとは限らないけど。
***
こんな記事があった。
「モデル体型指向、低体重若年女性に潜む栄養障害」 2023.7.20
近ごろ、若年女性の間で“シンデレラ体重”という言葉が流行している。これはBMIが18kg/m2となる体重を指し、「モデルのようで理想的」とされている。しかし、BMI 18.5kg/m2未満は医学的には低体重に当たり、不妊や骨粗鬆症、免疫力の低下といった痩せ過ぎによる健康リスクが指摘されている。一方で、その根底にあると考えられる栄養学的な影響については、実態が明らかになっていなかった。
ということで、藤田医科大学臨床栄養学講座教授の飯塚勝美氏らのグループが、健康診断データを用いて、同大学の教職員を対象に後ろ向き研究を行った結果が載っていた。
その結果、飯塚氏は「若年の低体重女性は、蛋白質、炭水化物、葉酸、ビタミンB12、ビタミンDなどの摂取量が少ないのが特徴的で、栄養障害に陥りやすい」としている。その原因として、「40歳代以上と比較して、20~30歳代では一人暮らしで自炊をしていない人が多く、ビタミンB12やビタミンDを多く含む魚類、食物繊維や葉酸を多く含む野菜の摂取がおろそかになってしまうからではないか」と飯塚氏は推測する。
今回の調査の対象は同大の教職員で、看護師が多く含まれる集団。「ヘルスリテラシーが高い医療者でさえも、低体重、そしてそれに伴う栄養障害が散見された。そのため、一般集団ではより深刻な状況となっているかもしれない」と飯塚氏は語る。
***
私はマクロビオティックを始めてから、3か月で10キロ以上痩せた。
同じく痩せた仲間でモデルの女性がいた。
彼女は、「モデルには体調不良の人が多いんです。生理がストップした人もゴロゴロいます。」と教えてくれた。
彼女もその一人で、健康になりたくてマクロビオティックを始めたという。
痩せたい願望には色々な理由があるだろうが、飯塚氏が指摘されるように栄養障害が深刻な問題につながることも予想される。
特に免疫力の低下は、一番気になるところだ。
健康な体を作ってくれるのは、まず第一に食事であることを忘れずに、シンデレラ体重を見直してほしいと強く思う。
(鱧寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
カテゴリー: 食べたもののようになる, からだ
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ごはんのススメ 糖尿病なら特に玄米ごはんがベスト
「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」は、2008年7月に「玄米ごはんの炊き方」を教える一日だけの教室として誕生しました。
それから2009年4月までに17回開催したのですが、その間に、「玄米だけでなく、お料理も教えてほしい」という声がたくさん寄せられるようになりました。
それで、2009年5月から「幸せコース」が始まったのです。
・第1期幸せコース 日曜Aクラス
・第1期幸せコース 日曜Bクラス
・第1期幸せコース 日曜Cクラス
・第1期幸せコース 日曜Dクラス
・第1期幸せコース 月曜Aクラス
・第1期幸せコース 月曜Bクラス
・第1期幸せコース 月曜Cクラス
ですから、むそう塾はどこのお料理教室よりも「玄米ごはん」に力を入れて、常に最新の炊き方を皆様にお伝えしています。
玄米ごはんは白米より炊き方が難しいため、敬遠されるかたも多いのですが、健康面で見ると絶対玄米ごはんに軍配が上がるので、美味しく炊いて召し上がってほしいなと思います。
一時期「糖質ダイエット」が流行って、炭水化物まで砂糖類と同じく目の敵にしている人たちがいました。
その結果、当然ですが体調不良になる人が多かったのです。
砂糖は控えてもよいですが、穀類は控えない方がよいのです。
穀類は主食ですから、それを控えると栄養バランスに歪みが生じます。
昔の日本人はごはんをおかわりして食べていました。
でも、今では小さなお茶碗に1膳しか召し上がらない人が多いですね。
その代わりおかずを多く食べています。
そして、間食に甘いものを摂る人のなんと多いことか。
試しにごはんを増やしてみましょう。
そんなに甘いものはほしくならないはずです。
時々食後にお菓子を食べる人がいますが、それはお料理の味付けが濃いか、ごはんが少ないことも影響しています。
お食事が終わっても甘いものがほしくならない状態。
それが陰陽バランスの取れたお食事であり、健康の原点になります。
***
できれば白米より玄米ごはんの方が、簡単に健康を実現できます。
もしあなたが糖尿病だったり、予備軍だったら、迷わず玄米ごはんに移行しましょう。
玄米ごはんをしっかり食べて、満足感のあるお食事で健康的な暮らしが実現するのですから、とても楽な方法なのです。
むそう塾では玄米ごはんだけでなく、色々なごはんを教えています。
主食を変えると、おかずも変わることを体で感じながら、健康的なお料理の数々を教えています。
上のコースに進むにつれて、パンやお菓子も教えていますが、これは主食で健康をコントロールできるようになっているからです。
場合によっては、甘いものがあった方が和む場面もあるでしょう。
そんなとき、体にあまり取り入れたくない材料で作られたものより、自分で納得の行く食材で作ったものの方が安心だと思うのです。
たとえば、こんなスイーツを召し上がってほっこりされるのもいいですね。
あんみつ。
(自由人コース3 8月)
こんなお寿司も幸せです。
(中川式お寿司講座 第2弾)
でも、毎日はちょっといただけませんね。
ですから、基本は玄米ごはんで、ときどき白米が楽しい組み合わせです。
玄米ごはんでも、白米でも、炊き込みご飯にすると、とても美味しくて絶対おかわりしたくなります。
中には玄米ごはんだと知らないでおかわりする人がいるほどです。
とうもろこしごはん。
今が旬ですね。
(鱧の骨切り特訓講座)
栗ごはん。
(幸せコース 10月)
松茸ごはん(玄米)
(幸せコース 10月)
カマスごはん。
(満足コース 10月)
筍ごはん(玄米)
(満足コース 3月)
玄米いなり寿司。
玄米だとは知らずに、玄米嫌いの人も大喜びで召し上がります。
(中川式玄米稲荷寿司と春夏バージョン金平牛蒡講座)
小豆玄米ごはん。
ほのかな甘味に癒やされます。
(中川式小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座)
最後はプレーンな玄米ごはん。
(絹玄米ごはんの炊き方教室)
まだまだたくさんのごはんを教えているので、今度しっかり数えてみましょうかね。
同じ炭水化物でも、穀物の種類によって、腸の健康は大きく変化します。
私たち日本人には、やはりお米が一番負担が少ないので、お料理方法を工夫しながらしっかり召し上がってほしいなと思います。
最後に古い記事ですが、息子と玄米ごはんのことが書かれていますので、ちょっとご紹介します。
単純ですが、案外真理なのが面白いところです。
「玄米ご飯を食べたら、ウンチが3倍出る!」 2017.12.16
カテゴリー: 玄米の炊き方講座, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べたもののようになる, からだ
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マクロビオティックを始めた頃は極端な食事をしてしまうものです
先日塾生さんと、マクロビオティックを始めた頃の食事について話をしていました。
美風 「最初はみんな動物性を抜くよね〜。」
塾生 「私は結婚式のお料理から動物性を抜いてもらいました。みんなに悪いことしてしまいました。」
こういうことありますよね。
最初はとにかく動物性を抜いてしまうんです。
実行しやすいからですね。
それがしばらく続くと、体調面や人間関係で「あれ?」という時期がきて、そこから見直す人が多いです。
それもよい経験です。
ある人は、つき合っていた彼とレストランの前で何を食べるか意見が一致せず、「俺と野菜のどっちを取るの?」と言われ、「野菜を取る」といってその場で別れてしまったそうな。
またある人は、ご主人の実家からもらった魚を食べたくなくて、ついには険悪な関係になって離婚したそうな。
こんな話には事欠かないほど、マクロビオティックを知った人たちは食べることで極端な経験をしてきたのです。
でも、今はお食事を楽しめる気持ちになって、健康な生活を送ってくれています。
***
私がマクロビオティックを知って、動物性を食べなくなって3年目の1年間、小豆玄米ご飯を毎日食べていたことがありました。
とにかく美味しく感じたのです。
甘いお菓子を食べませんから、小豆の甘みは癒やしに思えました。
でも、今思うと、あの頃の小豆玄米ごはんは陽性な炊きあがりでした。
動物性が入っていなかったからこそ受け入れられた炊きあがりだったと思います。
今も小豆玄米ごはんは大好きですが、もう少し陰性な炊きあがりにしています。
マクロビオティックを始めた頃より歳も重ねたので、質の良い動物性も取り入れて陰陽バランスを取っています。
食べる量とお食事の回数は多くないので、これで体にはちょうどよく、いたって元気です。
少しのお食事をありがたくいただくことと、感謝の気持ちでストレスを抱えないことが私の健康法かもしれません。
(お赤飯 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
お赤飯は「自由人コース4」でお教えしましたが、お赤飯も健康に貢献してくれる食べ物です。
なんといっても小豆の力が素晴らしいのです。
小豆は良い血液を作ってくれますので、せっせといただきましょう。
カテゴリー: 食べたもののようになる, からだ, 体験談
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