ブログ内を検索する
-
最近の投稿
- シルキーな舌触りの食パンだから「絹角食パン」と名付けました
- 第328次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します
- 「鱧の骨切り特訓講座」日程再編成についてのお伺い
- これから開催予定の講座案内(2023.3.24現在)
- 第327次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します
- 便や尿の状態はあなたの身体からのお知らせそのものです
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在)
- 第326次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します
- 写真撮影のアングルとポジションなど
- 「第4回 絹玄米ごはんの炊き方教室」を終えて
- 2023年度各コースのお申込状況(2023年3月22日現在)
- 2023年度各コースの受講ご希望者状況(2023年3月22日現在)
- 「絹玄米ごはんの炊き方教室」で使用するお鍋が変わります
- 第325次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します
- 玄米は炊き方次第、食べ方次第で毒にも薬にもなるから注意しよう
- 住まい探しは空気の動きとマクロビオティックの陰陽も考えること
- コロナワクチンによるスパイクタンパクの怖さ 荒川央先生の本より
- むそう塾の玄米ごはんはGI革命だ! 1型糖尿病も怖くない
- 「中川式鉄火味噌」が出来上がりました
- 部屋探しは「身土不二」の意味も意識するといいですね
- 三國清三シェフの動画を観てマクロビオティックを思う
- 「うどん出汁を使ったお料理講座 第2弾」開催のご案内
- 料理ができる人は不安が減る 奉書蒸しの美味しさに感動
- 「中川式カレー講座 第1弾」開催のご案内
- 氣の良い場所 道路を横断する赤松(京都 瓢亭前)
- 第324次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します
- 「イヤシロチ」と「ケガレチ」そして「カタカムナ」のこと
- 「中川式鉄火味噌」が出来上がりました
- ウオシュレットの温水温度不安定による修理のこと
- ベッドのポケットコイルの種類とクッション性の違い
最近のコメント
- 第328次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します に マクロ美風 より
- 第328次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します に みかん より
- 第327次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します に マクロ美風 より
- 第327次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します に sh より
- 便や尿の状態はあなたの身体からのお知らせそのものです に マクロ美風 より
- 便や尿の状態はあなたの身体からのお知らせそのものです に たかよ より
- 「第4回 絹玄米ごはんの炊き方教室」を終えて に マクロ美風 より
- 「第4回 絹玄米ごはんの炊き方教室」を終えて に みどり より
- 第326次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します に マクロ美風 より
- 第326次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します に まいこん より
- 「イヤシロチ」と「ケガレチ」そして「カタカムナ」のこと に マクロ美風 より
- 「イヤシロチ」と「ケガレチ」そして「カタカムナ」のこと に stun より
- 料理ができる人は不安が減る 奉書蒸しの美味しさに感動 に マクロ美風 より
- 料理ができる人は不安が減る 奉書蒸しの美味しさに感動 に きよ より
- 料理ができる人は不安が減る 奉書蒸しの美味しさに感動 に マクロ美風 より
- 料理ができる人は不安が減る 奉書蒸しの美味しさに感動 に みんみ より
- ベッドのポケットコイルの種類とクッション性の違い に マクロ美風 より
- ベッドのポケットコイルの種類とクッション性の違い に げんたろう より
- ベッドのポケットコイルの種類とクッション性の違い に マクロ美風 より
- ベッドのポケットコイルの種類とクッション性の違い に げんたろう より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に マクロ美風 より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に もーにゃん より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に マクロ美風 より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に ばんび より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に マクロ美風 より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に 舞 より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に マクロ美風 より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に だいだい より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に マクロ美風 より
- 再開催ご希望講座一覧(2023.3.22現在) に ゆき より
カレンダー
アーカイブ
月別アーカイブ
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月
- 2007年2月
- 2007年1月
- 2006年12月
- 2006年11月
- 2006年10月
- 2006年9月
- 2006年8月
- 2006年7月
- 2006年6月
- 2006年5月
- 2006年4月
- 2006年3月
- 2006年2月
- 2006年1月
- 2005年12月
- 2005年11月
- 2005年10月
- 2005年9月
- 2005年8月
カテゴリー
- 講座のご案内・連絡事項 (992)
- 新しいむそう塾 2022年 (27)
- 料理は呼吸と同じ (24)
- うれしかったこと (141)
- 玄米の炊き方講座 (207)
- お弁当の想い出 (6)
- 京料理人 中川善博の動画 (71)
- ワーママさんの応援 (4)
- 京都やマクロビオティックのことなど (191)
- 塾生さんのメールから心に響いたこと (80)
- むそう塾 パスポート発表 (199)
- マクロビオティックの指導現場からシリーズ (404)
- むそう塾スタイル (51)
- マクロビオティック料理教室 むそう塾 (1,119)
- 食べたもののようになる (94)
- 料理人 中川善博の陰陽料理 (170)
- 中川式糠漬け (265)
- 中川式出汁巻き玉子 (21)
- 中川式鉄火味噌の体験談 (25)
- 幸せコース感想文 (35)
- マクロビオティックが楽しい♪ (3,567)
- 子育て・野口整体・アトピー (295)
- 男子厨房に立つ (17)
- 新型コロナウイルス (124)
- からだ (469)
- こころ・想い (460)
- 食べ物あれこれ (309)
- マクロ美風の陰陽落としこみ講座 (17)
- マクロ美風の家事アドバイス講座 (308)
- 陰陽ひとり立ち講座 (93)
- マクロビオティックの陰陽で考えてみよう (108)
- 体験談 (126)
- むそう塾の雰囲気(塾生の体験談を含む) (70)
- マクロ美風の体験的マクロビオティック (77)
- マクロビオティックと歯科治療 (24)
- 桜沢如一先生の陰と陽 (9)
- 本の紹介 (106)
- プロが個人指導するマクロビオティック陰陽弁当 #musobento (88)
- その他 (151)
- 「おしゃべり陰陽cafe 」 (11)
- マクロビオティックわの会 (9)
- 大森英櫻・磯貝昌寛 (8)
- 中川善博の入院日記 (12)
- HP記事更新のお知らせ (9)
macro88のtweet
-
「食べたもののようになる」カテゴリーアーカイブ
便や尿の状態はあなたの身体からのお知らせそのものです
私が初めてマクロビオティックを知ったとき、「大きなお便り」「小さなお便り」ということを重要視することが新鮮でした。
この「大きなお便り」と「小さなお便り」が、私たちの健康の要であることを、以後ずーっと意識して暮らしています。
そしてまた、「私たちの身体は食べたものでできている」ので、「これを食べると腸は喜ぶかな? 嫌がるかな?」といつも意識しています。
だからといって、いつも腸が喜ぶものばかり食べているわけではありません(笑)
腸のことを意識はするけど、バランスが最優先ということですね。
つまり、たまには腸にとって嬉しくないものを食べてもいいのです。
その代わり、あとで調整するような食べ方をすればOKです。
でも、本当に腸によいものばかりを食べた後の「大きなお便り」は、格段に素晴らしいですね。
「大きな拍手」をしてしまいそうになります(笑)
先日、「絹玄米ごはんの炊き方教室」があって、「福ZEN」をいただいたら、私も翌日素晴らしいお便りがありましたよ\(^o^)/
理由は簡単。「福ZEN」は腸が喜ぶものばかりでできているからですね。
(福ZEN 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
<料理名> 左奥から
絹玄米ごはん・味噌汁・糠漬け・胡麻豆腐・きなかぼ・おからの炊いたん・ほうれん草の胡麻和え・ひろうす伊式煮込み・金平牛蒡・手綱蒟蒻(たづなこんにゃく)・粟麩田楽・あらめビーフン・筍土佐煮
***
先日の「絹玄米ごはんの炊き方教室」を初受講されたかたから、嬉しいメールが届きましたので、ご紹介させていただきます。
<Koさんからのメール> 抜粋
常に便秘の私が、今朝、起きただけでお水も飲んでないのに、
驚くほどスムーズに便が出て、感動しました!
お昼あんなに玄米を頂いて、
夜もまた、持って帰った玄米を頂いたので、
腸が喜んだと思います!
本当にありがとうございました。
もちろん、大納得です。
「うんうん、そうでしょそうでしょ」という感じですね。
彼女は外食が多いそうなので、外食では不足していたものを補えたのだと思います。
お仕事で大忙しのかたですが、ぜひこれから「腸がよろこぶ」ものを召し上がってほしいなあと思いました。
外食で特筆すべきは、お食事の際に水分を摂っていることが多いんですよね。
お食事の前後20分は、なるべく水分を摂らず、お食事に含まれる水分のみでいただくのが理想的です。
でも、これを実行すると、なんだかつまらない光景が想像できませんか?
で、ついつい口にする飲み物が多くなるので、消化力が落ちるわけです。
ですから、その分をカバーするおつもりで、ご自宅でのお食事では、「食事の前後20分」を意識してみましょう。
体調は日々の積み重ねですから、意識の持ち方で確実に変化しますよ。
それから、精神的なこともお通じや尿に影響しますね。
緊張すると排便がなかったり、逆にトイレが近くなったりするのもそのせいですね。
旅行に行くと環境が変わるので、排便が滞る人もいます。
面白いですね、人間の身体って。
カテゴリー: 玄米の炊き方講座, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 食べたもののようになる, からだ, 体験談
2件のコメント
玄米は炊き方次第、食べ方次第で毒にも薬にもなるから注意しよう
ちょっと過激なタイトルをつけましたが、これが本当に実感なのです。
玄米に関しては、賛否両論が飛び交っていますが、長年玄米と真剣に向き合ってきたむそう塾としては、すべては炊き方次第、食べ方次第と言い切れます。
まず玄米は、とにかく硬い炊きあがりで食べてはいけません。
胃腸を傷つけるからです。
そして、こういうのはまだ胃腸が未発達の子どもに食べさせてはいけません。
よく、硬い玄米ごはんは「よく噛んで食べてね」と指導するところがありますが、これが一番実行しにくいことです。
大人だってよく噛まない人が多いです。
でも、よく噛めと言われるとストレスになるし、噛んでいる間に温かいおかずは冷めるし、なんだか悲しくなってしまうんですよね。
だったら、白米と同じような感覚で食べられる玄米ごはんを炊けばいいじゃないかと、考え抜かれたのがむそう塾の炊き方です。
何も特別なことはしていません。
単に炊き方だけを工夫したのです。
と、簡単に書いていますが、この炊き方研究は並大抵なことではありません。
炊き方をほんのちょっとだけ変えながら進めていく、気の遠くなる作業です。
京料理人中川善博は、この作業を何百回もこなしました。
当然のことながら、お米の種類や季節による違いも考慮します。
こうして炊き上げた玄米ごはんは、胃腸を傷つけませんし、小さなお子さんも喜んで食べてくれます。
現に幼稚園のお弁当に玄米ごはんを持参しているお子さんも多くいます。
***
つぎに食べ方ですが、年がら年中玄米ごはんばかりだと飽きませんか?
そこは陰陽バランスが大事ですから、白米と白米にピッタリのおかずを楽しめばよいのです。
麺類もいいですね。
パンもいいですね。
私が長年観察していて、玄米を食べて体調が悪い人は、次のような人たちです。
1 玄米ごはんが硬い
2 ストイックに玄米菜食をして動物性をいっさい食べない
3 長年毎日玄米ごはんを食べ続けている
4 まずいと感じるのに玄米を食べれば健康になると信じて食べている(玄米信仰)
5 玄米ごはんを楽しめていない
6 偏った健康方法にのめり込んでいる
もしあなたが5つのうちの1つでも該当するなら、それを変えていきましょう。
変える手段はむそう塾に全部あります。
まずは玄米を柔らかく炊くところからですね。
そのためには、「絹玄米ごはんの炊き方教室」を受講されるのが一番です。
驚きの柔らかさですから。
***
ところで、「絹玄米ごはんの炊き方教室」ですが、この講座で使っているお鍋がついに入手できなくなりました。
製造されなくなってしまったのです。いいお鍋だったのに…
それで、泣く泣く別のお鍋でただ今研究中です。
また、「次の玄米ごはんの炊き方教室は、いつ開催されますか?」というお問い合わせが来ております。
少し間があいて申し訳ないのですが、7月17日(月)はどうかなと思っています。
この頃に開催したいおかずの単発講座もあるのですが、むそう塾の原点である玄米ごはんも大切にしたいのです。
この日に間に合うように、すでに中川さんは新しいお鍋で研究を始めています。
どなたが召し上がっても、薬になるような玄米ごはんを目指して。
楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。
(絹玄米ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, 玄米の炊き方講座, マクロビオティック料理教室 むそう塾, 食べたもののようになる, からだ
コメントする
むそう塾の玄米ごはんはGI革命だ! 1型糖尿病も怖くない
きょうは塾生さんと中川さんのTwitterでのやり取りに泣けました。
「塾生のきょうの100点お弁当」でも取り上げたのですが、とても大事な内容を含んだやり取りなので、こちらでも記事にしておきます。
塾生の“好(このみ)”さんが、初めてむそう塾に来られたのは、2013年3月24日でした。
このとき彼女は、すでに1型糖尿病患者でした。
「福ZEN」の玄米ごはんを全部食べきれなかったことを覚えています。
それもそのはず、糖尿病患者さんの常識では、糖質の食品は少なくするので、むそう塾で出された玄米ごはんは多すぎると感じたわけです。
しかし私は、「白米と玄米は食後の血糖値の上がり方が違うので大丈夫ですよ」と話しました。
きっと半信半疑だったと思います。
2014年からは「幸せコース」に通い始め、今も「自由人コース3」に通ってくれています。
2014年5月21日からは「お弁当投稿」も始めて、いつも後輩のお手本になるようなお弁当を投稿し続けています。
ちなみに、初投稿のお弁当はこちらの記事の7番目にあります。
好さんのお弁当には150g未満のごはんが入っていて、まるで小学生のお弁当のようでした。
でも、それだとおかずとの陰陽バランスが悪いし、何よりエネルギー源が少ないので、玄米ごはんを少しずつ増やすように中川さんから指示がありました。
怖かったと思いますが、少しずつ、本当に少しずつ玄米ごはんの量を増やすように頑張ってくれました。
ついに200gまでOKになったころ、彼女に変化が出てきました。
体調がよくなって、午後も疲れにくくなったのです。
そして何より、表情が明るくなってきました。
あんなに怖がっていた病気ですが、お薬の量も減ってきて驚いていました。
***
彼女が炊く玄米ごはんは、本当に柔らかくて、今日の彼女の言葉を借りれば、「あんなに柔らかくて美味しくて。中川さんの、ご飯も、パンもなんです! 」とのこと。
そして、中川さんは次のようにお返事します。
「はい そのとおり。 開発するときにいつも胸にあなたの顔があります。 好ちゃんがお腹いっぱい食べられるご飯を作ろうといつも思っています。」
ここで泣けてしまいました。
なんという愛なんでしょうか。
なんとかして奇跡を起こしてやりたいという、中川さんの執念のようなものを感じます。
彼女は最初のお返事で、次のように書いていました。
「何回お弁当を食べても、小豆ご飯の柔らかな炊きあがりと食後の血糖値のゆるやかな推移に感動いたします。」
ここですね。ここが玄米の力です。
そして、むそう塾の「自由人コース」で教えているパンは、全粒粉を使っていますので、玄米と同じように血糖値の上がり方が緩やかになります。
これは単に血糖値の問題だけでなく、玄米や全粒粉の繊維質が腸内細菌のエサになって、快適な腸内環境を維持できるようになるので、健康的になれるのです。
***
彼女が怖がって避けていた炭水化物ですが、実はこれはエネルギー源としてとても重要なものです。
炭水化物を中心にして、少しのおかずがあれば人間は元気に生きられます。
しかし、その反対はバランスが悪いのです。
ですからむそう塾では、最低でもごはんは200gを切らないように食べましょうと言っています。
白米より玄米の方がおかずが少なくてもよいので、お食事の用意も楽チンですね。
10年にわたって彼女の健康を気にかけてきた私としては、彼女が明るく元気にお仕事をしたり、後輩にも時々お弁当を差し入れするほどお料理を楽しんでくれて、本当に嬉しく思っています。
むそう塾を続けていて、心からよかったと思えます。
そして、彼女のお幸せを心から祈っています。
好さんの今日のお弁当です。
・小豆玄米ご飯190g
・冨貴味噌
・出汁巻
・小松菜お浸し
・蓮根ステーキ
・糠漬け
・モバ味噌
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 好さんのお弁当)
料理ができる人は不安が減る 奉書蒸しの美味しさに感動
昨日は、長崎に住む塾生さんのご主人さまが、釣りの成果を送ってくださいました。
1メートル近くもありそうな大きなヒラマサが、ドーンと送られて来たのです。
中川さんが嬉しそうにお魚をさばいていく姿を見ていると、技術を持っている人は強いなと思いました。
サッササッサと柵取りして、あっという間にお刺身が出来上がりました。
それをたっぷりの大根と紫蘇と山葵でいただきます。
これで毒消しが済んでしまいます。
私は洗い物をしていて気づかなかったのですが、何やら蒸し器から湯気が出ています。
「アッツ!」と言いながら何かが出てきました。
「奉書蒸し」でした。
奉書蒸しといえば、「無双原理&盛付コース」のときに、「氷見の寒鰤」で授業に入っていました。
あれも美味しかったのですが、今回のヒラマサも最高に美味しかったです。
大きめの器に盛ってくれたのに、おかわりして汁を飲み干しました。
こんなに美味しく旨味を引き出せる料理方法に、改めて感動した夜でした。
(平政の奉書蒸し 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
***
こうして1本の魚から、わずかの間にメチャクチャ美味しいお料理が出来上がるのを見ていると、技術とは本当に素晴らしいものだと再認識します。
今は何かと食べ物がSDGsの名のもとに、おかしなことになってきました。
しかも急激な勢いで。
しかし、人間の味覚や食習慣は急には変われません。
そうなると、従来の商品に見かけを近づけたり、似たような味に加工していきます。
そうするとそこには多種の添加物が使用されることになります。
もちろん、表示義務のあるなしにかかわらず。
ここで私が危惧するのは、名前や食感は似ていたとしても、材料が異なれば名前とは違う食材の影響を体が受けるということです。
これは「もどき料理」にもあることなのですが、体が受けるのは材料の陰陽であって、名前ではありません。
プラントベースフードが広まるにつれ、私はマクロビオティックの陰陽視点から注意を呼びかけておきます。
「食べたもののようになる」のは当然ですが、それは食材の陰陽の結果であるということを、この混沌とした時代に改めてきちんと理解する必要があります。
あなたにとって本当に必要なのは、本物のお肉なのか?
お肉もどきなのか?
本物の鶏卵なのか?
鶏卵もどきなのか?
etc.
前(1964年)の東京オリンピックの頃、「タンパク質が足りないよ♪」というCMが流れていました。
今また「タンパク質が足りなくなる」と言い出しています。
その裏には何が?
私たちに技術があれば、納得のいかない暮らし方をしなくても、自分で自分の命を守ることができると思いませんか?
こんな時代だからこそ、私は食料を生産する技術、それを料理する技術が極めて重要だと思うのです。
どんな職業に就いている人でも、自分の食事は自分で用意することができたら、もっともっと人は不安にならずに生きていけるのではないでしょうか。
カテゴリー: うれしかったこと, マクロビオティック料理教室 むそう塾, 食べたもののようになる, からだ, こころ・想い
4件のコメント
サプリメントよりお腹の調子がよいと大評判のお料理
12月の「自由人コース3」でお教えした「牛蒡のスープ」は、あちこちから凄い!と反響があります。
もともと牛蒡はお腹のために毎日少しずつ召し上がってくださいと、幸せコースのときからお伝えしているのですが、それが最新のお料理で反応しているようです。
今回はスープとしてのお料理でしたから、消化吸収が大いに助けられます。
胃腸が弱い人でも効果てきめんで、次のようにおっしゃる塾生さんのご家族さまがいらっしゃいます。
>母が「ビオフェルミンのサプリメントよりもお通じが良くなる、ビオフェルミンの
購入はもうやめる」と申しておりました。
そうでしょそうでしょという感じです。
根菜類の力は腸のために欠かせないのですが、中でも牛蒡は素晴らしい力を発揮します。
動物性の酸性を毒消し(中和)してくれるからです。
また、植物繊維が腸内細菌のエサにもなります。
「自由人コース3」バンザイですね。
(牛蒡のスープ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
カテゴリー: マクロビオティック料理教室 むそう塾, 食べたもののようになる, からだ, 食べ物あれこれ, 体験談
コメントする