京都 貴船の川床体験授業が終わりました

昨日(8月24日)は、「自由人コース1」恒例の「貴船の川床体験」の日でした。
なんとか台風接近も逃れ、無事に川床で最後までお食事をすることができました。
貴船が近くなるとパラパラと小雨が降りましたが、それでお終い。
教室に戻るとザーッと雨が降るという不思議なお天気でした。

中川さんのブログでお料理が載っていますので、こちらではスナップ写真を何枚か載せておきましょう。
「ひろ文」さんに到着しました。

 
 

毎年お邪魔していると、なんだか懐かしく思えてしまうこの景色です。

 
 

お料理が運ばれてくるまでの間、足を水につけて冷たさを実感。
木の枝が裂けているのは、先日の増水の影響かもしれませんね。

 
 

川床は京都市街より10度は低いと言われるのですが、まさにそのとおりで、ノースリーブだと寒いくらいです。
酒豪のお二人は冷酒をいただくことに。

 
 

女将さんがご挨拶にいらしてくれました。

 
 

さて、そろそろ帰りましょうか。
今年はこの場所でお世話になりました。
いつもの緋毛氈のところは、雨を避けるために使われていませんでした。

 
 

今年は交通規制があって、先に貴船神社へのお参りができませんでした。
それで、お食事の後歩きながら貴船神社へ行くことに。
お参りが終わって、おみくじを引いて、内容を読んでいるところ。

 
 

帰りのタクシーでは、運転手さんが貴船神社のことを説明してくれたり、教室までの道すがら、あれこれ解説してくれました。
京都検定3級の運転手さんだそうで、一条戻橋のところに来た時、「ここは花嫁さんや花嫁さんの荷物も通ってはいけない橋です」と解説してくれたのですが、そのすぐ脇にブライダルハウスがあって面白かったです。

戻橋といえば、過去に中川さんが戻橋のたもとにある河津桜を観に連れて行ってくれたことがあります。
この記事の中に使われています。
偶然にも今の私にも当てはまるなぁと思って記事を読みました。

 
 

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楽しかったキッズクラス 子どもたちの笑顔を動画で確認

(キッズクラスの授業より マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2025.8.22)

 
 

今年初めて開催した「夏休み キッズクラス」は、お子さんの年齢によって反応の差が面白かったです。
クラス分けは参加者のご都合の結果で、意図的ではありませんでしたが、ちょうどよい感じで振り分けられました。

最後の開催日になった8月22日は、小学1年〜3年のお子さんたちで、天真爛漫な言動が新鮮でした。
いつも大人ばかりを相手にしているので、そこに登場した低学年のお子さんたちがとても可愛くて、反応の一つひとつが笑いを誘うものでした。

当のお子さんたちは、どんなお気持ちで過ごしてくれたでしょうね。
お料理に関心を持ってくれたなら大成功です。

あまりにも楽しそうな発言が飛び出すので、授業が始まって間もなく、大急ぎで撮った動画をご紹介しましょう。
こんなに楽しいお子さんたちでした。

 
 

 
 

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「夏休み キッズクラス」がすべて終わりました

昨日は、「夏休み キッズクラス 第3回」を開催しました。
第1回 2025.8.4
第2回 2025.8.18
これで、今年の「夏休み キッズクラス」はすべて満席にて終了しました。

まず、昨日の講座の感想から。
いやはやお元気なお子さんたちで、一番活気の溢れるクラスでした。
年齢的なこともあるでしょうが、「やりたい!やりたい!」コールが凄くて、好奇心全開のクラスでした。

長丁場だったにもかかわらず、休憩時間もなかったのに、最後まで頑張ってくれた皆さんに驚きました。
小学校1年〜3年までの皆さんでしたが、好奇心全開の年齢であることが活気につながっているんだなぁと思いました。

そして、案外上手に出来てしまう能力にも感心しました。
やらせれば出来てしまうのがこの年齢なのですが、それに付き合う親の方が大変なので、ついつい子どもの自主性を後回しにする日常だと思います。
そこを上手に伸ばしてあげられたら、新たな才能が開花するかもしれませんね。
お片付けも自発的に手伝ってくれて、とても感謝しました。

 
 

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3クラス全部を通じて感じたことは、小学1年〜中学3年までの男女を、微妙な精神面まで感じ取れたのが学びになりました。
成長期は年齢に応じて複雑な心理状態になりますから、その変化に親がついていかないといけません。

いつまでも「可愛い」だけではない子育てをする必要があるので、そのへんが客観的に再確認できた日々でもありました。
この大変な時代に子育てをされている親御さん、そして、生まれて来てくれたお子さんたちが、最高の環境で日々を送れるようお手伝いさせていただきます。

何をするのか分からない初めての講座に、12組の皆さんがご参加くださって、「美味しい!」「楽しい♪」と笑顔で過ごしてくださったことに感謝申し上げます。
誰一人怪我をすることなく、無事に終えられてホッとしています。

またお会いしましょう!

 
 

(夏休み キッズクラス 第3回の皆さん マクロビオティック京料理教室むそう塾)

 
 

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夫が9月1日に退院することになりました

2025年8月21日。
「川越リハビリテーション病院」で、夫の担当医師と面談し、「リハビリテーション総合実施計画書」なるものをいただきました。
その結果、こちらの希望も通って、9月1日に退院することが決まりました。

<残存する問題点>
左片麻痺
比較的軽度の麻痺に分類されるが、本人としては違和感が残る。
最初の3か月間程度は急速に回復し、発症から1年程度の間徐々に回復が見られて、頭打ちになる。
この間麻痺側の手足を使うことをさぼると、それ以上の回復は起こらない。
今後さらに回復を見込むが、100%元通りになることはない。
このため、ある程度症状と付き合っていくという姿勢が必要になる。
認知機能低下
検査上は注意障害をはじめとした高次脳機能障害が認められる。
日常生活では問題にならないレベルだが、一般的には半年間は運転禁止と指導されることが多い(再発のリスクが高い時期)。
最終的には運転免許センターの指導による。
免許センターの判断を仰がずに自己判断で運転をして事故を起こした場合は、保険金が支払われない可能性がある。

<併存疾患として>
脳梗塞
部位(右基底核〜放線冠)、BADと呼ばれる動脈硬化を背景とした脳梗塞で、比較的大きな病巣になりやすいタイプ。
抗血小板薬(血液サラサラの薬)を2種類服用しているが、長期にわたって2種類継続することは通常勧められない。将来的に減量を検討する。(日大板橋病院にて)
右内頸動脈狭窄症
脳に行く主たる動脈に狭窄が認められ、一部が抉(えぐ)れている。
脳梗塞の原因になりうるため、治療を検討する。(日大板橋病院にて)
高血圧
③〜⑤に関してはいずれも脳梗塞などの血管障害に影響しうる因子なので、引き続き継続した管理が必要になる。
脳梗塞発症後はしばらく安定しないことがあるが、先々徐々に厳密な管理を望む。
脂質異常症
投薬にて非常に低めに抑えている。
慢性腎臓病
高血圧の原因でもあり結果でもある。
睡眠時無呼吸症候群
CPAPを使用。
便秘
入院中は緩下剤を使用した。自宅環境では不要になるかも。
足白癬・接触生皮膚炎
元々市販薬を使用していて、この市販薬により皮膚炎を併発していた。今後市販薬は使用しないこと。
白癬は治ったように見えても、数カ月は抗真菌薬を継続しなければ治らない。

 
 

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なんとまあ、いっぱいの病名をもらってしまったことでしょう。
そして、飲み薬もいっぱい(4週間分)処方されます。
本当は入院した状態でリハビリに励む方が、時間をたくさん使えるため理想的なのですが、仕事の関係で9月1日の退院を希望しました。

その後は通院しながらリハビリをしようと思ったのですが、先生のご指導では、自宅で体を使いながら訪問介護を受けた方が実生活に即した指導ができるので良いとのことでした。
そして、それは介護保険でまかなえるとのこと。
実は、明日介護認定の会議があるそうなので、夕方市役所に電話をして確認するように言われました。
それからケアマネージャーさんを選定していただきます。

知らないうちに夫の体はボロボロになってしまっていたので、今後は私も夫の病気を再発させないために頑張らなくてはいけません。
医療の力を借りながら、私にできることを全部やってみようと思います。
私も毎週の埼玉↔京都往復で大変ですが、家族として縁があったのですから、後悔することのないよう、頑張り抜く覚悟です。

 
 

(浜名湖 2025.8.21)

 
 

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夫が左手でお皿を持てるようになった!

今日、入院中の夫の面会に行って、嬉しいことが幾つもありました。
出かける前に書いた記事はこちらですが、暗い内容でした。

しかし、今日の夫は話し方のテンポも少し戻ってきており、口の歪みも少し改善されたように見えました。
なんといってもビックリしたのは、持参したスイカをお皿ごと左手で持ち上げられたことです。
前回の面会では、左手の自由が効かなかったのですから、それはそれは驚きました。

 
 

 
 

あまりにもビックリして、「両腕とも同じ高さまで上げられる?」と聞いたら、「上げられるよ」と伸ばして見せてくれました。
もう、驚きです!
先週はこれができなかったのです。

 
 

夫に「凄い変化だね、リハビリのおかげ?」と聞いたら、「うん、リハビリ頑張った」と言います。
それから、杖を使って歩く練習もしているようで、今日は病院のバルコニーにある「外での練習」をしたそうです。
外での練習というのは、段差や手すりがあって、木の床や芝生の上を歩く練習なのです。
病院のサイトからちょっと写真をお借りしましょう。

 
 

「暑かったけど気持ちよかった」と話していました。
1か月以上も病院内だけで生活していたので、外の空気を吸うだけでも、晴れ晴れとした気持ちになれたことでしょう。
よかったなぁと思いました。

そのせいか、夫の表情は前回までとは違って、ずいぶん明るくなって目に輝きが戻ってきました。
もしかしたら、今月いっぱいで退院しようと思っているから、気持ちが前向きになれたのかもしれません。

理由はともかく、夫の様子に少しでも活力が戻ってきたのが、とても嬉しかったです。
8月の上旬には悲観的になって、私に謝ってばかりだったのですが、今日は少し前向きになった夫を見て、とても安堵しました。
とはいっても、この病気はこれからが大変なので、気は抜けませんが、一番暗いところは脱出したのかなという気持ちになりました。

 
 

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塾生さんが教えてくれた、「一般的には6か月でプラトーになります。でも、ご本人のやる気によってその後も伸びる人はいます。」という言葉や、「プラトーにならない人もいるんですよね〜」という言葉に希望をつないでいる私がいます。

ここに来て、リハビリの効果が出てきたのだなと思うと、リハビリを頑張ってくれた夫にも感謝の気持ちが湧いてきました。
夫はゴルフが好きなので、「またゴルフに行けるように頑張ろうね」と言ったら、「あ、ゴルフクラブも持つ練習をしたよ」というではありませんか。

退院したら、息子が車に乗せて、ゴルフ場の景色を見に行ったらいいかもしれません。
爽やかな風に吹かれるだけでも気持ちが軽くなることでしょう。
そのうちに、やっぱりプレーをしたいと言い出せるくらい復活できることを祈っています。

 
 

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