マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

料理技術の進化に驚く! 塾生さんの鯖寿司

むそう塾生のkyoroさんは、上級幸せコースを修了してからコースには通っていませんでした。
でも、お子さんから中川さんのパウンドケーキを習ってほしいと言われ、一念発起して昨年から満足コースに通い、今年は秘伝コースで頑張っています。

今月の授業では「鯖寿司」を習い、ご自宅での復習投稿が先程ありました。
そのお写真を見てビックリ!
素晴らしい出来上がりなのです!

実はkyoroさんは、来年の「自由人コース1」で習うパウンドケーキが目的だったのですが、お魚料理がどんどん上手になっていきます。
それは、秘伝コースでお魚の扱い方を色々学んだことと、お子さんもご主人も大喜びでお魚を召し上がってくれるので、作る機会が増えたそうなのです。

素晴らしい変化ですよね。
今の時代はお魚料理を苦手とする人が多いのですが、家でササッとお魚をおろして美味しいお料理にしてしまえるのですから。
あまりにも素晴らしくて、思わずこちらでも記事にしてしまいました。

秘伝コース11月の復習  Haさん(29-4) 2024.11.15

 
 

(鯖寿司 料理:kyoroさん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

今月の授業が終わったあと、kyoroさんがおっしゃっていました。
「秘伝コースに通ってよかった お魚料理がすごく増えました」と。
本当によかったです。
ご家族様の笑顔も目に見えるようです。

 
 
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自由人コースにおけるマクロ美風の座学でお伝えしたいこと

現在、巷には健康情報が溢れ、健康を応援するビジネスも乱立していますが、真の健康者はむしろ少なくなっているように思います。
それはなぜか?
単純にいって、「体の使い方の偏り」と、「情報がミクロ」になっているものが多くて、「全体」を見ることができていないためだと思っています。

そのために、2020年に発生した新型コロナ問題では右往左往した人がとても多かったですね。
未だにその影響を受けている人も多く見かけ、人生が変わってしまった人もおられることでしょう。

しかし、人間はそんなに極端に変わってはいないのです。
人間の体の構造も、地球上で暮らしていることも変わっていません。
ただ、暮らし方や考え方が変わってきたのです。

それらが人間の健康にどのような影響を与えているのか?
そして、健康体でいるために、どんな暮らし方をしたらよいのか?
それをミクロではなく、マクロな視点から一緒に考える時間が必要だと思っています。

2024年度のむそう塾では、「自由人コース1」・「自由人コース4」・「自由人コース5」に、マクロ美風の座学の日があります。
この時間を利用して、「変わってきた暮らし方や考え方」に、いかにマクロ(大きな視点)で対処すべきかをお伝えし、安心感を共有したいと思っています。
そのことによって、お一人おひとりのストレスが著しく減ってくださることを願っています。

 
 

(人参のラペ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 自由人コース5 10月の授業より)

 
 

色鮮やかな人参の色からは、精神的にも元気をもらえますね。
人参の栄養価も大事ですが、精神面への影響も大事なのです。

 
 
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マクロビオティックのブログを書いて19年 改めて思う陰陽の力 

2005年8月15日。
この日から私はマクロビオティックのブログを書き始めました。
当時は「マクロビオティックってなに?」という感じでしたが、今では「マクロビオティックは危険」とか、「マクロビオティックは美味しくない」といって、むしろ避けられているかもしれませんね。

確かにそのような側面がマクロビオティックにはつきまとっていました。
そしてそれは、私がマクロビオティックを知る前からあったことであり、それほど正しく伝えるのが難しい内容だったのです。
特に食べ方の面での難しさが際立っていました。

その理由は、人それぞれに異なる体調と、その対処方法が画一的ではなく、医師が患者さんを診断してから薬を処方するのと同じように、「その人」「その状態」に合わせて実践する内容を含んでいたからです。

食べ方を変えて体調不良を脱する人がいる反面、健康な人が極端な食べ方をして体調不良になる場合もありました。
そのことが独り歩きして、「マクロビオティックは危険」と思われたのですが、それは実はマクロビオティックが大事にしている「陰」と「陽」の解釈が不十分なために起きたことでした。

特に、マクロビオティックは「食べ方」だと思った人に問題が発生しました。
しかしマクロビオティックの醍醐味は、「考え方」「生き方」にあるのです。

 
 

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そこで私は、陰陽を正しく理解して日常生活に活かし、美味しい陰陽料理を作れるようになるための場として、京料理人中川善博さん「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」を始めたのでした。
中川さんがプロの腕を振るってくれることで、健康で美味しい陰陽料理が実現出来ました。

あとは皆さんに陰陽を正しく理解してもらうだけです。
本を読んでも、事例から学んでも、自分の中で常に使いこなせなければ、本物の力になりません。
この世の中は常に陰陽とともに動いているわけですから、それを意識するようにすればよいだけなのです。
その意識癖がつけば、あとは自動的に陰陽生活ができます。

 
 

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ところが、意識をする段階で、自分の陰陽を知ることがとても難しく感じる人がおられます。
そこには、陽性が良くて、陰性はダメだと思ってしまう傾向があるのです。
そして、心のどこかで「自分は陰性だ」と認めたくない気持ちが働くのです。
本当にこういう人が多くてビックリします。

「自分は陰性なんだ」という前提に立てば、改善できることがいっぱいあるのに、陰性を認めないから何年もグズグズした自分に付き合って、自分は能力がないと思ってしまいます。
一番ラクなのは「中庸」であって、必要なときに陽性になったり、陰性になったりすればよいだけなので、ぜひ自分を正しく受け入れてあげてほしいと思います。

 
 

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たとえば、今は急ぐ場面だと思えば陽性になればいいし、今は休んでいた方がよい場面では陰性になればいいのです。
これを逆にしても疲れるし、ずーっと同じモードでも疲れます。
大事なことは、「今は急ぐ場面だ」と判断したり、「今は休む場面だ」と判断できることです。

よくあるのが、急ぐ場面でも陰性モードなために、チャンスを逃すことです。
このケースが大変多いですね。
むそう塾を始めてから、こういう人を沢山見てきました。
もったいないですね。

いつも体調を最高にして、アンテナを磨いておいて、「いざ!」という場面でサッとキャッチできる人生。
それが真の陰陽生活です。

 
 

マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生の言葉に、陰陽1日、食養3年、真生活7・9年、無双原理は丸一生よ」というのがあります。
陰陽を意識して、ぜひ無双原理の世界を楽しんでみましょう。

「マクロ美風の陰陽落とし込み講座@東京」最終回が終了 2013.10.7
マクロビオティックのブログを書いて18年 出会いと陰陽に感謝 2024.8.15

 
 


(京都の空 2024.8.15  5:31)

 
 
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環境の違いによる涼しさをしみじみ体験 京都貴船の川床体験

昨日は「自由人コース1」の課外授業日でした。
(授業の様子はこちらの記事でご覧ください)

 
 

まずは貴船神社の緑がお出迎え。

 
 

次は、貴船神社にお参りしてから、階段を降りる途中にある場所なのですが、急に涼しい風と空気がそこに登場します。
本当に瞬時に「あ! 変わった!」と肌で感じるのです。
水の力と地形の影響って、本当に凄いと感動しました。
貴重な体験です。

 
 

さあ、お世話になる「ひろ文」さんに到着しました。
まずは貴船川の清流が出迎えてくれます。

 
 

この日の京都市内は気温が38.7℃だったようですが、私たちが川床体験をした場所は、なんと、10度も低い28℃です!
教室と同じ左京区ですが、こんなにも気温差があってびっくりですね。

 
 

木漏れ日を背に、足は川の冷たい水に、涼しさを楽しむ幸せなひととき。
木々に囲まれ、水しぶきからもマイナスイオンがたっぷり。
これぞ、良い陰性の世界なので、皆さんがほっこりと癒やされています。
海辺の陽性の景色とは大違いですね。
陽性な中川さんが、毎年ここを楽しみにしているのが頷けます。

 
 

お料理を待っているところ。

 
 

黒い服はお葬式以外には着ないマクロ美風ですが、今年は心境の変化で、ふと黒を着てみました。
スカート部分の涼しさがとても新鮮でした(笑)
いつもパンツスタイルなので。
(清流を動画撮影中です)

 
 

ずーっと雨とは無縁の晴れ日で、貴船の涼しさを体験できた、素敵な一日となりました。
ご一緒してくださいました皆さん、ありがとうございました。
惜しくも欠席された2名の塾生さんには、写真や動画から涼しさをおすそ分けしたいと思います。

 
 
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あなたは食べ過ぎ? マクロビオティックの陰陽で判断してみる

昨日は「幸せコース」の授業で、陰陽のお話をしました。
時間に限りがあるので、ほんの一部しか話せませんでしたが、陰陽は自分で実践しながら身につけていくものなので、その応援記事をこちらで書いておこうと思います。

一般の人は体調が悪くなると病院やお薬に頼るのですが、マクロビオティックを知っている人はなるべく自分で治そうと試みます。
そして、それが案外できてしまうのです。
しかし、もっと欲をいえば、体調が悪くならないように未然に防ぐことができたら、その方がロスが少ないですよね。
そして、それもマクロビオティックの陰陽でかなり達成できるのです。

その大きな鍵を握っているのが食事です。
食事というと、すぐ「何を食べるか?」ということに関心が行くでしょうが、「何を食べないか?」という引き算も大事です。
ということは、「食べ方」がとても重要ということですね。

 
 

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人間が生きて行くためにはある程度の栄養は必要ですが、たくさんの栄養が必要なわけではありません。
基本的にお腹がすいたら食べ、すかなかったら食べなければよいからです。
でも、時々お腹がすいていないのに食べる人がいます。
これが問題なのです。
その原因の多くはストレスです。

それをマクロビオティックの陰陽でいうと、「陽性になっている」状態と判断します。
ストレスは精神面で感じるものですが、陽性なのです。
ですから、それを和らげようとして、陰性の甘いものやアルコールに手が伸びます。
でも甘いものやアルコールは一時的な騙しであって、ストレスの原因が除去されない限り、陽性問題は解決しません。

 
 

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それからもう一つ。
生まれつき陽性、あるいは途中からなぜか陽性になっている人がいます。
この途中から陽性の人は、案外食べ過ぎ傾向にあります。
消化器系が強いと食べすぎても処理してしまうので、自分では食べ過ぎという認識がない場合が多いのですが、客観的にみると食べ過ぎに分類されます。

でも、こういう人は働き者だったりするので、「仕事が食べる」側面もあります。
つまり、スポーツ選手や肉体労働者のように、普通の人以上の体力を使っているからですね。

では、自分が食べ過ぎかどうかを判断するために、睡眠時間との関係をみてみましょう。
睡眠時間を長くとらなければ体調がよくならないときは、食べ過ぎと考えられます。
食べたものの代謝に時間がかかるからですね。
反対に睡眠時間が短時間(5〜6時間)で済む場合は、ちょうどよい食事量だと判断できます。

ですから、断食をすると短時間(5時間前後)の睡眠時間でも快調に過ごせます。
これは、私も何十年の間に断食を何度も体験して納得していることでもあります。
私は食事量が少ない方ですが、それほど肉体を酷使しているわけではないので、当然だと思いますし、睡眠時間が少ないのも納得できます。

いつも中庸を意識して、精神面と食事を調整していると、人生が本当に充実してきますので、ぜひ皆さんも陰陽を意識した暮らし方を愉しんでみましょう。

 
 

(教室の掛け花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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