マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

マクロビオティックの創始者 桜沢如一先生のお墓参り

京都は連日はっきりしないお天気が続いています。
まさに七十二候の「穀雨」ですね。
桜も散り、新緑が日に日に増えて、次の候は「立夏」です。

そんな季節の移り変わりのきょうは、マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生のご命日です。
今年はまだ「自由人コース2」と「自由人コース4」の授業が残っていますが、3人でお墓参りに行って1年間のご報告などをさせていただきました。

雨の心配をしていましたが、お墓参りの間は降られることもなく、無事に終えられましたので皆さんにご報告いたします。

 
 

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まずはお掃除をさせていただきます。
先に手向けてくださったお花を傷つけないように、ソロソロと進めます。
中川さんは「水鉢」のお掃除をされています。
ご先祖様の渇きに気を遣われているので、毎年真っ先にここをお掃除されます。
自宅にあるお仏壇にお茶を欠かさないのと同じですね。

 
 

綺麗になりました!

 
 

新しいお水を注ぎます。

 
 

麗可ちゃんは墓石の汚れを落としてきれいな布で拭いています。

 
 

綺麗になりました。
ろうそくに点火すると、先に手向けられたお花に火が触れてしまうので、ろうそく立てを下におろさせていただきました。
2022年にろうそく立ても花立ても中川さんが新調してくださったおかげで、先にお参りしてくださった方のお花も一緒に並んで、賑やかになりました。

 
 

さあ、桜沢先生に手を合わせましょう。

 
 

あれ?
麗可ちゃんの写真が抜けてる💦
ごめんなさい。

 
 

<桜沢如一先生のお墓参り関連の過去記事より> 抜粋

マクロビオティックの創始者 桜沢如一先生のお墓参り 2023.4.24
マクロビオティックの創始者 桜沢如一先生のお墓参り 2022.4.22
マクロビオティックの創始者 桜沢如一先生のお墓参り 一日早く 2021.4.23
マクロビオティックの創始者 桜沢如一先生のお墓参り 2020.4.23
マクロビオティックの創始者 桜沢如一先生のお墓参り 2019.4.24
桜沢如一先生のお墓参り 2018.4.24
桜沢如一先生のご命日 2017.4.24
桜沢如一先生のお墓参り 2016.4.25
桜沢如一先生の50回忌(4月24日) 2015.4.24
桜沢如一先生のお墓にご報告 2014.4.22
櫻澤如一先生のお墓参り 2013.4.22
櫻澤如一先生のお墓参り 2012.4.23

(桜沢如一先生のお墓は、京都市本法寺の中にある教蔵院にあります。)

 
 
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玄米から始まってお菓子やパンも習えるマクロビオティックの教室

マクロビオティック京料理教室 むそう塾では、スタート当初は動物性抜きのメニューがメインでした。
しかし、そのうちにご家族様のご要望で、「海老の天ぷらも食べたい」とか、「お刺身も食べたい」という声が寄せられるようになりました。

また、車麩のカツをお教えしていたときもあります。
でも、よく考えると、すべて小麦粉を使ったお料理なんですよね。
これはこれでとても美味しく仕上がっていて、ファンも多かったのですが、本物の豚肉を使って「豚カツ」としてデビューしました。

すると、やはり男性陣の反応がメチャクチャ良かったです。
お肉の好きな男性が多いのですね。

 
 

次に甘いものです。
むそう塾では甘いものは満足コースに進むまでは教えていませんでしたが、自由人コースではパンも甘いものもご要望によって教えるようになりました。
するとどうでしょう(゚д゚)!
皆さんが実に楽しそうに実習されています。
まるで幼児に戻ったかのように無邪気です(^o^)

しかも、それで体調が悪くなる人はいません。
自由人コースまでに体調のコントロールを上手にできるように、陰陽を学んだためと思われます。
パンもお菓子も小麦粉を使いますが、グルテンフリーにしなければ腸がもたないような人はいません。
これも、玄米や白米を上手に食べ分けてきて、なおかつ腸内細菌の重要性をしっかり認識していただいている塾生さんたちなので、腸の状態がよいのだと思います。

 
 

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昨夜、ある塾生さんと電話で話していたところ、「中川さんからパンやお菓子を習いたいので、自由人コースまで行きたい」とおっしゃって、まずは秘伝コースに進まれるということでした。
理由は、中川さんのケーキをいただくと、しっとりさに驚き、食後の体調がよいとのことです。

美味しくて、体調が悪くならないパンやお菓子。
和食とともに、上手に共存して生活を彩りよくしてくれて、癒やしの効果ももたらしてくれるメニューの数々は、これからも塾生さんの強い味方になってくれることでしょう。

甘いものは絶対ダメなのではなく、食べ方が大切です。
質の良いものをたまに。
ミネラル不足にならないように、食前食後のお食事に気をつけること。
急いでいるときは糠漬けを2,3枚食べておく。
これでも大丈夫です。

 
 

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マクロビオティックというと、あれダメこれダメという排除が目立ちますが、納得したうえで食べなくてもよくなることと、盲目的に排除するのでは大違いです。
この納得が、頭ではなくて体でストンと腑に落ちてくれると、ほぼ健康は間違いなしです。

体はいっぱい情報発信していますから、どうぞ聴き取ってあげて、良い関係を構築しましょう。
その方法は、「幸せコース」であれこれ伝授させていただきます。

 
 

(抹茶パウンドケーキ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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マクロビオティック京料理教室 むそう塾の今と昔 技術の伝授

先日、むそう塾の先輩塾生さんとお話をする機会がありました。
むそう塾が黎明期の頃に受講してくださったので、今のむそう塾が昔より手取り足取りであることにビックリされていました。

たとえば調味料ですが、昔は各自が計量していました。
でも、今はスタッフの麗可ちゃんが計量しています。
これには理由があって、陰性の人と陽性の人では調味料の計量にも微妙な差が出てしまうからです。

お教えしたとおりの味になるためには、正確な計量が絶対条件ですが、こんなことでも各自がきちんと揃うには陰陽の面から難しいんですよね。
過去にこんな記事を書いています。
お料理が楽しく美味しくなるための秘訣 その1 2021.9.7

 
 

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【技術の伝授】

むそう塾が始まってから丸16年。
受講してくださる方々の「今」に合わせて、いつもベストを考えてきました。
プロの中川善博には出来ても、素人さんには難しい技術はたくさんありますから、いつも技術の翻訳をしながら伝授してきました。
それは絶対味を落とさないためでもあります。

でも、翻訳できない技術があるんですよね。
それが包丁仕事です。
むそう塾では包丁砥ぎからお教えしているのですが、これがなかなか難題です。
でも、男性にお教えすると、女性より上手に砥がれるので、男女で技術の獲得には差があるのかもしれません。

しかし、一生懸命お料理の練習をされている塾生さんが、ある日中川さんに包丁をメンテナンスしてもらったところ、同じお料理がメチャクチャ美味しくなったり、巻き寿司の断面が美しく切れたりしてビックリされていました。
そこで改めて切れ味が美味しさに影響することを実感されたそうです。

 
 

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【技術の獲得は自信を生み出す】

別れ際に、ポツリと冒頭の先輩塾生さんがおっしゃっていました。
「桂剥きが上手く出来なくて何回も練習しているうちに、ある日突然スルッと剥ける瞬間があったんです。そうしたら、桂剥きが楽しくなりました。」と。
ここまで練習された塾生さんは少ないのですが、翻訳しない技術は精神面を強くさせるなぁと、彼女を見ていて感じました。

彼女には、難しいことに取り組む強さがありました。
お仕事は昼夜の区別なく忙しかったのに。
食や技術を大切にする彼女は、清々しい笑顔とともに、これからの人生も自信を持って歩んで行かれることでしょう。

 
 


ホテルオークラ京都にて)

 
 
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中川式カレー講座第3弾を連続試食した結果 ナンも驚きの美味しさ!

最近4日間の仕事内容は次のとおり(笑)
よく働きました。

3月29日夜     カレーの仕込み
3月30日昼〜夜   カレー講座
3月30日夜〜真夜中 カレーの仕込み
3月31日昼〜夜    カレー講座
4月1日昼〜夕    春のお弁当講座

しかも30日と31日は、3種類のカレーを2日間続けて食べるという、人生初体験の日々でした。
そこで起きた変化を記事にしておきます。

①人生初の6連続カレーだったのに、胃が一度も痛くならなかった。
②毎回美味しく感じて飽きることがなかった。
③目がシュパシュパしていた。
④ちょっとだけ喉がイガイガして咳が出た瞬間があった。
⑤窓も開けて換気を十分していたのに、カレーの匂いが教室に残っていた。

いや〜、これにはビックリです。
とにかく香辛料に弱い私は、カレーを食べると胃が痛くなる人だったのに、それがまったくなかったのですから驚きでした。

それから、「ナン」がとても美味しくて、皆さんが大喜び!
早速お弁当に採用されている塾生さんがおられました。
ご主人様のご感想が待ち遠しいです。

 
 

京子さんのポスト 2024.4.2より)

 
 
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2023年度おせち投稿一覧(マクロビオティック京料理教室むそう塾)

2023年度も素晴らしいおせちが投稿されました。
すでに中川さんのブログで記事にされていますが、こちらでもまとめておきます。

2023年10月と11月に開催した「おせち料理の苦手克服講座」が、とても効果的だったようで、高いレベルのおせちが揃いました。
そしてお写真も綺麗な人が多くて、お弁当投稿の積み重ねを感じます。
日々の努力は必ず報われますね。

 
 

【2023年度おせち投稿】(投稿順)

1 ばんびさん(21-9) 喪中
2 舞さん(36-6)
3 みんみさん(26-3)
4 朝さん(84-2)
5 もやさん(124-4)
6 まりりんさん(130-2) 初投稿
7 おたにさん(47-3)
8 ひかるさん(37-5) 喪中
9 おはるさん(3-3)
10 ゆきさん(15-10)
11 かがやきさん(94-3)
12 ペロリさん(12-10)
13 京子さん(93-4) 初投稿
14 かよさん(83-1)
15 ゆみさん(8-4) 初投稿
16 さとこさん(100-2)
17 しょうこさん(128-3)
18 こたろうさん(107-5)
19 こたろうさん(107-5)
20 Ryokoさん(113-2)
21 Namikaさん(141-1) 初投稿
22 takaさん(105-2) 卵アレルギー対応
23 もーにゃんさん(81-2) 初投稿
24 好さん(69-4)
25 こまさん(103-1) 初投稿 喪中
26 香さん(113-1) 初投稿
27 彩生さん(116-1)
28 まきさん(94-4) 
29 PICOさん(130-1) 初投稿
30 おかめさん(64-5)
31 キラキラさん(113-3)
32 ようこさん(43-2)
33 友紀さん(120-2)
34 あさちゃん(73-6)
35 めぐさん(123-3)

 
 

こんなにも多くの皆さんが、有名料亭と同等レベルのおせちに取り組んでくださって、とても感動しています。
日々の背景を知っているだけに、涙ぐんでしまうほどでした。
これからも、その技術を大切にして、錆びつかせないようにしましょう。

 
 

(マクロビオティック京料理教室むそう塾 みんみさんのおせち

みんみんさんは投稿文にご感想を細かく書いてくださいました。
おせちを作ることから学びを得て、お仕事にも素晴らしい変化が出て来ました。
こういう影響が実に貴重なことなので、多くの皆様にも知っていただきたいと思います。

 
 
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