マクロビオティックと歯科治療」カテゴリーアーカイブ

歯の磨き方を歯科衛生士さんより伝授 つい磨き方がズレてしまった私のために

先日久しぶりに歯医者さんに行ってきました。
被せてある歯のセラミック部分に、裏側の金属部分の色が透けて見えるようになり、自分ではどうしようもなくなったからです。
本当はもっとこまめに歯石を取りに行かなければいけないのに、忙しさにかまけてすっかりご無沙汰してしまいました。
よく「便りがないのは元気な証拠」といいますが、私にとっての歯医者さんは、足が遠のいているうちは歯に異常がない証拠といった感じです(笑)

*   *   *

私が遠のいている間に、その歯医者さんはリニューアルされていて、とても素敵な空間に生まれ変わっていました。
なんといっても気に入ったのが「光冷暖」という方法です。
下の写真のような感じで、風が動かないのがいいですねぇ。
冷暖房の風が体に直撃するのが大嫌いな私としては、天国のような感じです。
色々な色があるようです。

 
 


(3枚の写真はすべて「光冷暖」のサイトからお借りしました。)

 
 

そして、私は今回使用しませんでしたが、X線被曝量を最少減に抑えることができる世界最新のレントゲンが導入されたとか。
10,000,000円以上するらしいのですが、歯医者さんって設備にお金がかかるなあと思ったのでした。

*   *   *

そして、歯科衛生士さんも新しい人に変わってしまい、長い間前の衛生士さんのことを応援していたので、寂しい気持ちでした。
でも、彼女とはFacebookを通じて会話が出来るので、新しい彼女の生き方を応援させていただきたいと思います。

新しい歯科衛生士さんは陽性な人で、行動の随所に陽生さが出ていて笑えます。
かつてこの歯医者さんにお勤めされていて、20年間ほどのブランクがありながらも復帰されたのだとか。
気さくな方で、歯磨き指導を熱心にしていただきました。

面白いもので、長い間に少しずつ歯の磨き方に自分の癖が出ているようで、衛生士さんにダメだしをされながら磨き方を細かく指導してもらいました。
前の衛生士さんも丁寧に教えてくれて、そのとおりに磨いていたつもりなのですが、歯ブラシの動かし方のちょっとした角度を指摘され、「ああ、前にもそこの磨き方と道具を教えられた」と思ったのでした。

それは上の両端の奥歯で、奥歯とほっぺの間の磨きが足りていないということなのです。
私の磨き方は口を縦に開けすぎていたようで、奥歯を磨くときには口を横に広げやすいよう、指1本分しか開けなくてよいそうなのです。
そうやって、歯のまわりを歯の形に沿ってグルリと磨く指導をされました。

そうそう。この磨き方は前の衛生士さんにも指導されました。
でも、徐々にズレていたんですね。反省。
前の衛生士さんが私のブログのために原稿をお寄せくださった記事がありますので、もう一度ここで載せておきましょう。
ついつい磨き方がズレてしまった私への反省を込めて。
(Macとの相性の関係で段落を一部変えてあります。)

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<歯の磨き方〜歯科衛生士さんより伝授〜> 2008.2.13

◆歯磨きのポイントについて◆

 
 

【歯ブラシの選び方・持ち方】
①毛がやわらかい物を選ぶ
歯肉は粘膜。デリケートな部分です。
やわらかいものでも、歯は十分磨けます。

②毛の部分が小さいものを選ぶ
当院で取り扱っている歯ブラシは、次のとおり。
毛の長さ:1cm
毛の幅:5mm
つま先からかかとまで:2cm

③えんぴつを持つように持つ
力を入れると歯肉も歯も傷が出来ます

④歯みがき粉はつけない
清涼感で磨けた!と思ってしまうため、何もつけずに磨きます。
口臭の原因の80%以上はお口です。

 
 

【磨く時間と場所】
①歯科衛生士の私が、全く問題のない自分の歯を磨くのに1回10分はかかります。
ex) もし、3分だけ磨くとすると…60秒×3分=180秒
全部の歯が残っている方は、親知らずを省いて28本ありますから、180秒÷28本=約6秒(1本あたり)

ex) もし、10分磨くとすると…60秒×10分=600秒   600秒÷28本=約21秒(1本あたり)
小さい指輪やネックレス、大切な小物を磨く時、6秒では終わらないですよね。
歯も一つ一つ大切な物です。
時間をかけて丁寧に磨いて下さい。

②テレビや本を見ながら、座って磨きましょう。

③時間が取れるときにゆっくり行いましょう。
磨く時はいつでもいいです。
1日一回はゆっくり歯磨きする時間をとって下さい。

 
 

【磨き方】赤い文字はマクロ美風が色をつけました)
①歯と歯肉の境目を磨く
歯の周りには、溝があります。溝の入り口を清潔に保ちましょう。

②歯の表面に歯ブラシの毛先を直角に当てる
歯肉を痛めずに、きれいに磨けるのがこのあて方です。

1本ずつ磨くように、細かく横に動かす
歯1本1本はとても小さい物です。
大切な指輪や貴重な小物を磨く気持ちで磨きましょう。

④前歯の裏側は歯ブラシのかかとの部分を引っ掛けるようにあてる
かかとは、歯ブラシの植毛部、持ち手側を指します。

⑤舌でなめてつるっとしたら磨けています
ざらざら感があるところ、ぬるぬるしているところは磨き残しのところです。

⑥唾液を飲む
ためて飲むと気持ち悪いです。
ためずに飲み込む。
普段会話をしている感じと同じです。

以上

 
 
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親知らずが生えない!(息子のケース)

誰しも乳歯から永久歯に生え変わり、ある程度の歳になったら親知らずが生えると思っていた過去の私。
息子の2014年の歯科検診で、乳歯がそのまま残っている歯が2本あることを知ってビックリしたのですが、今度は親知らずが1本横向きになっていることを知りました。
(下の歯の8番)
さらに、他の3本の親知らずはレントゲン検査でも確認出来ないとのことで、もしかしたら親知らずが生えないのかも知れません。

 
 

歯科検診 松見歯科

 
 

(息子の歯 2016.3.22検診 松見歯科診療所にて)

下の歯のEが乳歯なのですが、やはり虫歯になっていました。
2年間で息子の歯の状態が変わりましたので、きっと食べ物の影響があるのだろうと思っています。
彼も玄米ご飯が炊けるようになったので、これからは玄米を中心に食生活を見直してほしいなと思います。
それと正しい歯磨きも。

私がお世話になっている歯科衛生士さんは、とても良く勉強されていて、話し方も上手なので講演もされています。
「健康寿命を長くする歯周病の治療 健康維持方法」というDVDが大変解りやすくて勉強になります。
マクロビオティックを知って玄米ご飯を食べていても、生活全体が歯に影響しますので、歯のことをもっと勉強して健康の土台作りをしましょう。

 
 

(これから開催予定の講座案内 最新版)

 
 
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歯医者さんのこと 食べ物のこと

昨日は一日中歯医者さんの診察台の上にいました。
8:45〜17:45まで何してるの?って思われるでしょうが、あるんですねぇ。
歯を守るために最後の最後まで賭けのような治療をしてくれる先生がいらっしゃるんです。
私は元々歯の質が弱いタイプだったらしくて、小学生のころに虫歯の治療をしていました。
その後何回か歯医者さんのお世話になっていましたが、その時点で4本の歯を失っていました。
マクロビオティックを通じて知り合った人のご主人様がたまたま歯医者さんで、そのご主人様は「玄米先生」と呼ばれていて、年齢も私と半年違いで、何かと親近感が湧いてその歯医者さんに通うことになったのがかれこれ10年以上前です。

当時の私は歯周病を抱えていたので、それを治したいと思っていたのですが、その先生の治療方法は歯のみならず生活全般に及ぶ指導がなされて、どれもこれも納得の行くものでした。
それでその先生に歯の治療をお任せしているのですが、生活の仕方や歯磨きがちゃんと出来ていないと、その結果として歯に異常が出てきてしまいます。
24時間のお口の中の環境のみならず、食べ方から呼吸の仕方までもが歯に影響するのですから、体って正直だなぁと思います。

ということで、私は前日に高松入りするため、夜に京都を出発しました。
その日は京都も冷え込む一日で、出発前に高松のお天気を調べると「うわ!」という気温でした。
高松も寒い模様。。。

高松夜

 
 

岡山駅でマリンライナーを待っていると、「出雲サンライズ」が。
東京から出雲までご縁を求めて旅するお若い女性が多いそうですね。
(ご縁に恵まれますように)

出雲サンライズ

 
 

やっとホテル到着。
もうすぐ24時です。
手前の黒いところは「玉藻公園」

高松2

 
 

高松1

 
 

写真では良さがお伝えできないのですが、実際はもっと夜景が美しくて、しばし日常の慌ただしさを忘れて海を見つめていました。
この日は大学受験の影響で、どのホテルもいっぱいだったのですが、いつも使っているカード会社経由でやっとお部屋が取れました。
深夜すぎても「夏のお弁当講座」の受付対応に追われ、パソコンとは離れられない日々です。
予約システムが混雑した影響がここにも出ていて、申し訳ないなぁと思うことしきりです。

さて、朝になりました。
外は気持ちの良い晴れ\(^o^)/
6時半から起きていたのですが、ふと外は何度だろうを思ってiPhoneから調べるとマイナス!
ひゃあ〜、ロングカーディガンを増やして来て良かったε-(´∀`*)ホッ

高松

 
 

さあ、治療開始です。
この歯医者さんは東西南北すべてに窓があるのですが、特に南側と西側の窓越しにはお庭の四季が感じられて、治療中の気分転換になります。
私が座っていた診察台の前の庭には小鳥がエサをついばむ台が設置されているので、入れ替わり立ち代り小鳥がやってきます。
昨日はメジロがつがいでみかんをついばんでいましたが、写真を撮ろうとすると1羽になってしまうのです(残念)。

高松3 メジロ

 
 

メジロ

 
 

ツグミやヒヨドリも出入りする飽きないお庭です。
こんなお庭を眺めながら昨日の治療は終わりました。
先生は精一杯の治療を施してくださいました。
さて、この歯の末路はどうなりますことやら。

治療終了後は、院長先生ご夫妻が作っている畑の見学に連れて行ってくださいました。
海を眺めながらくねくねした道を登って行き、また下り坂になった所にその畑はありました。
ぼんやりと手前に見える深い部分は溜池だった所で、高松にはこういう溜池がかつては3万箇所くらいあったそうです。
今は半分くらいになったそうですが、昔はここに水を貯めて稲を作っていたようです。
水不足が多い高松ならではの景色ですね。
遠くに岡山県の陸地が見えます。

高松 岡山

 
 

帰り際に先生が蕪を抜いてくださいました。
発酵した土壌と一日中太陽が当たる場所で育てられた生命力豊富な蕪を見て、「ああ、こんなエネルギー豊富なお野菜なら、ほんの少しで満足出来るなぁ」と思ったのでした。

そして今日はその蕪をいただきました。
洗う時にこんなにひげ根がたくさん! そして長い!
栄養分をしっかり吸収するために、自然に伸びて来るんですね。
そしてそれを可能にしてくれているのがふかふかした土壌です。
それもそのはず、ここの土壌はあの吉田俊道さんが直接指導してくださった土なのです。

 自然栽培 蕪1

 
 

しっかりした葉っぱからはエネルギーが伝わってくるようです。
自然の甘味が豊富で、スッとやわらかくなって、太陽の恵みとともに大地のエネルギーをいただいている実感がいっぱいで、ものすごく幸せな気分になりました。

自然栽培 蕪2

 
 

今はビニールハウスで栽培されたお野菜や、農薬だらけのお野菜がスーパーに出回っています。
そういうお野菜のエネルギーは必然的に低下しているので、いくら食べても「心の満足」は得られにくくなります。
ですから、その分を甘いもので手っ取り早く満足する方を選んでしまうんですね。
でも、それは波動エネルギーの低い満足であるうえ、糖分を摂っていますから、当然のことながら体調は絶好調とはいいがたくなります。

マクロビオティックに限らず、食材の旬を意識して、産地や栽培法を確認して、良質の食材をいただく食事法は、自ずから少量で満足しますので、結果として安い食事法になります。
常々そんなことをむそう塾で塾生さんに伝えながら、こうしてブログで発信し続けているのですが、今はそれを実行してくれた人たちが結果を出してくれているので、日々手応えを感じているところです。
病気が改善されたり、体力がついてアクティブにお仕事をこなされているご報告を受けると、お伝えしていて良かったなぁと思います。
これからは、息子にもそんなことを伝えて行きたいなと思っています。

 
 

これから開催予定の講座案内(2016年2月25日現在)

 
 
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「よろず“医者いらず”」柿渋の効能と歯医者さん

Facebookで柿渋の話が載っていました。
マクロビオティックの大先輩の記事なのですが、歯が痛い時に柿渋でグチュグチュしたよという内容です。
そのコメント欄が色々と展開されていて、歯医者さんでも柿渋を使って歯周病に対応しているところがあるというコメントもありました。
週刊新潮の記事に載っていた写真も紹介されているのですが、Facebookをされていない人のために、こちらでもその写真を転載しておきます。
よろず“医者いらず”
マクロビオティックを知らない時代から、柿渋は私たちの生活に溶けこんでいたわけです。
それをのちにマクロビオティックの陰陽で考えると、強い陽性作用が様々な場面で活躍することになります。
塩も強い陽性ですが、柿渋には独特の収斂作用があります。
現代人はすぐドラッグストアに直行しますが、まだまだ自然界は私達にプレゼントを用意してくれています。
薬のお世話になることも時としては必要なこともあるでしょうが、まずは身の回りのものの陰陽をうまく使いこなすことで対応する癖をつけましょう。

私も塗料として柿渋を使いましたが、年数が経つと共に色合いが変化して、なかなか趣きのある味わいになりました。
安心な塗料ならドイツが進んでいますが、大きな缶で購入するほどではないという時には、柿渋で楽しんでみるのも良いですね。
知り合いの建築士は、自宅を建てるときの壁に柿渋を使ったほど惚れ込んでいます。
お口に入れるとあの渋みがなんとも強烈なので、これからの季節は虫に刺されたときにつけると良いでしょう。

ところで、Facebookで柿渋の記事を書かれた花井良平さんは、お兄様とお顔がとても似ていて、初めてお見かけした時は心臓が止まるくらいビックリしたものです。
私はお兄様の方に長く接していました。
お兄様がマクロビオティック界に残された業績は数多く、弟さんの良平さんもまた日本CI協会で月刊マクロビオティックの編集長をされていらっしゃいました。
現在は会社を作ってマクロビオティックの啓蒙にあたっておられます。
ご兄弟でマクロビオティックの素晴らしさを堪能される生き方って素敵だなって思います。

話は変わって本題の歯のことです。
マクロビオティックって確かに素晴らしいのですが、歯に関してはやはり歯医者さんのお力をお借りした方が良いと思います。
症状を悪化させない努力は自分でする必要がありますが、すでに悪くなってしまった部位に関しては、納得のいく治療をされる歯医者さんで適切な治療を受けた方が良いと私は思います。
歯は命の写し鏡のようなものです。
腸をすこやかに保つことと、噛める歯をキープすることが、健康に生きるための必須条件です。
歯を失うことのないよう、漠然と「マクロビオティックをしているから大丈夫」なんて思うことのないよう、歯にはきちんと対応しておきましょうね。

 
 
カテゴリー: マクロビオティックの陰陽で考えてみよう, マクロビオティックと歯科治療 | 5件のコメント

歯間ブラシ

以前リマ・クッキングスクールの師範科の授業で、歯医者さんが講義をされたことがありました。
私はもう師範科を修了していたので、スポット受講で拝聴しました。
その時に歯間ブラシを使っている人はいますかと先生が尋ねると、40人くらいのうち4人が手を挙げました。
ほ?。
以外と少ないんだなというのが実感でした。
先生がそのときに私の顔を見て、歯間ブラシを使う順序をアドバイスしてくれました。
歯ブラシで磨く前に使うということでした。
私は今2本の歯ブラシと4本の歯間ブラシを使い分けています。
最初は面倒くさく感じたのですが、歯間ブラシを使った方が気持ちが良いので今は必ず使います。
以前の記事にも書きましたが、歯にまつわるトラブルはほとんどが歯磨きをきちんとすることで防げるんだなぁと思っています。
それほど歯磨きは大切なのに、なかなか歯磨きの大切さを認識してもらえないですね。
過去記事にもありますので、ご参考になさってください。
この方法は時間がかかりますので、何度言っても私の夫と息子はあっという間に終わってしまう我流の歯磨きをします。(トホホ)
それなのにそれなのに、歯のトラブルがないのです。
甘いものも私なんか比較にならないくらい食べます。
このような人も結構いますから、この記事はあくまでご参考までに。
マクロビオティックと歯の問題については、諸説ありますのでご存知の方もいらっしゃるかもね。
でも、あまり細かい情報にとらわれない方が良いと思います。

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