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「家事アドバイス」 惚れ惚れする家具が到着しました

家事アドバイスを続けていた94-4さんが、以前オーダーされていた家具が納品されました。
早速お写真を送ってくださいました。

 
 

椅子の張り地は、カーテンの色と合わせてオーダーしました。
やさしい色合いに、うっとり眺め続けてしまうほど素敵です。
大きめの背もたれと、やさしいカーブがなんとも心地よい曲線なのです。
私は、背もたれのカーブを見ただけで、座りやすい椅子かどうかすぐ判断できますが、この椅子はまさにその典型的な例でした。


KASHIWA シリーズ SEN セン

 
 

そして、座面のこの曲線が、これまたお尻を包み込むカーブで、心地よいのです。
長時間座っていても疲れないし、姿勢を変えても包みこんでくれる包容力がある椅子で、本当に惚れ惚れします。
テーブルもフルオーダーで、天板のカーブも希望どおりに綺麗に仕上がっています。
ねむの木も写っていて、素晴らしい空間であることが伝わってきます。

 
 

94-4さんと一緒にショールームに行って、二人共納得して注文した家具が、このように素晴らしい作品となって納入されたことに、私も安堵しました。
そして、責任を果たした思いでいます。
「家事アドバイス」 大阪へ家具選びに リビング・ダイニングセット 2024.6.13

 
 

<94-4さんへ>

素晴らしいLDセットが届いてホッとしましたね。
納得行くまで諦めずに、妥協せずに選ばれて本当によかったと思います。
やはり、カーテンの色に合わせて正解でしたね。
優しくて、柔らかくて、94-4さんにピッタリです。

こうしてテーブルにもお花を飾って、最高の空間を作り上げてくださいました。
活きたお金の使い方をされて、生活の質がググッと変化するのを日々感じ取っておられることでしょう。
これから、オーダーされたカウンターが届きますね。
楽しみがまだまだ続きます。
これからの充実されるであろう日々を、私も心から応援しています。

 
 
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「家事アドバイス」 おはるさんのキッチン大公開!

昨日は塾生の“おはる”さんに対する「出張 家事アドバイス」の最終日でした。
おはるさんにもそのことは伝えてあったのですが、「こんなにまだグチャグチャなのに、今日一日でできるのだろうか?」と、昨日の時点で思っていたそうです。

本当は前回(6月)、引き出しや押入れの中まで整理するつもりだったのですが、大きな家具を動かして肉体労働をしたら、途中からおはるさんの集中力がなくなってしまったため、作業を中止したのでした。
どうやら疲れやすい体質のようです。
初めての経験に、神経まで疲れてしまった感じでした。

一方の私は楽しく次々とこなしていたのですが、本当に人それぞれだなぁと思ったものです。
しかし、寄る年波には勝てず、何日も筋肉痛が残りましたが(笑)

 
 

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昨日は、あちこちに散らかっている物を、効率よく収めることが目的でした。
まずは、すべての引き出しや扉の中の状態を確認します。
そのうえで物の置き場所を特定していくのですが、引き出しを開けて感じたのは、「空気を収納している」ことでした。
つまり、それほどスカスカに隙間が多かったのです。

以前からおはるさんは、「収納する場所がない」と私に話していました。
しかし、引っ越しのときから付き合っている私としては、あの荷物で収納できないわけがないと確信を持っていました。
それで一つずつチェックしながら収納し直すと、ぜーんぶ収まって新しい空間もできました。

理由は簡単。おはるさんは各引き出しの床部分しか使っていなかったのです。
つまり、引き出しの高さを利用した収納をしていませんでした。
往々にして、お片付けが苦手な人は、床に次々と物を置いてしまうため、お部屋の床面積を減らしてしまうのですが、引き出しでも同じことをしていたわけです。
それで私は「ああ、空気がいっぱい」と感じたのでした。

食材や調味料の賞味期限切れも多く、それらを一つひとつ今後のお料理の傾向も考えながら、整理しました。
もちろん、賞味期限を過ぎても変わることなく使えるものもありますので、それらは残しましたよ。

 
 

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さて、休憩を兼ねてお昼ごはんです。
おはるさんが朝のうちに「塩むすび」を握ってくれていました。
それに「胡瓜とワカメの酢の物」と「プチトマトの炊いたん」と「温泉玉子」も用意してくれていました。
どれも中川さん直伝のお料理なので、美味しいのは勿論なのですが、温泉玉子の出来上がりがとても素晴らしくて、お料理に癒やされました。

「美風さんに食べてもらうので、真剣に作りました」とのこと。
そのお気持ちがとても嬉しかったです。
ご馳走様でした。

その後押入れの中もチェックして、以前購入しておいた「押入れラック」にも使わないお鍋類を収納して、すべてのお片付けは終了\(^o^)/

 
 

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次は「大和 香林坊店」へ。
寝具やお洋服、それに靴などを購入するためでした。
買い方のアドバイスも重要なことなので、一緒に店内を見て回りました。
気軽に着られるものを数点購入して、夕ご飯のために金沢駅へ。

信州そば処 そじ坊 金沢百番街あんと店」に入って、お酒を飲みながらいっぱいお話をしました。
おはるさんには伝えておきたいことが沢山あったからです。
物の扱い方や、買い方。お手入れの仕方などなどいっぱいありました。
まるで母親がお嫁に行く娘に教えるような感じです。

靴のお手入れのことでは過去にこんな記事があります。
靴の裏 2012.12.8
綺麗にすると気持ちがいいですよ〜。

靴は2日続けて履かないで、必ず休ませること。
毎日汚れを落として磨いてあげること。
忙しい場合はサッと拭くだけでもすること。
結紐がある場合は、必ず履くたびに結ぶこと。
こんなふうに扱ってあげれば、長く美しく使えますよ。

 
 

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本日、おはるさんからお写真が送られてきました。
これで9割完成なので、公開しましょう。
まずは、キッチン全体です。
手前のベージュのローテーブルは、おはるさんの想い出が詰まったものなので、ここで使うことになりました。

 
 

次は苦労したシンク周辺。
シンクの縦に渡してあるステンレス板は、必要に応じて取り外しできます。
壁面には使用頻度の多い道具だけ並べてあります。
突っ張り棚の上部右側(コンセントの左側)に、布巾掛けを取り付けることを提案したのですが、おはるさんは必要性を感じていないようでした。
鱧の骨切り用まな板も置きました。

 
 

真ん中の白い天板はワゴンですが、ストッパーで固定してあります。
ここで鱧の骨切りもできるように広さを十分に確保しました。
天板のすぐ下にはカセットコンロを3台置いています。

その下の収納部分には、扉が2枚、引き出しが3つあります。
扉の方は2枚とも上段・中段がお弁当箱、一部に未使用のガスボンベが入っています。
引き出し2つには布巾とお手拭きタオル、最下段には買い置きの缶詰類を収納。
天板の右下に少しのぞいているポリ袋は、ゴミ箱です。
キャスターがついているので、作業しているところの身近に移動して使えます。

 
 

こちらの記事に登場した冷蔵庫2台です。
同じメーカーで大きさが違うだけです。
大きな冷蔵庫の右側は、レンジラックですが、スライドテーブル上段には電気オーブンを載せ、下段にはおはるさんの強いご希望で、よく使う調味料を並べました。
最上段の扉内は乾物類、その下の固定棚には、桐のトレーにキッチンペーパーを敷いて、包丁を並べています。
なお、キッチンカウンターのヒーター角に置いてある小鍋は、おはるさんが使用済み油を入れてあるようです。

 
 

桐のトレイとはこんな感じです。

 
 

最初の写真で、キッチンの右手前に少し写っていたシェルフには、高さのある電気製品を置きました。
オープンな場所に置くことによって、フタを開けたりする作業が気持ちよく行えます。
ふうわりさんは左側に吊るしてあります。
湿気がこもるので、自然乾燥させるためです。
地震が怖いとのことで、ここにも滑り止めネットを敷いています。

 
 

地震が来た場合に備えて、食器類はすべてシステムキッチンの引き出しに収納しました。
アラジンの電気グリラーも、シンク下の大きな引き出しにすっぽり入っています。
これで安心。

以上、おはるさんの許可を得て、ざっくりと「おはるキッチン」をご紹介しました。

おはるさん、やっと素敵なキッチンになりましたね。
どんどん使って、おはるキッチンを最高の居場所にしてください。
長い間、よく頑張りました。

 
 
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マクロ美風の家事アドバイスは「効率的に やさしく」

昨日、家事アドバイスの最終仕上げのために金沢に行って、本日京都に戻りました。
家事アドバイスを受けてくださったのは、塾生の“おはる”さんです。
彼女は遠隔でアドバイスするよりも、実際に話しながら彼女自身の気持ちや考え方、そして彼女の思考癖を考慮して進める必要があったためです。

人というのは本当に様々で、今回のようなケースは初めてでした。
大なり小なり人は親の影響を受けますが、成長するに従って自分の考えで修正していくものです。
しかしおはるさんは、育った環境そのままの方法や、考え方の癖が根強く残っていて、それが思考の変化を妨げていました。

ですから、一つひとつ話しながら、使い方やどこに置きたいのか意思確認をしながら、そのうえで私が良いと思う方法を提案しました。
私の提案は簡潔です。
「効率的に やさしく」です。

 
 

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お片付けすべては効率的であるべきなのですが、キッチンは特に効率的でないと、お料理がスムーズにできないので、時間がかかるだけでなく、お味もまずくなってしまいます。
ですからキッチンは一にも二にも効率よく整理します。
基本は「ワンタッチ」です。
何かを使うために引き出しを開ける、扉を開ける状態だとツータッチになってしまいますね。

でも、美的観点からツータッチを選ぶこともします。
その境目は「使用頻度」です。
使用頻度の多いものは見える収納に、その次のものは見えない収納にして、統一感やスッキリ感を出すと落ち着きます。

統一感で欠かせないのは色や材質です。
おはるさんのキッチンの壁は白だったので、白とステンレスで他の色は持ち込まないようにしました。
たとえば洗剤容器やブラシ類も同じ色で統一したいところですが、どうしてもそれができないときは、せめて透明か黒に、それでも異なる色は下の方に持っていきます。

おはるさんのボトル洗浄ブラシは黄色だったので、次回購入するときは白にしてねとお願いしておきました。
幸い持ち手部分は白だったので、少しはよかったです。

【HG8742 HG8906 ボトルブラシ】
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

 
 

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なぜそんなに色にこだわるか?
キッチンはただでさえ色々な色や形が集まりますから、ゴチャゴチャ感が強くなります。
それで、色の数を減らすことによって、グチャグチャした雰囲気を和らげるのです。
そんなことと思われるかもしれませんが、案外こういうことが気持ちに影響するものなのです。

なぜなら、色には波動がありますし、人は周りの波動を受けながら生きているからです。
でも、そんなことは気にしないとおっしゃる人がいます。
しかし、そうおっしゃる人が、綺麗な景色や調った空間を見て、何も感じないでしょうか?
いいえ。ほとんどの人が「ワア綺麗!」とか、「美しいなあ」とか、思わず口にするはずです。

ということは、ちゃんと波動を感じ取っているのです。
氣というのは波動そのものですから、自覚しなくても影響しているのです。
だからこそ、私はお片付けを通じて氣をアップする方法をお伝えしているのです。

 
 

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次に「やさしく」についてです。
人は外にいても家にいても、ホッとする瞬間が必要です。
ホッとできる場所には必ずやさしさがあります。
「マクロ美風の家事アドバイス講座」では、この「癒やし」の瞬間が得られやすいように考えてアドバイスしています。

家具にも調度品にも癒やしの力がありますので、それを目にするとやさしい気持ちになれます。
それで、おはるさんにもその一角を作ってもらいました。
おはるさんは引っ越しにあたって、小さめの冷蔵庫を購入してしまったのですが、結果的に小さくて不便なことがわかり、それより大きな冷蔵庫を追加購入したのでした。
結果として、冷蔵庫を2台持ちの生活になりました。

以前におはるさんのお宅に伺ったところ、その小さな冷蔵庫の上に“ふうわりさん”を無造作に置いていて、それがとても気になっていました。
ふうわりさんにホコリもかかりますし、見た目に乱雑さを感じてしまうのです。
それで、今回はその場所に観葉植物を置くことを提案しました。

この場所にもっとふさわしい観葉植物を見つけて、この空間が清々しい氣で満たされて、おはるさんを癒やしてくれることを期待しています。
この窓からは金沢の街並みや、遠くに山の稜線も見える素敵な方角です。
この方角を綺麗にして運気を味方につけましょう。
良い氣は綺麗な空間にやってきます。

 
 

 
 

長くなってしまいますので、今回の記事はここで終わります。
引き続きおはるさんの家事アドバイス記事を書きます。

 
 
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「家事アドバイス」 大きな計量カップの収納 まな板スタンド

先日、金沢の塾生さんの家事アドバイスに出張してきました。
実は、彼女は昨年の12月に引っ越して、その後の整理がまだ出来ていなかったのです。

というのも、今年の1月1日に例の大地震があって、小さな冷蔵庫が動いたり、キッチンの引き出しが開いてしまったりして、すっかり恐怖心に駆られてしまったのです。
普通ならもっと早くに整理しましょうと言うべき場面なのですが、彼女の恐怖心を前にすると、もう少し時間を置いた方がいいなと思ったのでした。
体験した人でなければ分からない怖さもあるでしょうからね。

ところで、彼女は人一倍不安になるタイプで、それは将来のことに関しても、日常生活でも同じ状態でした。
それで、一つひとつ彼女の不安をやわらげるために、色々な角度から新しい試みをしてきました。
私がよいと思ったことでも、本人が納得しないことは上手くいきませんので、ここはあくまでも本人の意志を尊重します。

 
 

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本当は先日ですべてが終わる予定だったのですが、細かなものの置き場所で悩んでおられるようなので、あとちょっとだけ検索が必要かなと思っています。
その一つに、大きな計量カップの置き場所問題がありました。
2,000ccとか3,000ccを計れるカップですね。
画像はこちらのサイトからお借りしましたが、教室で使っているものと同じではありません。

 
 

 
 

これらをいちいち引き出しや棚に収納するのは場所を取ってしまうので、「私は見える収納」をおすすめしました。
基本的に彼女は地震のことを考えて、落ちたり倒れたりすることに二の足を踏む気持ちがあります。
でも、仮に倒れても、落ちても、これなら大丈夫というものは、空間を合理的に使った方がよいと思うのです。

2月に中川さんが提案してくれたキッチン収納の方法は、まだ不安があるとのことだったので、他の方法での収納を考えてみました。
一番無駄になりそうな場所を有効に使う方法ですが、発想はごく単純。
空間を利用するのです。

どこのキッチンにもある吊戸棚からシンクまでの間に、突っ張り棚を取り付ける方法です。
棚は水切り棚として使えます。
高さを調整出来ますので、下に計量カップを置いて、上にまな板を置いてもいいなと思っています。
【キッチンラック 突っ張り 2段 シンク上収納 ステンレス製 ステージア 】
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

 
 

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あるいは、まな板はこういうスタンドを使うのもいいと思います。
私は京都のマンションを借りたときから、ずーっと使っていますが、下に重さがあるので安定していてとても使いやすいです。
【佐藤金属興業(Satokinzoku) SALUS デイリー まな板スタンド】
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

これらで、キッチン周りが少しでも片付けられたらいいなと思っています。

 
 
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「家事アドバイス」 大阪へ家具選びに リビング・ダイニングセット

今日は大阪に行ってきました。
塾生さんのLDセットの購入に同行するためです。
寸法はあらかじめ決めてあるので、それにピッタリの商品を探し出すのが目的でした。

家具というのは時代とともに流行があるのですが、人間の体は時代で構造が変わるわけではないので、あくまでも使い手の心地よさを優先して選びます。
形を見れば大体わかるので、デザインをチェックしながら商品を探します。

お店の氣も、対応してくれる人の氣も、そして何より商品の氣が良いものを選びます。
ウロウロしているうちに「!」という商品を見つけました。
以前の私ならおすすめしない椅子の高さだったのですが、座ってみるとなんとも心地よいではないですか!
座面と背もたれ部分のアーチが絶妙で、これがとてもしっくり来るのです。

そして、作りが良い。
お店の人の話によれば、先代から引き継いだ今の社長が女性で、日本の美意識を大切にした家具を作ることを前面に出した新作なのだそうです。
なるほど納得です。
とても落ち着くのは、細部に施された丁寧な作りのなせる技だったのですね。
惚れました。
デザイナーさんも30代でお若いそうです。

 
 

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セットだと下の写真のように揃っていますが、その中からアームなしの椅子を選びました。
そして、色も張り地も別カラーをオーダーしました。
なお、張り地は猫ちゃん対応で、爪が引っかかりにくいタイプです。

テーブルはあいにくオーダーできるサイズが合わなかったので、他のデザインで似た感じのものにしました。
もちろん、テーブルも椅子も高さは低めでのオーダーです。
(テーブル:65cm 椅子:38cm)

KASHIWA シリーズ SEN セン
画像はこちらのサイトからお借りしました。



オーダーなので納品まで4週間だそうです。
7月14日には配達してくれるそう。
配達料なし。
現在使用中の家具引き取りも無料。

良い商品に出合えて、塾生さんも大喜びです。
これで94-4さんの家事アドバイスはすべて終了しました。
あとは注文商品の納入を待つだけです。

すべて納得の行くものばかり揃えましたので、私も自分の家具を買ったような嬉しい気持ちで帰路につきました。

 
 
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