マクロ美風の家事アドバイス講座」カテゴリーアーカイブ

「家事アドバイス」 カーペット(ラグ絨毯)のサイズや色

<113-2さん>

【男性と女性で感じる模様替えの温度差】
外食して、お店に寄って、イメージを膨らませたのは大成功でしたね。
そして、具体的にご自分のお部屋が変化してくると、やっとそこで整理された気持ちよさを実感できるようになったとのことで、ヤレヤレの日曜日でした。
男性と女性のお部屋に対する関心の違いが、浮き彫りになった事例でした。
でも、グーンと考え方の距離が短くなってよかったです。

 
 

【流しの右側】
冷蔵庫に関しては、中川さんも私も絶対あの位置はよくないと思っていましたから、動かして大正解です。
その結果、流しの右側が大いに使いやすくなりますよ♪
これから洗い物が俄然やりやすくなりますし、最高に機能を発揮してくれる場所になってくれます。
楽しみですね。
それにしても今は、流しの右側に冷蔵庫を置く間取りのお部屋が多いのですが、これはお料理を重視しない人の設計だなぁと思います。

 
 

【カーペット(ラグ絨毯)の大きさ】
今回はリビングにカーペットを敷くことに意見が一致したそうですね。
気に入ったカーペットは品質の良いものなので、彼が直接寝転びたくなったのでしょう。
ウールはおすすめです。
私も長い間ウールを使っていましたが、足裏の弾力が心地よいものです。
ということは、この上をスリッパでドタドタと通らないように使った方が、綺麗で長持ちします。

カーペットを敷く位置を、下の図面に2通り記入してみました。
おすすめは円形です。
四角だとサンルームや、あなたのお部屋への出入りでカーペットを踏むことになって、汚れやすくなります。
また、ダイニングセットの椅子を引いた時、カーペットの上に乗ってしまいそうなので、これ以上大きいのは無理ですね。
ブルーは1辺2メートル、ピンクは直径2メートル以内がよいと思います。

 
 

 
 

【カーペット(ラグ絨毯)の色】
カーペットの汚れは、主に食べ物や飲み物をこぼしてできるのですが、これらはシミとなって茶色になります。
ですから、淡い色合いに憧れるでしょうが、ここは茶系にしておいた方が無難です。
第一候補は、「マーヴ ER7006」です。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

「マーヴ ER7006」」

 
 

でも、やっぱり淡い色がいいと思われるなら、「スウィートグリーン ER7008」がよいでしょう。
芝生のようなイメージが湧いてきて、精神的にとても落ち着きます。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

「スウィートグリーン ER7008」

 
 

【カーペットと部屋の重心】
このカーペットを敷いた場合は、お部屋の位置的な重心はカーペットの中心になります。
また、高さの重心は、キッチンからダイニングテーブルまでは高く、カーペット部分で低くなりますので、同じお部屋で2つの重心が存在することになります。
これを悪いと考えるより、家の中のオアシスと考えて、リラックスできる空間にしてみましょう。

 
 
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「家事アドバイス」 リビングダイニング(LD)セットの選び方

<141-1さん>

懸念のお仕事が片付いてホッとしましたね。
お疲れさまでした。

【LDセット】
次に選ぶのはダイニングテーブルセットですね。
あなたの場合は、このお部屋の目的が「お料理をすること」なので、そのお料理をしっかり味わえる環境にしてあげたらよいと思います。

本格的ではなく、本格のお料理を作るのですから、ここはテーブルも椅子も納得の行くものを用意されたらいいと思います。
そして、実はこのテーブルと椅子がこの部屋の「重心」となります。

こういうお部屋には、やはりリビングダイニングセット(LDセット)が合います。
テーブルも椅子も少し低めの高さになっていて、とても落ち着きます。
座面の広い椅子を選ぶと、3つ並べればお昼寝もできます(笑)
ま、お昼寝なんかしている暇はないでしょうが。
私もン十年、お昼寝はしたことがありません。

 
 

【LDセットの選び方】
では、LDセットの選び方にいきます。
家具は長く使うものなので、作りが良いものを選びましょう。
そして、木の好みもあるので、実際にお店で確認された方がいいです。
ヴィンテージとしての展示もしているお店がありますが、氣の面からいって前所有者の氣を受け継いでしまう場合があるので、避けた方が無難です。

次の寸法を目安にして選んでみてください。
テーブル
:W150cm、D90cm(できれば100)、H65〜66cm
椅子:W55cm、D60cm、H83(SH36〜38)cmくらい

椅子のSHを測るときは座面の高さにもご注意を。
下の写真を参考にしてください。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 


テーブルの場合、4人がけなら最低150cm。
180cmにすると、マルチテーブルとしての使い方ができます。
たとえば、お料理をしながらパソコン作業をする感じですね。
但し、脚の付き方を選ぶように。
すごく単純ですが、こういう脚の付き方が一番機能的です。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

【差尺】
テーブルと椅子を選ぶ時には、「差尺」に注意してください。
差尺とは? こちらの記事をご参考に。
もし家具屋さんで気に入った家具を見つけて、差尺が合わないときはカットをお願いしましょう。

椅子はアームがない方(左)が3方から出入りできるので便利です。
こんな感じです。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

ここで一つ過去記事をご紹介しておきます。
他にも「椅子」で検索すると、過去記事がいっぱいあがって来ます。
椅子の高さによる陰陽の違いと疲れの関係 2017.4.4

LDの良さが見直されているらしくて、最近は比較的安価なLDセットが登場しています。
L字型が多いのですが、このときはテーブルの脚の位置に注意する必要があります。
家具屋さんで色々確認してみましょう。

 
 
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チーク家具に込める想い 青林製作所から日田工芸へ そしてKOWA

私はある意味、家具フェチかもしれません(笑)
独身の頃から家具が大好きで、引っ越しの度に家具屋さん巡りをするのが楽しみでした。
今は塾生さんの家事アドバイスをしているのですが、形のイメージのために検索をしていたら、私が埼玉の家で使っている家具と同じ形のものが出てきました。

日田工芸 チーク無垢材 ダイニングテーブル & アームチェア 2脚 ~職人達の歴史が詰まった本物の家具。

私の場合は、テーブルは180cm、椅子はアームなしで6脚用意しました。
家が狭いのでアームなしにしたのですが、この作りのフレームは本当に手触りがよいので、うっとりします。
いつまでも撫でていたい感じで、職人技を存分に感じます。
アームなしでも、椅子の背もたれ部分のトップの丸みは、その手触りなのです。(うっとり)
埼玉の家に帰るたびに、その部分を撫でてほっこりしています。

チークの丸みを出すのは本当に難しくて、この商品は日本で一番の技術を持つ青林製作所の職人さんの技術愛を感じます。
それほどの職人さんを抱えながらも、青林製作所の兄弟が喧嘩別れをして、会社を閉じてしまったのです。
その後職人さんたちは日田工芸に移り、少し形を変えた商品も作るようになりました。
その日田工芸さんも2006年に閉じてしまったそうです(残念)
その一部の人に受け継がれた技術がKOWAに。

私は青林製作所が作った商品を購入しました。
上の記事にもあるように、当時の伊勢丹でこのセットを見て一目惚れしたのでした。
でも、世界的にチーク材人気が高まって、チーク材を伐採しすぎたため、今は木の成長待ちというところです。
将来の人は楽しみがありますね(^^)

ということで、埼玉の家は全部チーク材の家具で揃えました。
日田工芸の箱物家具も揃えました。
もう購入できない家具なので、大事に使っています。
家具は本来次世代に受け継がれるものだったのですが、今では暮らしが核家族化して、その時のライフスタイルに合った家具を求めるようになりました。

さらに、結婚しても家具より旅行にお金をかける時代になって、どんどん家具の需要が低迷し、ついには安い家具ばかりが出回るようになりました。
気軽に買って、気軽に処分する。
まさにここにも使い捨て感覚があります。
でもね、家に一つくらいは、使い込むほどに愛着を感じる家具がある暮らしっていいですよ。
何といっても家の氣が落ち着きます。

 
 

(京都タワー 2024.3.14 ブルーが美しかった)

 
 
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「家事アドバイス」 置き畳 ソファ

<113-2さん>

平日にもかかわらず、ちゃんと話し合ってくださって、ありがとうございます。
彼との温度差がはっきりしてきましたね。
結婚生活にはこういう温度差がつきものです。
そこをどうやってくぐり抜けるか。それが結婚後の暮らしなので、予行練習ともいえますね(笑)

 
 

【置き畳】
過去の家事アドバイスでも記事にしていますが、人は高い位置ほど疲れ、低い位置ほどリラックスできます。
ということは、日本人なら畳の上で寝そべる、ゴロリとする、こんな姿が一番疲れが取れそうだと感じますよね。
しかし、今は全室フローリングのお部屋に住まわれているので、ゴロリとできないわけです。

でも、フローリングにお座布団を敷いてゴロリとされていますね。
これは寒い地方では避けてほしいです。
体を冷やしてしまうので。
それなら、いっそのこと、「置き畳」をしてゴロリとする場所を確保するのが一つ、
ご希望どおりソファを購入するのが一つですね。
ただし、ソファは結構場所を取ることと、うたた寝を覚悟しましょう。

私としては、置き畳の方が活用しやすいかなと思います。
お洗濯物を畳んだり、ヨガをしたり、和室のように使えますからね。
こんな置き畳はいかがでしょうか?
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

 
 

【ソファ】
今お使いのダイニングセットは、テーブルの高さも椅子の高さも疲れがとれる高さではありません。
それで椅子からお座布団の方に移動したくなるのでしょう。
私が話しているLDセットは、テーブルも椅子も高さが低めなので、リラックスできる座り心地なのです。
広くないからこそ、LDセットにしてリラックスしてはどうかなと思いました。

しかし、彼の方はソファがほしいとのことなので、ここは彼のご希望を一つ叶えてあげるのも作戦としては有効です。
そして、今回は今までのダイニングセットを使用して、予算をベッドの方にまわしましょう。
お布団までまわると快適でいいですね。

 
 

【ダイニングセットの行方】
ちなみに、仮にLDセットを購入したとしても、今お使いのダイニングセットはテーブルはキッチンで、椅子はお二人のそれぞれのお部屋で使うつもりでした。
ベッドのそばに椅子があるのはなにかと便利なんですよ。
脱いだ衣類を置いたりできて。

 
 
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「家事アドバイス」 物干しハンガーは使ったらしまうこと

【突っ張り棒】
先日、ある塾生さんに「突っ張り棒」をおすすめしました。
洗濯物を室内干しにするためです。
今は室内用の物干しスタンドが豊富にあって便利なのですが、床面積を狭くしてしまうので、天井近くを使えたらいいなと思ったからです。
それに、洗濯物は上の方がよく乾きますしね。

 
 

【ピンチハンガー】
洗濯物を干す時、ハンガーやピンチハンガーを使う人も多いと思います。
でもね、このハンガーをいつも物干し竿にひっかけていませんか?
室内干しならホコリが、外干しならホコリはもちろん紫外線による劣化もあります。
劣化の他に、まずは美観としてよくありません。

ということで、物干しハンガーは干す時だけ使用して、洗濯物を取り込むときは室内できちんと保管しましょう。

 
 

【汚れ】
昔の人は竹竿ということもあって、使うときには軒下から出して拭き、使ったらまた軒下にしまったものです。
雨風や日光にさらすと竹が劣化するからですね。
今の時代はプラスチック製品がほとんどですが、こちらは静電気で結構汚れがつきます。
ですから、綺麗好きな人は物干しハンガーをお洗濯するわけです。
私は埼玉の家ではステンレスの物干し竿を使って外干ししていて、使うたびに濡らした雑巾で拭いていました。
結構汚れているものです。

 
 

【折りたたみ式も便利】
京都の家ではバルコニーが広いので、設置されている物干し金具にハンガーを掛け、タオル類はこちらの商品に掛けています。
これでも十分に日光が当たります。
京都高島屋で購入したのですが、使わないときは折りたたんで隙間に収納できるのでとても便利です。
雨の日はこれで室内干しに使います。
圧迫感がないし、どこにでも置けるので気に入っています。
干すものが少ないときは、半分に畳んでコンパクトに使います。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

【美しく暮らす】
外を歩いていると、一戸建てであっても、マンションであっても、外に洗濯干しのハンガーやピンチハンガーがぶら下がったままになっている光景をよく見かけます。
でも、これは美しくないですね。
それと同じことが室内でもいえます。

使ったらしまう。
これを実行すると室内が美しくなりますよ。
美しいところには良い氣が漂います。

立てておけるピンチハンガーもあるんですね。
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 
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