マクロ美風の家事アドバイス講座」カテゴリーアーカイブ

管理の良いタワーマンションの放つ氣が素晴らしい!

8月1日に内見に行ったマンションの件。
8月19日に審査会社の審査が通って、22日に大家さんの審査が通った。
お盆前に審査を通過してほしくて、その日のうちに申請はしていたのに、最終結果が出るまで22日間を要した。
今までの賃貸物件の経験で、最高に長い期間だった。

当該物件は、タワーマンションの分譲所有者が賃貸に出したものなので、審査が2回あった。
今まで経験した中で一番審査が厳しかった。
それはそうだと思う。どんな人が入居しているかで、物件への影響はもちろんのこと、大袈裟にいうとそのマンションの評判が左右されるから、厳しいのは良いと思う。

この物件は素晴らしく良くて、駅から物件までの街づくりも計画的に行われて、美しく保たれている。
そして、マンション自体の管理が素晴らしいのだ。
ネットで検索すると、マンションの理事会がしっかりしていて、愛情を持って管理していることがわかった。

さらに、内見に行った日に、廊下で居住者にすれ違っても、必ず挨拶をしてくれたことも好印象だった。
ゆとりを持って暮らしている穏やかな表情が伝わってきて、それも気持ちが良かった。
だから、ぜひこの物件の審査に通ってほしいと心から思っていた。

晴れて最終審査に通過の連絡をもらったとき、自分のことのように嬉しかった。
マンションを買うときは、物件だけでなく管理を買うものなので、賃貸であってもこの物件に住めると、間違いなく良い氣に包まれるだろう。
長く真面目に(真面目すぎるほど)働き続けて来た塾生さんなので、このような素晴らしい物件に住めることになって本当によかったと安堵している。

おめでとう。

 
 

(京都 鴨川の夕暮れ 四条大橋から)

 
 
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「家事アドバイス」 部屋さがしコツのコツ

一生のうちに1回くらいは部屋探しをすることがあるかと思います。
私のように40回近くも引っ越しをするのは「趣味」ですが……
どうやら私はお部屋を探すのがとても好きなようです(笑)
ですから、お部屋探しをしているときはワクワクして、テンションが上ります。
徹夜で検索するのも楽しいのです。

ということで、16歳の春から培ってきたノウハウは、結構今も役立っていて面白いなぁと思っています。
ノウハウはいっぱいあるのですが、今の時代だからこそのコツを2つ書いてみましょう。

 
 

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【ネットで完結させない】

今はお部屋を探すときに、まずネット検索から入りますね。
これは昔に比べたらとんでもなく効率的で、多くの物件が登場してくるのですが、それがすべてを網羅しているわけではありません。
実は、あえてネットに載せない物件もあるのです。

これは、良い方向で載せない場合と、悪い方向で載せない場合があります。
一方、その中間として、ネットの更新が間に合っていない場合も結構あります。
この更新が間に合っていないケースは、意図的な場合と、本当に人手不足でただただ現実を反映できていない場合があります。

それらを見極めるには、実際に足を運んでお部屋を内見するのが一番です。
これですべて解決します。
ネットでズルズル時間を消費するなら、思い切って現地に飛ぶのが一番効率的です。

そうすると、ネットには載っていなかった情報を発見したり、状況によっては奥からソロリととっておきの情報を出して来たりします。
それから、私たちがネットで調べるのとは別のルートで、業者だからこそ入れるツールから得る情報や、お付き合い情報があるわけです。
そういう情報が得られるので、現地に行くのはとてもプラスになります。

今回も、業者だからこそのルートで駐車場の確保が可能になりました。
ただし、物件の契約を済ませていないと駐車場の契約はできませんが。

 
 

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【内見で必ず写真を撮る】

ネットには間取り図だけでなく、写真や動画が載っていますが、それがすべて正しいとは限りません。
新築物件では少ないのですが、築年数がある程度経過していて、リフォームされたような物件ですと要注意です。
室内の状況とネットに載っている情報が食い違うことが結構あります。

ドアの位置が変わっていたり、2つの部屋が1つの部屋としてつながっていたりします。
キッチンが壁に向いている図面なのに、実際に行ったら対面式になっていたなんてこともあります。
最近はガスコンロからIHに変更されている物件も多くあります。

ということで、それらの確認のために必ず写真を撮っておきましょう。
勘違いや見落としを防ぐために、要所要所でパパッと撮影するのは必須ですね。
特に汚れやすいキッチンは、リフォームしている場合が多いので、しっかり撮影しておきましょう。

昨日の物件もキッチンが大幅にリフォームされていました。
壁向きから対面式に変わっていたのです(((╹д╹;)))

 
 

 
 

 
 

でも、シンクの上に吊戸棚があってよかったです。
これで使い勝手がかなり変わりますのでね。
面白いのは、換気扇下の壁にフックがついていることです。
これはフライパン掛けのためなのでしょう。
なかなか良いと思います。

まだ手入れの工事中だったので、黄色いテープは業者間の指示なのでしょう。
汚れを落とすか張り替えの指示でしょうか?
でも、それも気にならないほど綺麗な物件でした。

こうして室内の写真をしっかり撮っておくと、後々役立つことが多いので、ネットに載っていても絶対撮影しましょう。
大事なことは自分の目で確かめる。
写真記録を残す。
これに尽きます。

 
 
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「家事アドバイス」 本はどうするの?

先日、塾生さんからご質問がありました。
お片付けをするとき、本は捨ててもいいの? 取っておくべきなの?と。

よく溜まってしまうものの代表格が、衣類と本でしょうかね。
衣類の整理の仕方については過去に何度も記事に書きましたが、冠婚葬祭を除いて1年間着なかったら不要だと判断してもOKです。
私のクローゼットには10年選手のコートがありますが、毎年着ているので処分しません。
もし着なくなっても、スカートとベストに仕立て直しをしようかなと思っているところです。

さて、本ですが、最近はKindle版を利用して、紙の本は増えないお宅もあるかもしれません。
でも、私はやはり増えてしまいます。
では、本を陰陽で考えてみましょう。

 
 

本は紙がびっしり綴じられて、密度の高いものですから陽性です。
そしてまた、精神的にはそこから色々な刺激をもらって、心が揺り動かされたり、勇気をもらったりするので陽性です。

ということは、家の中に存在していても悪い影響を与えるものではありません。
むしろ、時々手にして感動を新たにすることもできます。
ですから、本は積極的に捨てなくてもよいのです。
ただし、価値観が変わるような出来事があると、処分してもいいですね。

かくいう私は、転居のたびに本の処分をしていました。
理由は簡単。狭いマンションには収まりきらないからです。

いずれ捨てるときが来ます。
それは、私がこの世から去ってしまう頃。
それに近い心境になったら、処分する決心がつくかもしれません。

 
 

(G.Oレター 桜沢如一の本)

 
 
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「家事アドバイス」 惚れ惚れする家具が到着しました

家事アドバイスを続けていた94-4さんが、以前オーダーされていた家具が納品されました。
早速お写真を送ってくださいました。

 
 

椅子の張り地は、カーテンの色と合わせてオーダーしました。
やさしい色合いに、うっとり眺め続けてしまうほど素敵です。
大きめの背もたれと、やさしいカーブがなんとも心地よい曲線なのです。
私は、背もたれのカーブを見ただけで、座りやすい椅子かどうかすぐ判断できますが、この椅子はまさにその典型的な例でした。


KASHIWA シリーズ SEN セン

 
 

そして、座面のこの曲線が、これまたお尻を包み込むカーブで、心地よいのです。
長時間座っていても疲れないし、姿勢を変えても包みこんでくれる包容力がある椅子で、本当に惚れ惚れします。
テーブルもフルオーダーで、天板のカーブも希望どおりに綺麗に仕上がっています。
ねむの木も写っていて、素晴らしい空間であることが伝わってきます。

 
 

94-4さんと一緒にショールームに行って、二人共納得して注文した家具が、このように素晴らしい作品となって納入されたことに、私も安堵しました。
そして、責任を果たした思いでいます。
「家事アドバイス」 大阪へ家具選びに リビング・ダイニングセット 2024.6.13

 
 

<94-4さんへ>

素晴らしいLDセットが届いてホッとしましたね。
納得行くまで諦めずに、妥協せずに選ばれて本当によかったと思います。
やはり、カーテンの色に合わせて正解でしたね。
優しくて、柔らかくて、94-4さんにピッタリです。

こうしてテーブルにもお花を飾って、最高の空間を作り上げてくださいました。
活きたお金の使い方をされて、生活の質がググッと変化するのを日々感じ取っておられることでしょう。
これから、オーダーされたカウンターが届きますね。
楽しみがまだまだ続きます。
これからの充実されるであろう日々を、私も心から応援しています。

 
 
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「家事アドバイス」 おはるさんのキッチン大公開!

昨日は塾生の“おはる”さんに対する「出張 家事アドバイス」の最終日でした。
おはるさんにもそのことは伝えてあったのですが、「こんなにまだグチャグチャなのに、今日一日でできるのだろうか?」と、昨日の時点で思っていたそうです。

本当は前回(6月)、引き出しや押入れの中まで整理するつもりだったのですが、大きな家具を動かして肉体労働をしたら、途中からおはるさんの集中力がなくなってしまったため、作業を中止したのでした。
どうやら疲れやすい体質のようです。
初めての経験に、神経まで疲れてしまった感じでした。

一方の私は楽しく次々とこなしていたのですが、本当に人それぞれだなぁと思ったものです。
しかし、寄る年波には勝てず、何日も筋肉痛が残りましたが(笑)

 
 

***

昨日は、あちこちに散らかっている物を、効率よく収めることが目的でした。
まずは、すべての引き出しや扉の中の状態を確認します。
そのうえで物の置き場所を特定していくのですが、引き出しを開けて感じたのは、「空気を収納している」ことでした。
つまり、それほどスカスカに隙間が多かったのです。

以前からおはるさんは、「収納する場所がない」と私に話していました。
しかし、引っ越しのときから付き合っている私としては、あの荷物で収納できないわけがないと確信を持っていました。
それで一つずつチェックしながら収納し直すと、ぜーんぶ収まって新しい空間もできました。

理由は簡単。おはるさんは各引き出しの床部分しか使っていなかったのです。
つまり、引き出しの高さを利用した収納をしていませんでした。
往々にして、お片付けが苦手な人は、床に次々と物を置いてしまうため、お部屋の床面積を減らしてしまうのですが、引き出しでも同じことをしていたわけです。
それで私は「ああ、空気がいっぱい」と感じたのでした。

食材や調味料の賞味期限切れも多く、それらを一つひとつ今後のお料理の傾向も考えながら、整理しました。
もちろん、賞味期限を過ぎても変わることなく使えるものもありますので、それらは残しましたよ。

 
 

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さて、休憩を兼ねてお昼ごはんです。
おはるさんが朝のうちに「塩むすび」を握ってくれていました。
それに「胡瓜とワカメの酢の物」と「プチトマトの炊いたん」と「温泉玉子」も用意してくれていました。
どれも中川さん直伝のお料理なので、美味しいのは勿論なのですが、温泉玉子の出来上がりがとても素晴らしくて、お料理に癒やされました。

「美風さんに食べてもらうので、真剣に作りました」とのこと。
そのお気持ちがとても嬉しかったです。
ご馳走様でした。

その後押入れの中もチェックして、以前購入しておいた「押入れラック」にも使わないお鍋類を収納して、すべてのお片付けは終了\(^o^)/

 
 

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次は「大和 香林坊店」へ。
寝具やお洋服、それに靴などを購入するためでした。
買い方のアドバイスも重要なことなので、一緒に店内を見て回りました。
気軽に着られるものを数点購入して、夕ご飯のために金沢駅へ。

信州そば処 そじ坊 金沢百番街あんと店」に入って、お酒を飲みながらいっぱいお話をしました。
おはるさんには伝えておきたいことが沢山あったからです。
物の扱い方や、買い方。お手入れの仕方などなどいっぱいありました。
まるで母親がお嫁に行く娘に教えるような感じです。

靴のお手入れのことでは過去にこんな記事があります。
靴の裏 2012.12.8
綺麗にすると気持ちがいいですよ〜。

靴は2日続けて履かないで、必ず休ませること。
毎日汚れを落として磨いてあげること。
忙しい場合はサッと拭くだけでもすること。
結紐がある場合は、必ず履くたびに結ぶこと。
こんなふうに扱ってあげれば、長く美しく使えますよ。

 
 

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本日、おはるさんからお写真が送られてきました。
これで9割完成なので、公開しましょう。
まずは、キッチン全体です。
手前のベージュのローテーブルは、おはるさんの想い出が詰まったものなので、ここで使うことになりました。

 
 

次は苦労したシンク周辺。
シンクの縦に渡してあるステンレス板は、必要に応じて取り外しできます。
壁面には使用頻度の多い道具だけ並べてあります。
突っ張り棚の上部右側(コンセントの左側)に、布巾掛けを取り付けることを提案したのですが、おはるさんは必要性を感じていないようでした。
鱧の骨切り用まな板も置きました。

 
 

真ん中の白い天板はワゴンですが、ストッパーで固定してあります。
ここで鱧の骨切りもできるように広さを十分に確保しました。
天板のすぐ下にはカセットコンロを3台置いています。

その下の収納部分には、扉が2枚、引き出しが3つあります。
扉の方は2枚とも上段・中段がお弁当箱、一部に未使用のガスボンベが入っています。
引き出し2つには布巾とお手拭きタオル、最下段には買い置きの缶詰類を収納。
天板の右下に少しのぞいているポリ袋は、ゴミ箱です。
キャスターがついているので、作業しているところの身近に移動して使えます。

 
 

こちらの記事に登場した冷蔵庫2台です。
同じメーカーで大きさが違うだけです。
大きな冷蔵庫の右側は、レンジラックですが、スライドテーブル上段には電気オーブンを載せ、下段にはおはるさんの強いご希望で、よく使う調味料を並べました。
最上段の扉内は乾物類、その下の固定棚には、桐のトレーにキッチンペーパーを敷いて、包丁を並べています。
なお、キッチンカウンターのヒーター角に置いてある小鍋は、おはるさんが使用済み油を入れてあるようです。

 
 

桐のトレイとはこんな感じです。

 
 

最初の写真で、キッチンの右手前に少し写っていたシェルフには、高さのある電気製品を置きました。
オープンな場所に置くことによって、フタを開けたりする作業が気持ちよく行えます。
ふうわりさんは左側に吊るしてあります。
湿気がこもるので、自然乾燥させるためです。
地震が怖いとのことで、ここにも滑り止めネットを敷いています。

 
 

地震が来た場合に備えて、食器類はすべてシステムキッチンの引き出しに収納しました。
アラジンの電気グリラーも、シンク下の大きな引き出しにすっぽり入っています。
これで安心。

以上、おはるさんの許可を得て、ざっくりと「おはるキッチン」をご紹介しました。

おはるさん、やっと素敵なキッチンになりましたね。
どんどん使って、おはるキッチンを最高の居場所にしてください。
長い間、よく頑張りました。

 
 
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