こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

姿に勢いを感じるのが良い姿勢 姿勢は生き方の領収書

姿勢って大事だなあと最近つくづく感じます。
なぜなら、姿勢は生き方の領収書だからです。

姿勢は、見かけだけでなく、体の内面を如実に反映します。

もともとは姿という文字が示すように、見た目の問題ですが、望診をするようになると深く内面まで考えるようになるので、姿勢の重要さを日々思います。

単に姿勢がいいとか、姿勢が悪いとかいう見かけの問題もありますが、私は素直に姿勢に「勢い」を感じています。

 
 

私がマクロビオティックを教わった恩師に、最後にお会いしたのは亡くなる3か月前でした。
急に背中が曲がっていて、ビックリした姿が今でも目に焼き付いています。

背筋を伸ばせるということは、それだけの勢いがあるということです。

体調が悪いと人は背中を丸めて前屈みになってしまいますね。
その姿から勢いは感じられません。

もう死が近い人ならいざ知らず、まだ社会で活動している人なら、この「勢い」を現す姿勢を意識するのが最高の生き方だと思います。
背筋の伸びた90歳なんて、素敵だと思いませんか?

そのためには、まずは内面から。

 
 


(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 ある日のお食事風景)

彼女はいつも姿勢がよいので、お食事のときにも気持ちのよい食べ方をされます。
前屈みにならないで食べること。
これがお食事のマナーであり、美しく見える秘訣です。

 
 
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年齢を重ねるほど人生は愉しくなりますよ 断言します!

昨日、塾生さんから「教室に来て美風さんを見ていると元気がもらえる」というようなことを言ってもらえました。
「えっ? 私でいいの?」という感じですが(笑)

そう言ってくれた塾生さんはまだ40代。
(でも、30代に見えます^^)

年齢を重ねると、確かに見かけは変化します。
それは生物学的にね。
でも、精神面ではいいことだらけですよ!

迷いはなくなるし、
決断力は強くなるし、
家庭環境も落ち着いてくるし。
(これは子育てが一段落するという意味)

一番愉しいのが、若い時には見えなかった世界が見えるようになることです。
人間の内面が手に取るように見えるようになると、それはそれは人生が愉しくなります。
若いときより確実に精神面は成長しますので、それが人生なんだなぁと思っています。

そして極めつきは、「陰陽」(無双原理)を意識していることです。
この陰陽の考え方は、確実に人生を豊かにしてくれますね。
そして、精神的に安定します。

もしかしたら、そういう内面が私から元気をもらえると言っていただける源かもしれません。
30代40代はまだスタートライン。
人生はこれからです。
ぜひ、これからのために「今」を充実させましょう。

ちなみに、私がむそう塾を始めたのは59歳のときでした。
夢いっぱいで不安なんて1ミリもありませんでしたよ。
大丈夫! 皆さんはこれからです!
どこでどんな展開が待っているのか?
想像しただけでもワクワクしますね。

むそう塾について(できるまで)
主宰者紹介ー中川善博
主宰者紹介ーマクロ美風

 
 

(京都 高瀬川 木屋町通の桜 2024.4.5)

 
 
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人生を変えたいなら まずは環境を変えることから

人生を変えたいなら、まずは環境を変えることから。
それが私の家事アドバイスの土台にあります。

誰でも環境の影響で気持ちや考え方が変わった経験をお持ちだと思います。
その代表格が旅行や転勤などですね。
子どもさんなら入学・進級・進学・卒業などでしょう。

自分が身を置く場所、自分が接する人。
それらが私たちの肉体や精神に影響するのです。

それは、目を通して、耳を通して、鼻や空気を通して、皮膚や脳を通して、どんどん私たちに影響してきます。
最後は食べ物や飲み物です。

 
 

案外見落とされがちなのが、住まい方です。
住まうというのは環境と一体になることなので、影響がとても大きいのです。
職場も、住まいも、学校も、長時間身を置く場所は、絶対良い氣に満ちていることが必要ですね。
そうしなければ精神を病んでしまいます。

誰と接するか?
どんなグループに属するか?
日頃どんな人と話をしているか?
これがとても重要です。

生きるとは、これらを具現化していくことに他なりません。
ですから、「人生を変えたいなら、まずは環境を変えることから」に行き着きます。

 
 

(京都市左京区にて 2024.4.2)

京都の桜は急に開き始めましたので、見頃はまだこれからです。
むそう塾の近くの川端通りや木屋町通り、冷泉通りはまだ満開ではありませんので、授業に来られる方はお楽しみできますよ🌸

 
 
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「私たちはつまるところ、自分の選択からできている」ジェフ・ベゾス

今、「マクロ美風の家事アドバイス講座」をメールで開催しています。
たまに記事にすることがありますが、オープンにふさわしくない内容の場合は、メールでアドバイスをしているので、表向きは静かですね。

古い話になりますが、私が家を建てるときに思ったのは、「選ぶものが多すぎる!」ということでした。
建売住宅を選べばそんなことはなかったのでしょうが、注文建築だったので全部自分で選びました。
もちろん、ハウスメーカーに任せることもできますが、自分が住む家ですから自分で気に入ったものを選びたかったのです。

来る日も来る日もショールーム巡りをしていた時期がありました。
玄関のタイル1枚でも、カタログではなく実際の商品を見てから決めたかったのです。
ですから、家づくりは選択の連続だと実感しました。

 
 

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それと似たことを「家事アドバイス講座」で感じます。
「要る?」「要らない?」、「捨てる?」「残しておく」などと、選択(決断)の連続になります。
ということは、決断できる人はお片付けが速いのですが、それは日々の自分の内面が整理されているかどうかにかかってきます。

不要な物に家の空間を占領されているのは、心も占領されていると考えられます。
自分にとって一番価値のあるものが空間を占めるようにすると、とても満足度がアップしますし氣の流れが良くなります。
このためにお片付けをするのです!
カーテンを替えたり、調度品を買ったり、買い物の選択もあります。

 
 

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お片付けは主に「物」の選択になりますが、「心」の選択もあります。
人生における選択というのがそれですね。
ここで忘れられない言葉があります。
アマゾン創業者のジェフ・ペゾス氏が、プリンストン大学の卒業式で語ったスピーチです。

ジェフ・ベゾスが祖母に放った「残酷すぎる一言」 2021.12.14

この中で彼はいくつかの例を出して、「私たちはつまるところ、自分の選択からできている」と語っています。
まさに現実はこのとおりで、日々選択の連続で生きているのです。
ですから、どんな選択をするかは、大でも小でも人生を築いて行くのです。

毎日平凡に生きているように思えても、実は選択の連続で生きています。
あなたの暮らしている空間が、少しでも良い氣を発する空間になりますように。
そして、最適な「選択」ができますように。

 
 

(京都市左京区 浄土宗 専称寺 むそう塾の近くにある)

 
 
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医者も驚く93歳、血管年齢は20歳 若さの秘密は夫の転勤40回?

医者も驚く93歳、血管年齢は20歳 若さの秘密は夫の転勤40回? (医療サイト 朝日新聞アピタル 有料記事 2024.1.28)

先日この記事を読んで、ビックリしました。
どうみてもお写真からは93歳に見えなかったからです。
(お写真を無断で使用できないのが残念)

岩手県陸前高田市にお住まいの女性(Sさん 93歳)が、健康診断を受けたら、血管年齢は20歳、基礎代謝などで判断する体内年齢は36歳という結果が出たそうです。

 
 

少しだけ抜粋させていただきます。
これといって体力作りはしていないという。食事は和食中心で、変わった食材を食べるわけでもないし、サプリメントも飲まない。なのに、肌つやは70歳以下に見えた。
頭脳も93歳だと感じさせない。話の受け答えが速く、記憶も確かだ。

こんな記述もあります。
夫が金融関係に勤めていたから、3人の子どもを育てながら東北各地を約40回転勤したという。そのたびに「1週間で荷物を整理して段ボールに詰め、必ずきれいに掃除をした」。それによって判断力や記憶力などを鍛え続けたのかもしれないと思った。
転勤先の環境に順応する力もついた。「率先して家の前のどぶさらいをした」「笑顔であいさつをした」。だから、夫を亡くし、震災で家を失い、避難所や仮設住宅から災害公営住宅へと状況が変化しても「何も苦労はなかった」。

また、88歳で洋裁に興味を持ってミシンを購入し、お洋服をリメイクして、気に入った人にプレゼントをしているそうです。
国内外の90歳前後の高齢者600人以上にヒアリングをしている古川柳蔵・東京都市大教授(環境学)は、「元気な方々に共通するのはポジティブさと感謝の気持ち。そして、見返りを求めない行動。それによってストレスをためないことが、若さを保っている理由ではないか」と話されているそうです。

 
 

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Sさんのご主人さまは金融関係にお勤めだったとのことなので、銀行員だったのでしょうかね。
今93歳なら、ご主人さまは昔の銀行のハードな時代に働かれていたでしょうから、Sさんはそれこそワンオペで子育てをされていたことでしょう。
なにしろ、昔の銀行はサービス残業が当たり前の時代でしたから。

昔ある会社で経理をしていた私は、12月31日の夜に通用門からお金を預けに行ったことがありました。
その時多くの行員が働いていてビックリしたものです。
(除夜の鐘前には帰宅できないのが常識でした)

私が結婚した夫は元銀行員でしたので、やはりそういう経験をしていたそうです。
そして、「銀行員も大変だけど、奥さんも大変なんだ」と話していて、やはり帰宅時間の遅さや転勤の多さもあげていました。

余談ですが、夫はそんな現実を知っていたので、知人の銀行員が栄転されたときには、奥さま宛にお花を届けていました。

 
 

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私は、転勤の多さがSさんの若さの秘訣というより、やはり古川教授のことばに納得します。
ポジティブさ
感謝の気持ち
見返りを求めない行動
ストレスをためない

言葉で理解するだけでなく、これを実行することが大事なので、これからもずっと意識して過ごそうと改めて思ったことでした。

 
 

(京都の空 2024.1.30)

 
 
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