こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

きめ細やかな心地よさは癒やしである

声・話し方・歩き方など、ふとした仕草にその人の特徴が現れますね。
実は、お料理にもその人の特徴が現れるんですよ。
あまりにもその人の特徴が反映されていて、もう笑ってしまうほどです。

ところで、人間は人と接しながら生きていくので、人間関係は心地よい方が落ち着きますね。
あなたの周りに波風を立てる人はいませんか?
そういう人はきめ細かさとは対局にいる人かと思います。

滑らかな面は見ても心地よいし、艶も生み出します。
触ってみると滑るような手触りで癒やされます。
シルクに触れていると、とても心地よい自分に気づきませんか?

これは人間にもそのまま当てはまります。
その人の動作すべてがきめ細かだったら、どんなに心地よいことでしょうか。
小説にも、映画のワンシーンにも、そんなハッとする動作が登場します。

春は人事異動もあって、人間関係が大きく変わる季節です。
あなたはどんな人と接していくことになるでしょうか?
きめ細やかな心地よさを失わず、上質の手触りを楽しめる人に恵まれますように。

そして、ご自分もきめ細やかな人になれますように。

 
 

(京都市左京区のお寺にて 2025.3.25)

今年は開花が早まっている京都です。

 
 
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誰に接するか 誰と話すか どんな場所に身を置くか

最近つくづく思います。
「歳を重ねると、それまでいかに生きてきたかが問われる」と。
まさに人生の晩年は「総決算」です。

「若いときにはいつでも何でも出来るような錯覚」をしていますが、だんだん現実に押しやられて、「出来ることがそんなに多くない」ことを知ります。
そうこうしているうちに人生も半分を過ぎ、一念発起して何かに挑戦しても、年齢は容赦なく迫ってきます。

そして晩年。
晩年になると明らかに個人差が出ます。
それまでどんなふうに生きてきたか?
何を考えていたか?
どんな人に接したか?

 
 

***

先日、97歳で動画を配信している人を知りました。
お顔も話し方も97歳には見えないお元気な男性で、元教師をされていたようです。
そこには知識だけでなく、人間性がたっぷりと画面越しに伝わってきて、昔の教師の素晴らしさを感じました。
こういう人が近くにいらしたら、しょっちゅう遊びに行って色々お話をさせてもらいたいなあと思ったほどです。

なぜなら、そこには「愛」があるからです。
口に出して言う言葉ではなく、行動に愛があるのです。
動画の男性が学生の頃、教師から感じた一瞬の愛を語っていて涙が流れました。
これが本当の人間だよねという出来事です。
今の時代には通用しない行動かもしれませんが。

 
 

誰に接するか、誰と話すか、どんな場所に身を置くかは、波動的にとても影響があります。
先日「ゆるゆる會」のご案内をしましたが、実はこの私が一番楽しみにしているかもしれません(^o^)
誰かのひと言が悩みを吹き飛ばすかもしれませんし、気づきをもらえるかもしれません。
「自分以外はみな師」という姿勢はとても謙虚ですよね。
私も謙虚に塾生さんの言葉に耳を傾けたいと思います。

 
 

(中川式糠漬け 料理:京料理人  中川善博)

この糠漬けがあまりにも美味しくて、ついつい食べすぎます。
季節の変わり目は、発酵食品を特に多めに摂っておきましょう。

 
 
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京都四条通を歩きながら思ったこと

今日、用事があって銀行に行った。
窓口カウンターに日本語を話せない外国の女性が立っていて、少し日本語の話せる男性がそばにいた。
銀行側の女性は日本語で対応している。

大きな銀行なのに、開いている窓口は2つだけ。
あとの6つの窓口は目隠しされて閉じている。
色々な手続きが昔とは様変わりしていて、そこには活気もなく、立ち入ってはいけない場所のような氣が漂っていた。

もう一つの銀行に寄ったら、こちらはまあまあの感じだった。
その違いは、閉鎖された窓口がなかったのと、流れがスムーズだったから。
どちらも四条烏丸で向かい合っている銀行だ。
企業でも氣の流れは重要だ。

その後四条通を歩いてApple京都に寄った。
iPadの確認のため。
そこからさらに歩いて京都高島屋へ。
その間にすれ違った人は、外国人と日本人が半々かもしれないと思うほど。

ここは京都。
あの落ち着いたシックな京都はどこに行ったのだろうか?
不愉快な服装(着物姿を含む)が目立ち、私の心は不協和音を奏で始めた。
…お前が古いのだ…
…これが今の流行だよ…

私が好きな京都なのに、今では外に出ると波長が合わない。
それは、私が変われば済む問題なのか?
私がアップデートできていないだけなのか?

 
 

***

それはともかく、何人も追い抜いて歩いていた(私は歩くのが早い方なのだ)ので、体はすごく爽やかだ。
やっぱり歩くのは気持ちがいいね。

じゃあ、毎日歩けばよさそうなものだが、健康のために何かをするというのが嫌いな私なのだ。
あるYouTuberが軽く脳梗塞を起こして、その後健康のために歩くようになったと話していた。
この寒い季節でも毎朝起きたらすぐ歩いているそうだ。
続けられるコツは、朝起きたらすぐ外に出る支度をして、お茶をいっぱい飲んでからスタートするそうだ。

そうすると、寒い中に出ていく億劫さがなくなるとのこと。
やっぱり一度脳梗塞を起こしたから真剣なんだろうね。
私にないのはこの真剣さだけど、歩いたあとの爽快感の経験が少ないのも問題だ。

でも、今年は変化することを意識しているので、もしかしたらいつかトトトッと歩き始めるかもしれない。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

今度は外で桜を写せるようになるといいかもね。

 
 
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変わろうと思ったら早速変化が! 新しい動きに感動!

お正月に埼玉から京都に戻るとき、夫が商品券をくれました。
実は子育て中にも夫はよくゴルフに行って、商品券をもらってくることがあったのですが、そんなときは私に渡してくれます。
そうすると私が大喜びするので、きっと今も渡してくれるのでしょう。
事実、大喜びしました(笑)

先日その商品券でセーターを買いました。
こちらの記事に書いたように変化をしようと思ったら、新しい色のセーターが着たくなったからです。
春色の淡い色合いのセーターを買いました(安かったので3枚も買っちゃった^^)

早速授業の日に着てみましたが、気分が明るくなってワクワクして良いことづくめです。
実際に年齢は変わらないのに、若くなったような錯覚に陥って面白いものです(笑)
明るい色合いが顔のそばに来ると、顔色がよく見えたり、健康そうに見えたりして良いものですが、精神面でも確実に変化が出るのがいいですよね。

実は、10年以上着ているコートも、来年こそは買い替えようと毎年思っていたのですが、代わりになるお気に入りのコートが見つからなくて今年も着てしまいました。
それなのに、新しいセーターを着たらコートの色合いと合わなくなって、コートまで新しい色のものが欲しくなりました。

 
 

こんなふうに着るものの色を変えると、気持ちにググーンと変化が出てきますよね。
これが色の波動の影響であることを、多くの人は気づいているのですが、一歩踏み出す勇気がなかったりします。
人目を気にして躊躇する人もいますよね。
でも、いいんです!
自分の人生なんだから、自分の好きな色を着ましょうよ。

な〜んて記事を書こうと思っていたら、今年の「満足コース」に珍しい塾生さんからお申し込みがありました。
先日の単発講座にいらしてくれて、久しぶりにお話をしていたのですが、彼女の美しさキープの方法に唸っていたところだったので、それはそれは嬉しかったです。

お申し込みの備考欄に「私も変わります。」と書かれているではありませんか!
なんだか「変わりますブーム」が起きたら面白いなぁと思ってしまいました。

 
 

(新しいセーター)

76歳にしては派手と言われそうですが、気にしない気にしない!
パステルブルーを選ぼうとした私に、「こちらの方がお似合いでは?」と店員さんが勧めてくれたので、すぐ飛びついたのでした(笑)

 
 
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私が変化を求めるきっかけになった甥の存在

先日、「育ち方が一生を支配するのは間違いない 新しい自分へ」という記事を書きました。
これにはちょっとしたきっかけがあります。

お正月に私の兄の子ども(甥)と、初めて長電話をしました。
冠婚葬祭の時しか故郷(北海道)に帰省しない私は、甥や姪ともすっかりご無沙汰していますが、家族の近況報告を兼ねて甥が電話をくれたのでした。

もう亡くなった私の両親のことや、6歳年上の私の兄のことなどを甥の視点から話してくれたのですが、それらの人が私の思っている姿と違っていてとてもびっくりしました。
人間は立場の違う人から見ると、まったく別人のような評価になったりすることに、ある種の驚きも感じました。

そのとき甥は色々な人の人生を語ってくれました。
すべて私の知っている人の人生ですが、すべて人生の晩年に生き方が集約されていって、とても興味深かったです。
その時思ったのです。やはり「育ち方が一生を支配している」と。

そんなことも影響して、ふと「私は何者?」と考えたのでした。
自分としては悪事に手を染めず、真面目に生きてきたつもりですが、第三者から見た私ってどうなんだろう?
自己満足だけで生きてきたのではないだろうか?

これから何年生きられるか分からないけれど、今までしなかったことをしてみようかなと思ったのでした。
今までと同じことをしていては変化の乏しい人生になるので、ここらへんで生き方の角度を変えてみようと思ったのでした。

ズバズバと物事をはっきり言う甥の存在は、私を面白い方向に押し出すきっかけになりました。
私が高校1年生のときに兄が結婚して、第1子が甥でした。
子ども好きの私は嬉しくて嬉しくて、甥の名前も候補にあげて兄に採用されたのでした。
ですから、私の思い入れもひとしおです。

こうして若いエネルギーの考え方がきっかけとなって、私自身が新しい自分になりたいなと思えたことがとても嬉しいです。
人は何がきっかけになるかわかりませんね。

 
 

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(レモンゼリー 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

今日の授業でこのレモンゼリーが大人気でした。
さっぱりした酸味にしびれました。
これからの人生の味付けにも参考になりましたよ。

 
 
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