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住まい探しは空気の動きとマクロビオティックの陰陽も考えること

今日は、先日探した神戸方面のお部屋の審査が通ったと、午前中に不動産屋さんから電話がありました。
\(^o^)/
ホッとしました。
おそらく審査は通ると思っていましたが、何があるかわかりませんから。

 
 

関東方面のお部屋の件は、昨日は業者さんがお休みのため、シーンと静かなのですが、私は黙々と探していました。
ネットの情報は同じ物件でも、10軒くらいは違う業者さんのサイトを見ます。
そうすると、写真の違いや間取りの違い、お部屋の向きなどで微妙に違いが出てくることがあります。
ということは、どれかが正しくない情報ということになります。
その他に方角や近隣環境も調べます。

一番よいのは内覧することですが、私はそこまで出しゃばることはしてはいけないと思っています。
立派な親御さんがついているのですから、まずは親子でご相談されるのがよいと思っています。
しかし、ここは素早い行動が必要というときには動きます。

 
 

午後になって、ある業者さんに電話を入れました。
ネットに出てこない裏情報を得るためです。
実は、本当にいい物件はネットに載る暇がなく、右から左に決まってしまうことが多いのです。
仮にネットに載ったとすると、瞬殺で決まってしまうことが多いです。

また、営業の方が外に出さないで、相手を見てここぞというときに奥から出して来る場合があります。
これらは駆け引きの世界でもあるのですが、今はネットがメインになったので、例としては少なくなったことでしょう。
でも、この「奥から」体験をされた塾生さんは、過去に何人かおられます。

A業者さんも、B業者さんも、C業者さんも、D業者さんも火曜日とあまり変わらないような状況でしたが、「もし動きがあったらお電話をお願いします」と伝えておきました。
もちろん、お電話を受けてくださったかたのお名前も伺っておきます。

 
 

17時頃、B業者さんから、「前にご希望されていたお部屋ですが、先に申し込まれていたかたの審査が通らなかったので、キャンセルになりました。」とのお電話が!
\(^o^)/
なんとラッキーな!
お礼を述べて、すぐE業者さんに確認してくれるよう電話を入れました。

なぜなら、E業者さんで、同じ物件の別のお部屋の申し込み手続きが進行中だったからです。
すると、E業者さんは「あのお部屋はもう決まっているんですが…」と言います。
「いや、今B業者さんから電話があって、審査が通らなくてキャンセルになったと電話があったのです。ですから、確認してください。」と伝え、確認を急いでもらいました。

10分ほどしてE業者さんから電話がありました。
「本当にキャンセルになっていました。今、押さえました。」と。
\(^o^)/
よかったー\(^o^)/
最初の角部屋が絶対いいと思ったので、本当に嬉しかったのです。
今日は本当に引き寄せの実感を味わいました。

 
 

***

お部屋の空気は動くことが必要です。
そのためには、窓が1つより2つ以上ある方がいいのです。
できれば水回りにも窓があると理想的です。
こうして初めて部屋の中の陰陽バランスが整うわけです。

今回のお部屋は、南と東に窓があって、バルコニーは南に面していて、その先は遠くまで景色を遮るものがありません。
これがこれから一人暮らしをする彼の気持ちを、どれほど清々しくしてくれることでしょうか。
哲学的な思考をするのが好きな彼は、きっとこのバルコニーがお気に入りになると思います。

住まいというのは、生活の拠点というだけでなく、心身をコントロールする場所でもあります。
住まいに居ながらその場の陰陽の影響を受けて、健康にも不健康にもなるのです。
ですから、私はこれから未来のある青年に、可能な限りのよい場を見つけてあげたかったのです。

ここで彼が陰陽を意識して暮らせたら、すごく素敵なことだなあと思うのです。
だって、マクロビオティックの考え方は哲学ですから、彼も興味を持つと思うのです。
あ、そうそう。
余談ですが、建物の名前も陽性なんですよ。
彼が住所を書くたびに、やさしい陽性な気持ちになってくれることでしょう。

 
 

あとは、審査を通るのみ。
よい報告が届きますように(祈)

<追記>
審査が通りました! 2023.3.17 14:16

 
 

(教室の掛け花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 


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楽しい時間を増やすために、まずは今の暮らしの見直しをしよう

新しい年になって、何かを始めようと思っている人がいるかも知れない。

すでに動きだしている人がいるかも知れない。

その新しいことは、少しの時間ですむこと?
ある程度継続すること?

もし継続することなら、新しいことに費やす時間が必要になるね。
その時間は、すでに余っている時間を充てられる人もいるだろう。

しかし、ゆとりのない時間の使い方をしている人は、まず今の時間の使い方を見直さないといけない。
それをしないで、気持ちだけで新しいことを頑張ろうと思っても、現実は時間が足りなくて不完全燃焼に終わることになる。

だから、新しいことを始めようと思ったら、まずは今の暮らしの見直しから始めよう。

新しい家具を買う前に、その家具の置き場所を確保してから家具を購入するのに似ている。

 
 

塾生さんでとても時間の使い方の上手な人がいる。
むそう塾の日程表とカリキュラムをしっかり確認して、「このお料理の練習はいつから始まりますか?」と質問された。
練習時間の確保のために、仕事のスケジュール調整をするのだそうだ。
賢い人だなと思った。

こういう時間の使い方をすれば、効率よく仕事もその他のことも進められる。
事実この塾生さんは、素晴らしい成果を上げている。

 
 

***

何かを始めるとき、環境が整うのを待つ人がいる。
理由はいろいろあるだろう。
しかし、ちょっと慎重になりすぎている感じがする場合もある。
個人の気持ちの問題だから、外部からとやかくいうのは控えるが、チャンスを逃さないでねと思う。

少しの思い切りが新しい道を切り拓いて、俄然人生が楽しくなった人をいっぱい見てきた。
自分は楽しい時間を過ごしたいか?
我慢の時間を積み重ねたいか?
これは陰陽的にみて、180度違う結果になる。

マクロビオティックは陰陽で物事を考える。
食べ物だけではなく、まわりに起きるすべてのことを。
時間の使い方はその最たるものだ。
これがとても参考になる。

いつも陰陽を意識して、弾力のある暮らし方ができたらいいね。

 
 

(地面には雪 空は真っ青 2023.1.26 京都にて)

 
 


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マクロビオティックを知った人が陥りがちなこと

先日、マクロビオティックを実践されている人からご相談がありました。
個人情報なので詳しいことは書けないのですが、なんだかとても気になって、ある部分だけでも記事にしたいと思いました。

これはマクロビオティックを知った人の多くがたどる道でもあるからです。
2点あります。
①玄米ごはんを食べるべきだと思っている。
②動物性は摂ってはいけないと思っている。

その結果胃腸の調子が悪くなったり、とても痩せる人が出てきます。
胃腸の調子悪化は、主に玄米ごはんの炊きあがりがかたいために起きます。
仮に玄米ごはんがよく消化できる状態であったとしても、急に限られた栄養素になるため、痩せることは多々あります。
玄米の持つ排出力による効果としての体重減少もありますが、適正体重を通り越してしまうのは問題があります。

一方、マクロビオティックを実践してから調子がよくなったという人も多いことでしょう。
数か月、あるいは数年は良い状態が続いても、その後に体調が不調になる場合があります。
その時には「その食べ方が合っていない」と考えて変更すべきなのですが、なかなか変更できない人が多いのです。

10年以上動物性を摂らなくても平気な人がいる一方で、1年ほど動物性を摂らないと、生きてはいるけど活力が感じられない人もいます。
本当に個人差があって、人の顔ほど食べ方には同じものがないと思った方がよいです。

食べ方には「◯◯法」とか「△△流」とか、何かベストの方法があるかのように思う人もおられるでしょうが、そんなくくりで対応できるほど人間は簡単ではありません。
それに精神面の影響も加わるのですから、まさにケース・バイ・ケースで考えるのが一番なのです。

 
 

***

マクロビオティックでは体質や体調を陰陽で判断して、それに合わせたお食事をするように指導しますが、そもそも最初の体質判断を誤ると、とても厄介な展開になります。
この誤りが実はとても多いんですよ。

数年前に指導者から言われた言葉をずーっと引きずったままの食生活をして、著しく体調不良になった人が、これまでもたくさんむそう塾に来られました。
人は陽性がベストなわけでも、陰性が悪いわけでもなく、中庸が一番楽なのだと理解してもらえれば、食生活も変えられます。

肉体的に中庸であるためには、精神面でも中庸になれると理想的ですね。
そのためのノウハウは、むそう塾にいっぱいあります。

残念ながらブログには書ききれないことが多いのです。
なぜなら、読んだ人が勝手に自分に当てはめてしまって、間違った方向に独り歩きしてしまう危険があるからです。

そんなこともあって、むそう塾では直接お目にかかれた人のみに、詳しくアドバイスをさせていただいております。
あなたのより良い人生のお役に立てましたら幸いです。

 
 

(絹玄米ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 


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明けまして おめでとうございます

新年 明けまして おめでとうございます

本年も よろしくお願い申しあげます

 
 

(結び紅白 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 


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玄米ごはんを食べて体調不良になる場合は、その炊き方を疑うべき

「私と玄米ごはんの出合い 46年前の西荻窪」「玄米の排出力の素晴らしさに驚いたマクロ美風の体験」のつづきです。

 
 

私がマクロビオティックを知ったのは、パソコンも携帯電話も使っていないときでした。
その後何年か経ってパソコンを習い、ブログを書き始めるようになりました。
まだまだ玄米に関する情報は少なかったのですが、今ではマクロビオティックや玄米の情報が洪水のように溢れています。

しかし、その中には間違っているもの、不正確なものが多くて、それゆえに体調不良になった人たちがむそう塾にも来られます。
ここで一つだけ確かなことがあります。
それは、体調が悪くなる場合は、その方法が合っていないということです。

一時期は体調がよくなっても、それを続けているうちに体調が悪くなるのも合っていないことになります。
なぜなら、体は嘘をつかないからです。
その方法が合っている場合は、体は快調になり軽く感じられます。

 
 

***

【玄米を炊くには微妙な加減が必要】

では、玄米について考えてみましょう。
玄米は白米のように簡単には炊けません。
もし「簡単」を前面に出していたら、それはあまり体によくない可能性があります。
「白米と同じように炊ける」というのも、本来の玄米のままなら体によくない可能性があります。
だって、白米と玄米は構造が違うのですから。

そういう意味においても、私が白米に玄米を混ぜたごはんを美味しくないと感じたのは、体の声でもあったわけです。
体調がよくなるような玄米ごはんの炊き方は、玄米の特徴をしっかり踏まえたうえで、限りなく白米の炊きあがりに近づけなければ実現しません。

なぜなら、玄米は消化吸収しにくい特徴があるからです。
そのために、今は炊飯器でも炊けるように改良された玄米が色々出されていますが、どれもイチオシできるものがありません。
どちらかというと、避けた方がよいものばかりです。

白米はどのようなお鍋で炊いても、大きく体調を悪くするようなことはありませんが、玄米はお鍋の種類と炊き方によって、天と地ほども差があります。
そして、それがストレートに体調の変化につながるのです。

むそう塾では、長い間食べ続けても体調が悪くならない玄米ごはんを目指し、炊き方も15年間で少しずつ変えてきました。
硬い玄米を白米のような柔らかさにするには、水分・時間・温度・圧などの微妙な加減が必要になります。
しかし、それらがピッタリ揃うと、まさに白米のように消化吸収のよい玄米ごはんが炊きあがります。

このような玄米ごはんなら、長く食べ続けても大丈夫です。
胃腸にやさしい炊きあがりなので、離乳食から高齢者の介護食まで幅広く食べられています。
念の為に書いておきますが、玄米は何も加工していない普通の玄米です。
炊き方次第でここまで可能になるのです。

では、どうしてそんなに大変な思いをして玄米を食べようとするのか?
なんだか振り出しに戻りそうな内容ですが、次は玄米の栄養について考えてみたいと思います。

つづく

 
 

(京都 鴨川の堤防にて 2022.10.27)

 
 


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