埼玉の自宅に久しぶりに帰ってきた。
玄関のドアを開けたら、焦げ臭い匂いが…
慌ててキッチンに行ったが火の気はない。
丸一日経っても焦げ臭さが抜けない。
夫がボソッと言う。
鍋を焦がしたと。
あっちこっち探したら、燃えないゴミ用の袋に鍋が入っていた。
シリットのヴィタリアーノ ソースパンだ。
外はなんでもないが、フタを取ったら確かに1センチほど焦げ付いていた。
ガラス蓋も焦げている。
私は今までの人生でこんなに鍋を焦がしたことがないので、焦げ落としの道具も洗剤もない。
明日重曹を買ってこよう。
それで、そのお鍋でお湯を沸かしてグラグラしているところ。
どの程度焦げがやわらかくなるかな?
それを見て夫が「ごめんなさいね」と言う。
いえいえ、留守にしている私が悪いんですから。
鍋の機能は失われていないので、引き続き使ってあげよう。
アルミの鍋だったら凸凹になって使えなくなっていただろうけど、さすがはシラルガン。
厚くて重いだけあって、加熱に強かった。
もう生産されていないけど、とてもよい鍋だ。
シリットヴィタリアーノ。