二度寝に思うこと 新しい自分になるための提案 

皆さんはお正月をどのように過ごされていますか?
中には寝正月という方も多いかもしれませんね。
我が家の男性二人も、その仲間です(笑)

ちなみに私は、独身時代に野口整体で「二度寝はよくない」と教えられてから、二度寝はしない派です。
とはいっても、1年に何回か二度寝をすることがありますが、そんな時は決まって夢を見るし、寝起きには頭がボヨ〜ンとして不快になります。
1か月に2〜3回夢を見る時がありますが、そんな時には良質な眠りが得られていない感じがします。

ですから、一気に5〜6時間寝て、パッと起きるのが一番快適で心地よいのです。
こんな生活を50年近くしているので、長い時間(8時間)眠るとかえって頭がボーッとします。
でも、夫も息子も私より相当睡眠時間が長いので、人それぞれだと思っています。


【野口整体】
2020年1月号の「月刊 全生」に、野口晴哉先生の「健康法の錯覚」という記事が載っていました。(12P)
昭和49年1月の活元大会での話が記事になっています。
その中から一部抜粋します。

ーーこの間来た人は一見して「これは二度寝の頭だ」と言ったら、「いえ違います」と言う。「いや絶対二度寝だ」と言ったら、「四回寝ました」と言うのです。そういう人は目が覚めても覚めきらないからまた寝る、また寝ても覚めきらない。つまり肩の疲れている部分、お尻の疲れている部分、腰の痛かった部分というように、何回かその部分に合わせて寝直さないと疲れが抜けない。抜けないのは、疲れが偏ったまま寝てしまうから、体はそれを調整する要求が起こる。欠伸が出るのも、伸びをするのも、活元運動が起こるのもそのためなのです。ーー


【疲れの内容】
この中で、「疲れが偏ったまま寝てしまう」というのがあります。
私はその「疲れ」に注目します。
肉体的疲労の単純な疲れだと、案外眠りが深くなってよいのですが、精神的な疲れは眠りの導入部分も深さもよろしくない場合が多いですね。
こういう人は二度寝傾向にあるように思います。

質の良い眠りを得るためにも、起きている間の過ごし方や、人付き合い、働き方、食べ物などを全般的に見直してみることをおすすめします。
大きく言うなら、生き方そのものを改めて問うのが効果的かもしれません。

・自分の思い込みで無理だと思っていることはないか?
・誰もそんなことは要求していないのに、自己満足で自分の仕事を増やしていないか?
・人の目を必要以上に気にしていないか?
・お金がないから無理だと諦めていることはないか?

この中で一番簡単なのは、最後のお金の問題です。
お金が必要なら働けばよいのです。
お金のために自分がしたいことを我慢しているのなら、それはストレスになります。
ストレスは良質の睡眠の妨げになります。

あとは人付き合いのストレスですね。
これが一番厄介だと思います。
ここには割り切りが必要ですね。
でも、多くの人が割り切る勇気が持てないのかもしれません。

そこを承知で言います。
思い切って割り切ってごらんなさい。
曇天から晴天になりますよ\(^o^)/
いかにしがらみを捨てられるかに、あなたの自由度はかかっています。
ちなみに、しがらみって「柵」と書くんですよね。
すごく納得です(^^;)

 
 

(梅人参 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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