「第141回玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」のご案内

【画期的な玄米ごはん】

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」では、毎月のように「玄米ごはんの炊き方秘伝講座」を開催してきました。
2008年のスタートから、今まで1,300名近くの人が受講してくださいました。
北海道から沖縄、そして海外からも受講してくださって、心から感謝しています。

むそう塾には、玄米ごはんをすでに召し上がっている人も、玄米ごはんは食べたことがないという人も来られます。
しかし、中川式の玄米ご飯を召し上がると、誰もが「美味しい!」とビックリされます。
それはなんと言っても、中川式独特の「やわらかさ」に驚かれるのでしょう。

ちなみに、私が初めて習った玄米ごはんは、もっちもっちでお赤飯のような炊きあがりでした。
その時はその炊きあがりが美味しく感じたのですが、時の経過とともにその玄米ご飯が美味しくなくて、炊き方を変えたり、混ぜものをするようになりました。

これが玄米の持つ力のためであり、米糠部分を削ぎ落としてしまった白米にはないものです。
そうであるがゆえに、白米はずっと同じ炊き方でもよいのですが、玄米は体調に合わせて炊き方を微調整した方が、もっと体調がよくなります。

そんな時期に、京料理人の中川善博さんに出会って、画期的な玄米ごはんの炊き方を教わりました。
それまで、そんなにやわらい玄米ごはんは口にしたことがなくて、心から感動したものです。
それで、この玄米ごはんの炊き方をお伝えしたいと思って、むそう塾を始めたのでした。

 
 

【ふわふわの小豆玄米ごはん】

私は玄米に小豆を混ぜて炊くのが好きです。
玄米に小豆を混ぜると、小豆の陰性さが加わって、より炊きあがりがやわらかくなるからです。
ふわふわに炊きあがった小豆玄米ごはんは、本当に美味しくて、これだけでもおかずがいらないほどです。

なんというか、滋味すぎて涙が出るようなお味です。
噛むたびに不安が吹き飛んでしまうような心地よさが湧いてきて、精神安定剤のようになります。
こういう食べ物って他にあるでしょうか?

もしあなたに不安や迷いがあるなら、玄米を召し上がってみませんか?
玄米は白米とは違って、精神的な安定感をもたらしてくれます。
これが玄米を食べる一番のメリットではないかと、私は思っています。

 
 

【まずはプレーンな玄米ごはんを】

何事も基本が大事です。
まずはプレーンな玄米ごはんが炊けるようになりましょう。
それができるようになったら、体調やお好みで小豆玄米ごはんに進んでもかまいません。
そうしたら、私の上の文章がご理解いただけるようになるでしょう。

では、過去に受講された塾生さんのご感想や、愛クラスの様子をご紹介しましょう。
(年間コース受講者のご感想も含まれます。)
Miさん
Kaさん
Saさん
玄米ごはんの炊き方秘伝講座のご紹介

なお、むそう塾は素人さんにお料理をお教えする教室なので、飲食店関係・お料理教室関係、セミナー関係の方のご参加はご遠慮いただいております。
こちらの注意点を必ずお読みいただいて、どうぞご理解いただけますように。

 
 

【講座名】
「第141回玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」

【開催日】
2021年11月28日(

【会場】
授業:「むそう塾」京都市左京区孫橋町18
懇親会:京都ホテルオークラカフェ レックコート(1階)

【内容】
・中川善博による玄米炊飯デモ1回&試食
・各自が実際に炊く練習&試食
・玄米の量り方や洗い方の実習(1名ずつ)
・圧力鍋の高圧洗浄の方法(デモ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・玄米と塩の診断(1名ずつ)
・再受講者の圧力鍋のフタ、部品のチェック(1名ずつ)
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
・圧力鍋の他に指定の保温ジャー・保温カバー・鍋敷き・カセットコンロが必要

【昼食】
福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・糠漬け・三年番茶

【玄米投稿の内容】
・玄米ご飯を写真に撮りメールで送る
「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
「玄米投稿」の写真指導
◆新人さんの投稿期限:2021/12/28(火)21時迄(期間中でもパスポートを取得したらその時点で終了)
◆再受講者の投稿期限:2021/12/8(水)21時迄(3回投稿したら終了)

【タイムテーブル】
11:00     開場
11:30~12:00 お食事
12:00~13:00 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
13:00~16:30 玄米炊飯のデモ・各自の実習・診断・質問など
16:30      記念撮影・解散
17:00~19:00 会場を変えて復習&懇親会

【定員】
8名

【受講資格】
一般の方 (デリバリーを含む飲食店関係者や料理教室関係者を除く)
パスポート取得者の再受講もOK
・ご予約の前にこちらの注意点を必ずお読みください

【持ち物】
<初受講の人>
・使い慣れているデジカメまたは比較的新しい携帯電話
・玄米700ccと塩大さじ1杯程度
・(圧力鍋・保温ジャー・保温カバー・鍋敷き・カセットコンロは当日持参しなくてもよいが、別途購入のこと。購入方法は受付完了メールに記載。)

<再受講の人>
・デジカメまたは比較的新しい携帯電話
・お鍋
・お米(1回炊飯分)
・お塩(1回炊飯分)
・鍋敷き
・ふうわりさん
・教室とカセットコンロが異なる場合はカセットコンロ

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
初回:27,500円(消費税込)
再受講:16,500円(消費税込)(ビジョン鍋所持者に限る)
・復習&懇親会の費用:無料

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
こちらの予約システムから 随時受付
 初めての方は事前に会員登録をお済ませください。

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 


(中川式玄米ご飯 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

 
 

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【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
中川式糠床宅配のご注文方法
中川式糠漬け(じゃい安Direct)のご注文方法
中川式鉄火味噌のご注文方法
シリットecontrol 鍋のご注文方法
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
中川善博から娘へのお弁当
中川善博厳選!おすすめ器具と食材

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感謝の気持ちを持てると 人はエネルギーをもらえる

ときどき「美風さんはお元気ですね!」と言われることがあります。
その理由を聞かれることがあるので、「陰陽バランスと玄米ご飯かな?」と答えることが多かったです。

ここでいう「陰陽バランス」とは、お食事はもちろんですが、生活全体での陰陽をさします。
そして、一番大きいのは精神面での陰陽バランスだと思っています。

 
 

人は誰しも気分の浮き沈みがありますが、私の場合はかなりそれが一定しています。
マクロビオティックを知ってからは、さらに安定しています。

そして、腹を立てるということが若いときからほとんどありません。
さまざまな要因を考えると、怒れないことが多いんですよね。

それより、むしろ感謝の場面が多いから、そのようになるのかもしれません。
「ありがたいな」「うれしいな」と思っていたら、気持ちは明るくなるし、仕事効率も上がります。

 
 

先日も大阪からの帰りに、中川さんのところで夕ご飯をご馳走になって、幸せの塊状態で帰宅しました。
中川さんの思いやりが本当にうれしかったのです。

相手が今置かれている状況の、一歩先を考えて行動する中川さん。
そんな中川さんの大きな愛に包まれて、今までむそう塾を続けて来られたのだなと思います。

私が元気でいられるのは、私が感謝の気持ちを持ち続けられるように行動してくれている中川さんのおかげなのだと思っています。
それがありがたいからこそ、そのお気持ちに応えようと、頑張るエネルギーが湧いて来るのです。

 
 

誰かによくしてもらったら、誰でもうれしいですよね。
うれしいから、自分でもそのお気持ちに報いたいと思いますよね。

そんな循環の中にいたら、悩みや迷いで時間を浪費することもなく、不安や不満を感じたり、腹を立てて内臓に負担をかけることもなく、いたって健康的に暮らせるのだと思っています。

 
 

感謝できる環境、これが元気の秘訣かもしれません。

 
 

 
 

そういえば、夫は昔、二人の友人からとても助けられたことがあって、その二人の言うことは何でも聞くという姿勢でした。
死ねと言われれば死んでもいいとまで言っていました。

ですから、いつも感謝の気持ちを持って生活していたと思います。
幸い、そのお二人ともご健在で、時々ゴルフにも行く間柄です。

夫がそんなふうに恩義を大切にするタイプであったことも、私の精神面が安定していることの要因かもしれません。
今では留守にしがちで申し訳ない妻なのですが、お互いに感謝の気持ちでつながっている夫婦かもしれません。

 
 

ありがとう、二人の男性。

 
 

京都 貴船川

 
 

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夏にも鍋料理を! 熱いスープを飲んで汗をかこう!

先日うれしいことがありました。
どちらかというと食の細い、そんなにパワフルではない塾生さん(Sさん)が、目を輝かせて中川さんに報告してくれたのです。

私からもiMessageで詳しくお聞きしたところ、「単発煮物講座 第3回」を受講されて、自宅で毎日煮物を召し上がっておられたら、素晴らしいお通じがあってうれしかったそうです。
それまであまり食欲がなかったそうなのです。

Sさんは、「昨日のお鍋もそうですが、極上なお出汁が染み込んでいるお料理は身体の巡りをとてもよくしてくれると実感しています。なので、一度参加した講座なのですが、おでん講座に参加したいと思っています。」と書かれていて、おでん講座に申し込みをされました。

 
 

そうなんですよねぇ。本当に煮物って体によいのです。
だからむそう塾では、かつて「煮物コース」があったのです。

ところで、煮物にも陰陽があるって知ってました?
当然、夏の煮物と冬の煮物は異なりますが、夏の煮物はやはり汁を多めに仕上げます。
ミネラルがどんどん失われる季節ですから、せっせと補充するためです。

なお、Sさんが「昨日のお鍋」と書かれているのは、「自由人コース」で作った「シンお持ち帰り鍋」のことです。
もともとは「お持ち帰り鍋」として、中川さんが過去にレシピを公開したものです。(2009年12月29日に公開)
しかし、その本当のお味を知っているのは私だけで、他の人はレシピだけで作っていました。

でも、レシピだけではお味に誤差が生じるのはお決まりなので、ここらへんで正しいお味を知ってもらってもいいのではないかと思って、自由人コースで味わってもらったわけです。
さらに自由人コースのためにブラッシュアップしての登場です。

それが大好評で、Sさんはモクモクと召し上がっておられました。
食欲があってうれしいなあと眺めていたほどです。

暑い夏ですが、ポタポタと汗をかいて熱い汁を飲むと、がっつりミネラルが補給されて、新陳代謝が促進されるのがわかるような気がします。
夏こそ熱い汁を!
ぜひお試しください。

爽やかな気持ちになりますよ〜。
もちろん、体もポカポカして免疫力アップに役立ちます!

 
 

なんだか、1年中毎月お鍋を囲む日があってもいいなあ。
「お鍋コース」なんて成立するのかしら?

 
 

(シンお持ち帰り鍋 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

薄く切られた鱧をしゃぶしゃぶ泳がせていただきます。

 
 

こちらでもしゃぶしゃぶ。

 
 

お豆腐の食べ頃は、「外は熱く中は冷たく」。
中川さんの早口陰陽の説明がスッと理解できた人は、陰陽がよく理解できている人です。

 
 

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「相原ヘルマン マクロビオティックを語る」より

今日は本の一部を断捨離しました。
理由は新しい本を入れる棚がなくなったからです。
私の本棚は、90センチ幅で40段ほどあるのですが、そのうちの4段を整理しました。
資料として残しておきたい本もあるので、パラパラとめくってから判断しました。

かつて感動した部分が今は「そんなことがあったなあ」と思うだけで、考え方が変わってきた自分を確認することの連続でした。
少しその考え方に距離を置くようになったり、もう古い情報だったりして、自分の中で消化できているものが大半でした。

ということは、本というのはそんなに保存しておかなくてもよいのではないかと思ったりします。
もちろん内容にもよりますが。

 
 

【新しき世界へ No.607】

古い本が登場しました。

 
 

昭和62年の発行です。

 
 

この中に、ヘルマン相原先生の言葉がありました。
記事の中では「相原ヘルマン」さんになっていますが、私にとってはやはり「ヘルマン相原」さんの方がしっくり来ます。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

特に下の線を引いた部分に深く共感します。
私もマクロビオティックを始めた頃は、排他的な食事をしていたので痛感します。
それらを踏まえて今の私があるわけです。

私の恩師の大森英櫻先生は、兄弟の縁を切ってまで穀菜食に突き進みました。
他の先輩たちも似たようなことをされていますが、結果は下の文章のとおりだと思っています。
学べば学ぶほど、偏りを危険だと思うようになったマクロ美風です。

 
 

 
 

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京都 IL GARAGE(イル ガラージュ)さんでのランチ

昨日は、京都のイタリアンのお店に行ってきました。
中川さんのお嬢さんも一緒で4名です。

2018年12月17日にオープンしたというそのお店は、イノダコーヒ 本店の並びで、すぐ近くにありました。
看板が出ているわけではないので、うっかりすると見落としてしまいそうです。
ガレージの2階にありました。(まさに店名どおり!)

IL GARAGE(イル ガラージュ)
昼夜ともに2組だけの完全予約制とのこと。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

自家製天然酵母パン

 
 

 
 

京都の夏といえばやはり鱧

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

一つひとつを慈しんで作られたお味が好印象でした。
今回はアルコールなしだったので、次回はぜひ美味しいワインでいただきたいと思います。

帰りに外まで見送ってくださったのですが、真面目で清潔感のある笑顔が素敵でした。
丁寧に作られたお料理に、そのお人柄を想像していたのですが、やはりという印象でしたよ。

今はコロナの影響でアルコールも出せず、片肺飛行の営業をされていると思いますが、早く思う存分腕をふるってほしいものです。
お店をオープンしてから、まともに営業できているのは1年間だけですものね。
1年半以上もコロナに振り回されては、きっと大変だと想像します。

お店の感じはInstagramの写真の方が伝わりやすいかと思います。

 
 

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