毎日を慌ただしく過ごしているときには、あえて、一瞬でもいいから現実を離れた行動が必要です。
これは他ならぬ陰陽の転換なのですが、私はもっぱらそれを読書で置き換えています。
読書といっても、それは電車の中でしか読みませんので、読み終えるには時間がかかります。
それでも読書は学びになることが多くて、ほんの一言でも今の自分には貴重な視点になります。
今回読み終えた本は、ジェーン・スー氏が書かれた「介護未満の父に起きたこと」です。
介護未満ってどういうことかなと思ったのですが、なるほど、人はこうして老いていくのかと学びになりました。
まずはできないことが増えていくんですね。
たとえばペットボトルの蓋が開けられないとか…。
今の私は、夫の「できないこと」と向き合う日々ですが、その中で「介護される人の気持ち」を知りたいと思っていたので、そういう意味でもこの本は参考になりました。
私が「マクロ美風の家事アドバイス講座」でも感じている内容もあって、「そうでしょそうでしょ」と思いながら読み進めました。
ところで、この本の中に「スマート介護」というのがありました。
親と子どもが離れていても、親がスマホを使えたら実現できることが増えるので、すごい方法だなあと感心しました。
アレクサ(Alexa)が搭載されたエコショーを使うのだとか。
和田亜希子さんのお名前も初めて知りました。
その方法を読んでいると、中川さんがご自宅のドアホンを取り替えた方法が、そのまま載っていて急に身近に感じてしまいました(笑)
スマートドアベルというのだそうです。
これだけでも飛躍的に便利なので、すごい時代になったものだと感心しているところです。
便利な方法は使ってみるのが一番ですね。
かなり陰陽転換になりましたよ(^^)























