「医者が教える世界一やさしい薬のやめ方」崎谷博征著

私は20代で野口整体を知って、指導室や本部道場に通い、以来「氣」というものを大事にしてきました。
その結果、もう60年以上も薬に無縁の生活をしています。
マクロビオティックを知ったこともあって、食生活や暮らし全般に陰陽を意識して穏やかに暮らしています。

ところが今年の夏、突然夫が薬のお世話になる生活(脳梗塞)をスタートしてしまい、現在8種類の薬を飲んでいます。
当然のことながら、私は多剤併用(ポリファーマシー 多剤服用)の影響を心配していますが、夫は多剤併用のことは意識していませんでした。

人間は本来、自分のことは自分で処理できる機能を備えているはずですが、その機能がうまくいかない時どうするかには個人差があります。
すぐ病院に行って薬のお世話になる人もいるでしょうし、私のように極力病院は避けたい人もいるでしょう。

そこは個人の生き方の問題なので私がとやかく言うことではないのですが、ただ知識として、薬にはこういう弊害もあるということを知っておいた方がよいと思っています。
数ある本の中で、素人にも解りやすい本を見つけましたので、ご紹介したいと思います。

 
 

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【医者が教える世界一やさしい薬のやめ方】 医学博士 崎谷博征著

 
 

 
 

内容の一部をご紹介しましょう。
ーー医薬品の成分は、作用が謳われている主成分(有効成分)はごくわずかであり、大部分は添加物で構成されています。ーー

「薬は添加物の塊の超加工品」
普段のお食事で、添加物や加工食品を避けていても、薬はこれらの塊だと知るとゾッとしませんか?

 
 

ーーひとつの錠剤の添加物量では問題ないといえる量だったとしても、多剤服用のケースではその考え方は通用しません。また、複数の添加物同士の相乗作用のリスクなども明らかにされていないのが実情です。ーー

 
 

ジェネリックにも注意!
ー必然的に、安全性よりも安価という基準で、大量生産される中国産やインド産の粗悪な材料を添加物(賦形剤)に使用することになります。ーー

 
 

 
 

「漢方薬も危ない!」
一般的に漢方薬は安心できると思っていませんか?
しかし、ある中国籍のエコノミストは、「私は中国の漢方薬は汚染されているから飲まない」と公言しています。
今は栽培されたり、汚染されたりして、まともな漢方薬が手に入りにくいからだそうです。
なお、日本由来の漢方薬(和漢)はこの限りではありません。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

最後に。
ーー私たちの死因の第3位は医療行為によるものです。ーー医薬品の副作用による被害は、もはや“稀なケース”や“しかたのないリスク”として片づけられない段階にまで達しています。ーー

 
 

以上のことを踏まえたうえで、慎重に薬に向き合いたいものです。
なお、サプリメントにも似たような問題がありますので、安易に薬やサプリメントを通販で購入しないよう気をつけましょう。
また、コレステロール値が高いと指摘されていても、すぐには薬に手を出さず、まずはこの本を読んでほしいと思います。
実はコレステロール降下剤(スタチン製剤)は怖いのです。

 
 

ちなみに、この本は下の写真の一番上にあります。
厚い(382P)のですが内容が面白いので、ついつい読み進められます。

 
 
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