12月14日はむそう塾恒例の「おせち」の授業がありました。
「おせち」を習えるのは「秘伝コース」の12月の授業です。
今年の授業は3名の秘伝新人さんと2名の再受講者、さらに10月から始まった「スポット受講」で3名を加えて、8名となりました。
14日は朝10時に教室を開けましたが、仕込みはそれよりも前に行なっています。
そこで、その仕込みの様子を見たいということで、2026年度からは泊りがけの2日間連続授業をすることになりました。
(すでにそのスポット受講のご希望もいただいております。)
おせちの日持ちをよくするため、寒いのを我慢して作るので、全員厚着で集まりました。
じっと中川さんの手元を見ているだけですが、経験者は「ハッ!」とすることもあるようです(笑)
うっかり勘違いして作っていたとか、実際に作ってみたからこその質問もあって、あちこちから活発な質問が飛び交います。
それらの質問に答えながらも、手元は休むことなく着々と進んでいきます。
秘伝コースではおせちを重箱に詰めるところを実習してもらうのですが、今年は塾生さんのおせちが素晴らしい出来上がりでした。
経験者が加わっているのもあるでしょうが、それにしても見事な出来で、よ〜く見ないと塾長が詰めた箱と見間違うほどでした。
すでに中川さんのブログで掲載されていますが、こちらでも記録として残しておきましょう。
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【塾長のお手本】

<一の重>

<二の重>

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【塾生さんの作品】

<一の重>

<二の重>

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むそう塾のおせちは「食べて美味しい」のが自慢です。
一般的なおせちは往々にして、濃い味付けで美味しくないものが多いのですが、京料理人中川善博が作るおせちは「美味しいものしか詰めない」のです。
それはひとえに、最高の食材と緻密に計算され尽くした料理工程のおかげです。
「お料理は買い物(食材選び)から始まっている」というのが、むそう塾の教えですが、おせち作りの大変さは、その買い物が多岐にわたるところにもあります。
それで、「お宝さんDIRECT」を通じて、塾生さんが食材を購入しやすくしていますので、今年も多くの塾生さんがご自宅でおせちを作ってくださることでしょう。
美味しいおせちが評判になって、ご親戚の分も含めて4軒分を作る塾生さんもおられます。
頼もしいですね(๑•̀o•́)و✧
一年間のお料理の締めくくりとしてのおせちですが、作った者にしか味わえない精神面の成長があります。
もしかしたら、その余韻も大きいかもしれません。
いいですね。そんな生き方。













