夫が昨年の6月から降圧剤を飲むようになったので、今は降圧剤を少しでも減らしたくて色々な本を読んでいます。
この本は昨年の12月に購入したのですが、忙しくて読んでいませんでした。
今回しっかり読んでみると、コレステロール低下薬と似たところがあるなと思いました。

(高血圧の9割は正常です 大楠陽一著)

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まず大楠先生は「高血圧マフィア」のことを書かれています。
1990年代以降、「高血圧マフィア」と呼ばれるロビー活動がWHOや各国で横行したそうです。
製薬会社はそのパイを増やすため、血圧の基準を下げる論文の捏造まで展開しました。
製薬企業が多くの降圧剤を開発し、ガイドラインに力を持つ臨床学会や医師に利益供与することで、薬を売るために市場をつくるというビジネスモデルがなされていたのです。
そんな背景があって、ガイドラインがコロコロと変わって来たわけですね。
しかし、2024年の4月から健康診断における受診勧奨が140から160になっても、ガイドラインは未だ変わっていません。
それで大櫛先生がこのような本を書かれたわけです。
動画でも積極的に発信されているので、ご覧になられた方も多いことでしょう。
【日本の血圧基準の変遷】

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そこで大櫛先生は次のような基準範囲を示しています。
現行の診断基準と比べると年齢別・性別になっていて納得できますね。
大櫛先生は積極的に講演会もされていて、心ある病院からも声がかかっていて、耳を傾けてくれるお医者さんもおられるそうです。
【男女別年齢別 血圧の基準範囲 収縮期血圧】

【男女別年齢別 血圧の基準範囲 拡張期血圧】

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降圧剤からの離脱法についても書かれています。
夫はこれに沿って少しずつ薬を減らしたいと思います。


<過去記事>
・「高血圧」の判定基準が2024年4月改訂へ! 「収縮期160/拡張期100」 2024.3.11
・2024年4月から健康診断における受診勧奨が140から160になった説明動画 2024.6.5













