3.11から一緒に乗り越えてきた糠味噌に魂を感じた話

あの日(2011.3.11)の15時前、京都にあるむそう塾は授業中でした。
脇にあるiPadから、見たこともないような光景が繰り返し流れます。
大きな地震があったらしい…
津波が発生したらしい…

むそう塾には当時、北海道から沖縄まで各地から通ってくださる塾生さんがいました。
もちろん、東北からも。
流れる映像を見て、まっ先に塾生さんの安否が気になりました。
全員と連絡がとれたのはTwitter(現X)のお陰でした。

ご実家が流された人、新しい住まいを探す人、色々な試練に打ち勝ってくれた塾生さんに頭が下がりました。
電気やガスが通じなくても、カセットコンロで玄米ごはんを炊く方法を習っていて、大変救われたと塾生さんが報告してくれました。
嬉しかったです。

 
 

***

先日の単発講座で、仙台から来られた塾生さんが、味見用の糠味噌を持参されました。
中川さんが「素晴らしい!」と絶賛され、その褒める内容に惹かれて他の人も味見を
しました。
全員が納得です。
もちろん、私も味見をさせていただきました。

するとどうでしょう!
まるで美味しい珍味のようなお味なのです!
このまま糠味噌をごはんに載せて食べたら、ご飯が進むだろうなあというお味です。
イヤな匂いなんてまったくありません。

塾生さんが「震災後からずっと守り続けて来ました」とおっしゃったのです。
2011年から実に15年間。分身のように魂を入れて育ててこられたのだなあと感動しました。
本当に高貴な香りでした。

 
 

「うまい!」
「素晴らしい!」

 
 

(糠味噌を持参された塾生さん(真ん中)と糠味噌の味見をさせてもらう塾生さん マクロビオティック京料理教室むそう塾)

 
 
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コメント

  1. てんこ より:

    美風さん、記事にしていただきお恥ずかしい限りです。

    あの日、職場でTwitterを確認した時、ご心配いただいていることがひしひしと伝わってまいりました。物質的なご支援もたくさん頂きました。カセットコンロのボンベが手に入らない時はストーブの火を利用してお鍋でご飯を炊くことができて、お鍋での炊飯に慣れていることにとても安堵して、むそう塾の存在に本当に助けられました。
    そしてぬか漬け。あまり難しく考えず必要最低限の手を掛けて、でも気を抜かず、気がついたらどっしりした糠床になってくれたと思います。これからも末永く大切にしますね!
    そしてむそう塾とのお付き合いも末永くよろしくお願いしまーす。

    • マクロ美風 より:

      てんこさん、コメントをありがとうございます。

      今や文明の利器に慣れた暮らしをしている私たちですが、主食を電気以外で炊くことを知っていて本当によかったですね。
      玄米・味噌・梅干し・糠漬けの確保ができたら、命の心配はありませんので、心の持ちようがずいぶん変わってくると思います。

      >あまり難しく考えず必要最低限の手を掛けて、でも気を抜かず

      これは子育てと同じですね。
      糠床を育てるポイントを見事に表現されていて、さすがだと感心しました。
      これからもお互いに嬉しい情報を交換させてください。

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