2017年の8月から髪を染めるのをやめていた私ですが、2019年の2月に1年半ぶりに髪を染めてみました。
せっかくの白髪なので、そのまま黒っぽい色にするのは勿体ないと思い、色落ちと共に明るくなるカラーを選んでみました。
2月に染めた時には赤っぽい色だったのですが、シャンプーをするたびに色落ちして、薄い色になってくるとやわらかな印象になり、それはそれでいいかなあと思うようになりました。
(トリミングしたので画像が荒くてすみません)
3月にはそれにちょっとオレンジが入った色にしてみました。
日が経つにつれて、ちょうど桜の季節に合わせたかのようにピンク色になって来ました。
これがまた結構楽しくて、薄い髪の色もいいなあと思うようになりました。
あるレストランでのこと。
「他の席のお若いカップルが、あの人の髪の色いいねと言ってましたよ〜」と、帰り際にお店の方が教えてくれました。
へ〜、そうなんだ、お若い方にそんなふうに思ってもらえたのね、と不思議な気持ちでした。
また別の日に、デパートで売り場を案内してくれただけの店員さんに、「その髪の色素敵ですね〜」と言われたりしました。
こちらは30代くらいの女性でした。
私も黒っぽい髪の色より、明るい髪の色の方が楽しさを感じつつあった時なので、他の方が発してくださるご感想を納得しながら受け止めています。
往々にしてお若い方からの反応が多くて、やはりお若い方は色に敏感だなあと思う日々です。
今月はこんな色にしてみました。
濃いように見えるのですが、色落ちと共に藤色になる予定です。
ちょうどこれからは藤の花が咲く季節なので、薄紫を意識してみました。
* * *
こうして見てみると、髪の色というのはファッション的にも精神的にもずいぶん影響するもので、白髪もそれはそれで潔さがあったけれど、楽しさがありませんでした。
私的にいうなら、白髪に合わせた生き方や暮らし方をするようになって、どこかでスッキリしない自分がいました。
白髪を楽しみながら、のんびりと優雅に老後を送る暮らしとは真反対の、日々忙しくてスケジュールびっしりの暮らしをしている現実には合わない気がしてきたのです。
それで、「今の私」にピッタリの色はなんだろう?と考えたら、軽やかで楽しい色が精神的にも落ち着くように思えたのです。
2月に赤い髪の色になった時には、とんでもなくビックリして物凄い反応を示した夫でしたが、今では「その方がいいね」と言ってくれるようになりました。
息子は2月からの髪の色に上機嫌で、「もっと派手な色でもいい!」なんて言っております(笑)
自分が自分らしくいられる髪の色、髪に触れるのが楽しくなる色、そんな色がいいなあなんて思うこの頃です。
ちなみに、髪の色を選ぶ時には、当然のことながらマクロビオティックの陰陽で考えています。
2月3月の時点では陰性の人向け、4月は陽性の人向けなので、私の中に髪の色に負けない陽性さを持っていないと悲しい結果になります。
ゾンビ色だと言われないように、元気に明るく行動できるように、今日も楽しく過ごします!