中川善博の入院日記 3/23〜3/24 最終回 高血圧の顛末

3月8日から書いてきた「中川善博の入院日記」は、これで最後になります。
この日を待ちわびていました。

 
 

【3月23日】
退院しても授業以外の時間は寝ている中川さんでしたが、それが薬の影響によるところが大きいので、早く薬を止めたくて以前から通っていた大阪の整体院に行きました。
まだ本格的でないため、麗可ちゃんも私も同行しました。
麗可ちゃんは以前からこの整体院に通っていたので、初めてなのは私だけです。

小柄で陽性なその男先生は、声がとても綺麗で、身のこなしがキリッとして美しさのある人でした。
振る舞いが美しいというのは、やはり気持ちの良いものです。
壁には随所に野口晴哉先生の書が掛けてあり、私にとっては東京の整体室に通っていた頃を思い出させる懐かしい景色でした。

私は先生に、中川さんの高血圧の対処法をお訊きしたかったのですが、ポイントを教えていただきましたのでこれで安心です。
数値にとらわれない整体の対処法は、とても納得の行くもので、限りなく安心できるものでした。
仮に数値が200になっても心配はいらないと仰っていただき、涙が出るほど嬉しかったです。
これだけのために大阪まで行った甲斐がありました。

 
 

【血圧の変化】
では、中川さんの血圧の変化を見てみましょう。
左側が3月23日の朝で、整体に行く前です。
降圧剤を飲んでいます。
右側が同じ日の夕方で、整体から帰って来て測った数値です。
なんと、40も数値が下がっているではありませんか!
病院で処方された薬は終わったので、薬を飲んでいないのに。

 
 

 
 

【3月24日 朝】
今日は京大病院での診察日です。
この日を最後に薬を止められるよう、3人で一丸となって頑張って来たので、祈るような気持ちで中川さんからの血圧報告を待っていました。
今朝の血圧です。

 
 

 
 

\(^o^)/\(^o^)/ やったね!
昨日の整体で下がった血圧は、そのままベストの状態をキープしています。
よしっ! これで薬を止められるっ!
あとは抗生物質が止められたら、晴れて脱クスリが叶います。

 
 

 
 

【京大病院 最後の診察】
8時25分に病院に着き、レントゲン撮影をしてから、9時15分に診察開始。
前回とは大違いです(笑)
ほどなく診察が終了して、晴れて薬は不要になりました\(^o^)/

なお、「結石鑑別報告書」というのを渡されて、「シュウ酸カルシウム98%以上」との結果でした。
癌性のものではないのですが、シュウ酸カルシウムの結石は再発の可能性が高いとのことなので、これから食生活を中心に生活全般を改善して行くことになりました。

 
 

【入院や薬のこと】
病気はしないに越したことはありませんが、人はいつどんな状態になるか誰にもわかりません。
そんな時に、病院や薬とどのように関わるべきか、自分のスタンスをはっきりさせておくことがとても大事だとはっきり確認しました。
・薬を飲んだ期間:3月6日〜3月23日までの18日間。
・入院期間:3月7日〜3月11までの5日間。

入院中は病院と信頼関係を築くことを第一とし、薬は指示通りにしたがいました。
お食事は何も指示がなかったので、玄米ご飯・お味噌汁・糠漬け・鉄火味噌を持ち込ませてもらいました。
水分量の指示だけありましたので、一日2,000ccを超えるよう色々な飲み物を持ち込んでクリアしました。

その間、陰陽で食べ物や飲み物を組み合わせたのは言うまでもありません。
中川さんは病院食を食べるとどのようになるのか、自分の体で実験していましたが、やはり玄米ご飯が入ると体の反応が違ったと話していました。
中川さんにとっては、学びになることが沢山あったようなので、これから塾生の皆さんにそれらを反映させて行きたいと思っています。

 
 

【最後に】
3月5日に中川さんが腹痛を訴えてから19日間。
無我夢中で夜昼なく走って来た感じです。
その間に授業がいくつもあったのですが、スタッフの麗可ちゃんが授業の度にホテルに泊まり込みで中川さんのお世話をしてくれました。
病院に入院中も素晴らしい小豆玄米ご飯を炊いてくれたり、色々とお料理をしてくれたり、本当に助けられました。
そして、ご主人様が全面的にご協力してくださったことに、心から感謝しています。

塾生の皆様には、不安な思いを抱かせてしまって、申し訳ありませんでした。
特に「無双原理&盛付コース」の皆様には、休講と補講という形になってしまったことをお詫び申し上げます。
3月29日には、満開の桜とともに、楽しい一日にしたいと思っています。

 
 

今日、中川さんが木屋町の桜の写真を撮ってくれました。
塾生さんがよくご存知の「やまや」の角の桜です。
高瀬川にかかる桜はとても綺麗なのです。
(3月29日までに散りませんように。)

 
 

(京都 木屋町 高瀬川 撮影:中川善博 2020.3.24)

 
 

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コメント

  1. おはる より:

    美風さん、こんばんは。
    お知らせをありがとうございます。嬉しいです。
    ホッとしております。言葉にならないです。
    添えられたお写真に今のお気持ちが伝わってきます。

    • マクロ美風 より:

      おはるちゃん、こんばんは。

      >添えられたお写真に今のお気持ちが伝わってきます。

      はい。中川さんが想いをいっぱい込めてシャッターを切ってくれました。
      今年の桜は忘れられない想い出になることでしょう。
      お互いにホッとしましたね。

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