今の時代は糖尿病になる人がとても多いですね。
ご存知のように糖尿病には「1型」と「2型」がありますが、私の親戚にも1型の人や2型の人がいます。
1型糖尿病は発症が若年層に多いといわれていますが、親戚の子も中学3年生の時に発症しました。
(ただし、1型であっても、5人に1人は40歳以上で発症しているそうです。)
その後彼はずっと薬のお世話になりながら、現在も公務員として働いています。
もう50代半ばになりましたから、40年ほども血糖値をコントロールしながら普通の人と同じように働いているわけです。
そういえば、イギリスのメイ首相は56歳の時に1型糖尿病を発症したそうですが、1型糖尿病患者であっても、こんなに頑張れるんだというお手本として生きておられます。
イギリスは今、EU離脱問題でメイ首相が激務をこなされているであろうことは容易に想像できます。
でも、彼女は「糖尿病であることは、何に対しても障壁にならない」と語っている記事があります。
・英国のテリーザ メイ新首相は1型糖尿病 「糖尿病でも何でもできる」 2016.7.15
メイ首相は現在62歳ですが、なかなかお洒落な人だなぁと常々思っていました。
こちらの写真の襟元には、日本的な柄が入っていてとても親しみを感じます。
(写真はこちらの記事からお借りしました)
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むそう塾にも1型糖尿病の人が来られるのですが、薬だけでコントロールしていた生活から、お食事をきちんと見直す生活をしていただいて、とても良い結果につながっています。
やはり、白米より玄米の方が、食後の血糖値が急激な上がり方をしないので、玄米の威力を感じています。
最初はご飯の量がとても少ない食べ方をされていたのですが、徐々に玄米ご飯の量を増やしてもらっても平気ですし、むしろその方が体調がよくなっています。
やはり主食の量は重要だなと思います。
2型糖尿病だけなく、1型糖尿病でも食生活の重要性を改めて認識しているところです。
先日も新しい塾生さんから、糖質ダイエットの質問をされましたが、一番の問題は「糖質」の中身です。
砂糖と穀物を同じ土俵で論じることに、そもそも無理があります。
ダイエットしたい人は、新しい情報に惑わされることなく、その食品が体に及ぼす影響をもっと深く知って、本物の健康をキープしてほしいと思います。
細くて元気のない人より、ちょっとふくよかでも元気のある人の方が美しく見えるのですから。
あ、そうそう、元気であるためには、氣が満ちていることが不可欠です。
よく引き合いに出される言い方に、日本人はお米を食べてこそ元氣になれるというのがありますが、お米の力は私も実感しています。
お米がしっかり入っている人は、下半身が丈夫になりますので、立つことがつらくなりません。
糖尿病なんかに負けないで、みんなで元氣になりましょう!
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