夫の居眠り運転事故と感謝の想い

実は夫が居眠り運転をして、事故を起こしてしまいました。
事故は4月7日(日)で、ゴルフの帰りに起きたそうです。
夜の8時頃、救急病院からiMessageをしてきて知ったのですが、怪我は脛(すね)と足の甲を打撲しているだけで、骨折はしていないとのこと。
膝小僧はぶつけていないので、歩くこともできるということでした。

車の多い国道を走っていたのに、他の車にぶつかることもなく、歩行者に怪我をさせることもなく、歩道脇のコンクリートにぶつかって止まったという現実が奇跡のように思える事故だったそうです。

 
 

こういう写真が送られてきて、車はともかく、命に別状がなかったことに胸をなでおろしました。
車は当日保険会社に運ばれて行き、昨日ディラーに運ばれて来ましたので対面してきました。
壊れた部分が外されて、むき出しになっていました。

 
 

 
 

驚いたのは、エアバッグがこんなにも!というくらい、あっちこっちで開いていたことです。
生まれて初めてエアバッグに触って来ました。
(写真を撮っておけばよかった)

夫は車がドン!とぶつかってから目が覚めたそうなので、完全にシートベルトやエアバッグに助けられたと思います。
凄いなあと思ったのは、膝から下の部分にもエアバッグがあって、それも開いていたので、打撲だけで済んだのだと思います。

ところで、夫は常々運転席をかなり前に出して運転する癖がありました。
息子から「事故が起きた時に危ないから、もっと後ろに下がらないと駄目だよ」と注意されていたのですが、無視していたのです。
そうしたら、この事故で息子の言うとおりになってしまったわけです。

さあ、この事故を境に、夫の癖は直るでしょうか?
癖を直すことの難しさは、むそう塾の指導で日々経験しているのですが、命がかかった場合でも直せない人がいるので、夫の今後を注視したいと思います。

*   *   *

昨日、夫からのiMessageでこんなのがありました。
今回は奇跡的な条件が重なって、生かされているということを実感しました。ありがたくて、ただただ、神仏や御先祖様に又自分の運に感謝しています。貴女とこれからも夫婦でいることが出来て良かった。
これから一生感謝に徹する事にします。今回生かされた事でもう充分で、これ以上何も望まず感謝の日々を送ります。

人は死と背中合わせになると、最後は感謝の気持ちが沸き上がってくるといいます。
失ったかもしれない命。
でも、今こうして生かされている。
ただただ生きていることに感謝。

私の父はシベリアでの長い捕虜生活を体験していて、まさに生かされていることに感謝あるのみで、何も不満を口にする人ではありませんでした。
その忍耐力に驚いた少女時代の私は、大人になって父の気持ちが少し理解出来るようになりました。

結婚して子どもを育てながら、人の命ということをいつも考えながら暮らすうちに、「感謝」が悩み事のすべてを解決するように思えて来ました。
感謝のある日々と、感謝のない日々は、結果が180度変わってきます。
私も、周りのすべてに感謝しながら生きる想いを、さらに強くした3日間でした。

 
 

<追記>
夫の交通事故は睡眠時無呼吸症候群と関係していたことが判明 2019.10.4

 
 

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人との比較ではなくて、自分の中でちょっとだけ頑張る それを継続する

イチロー選手の言葉でお料理にも通じるものがあります。
「人との比較ではなくて、自分の中でちょっとだけ頑張る それを継続する」というもの。

ここで一番難しいのは「継続」ですね。
大抵の人は途中で諦めてしまいます。
でも、時々自分に言い聞かせるように練習に励む人がいます。
そういう人は必ず伸びています。

そういえば、中川さんもまだイチローと同じ気持ちなんだそうです。
「紙一枚の進歩」と、1期生の頃から口にしていました。
昨日よりも今日、今日よりも明日。
そういう変化をしていけないお店は、老舗といえども衰退していくそうな。

 
 

(桂剥き 京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

このなめらかな大根の表面をご覧ください。
縦にも横にも筋がありません。
今なお中川さんは桂剥きの練習中です。

 
 

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運命は変えられないけど宿命は変えられる

私がマクロビオティックを習った時、「運命は変えられないけど宿命は変えられる」と教わりました。
おや?と思ったのです。

20代前半の私は、宿命は変えられないと思っていたし、でも、そう思うと何だか頑張ろうという気が失せるなあなんて思っていました。
でも、20代後半の私は、今の状況を克服するためにはもっと積極的にならなくてはと思い直して、挑戦的な生き方をするようになりました。
するとどうでしょう。かなり生きやすくなるではありませんか。

そんな体験を大小積み重ねているうちに、マクロビオティックに出会い、冒頭の教えを受けました。
過ぎ去った過去の経験とともに、腑に落ちることも多く、やはり宿命は変えられるのかも知れないと思うようになりました。

むそう塾を始めて11年目の今、塾生さんの人生と向き合っていると、強く宿命を背負っている人や、「あ、この人は宿命を変えられた!」と感じさせてくれる人がいます。

今、改めて思います。
何のためにマクロビオティックをするのか? と問われたら、宿命を変えるためと言い切ることでしょう。
でも、そんな言い方をすると、怪しげな宗教みたいだと思われてもいけないので、表にはあまり出しませんが、マクロビオティックにはそんな力があります。

そのためには、
積極的であること
常に感謝と喜びを忘れぬこと
これを陰陽で理解して実行できたら、あなたも宿命を変えられます。

 
 

(京都 鴨川にて 撮影:中川善博 2019.4.4)

 
 

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「鱧の骨切り特訓講座」開催のご案内

むそう塾では「秘伝コース」で鱧の骨切り体験をし、鱧の美味しいお料理を色々いただきます。
元々鱧の骨切りは難しいので、素人相手に骨切りを教えるつもりはなかった中川さんですが、そのお料理の美味しさに惹かれて「自分でも骨切りが出来るようになりたい」という塾生さんの声が強くなり、単発講座として骨切り特訓の日を設けたのでした。

今年も下記の要領で鱧の骨切り特訓講座を開催します。
すでに11名の方が受講を希望されていますが、ここで正式にご案内をしておきますので、予約システムからお申し込みなさってください。
お申し込みが出来るのは次の方々です。

【7月8日の受講ご希望者】
1 クリちゃん
2 さえさん
3 みんみさん
4 晴さん
5 壽乃さん
6 あみさん

【7月19日の受講ご希望者】
1 TAMOさん
2 かよさん
3 にっちさん
4 好さん
5 朝さん

【講座名】
「鱧の骨切り特訓講座」

【開催日】
・2019年7月8日(月)
・2019年7月19日(金)

【会場】
「むそう塾」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・鱧のおろし方
・鱧の骨切り
・鱧の焼き方
・鱧の棒寿司の作り方(焼き方まで出来た人)

【タイムテーブル】
10:30  開場
11:00〜16:00 デモ&実習

【定員】
満席

【申込資格】
上記の方々

【受講費】
54,000円(税・鱧代込)

【受講費の支払期限】
2019年6月7日(金)迄

【申し込み方法】
こちらの予約システムから 随時受付

【締切】
定員になり次第

 
 

(鱧の棒寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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仏前結婚式

先日、京都で仏前結婚式に出席してきました。
私はお寺での挙式に呼ばれたのは初めてだったので、色々なことが新鮮で興味深く拝見させていただきました。
京都にはお寺が多いので、こういう仏前結婚式は結構あるんですよと、京都にお住まいの顧問税理士さんが教えてくれました。

4月とはいっても寒い風が吹く一日だったのですが、そのおかげで境内の桜は綺麗なままこの佳き日に花を添えてくれました。
京都市内もまだまだ満開になっていないところもあって、今年は長い間桜を楽しめそうです。

ところで、結婚式というのは、本当に氣が良いですね。
多くの人が二人のためにお祝いをしてくださって、末永い幸せを祈る場の空気が凛として素晴らしかったです。

 
 

(桜の花の下で写した新婦のお写真は、誠に美しかったのですが、個人情報でもあるので控えさせていただきます。)

 
 

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