こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

新型コロナウイルスで職場環境が変わって疲れている人たちへ

きのうの放課後、何人かの塾生さんが、以前ブログでご紹介した梅園という喫茶店に行くというので、私も一緒に行きました。
少し遅れてスタッフも到着し、全部で8名になりました。
コロナ対策で席を詰められないとのことで、2箇所のテーブルで離れ離れになりましたが、あれこれお話しできてよかったです。
いつも教室だけでサヨナラしているので、たまにはこうして交流するのもいいなあと思った次第です。

ところで、ある塾生さんと話をしていたら、某企業で受付のお仕事をされていて、新型コロナの前はとても忙しかったけれど、今はとても暇で、待機している時間が精神的にとても疲れるとのことでした。
じっと座ったまま終業時刻まで過ごすというのは、想像以上につらいと思います。
私なら3日で逃げ出すかもしれません。

この場合、体は疲れないのですが、精神的に疲れるのです。
何度もする消毒の作業も、ご自分では気の進まないことをしているわけですから、それはとても精神面な負担になります。

反対に、コロナ前は肉体面では疲れても精神面は疲れていなかったわけです。
ここが問題の分かれ目ですね。
肉体面の疲れなら、一晩寝ると治ります。
しかし、精神面の疲れは寝ても治らず、ますます蓄積されかねません。

ですから、頭であれこれ考える癖のある人は、眠ってもとれない疲れが慢性的にあって、いつもパワー不足の状態から抜けられません。
もしご自分がパワー不足だと思われるなら、悩み事を抱えないことです。
すぐ答えを出して、悩みをお泊りさせないこと。

いつもスッキリした精神状態にしておくと、ほとんどが肉体的な疲れだけになるので、パワー全開で働けますよ。
マインドの影響ってとても大きいので、新型コロナで環境が変わってしまった人は、精神面の状況を意識して改善しておきましょう。

 
 


(京都 瓢亭本館)

 
 

いつも心に明かりを!

 
 

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カテゴリー: 新型コロナウイルス, からだ, こころ・想い | 5件のコメント

むそう塾の最高齢塾生さんが小豆玄米ご飯を習いに来てくれました

きょうは「第6回 中川式小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」を開催しました。
遠く長崎から来てくれた塾生さんや、再受講してくれた塾生さんに混じって、むそう塾の最高齢塾生さんも参加してくださいました。

“康栄さん”と呼ばれて、幸せコースに通われていた時から人気のある方なので、私も久しぶりにお会いするのを楽しみにしていました。
教室に到着されて間もなくの康栄さんです。

 
 

 
 

何歳に見えますか?
え〜っとね、私より10歳年上です。
お若いでしょう?

実は康栄さんは、むそう塾の幸せコースが始まる前に、玄米の炊き方を習いに来てくれたのです。
当時は乳がんを患った後で、今より13年前なのに今より老けて見えました。
お顔の色も今より黒ずんでいました。
怖かったのでしょう。心配だったのでしょう。

でも、玄米ご飯を召し上がって、幸せコースにも通って体に良いお料理を覚えて、クラスメイトと楽しく過ごしているうちに、だんだんお顔に笑顔が増えて来ました。
クラスメイトからは“康栄さん”と呼ばれて、チャーミングな一面が見られるようになりました。
それから時々単発講座にも参加してくれます。

ところで、器用な康栄さんは、編み物がお得意です。
今日お召しの素敵なカーディガンも、ご自分で編まれました。
なんて素晴らしいことでしょうか!
手先と頭を使っておられるから、この若さを保っているのだと思いました。

あ、そうそう。
Twitterもされていて、私が何かを呟いても、iPhoneからサッと反応してくださるんですよ。
素晴らしいでしょう?

下の写真は、中川さんから小豆玄米ご飯の炊き方を習って、ご自分のご飯を蒸らしている間に、ササッとメモをしているところです。
熱心ですよねぇ。

 
 

 
 

こんなふうに素敵な人生の先輩を間近で見ていると、私も身なりに気をつけていつも前向きに頑張ろう!と思えます。

康栄さん、きょうは久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
教室に爽やかな笑顔をありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにお待ちしております♪

 
 
カテゴリー: 玄米の炊き方講座, からだ, こころ・想い | 2件のコメント

早織さんのエッセイが素敵だった 

きのう素敵な文章を読んだ。

トーキョーでキョートみつけた  早織 第26回


しん

 
 

深い内容をさらりと綴ってあって、行間ににじむ想いがいっぱい伝わってきた。
早織さんの素晴らしい文章力で浮き上がってくるのは、父と娘のそれぞれの想いである。

まだ早織さんが乳飲み子のときに妻を亡くした父。
男手で育ててもらう娘の気持ち。
そんなことを想像しながら読んだ。

読み終えて、ここには子育てのお手本があるなあと思った。
それは、父親が60代、娘が30代、その歳になってから理解できる父親の気持ち、娘の気持ちが書かれているから。

わがままな私なんて、39歳で子どもを産んでからやっと親の気持ちがわかった。
だから、子育てとは30年も40年もかかってやっと「これでよかったんだ」と思えるものかもしれない。

母娘だととかく会話が多くなるが、父娘だと交わす言葉が少ないかもしれない。
(もちろん例外もあるが。)

その中でお互いの気持ちをどのように伝えあってきたのか。
それはもしかしたら、お互いの思いやりなのかもしれないと思った。

多くを語らなくても伝わるものがある。
女親の私はつい口に出すことが多いけど、口に出さなくても伝わったらいいなあと思った。
いや、これは相手次第という現実があるのだが・・・。

早織さんの記事のタイトルが示すとおり、新しい早織さんに心からエールを送りたい。

 
 

 
 

しめ鯖は早織さんの好物。
第2話にしめ鯖の話がある。)

写真は、高校生の早織さんが買ってきた鯖で父親が作ったしめ鯖。

 
 
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, こころ・想い | 4件のコメント

良い苦労 悪い苦労 男性の場合 女性の場合

新しい総理大臣がすでに決まったかのような流れですが、こういうのは古い自民党の体質そのもののような気がします。
いわゆる「勝ち馬に乗る」ということですね。

でも、これって結構世の中のあちこちで日常的に見られることで、特に珍しいことではありません。
もしかしたら人間の性なのかもしれません。
ただ、政治家になると権力がついてまわりますから、庶民のレベルとは大違いですが。

理念を全面に押し出すと、野党の新党問題のようにまとまるものもまとまらなくなります。
細かいところまで一致させようとした玉木さんは、今どちらの方向に進むのか有権者には見えてきません。

枝野さんも最初は細かいことを言っていましたが、最近は消費税も下げるようなことを口にして、だったら最初からそう言えよと思う人も多いことでしょう。

ま、政治家というのは風向き次第でコロコロ変わるものだと思った方がいいのかもしれません。
そういえば、昔「風見鶏」と言われた政治家がおりました。
派閥としては少人数なのに、結構長期政権でした。


 
 

【苦労話】
ところで、新しい総理大臣になりそうな人は、「苦労人」とか「たたき上げ」とか言うキーワードでテレビが情報を垂れ流しているそうですが、それって高齢者への心理作戦ですよね。

昔、田中角栄が登場したときも、同じように「貧しさ」とか「学歴がない」とか「地方出身」ということを強調して、有権者の支持が多く集まりました。
「今太閤」と言われて。

高齢者は苦労話がお好きなのかもしれません。
どこかに自分の苦労を重ねようとする心理があるのかもしれませんね。

でも、苦労をしたからすべて善人になるとは限りません。
苦労の過程で裏の味をしめる人もいるからです。


 
 

【男性の苦労】
でも、私は苦労には良い苦労と悪い苦労があると思っています。
長い目で見ると悪い苦労からでも学びはあるのですが、貴重な時間を有意義に使えなかったという意味では悪い苦労だと思っているのです。

男性の場合は色々な苦労をしながら人間性を高めて行けるでしょうが、みんながみんなそうではありません。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言われたのは昔のことです。
中には理不尽な苦労もあるので、そういうのはサッサと退散するに限ります。

ホリエモンなら絶対そんな世界に足を踏み入れないでしょう。
そんなの時間の無駄だと思っていますから。
そもそも苦労なんて、美徳でもなんでもないという考え方ですからね。


 
 

【女性の苦労】
一方女性の場合は、悪い苦労はしない方がいいですね。
美しさがなくなります。
さもしい行為や考え方が定着してしまうと、見苦しくなります。

さもしさというのは男性にもありますが、女性は特に目立ちますね。
そういう片鱗を感じると、見かけ上の美しさはいっぺんに飛んでしまいます。

だから私は、ぜひ心の美人になることをおすすめします。
楽しいと思えることをして、尊敬できる人との時間を多く持つようにすると、自然に人生が愉しくなります。

ですから、まずは尊敬できる身近な人を意識することからスタートしましょう。
そこには悪い苦労はありません。
すべてが学びになるからです。

え? 尊敬できる人がいない?
ご両親以外で探してみましょう。
もし本当にいなかったら、尊敬できる人がいる世界に飛び込みましょう。

 
 


(黒毛和牛の時雨煮重 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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三密を禁ずると人間関係が陰性になる

2005年8月15日からブログを書き始めて15年が経った。
授業のある日は更新が思うようにできないが、気持ちは毎日更新で15年間ブログを書いてきた。
ふと、過去ブログを5年ほど遡ったら、無鄰菴(むりんあん)のことが書いてあった。

「徳は孤ならず必ず隣あり」 無鄰菴で思ったマクロビオティックの陰陽 2015.9.2

 
 

人が集まることについて書いてあった。
しかし今は、三密を避けろと言われて、人が集まることが悪であるかのようになってしまった。
飲み会までオンラインだなんて・・・。
まさにこれが陰性な関わり方なのだ。

人は体温を感じながら安心する。
赤子が腕の中でスヤスヤ眠るように。
恋人に抱かれて安心するように。

そんな人間の本当の姿を、陰陽で考えながらブログを綴ってきた。

 
 

嬉しいことに、こんなブログでも読んでいてくださる人がいる。
昨日も「妹が読んでいます」と教えてくれた人がいる。

すごく嬉しい!
なんだろう、この嬉しさは。

ブログを始めた時思った。
コメントをいただくと、ポストにお手紙をもらった時と同じ気持ちになった。
文字に体温を感じるのだ。

 
 

あ、これと同じで、読んでくれていることに体温を感じるんだなと思った。

今はTwitterでのやり取りが多くなって、コメント欄は静かだけど、その向こうにそっと読んでくれる人の存在を感じながら、こうして文字を重ねている。

 
 


煮物椀 京都ホテルオークラ別邸 粟田山荘

 
 

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