「陰陽を感じる日々の暮らし」記事を更新しました

「陰陽を感じる日々の暮らし」にまりーさんからの投稿記事を掲載しました。
すでに続きが待ち遠しいです。

「パンのお取り寄せから玄米お取り寄せへ~(1)」

パンが大好きだった方はぜひお読みください。

 
 

%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e3%82%aa%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e4%ba%ac%e6%96%99%e7%90%86%e6%95%99%e5%ae%a4%e3%80%80%e3%82%80%e3%81%9d%e3%81%86%e5%a1%be

 
 

カテゴリー: 体験談 | 2件のコメント

食べることを自分で出来るようになると人生の選択肢が広がります

息子が玄米ご飯を炊くようになって丸1年。
昨年の昨日パスポートを頂いたのでした。
今は幸せコースで習った栗ご飯で白米の炊き方も覚えたので、気分で玄米と白米を炊き分けているようです。
一番出汁・二番出汁・野菜出汁の取り方も習ったのですが、一番出汁が一番お気に入りのようです。
これも彼の体質や体調と関係があるので、好きなようにさせています。
糠漬けはなんとか保っていますが、この冷え込みでどうなるか分からない状態です。
やはり発酵の世界を理解するのは難しいようで、この季節はどうやっていいのか見当がつかないようですね。

おかずはまだいくつかしか出来ないので、好きなものを作って食べているようですが、少しずつレパートリーが増えて、陰陽バランスがとれるようになったらいいなと思っています。
そして、いつかは煮物にも挑戦してほしいです。
でも、まだまだ本人にその欲がないので、外野の気持ちはいざ知らずというところでしょうか。

ところで、幸せコースでは最初に包丁とぎと桂剥きと切り方を教えてもらった息子ですが、その後に習ったへぎ切りはちっとも練習していませんでした。
でも、へぎ切りは結構中川さんのお料理では登場してきます。
たとえば、このうざくですが、ここにもへぎ切りの生姜が入っています。

 
 

%e3%81%86%e3%81%96%e3%81%8f%e3%80%80%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e3%82%aa%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e4%ba%ac%e6%96%99%e7%90%86%e6%95%99%e5%ae%a4%e3%80%80%e3%82%80%e3%81%9d%e3%81%86

 
 

(うざく 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

ですから、うざくの復習の時にへぎ切りの練習をするべきなのですが、きっと押し切りで薄く切ったに違いありません。
そうなんです。
人間って新しいことに挑戦するには勇気がいるのです。
ここが料理が楽しくなるかどうかの分かれ目です。
新しいことを喜々として受け入れられるタイプの人は、へぎ切りももう上手になっています。
でも、息子のように新しいことに二の足を踏むタイプの人は、まだへぎ切りができません。
今までの慣れた方法でその場を通り抜けてしまうのです。
そういう人が実に多いですね。

ところで、「むそう塾生ならへぎ切りがササッと出来なくちゃ恥ずかしいよ」と先日息子に言ったところ、渋々練習したのでしょう。
動画が送られてきました。
やっとです(笑)

へぎ切りなんて、その気になれば3日もあれば出来るようになるのに、一気にやり抜く根性がないんですね。
まだ、その重要性が分かっていないのかもしれません。
この動画を見ての改善点は、胡瓜を1枚切るごとに左親指を動かすことと、胡瓜に対する包丁の面圧です。
厚みが一定でないのも面圧が出来ていないからですね。
やる気のある人は、このたった1行の文章で「ははーん」と理解して上達することでしょう。
でも、やる気のない人はそのまま出来ない人になって行きます。

さあ、息子はどうなるのでしょうか?
胡瓜から徐々に繊維の硬い材料に移行して行けると良いのですが・・・。

人を育てるのは難しいものです。
じっと待つ気持ちがなくては育つものも育ちません。
待つということはマクロビオティックの陰陽で考えると陽性になります。
動くことが陽性だと思っていると、思わぬ間違いをすることになります。
少なくても人を育てる立場にいる人(学校の先生・スポーツの指導者など)は、相手が結果を出せるようになるまで待てる力が必要です。

子育てもそれと同じで、すぐには出ない答えを何十年も待つ気持ちがないと、目先のことで子供につらく接してしまう危険性があります。
注意したいですね。
私は息子がいつかお料理が楽しくなってくれることを、ずっと待っていたいと思っています。
なぜなら、食べることが自分でまかなえるようになると、生き方がすごく楽になるからです。
生き方の選択肢がグンと広がるからです。
そのためにも、まずはプロの手つきを何度も見て、ただしくへぎ切りが出来るようになってほしいです。
こんなにたくさん動画があるのですから。

へぎ切りができると人生の質が上がる(プロの動画付)

 
 

+ – + – + – + – + – + – +

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし
中川善博から娘へのお弁当
中川善博厳選!おすすめ器具と食材

 
 

カテゴリー: 京料理人 中川善博の動画, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 子育て・野口整体・アトピー, 男子厨房に立つ, こころ・想い | コメントする

「アトピー親子の死闘が報われた」に対する補足

アトピーに悩んでおられる方は、この記事もお読みくださると励みになるかと思います。

「アトピー親子の死闘が報われた」に対する補足

 
 

1c8f163bcaa59f804278298c999d3a54

 
 

カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー | コメントする

あのアトピーの手がこんなに綺麗に!

先日の煮物コースで、里芋のつるつる感を手で確認している写真があります。
第三者にとってはただそれだけの写真なのですが、私にとっては感慨深い1枚なのです。

%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e3%82%aa%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e4%ba%ac%e6%96%99%e7%90%86%e6%95%99%e5%ae%a4%e3%80%80%e3%82%80%e3%81%9d%e3%81%86%e5%a1%be%e3%80%80%e3%82%a2%e3%83%88

 
 

この手の持ち主は、以前はこんなにひどいアトピーでした。
良くなったり悪くなったりを繰り返しながらも、お食事は問題ないほど理想的でした。
それでもこういう状態になるのです。

img_5980 img_2462 blog_import_5042465631c59 blog_import_50424658d6831
img_5067

 
 

では、その人がなぜ今のようにアトピーが綺麗になったのかというと、それは環境が変わったからです。
私はいつも「アトピーを治すには精神面も考えなければいけない」と口を酸っぱくして伝えていますが、まさに彼女の場合もそうだったのです。
人間は心あっての生き物ですから、その環境が精神面に与える影響を抜きにしては語れないのです。

彼女は今、京都で習ったお料理を喜んで食べてくれる人がいて、それがアトピーの快復に大きな力になってくれたのは言うまでもありません。
お料理というのは一人で食べるより、一緒に食べてくれる人がいると作り甲斐もあります。
「美味しい!」と言ってくれるともっと嬉しくなります。

このブログにはアトピーの記事がいっぱい載っています。
「ブログ内検索」が出来るようにしてありますから、そこに「アトピー」と入力して検索してみてください。
たくさんの情報が詰まっています。

もし今あなたがアトピーで苦しんでいらしたら、お薬に頼るだけでなく、ぜひ腸を改善するようにして、環境を理想的なものに近づけてください。
環境というのは精神面に直結するので、そのままストレスになってしまうからです。
ストレスというのは個人差が大きいので、自分が安らげる場所と人間関係を選びましょう。
アトピーを治すのはあくまで自分です。

最後に、冒頭の彼女は、「私はもう一生素手でお料理できない」と落ち込んでいた時期がありました。
しかし私は、「人間は日々再生しているので、必ず綺麗になるよ。ただ、それまでの時間が必要なだけ。」と言い続けて来ました。
生きている限り、人間は自分の体を自分で治そうとします。
その力を信じてあげましょう。

 
 

+ – + – + – + – + – + – +

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし
中川善博から娘へのお弁当
中川善博厳選!おすすめ器具と食材

 
 

カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, からだ | コメントする

お食事の質と睡眠時間、外食と家庭料理(過去記事より)

過去記事ですが大事な内容なので、もう一度取り上げておきます。

外食の良し悪しと家庭料理の大切さ 2015.10.25
お食事の質と内容は睡眠時間に影響します 2015.10.24

今年は息子も自分で玄米ご飯を炊いたり、一番出汁をとったり出来るようになったので、「自分で作ると調整が出来ていいね」と言っています。
彼なりに感じるところがあったのでしょう。
やはり自分で作れるようになるのは、男女を問わず大事なことです。

そして、「玄米ご飯を食べると、やっぱりお通じがいい」と息子の食事日記にも書いてありました。
そうそう。このお通じが大事なんです。
どんな物を食べてどんな排泄をするか。
これを自在にコントロール出来るようになることが、マクロビオティックの食べ方でもあります。
そこに陰陽で物事を判断する癖がつけば鬼に金棒ですね。
人生が愉しくなります。

 
 

%e9%87%8c%e8%8a%8b%e3%81%ae%e3%82%80%e3%81%8d%e6%96%b9%e3%80%80%e3%83%9e%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%93%e3%82%aa%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e4%ba%ac%e6%96%99%e7%90%86%e6%95%99%e5%ae%a4%e3%80%80

 
 

(京料理人中川善博にむかれた里芋 16面むき マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, マクロビオティックが楽しい♪ | 5件のコメント