すべては「宇宙の秩序」のもとに存在している

Facebookではその日の過去の記事が自動的に出てくるのですが、今朝の過去記事は私には珍しくメモのような記事でした。

「宇宙の秩序」からはずれたものは、この世にも、あの世にもない

「宇宙の秩序」からはずれたものは、この世にも、あの世にもない。

実は全部が「宇宙の秩序」のもとで存在しているから。

このことに気づけば立派にマクロビオティックを理解したことになる。

だから、マクロビオティックは排除一辺倒ではない。

*   *   *

このことは、食べ物にも、人間関係にも、仕事にも、生き方にも当てはまります。
何かに迷うことがあったら、いつもここに戻って来ましょう。
必ず答えが出ます。

 
 

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京都モダンテラス

 
 

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微量栄養素(ミネラル・ビタミン)は足りていますか?

「長友佑都 食事革命 ベストパフォーマンスを作る栄養学」「vol. 5 食材の数に注目する。」という記事があります。
幸せコースでは今、3週間の食事日記をつけている最中ですが、こういう記事も参考になりますね。

食養の世界では、石塚左玄の「夫婦アルカリ論」ですでに微量栄養素の大切さが認識され、その流れでマクロビオティックでは陰陽として常に意識されるのですが、マクロビオティックを知らない人は健康食品がらみで認識する人が多いように感じます。
微量栄養素(ミネラルビタミン)は、量はわずかだけれど、それがなくては全体が足を引っ張られるというものです。
往々にして三大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)は摂り過ぎる傾向にあるのですが、微量栄養素の摂取はバランスが悪くて、特にミネラルは不足している人が多いですね。

特に丼物が多い人や、電子レンジを多用する人、さらに甘いものが好きな人はその傾向にありますので、注意が必要です。
しかし、栄養面に詳しい人でない限り、微量栄養素を過不足なく摂るのは難しいですね。
そういう場合には主食を玄米にするだけでも、かなりのミネラルやビタミンを摂ることができます。
主食というのは毎日欠かさず摂るので効果が大きいのです。

日本食は長友佑都さんも書かれているように、少しずつ色々な栄養素を補いやすい食べ方なので、ぜひ常備菜を作るようにして、ちょっとずつ色々な色や形の食材をいただくようにしましょう。
なぜなら、色や形にはそれぞれの陰陽エネルギーが備わっていて、結果として陰陽バランスに貢献してくれるからです。

<参考記事>
マクロビオティックをしてミネラル不足にならないでください 2015.3.21

 
 

中川式金平牛蒡 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(金平牛蒡 料理:中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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「京都・有次の包丁案内」にむそう塾が紹介されています

7月に発売された「京都・有次の包丁案内」という小さな本があります。
知る人ぞ知る包丁の名門店ですが、この時代にあえてサイトをクローズしてしまうほどの大人気店です。

京都・有次の包丁案内 むそう塾2

 
 

京都・有次の包丁案内 むそう塾3

 
 

むそう塾が昨年の12月に取材を受けて、当時の秘伝コース(日曜クラス)が写真撮影に協力してくれました。
その本が京都の「京都岡崎 蔦屋書店」にも置いてあって、中川さんが見つけたので記念に写真を1枚。
ポケモンGOのピカチュウを見せたいのではなく、本の大きさを比較するための撮影です(笑)

京都・有次の包丁案内 むそう塾1

 
 

中を開いてみると、むそう塾生にはお馴染みの有次さんの店内が登場します。

京都・有次の包丁案内 むそう塾6

 
 

ページをめくると、海外でも「Aritsugu」として断トツの人気だと書かれています。
そこからは、なぜ有次の包丁がそんなに人気なのかが詳しく解説されています。
この本の特長は、英文と併記で書かれていることで、そのために取材から発売まで時間がかかったそうです。

京都・有次の包丁案内 むそう塾7

 
 

*   *   *

では、むそう塾が紹介されているページを開いてみましょう。(66p〜69p)

京都・有次の包丁案内 むそう塾1-2

 
 

わあ、第1期秘伝コース(日曜クラス)の面々が並んでいます。
もう少し全体を見てみましょう。

京都・有次の包丁案内 むそう塾4

 
 

取材に答えた中川さんの言葉が文章になっています。
「プロゴルファーが14本のクラブを使いこなすのと同じように、プロの板前も数多くの包丁を使いこなしますが、アマチュアがおかずを作るなら1本の包丁でやれるに越したことはないでしょ?」
この考え方があって、むそう塾の幸せコースでは三徳包丁で桂剥きをするという、とんでもないことをしているのです。

ですから、三徳包丁でありながらも、薄刃と同じ角度の刃をつけて、桂剥きが出来るように特注しているのがむそう塾仕様の包丁なのです。
そんなわけで、むそう塾の三徳包丁の砥ぎ方は、どんな本にもどんなサイトにも載っていない独特の砥ぎ方になっていますので、幸せコースの方は包丁の砥ぎ方を検索して、主に角度などを間違わないでくださいね。

 
 

京都・有次の包丁案内 むそう塾5

 
 

この写真の手の持ち主は、塾生の夏目さんです。
しなやかな指と手首で、桂剥きを上手に剥ける先輩です。

*   *   *

この本には有次さんの包丁の砥ぎ方が紹介されていますが、包丁の持ち方などがむそう塾で教えている方法と微妙に違ったりします。
変だなと思って包丁の砥ぎ方を調べてみましたが、世の中には実に色々な砥ぎ方があって、これじゃむそう塾生もこんがらかるだろうなぁと思いました。
“水研ぎ”なんていうのもあって、やたらと砥石に水をかける方法もあります。

そこら辺の疑問を中川さんにぶつけて得た結論は、包丁を作る人とお料理を作る人では砥ぎに対する認識の深さが異なることでした。
実際にその包丁で繊細な仕事をしてみて初めてわかる包丁の特徴もあるわけで、それは作る人・売る人・使う人それぞれの微妙な温度差によるものなのでしょう。

なお、この本の中には「包丁の研ぎ方と毎日のお世話」の項もありますが、むそう塾生は砥ぎ方については真似しない方が良いです。
教えている持ち方や角度が少し異なるため。(52p〜63p)
お手入れ方法などは参考にしてかまいません。

本は教室にも在庫がありますので、希望者は授業の帰りにでもご購入ください。
少しお安くなります。

 
 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 本の紹介 | コメントする

第237次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第237次 むそう塾 パスポート取得者>

Ko(99-4)さん

<寸評>

◆中川善博より
教室で感涙の炊きあがりを見せてくれたあなたの一回目の投稿はショックでしたね。私もショックでした。
それはあなたが正規輸入品ではないビジョンを個人輸入されてその鍋が初期不良品だったことが原因でした。
私はピンときましたので直ちに救済措置を取ってせっかくの炊飯意欲がめげないように努力しました。
結果あなたのやる気とセンスがこんな美味しいご飯を炊いて見せてくれるまでになりました。
ぐっとやる気を切らささずに短期集中で覚えたことは忘れません。 こ
れからも美味しい玄米ご飯を食べ続けてください。
ずっとむそう塾で私と一緒に学びましょう。
お疲れさまでした。

◆マクロ美風より
あなたの体は体にやさしい玄米ご飯を求めていたんですね。
それほど腸がお疲れだったのだと思います。
腸は血液だけでなく、精神面にも影響を与えますので、おそらく身も心もグタグタにお疲れだったのではないでしょうか。
今は親からもらった丈夫な体で乗り越えていますが、本当のあなたはもっともっと弾力のある体をご両親からもらっているはずです。
これからは真のあなたの体力を十二分に活かして、たくさん活躍してくださることを望んでいます。
あなたの涙は本当に美しかったです。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 玄米炊飯

 
 

これからは中川式糠漬けで、いつも腸を最高の状態にしてあげてください。
自然と良いお通じになってくれて、もっと素敵になれますよ。

 
 

玄米ご飯 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯)

【関連記事】
「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」の玄米炊飯指導の過去記事はこちら、パスポート取得者発表の過去記事はこちらのカテゴリーからご覧いただけます。

 
 

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カテゴリー: 玄米の炊き方講座, むそう塾 パスポート発表 | 4件のコメント

食べ物の好き嫌いとマクロビオティック料理

むそう塾をしていて面白いなあと思うことが幾つもあるのですが、そのうちの一つに「嫌いだったものが食べられるだけでなく、美味しいと感じるようになる」というのがあります。
細かくあげれば切りがないのですが、幸せコースを例にあげると、酢の物・煮魚などが代表例です。

先日も乳製品すべてがダメという人がいました。
むそう塾はマクロビオティック京料理教室なので、積極的に乳製品を使ったお料理をすることはありませんが、隠し味としてほんの少々使うことがたまにあります。
でも、食べた人はその存在に気づかないことがほとんどです。

煮魚は生臭くてイヤという人が多いのですが、中川式の煮魚は全然生臭くありません。
習ったその日からご家族に大喜びされる煮魚が作れるようになります。
仮にお安い食材であったとしても(笑)

酢の物はもう、多くの人がビックリされますが、あの「ツン!」と来るきつい味がしないので、酢の物大好きになる人が多いです。
超酢の物大好きな私が保証します(^^)

*   *   *

今日は幸せコースの授業でトンカツをお教えします。
もともとは「車麩のカツ」を教えていたのですが、車麩のカツって小麦粉の三重奏なんですよね。
それに男性陣は豚肉を使ったカツを食べたがるものなんです。
(中川式の車麩のカツは超絶品なのですが、それでも豚肉の美味しさは別物なんです。)
ですから、そんな要求に応えるために、本物の絶品トンカツをカリキュラムに組み込んだ次第です。

案の定、トンカツは大絶賛で、添え物(毒消し目的)としてお教えした「茸のガーリックバター」も、きのこ嫌いのお子さんが大喜びで食べてくれたと報告がありました。
理由は簡単、全体としての陰陽バランスが取れるようにお料理をしたからです。
きのこには繊維質はありますが、ほとんどが水分です。
その水分をどんなふうに扱うかで美味しさが決まるわけです。

マクロビオティックの陰陽を美味しさアップのためのポイントとして使えば、健康に貢献してくれるだけでなく、色々なお料理を楽しめる笑顔につながります。
食べ物の好き嫌いは人間関係にも暗い影を落としたり、交際範囲を狭くすることが多いので、なるべく何でも食べられる人になっておくのが一番理想的ですね。
特に女性はお母さんになったときに困ります。

*   *   *

命はすべて循環しています。
何の命が良くて、何の命が悪いということはありません。
この世に生きるすべての命が大切にされ、その生涯を意味のある終わり方にするのが、せめて他者の命をいただくものの務めではなかろうかと思います。

 
 

京都 無鄰菴にて

 
 

(京都 無鄰菴にて)

 
 

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