「玄米の炊き方秘伝(愛クラス)第101回・102回・103回」開催のご案内

玄米に関する情報は色々出回っていて、理論だけが先行しているものも多く見受けられます。
その結果何が何だかわからなくなってしまった人も多いことでしょう。
しかし、むそう塾ではそれらの情報もすべて知った上で、あえて玄米をおすすめしています。
それは体が教えてくれるからです。
白米のとき、玄米のとき、パンのとき、パスタのとき、お蕎麦のとき、ラーメンのときなどなど、皆さんも体で何かしら感じることでしょう。
そのことをよく観察していると、玄米を食べた後が一番体が満たされている感じがします。

つまり、体のお掃除をしてくれて、なおかつその後のエネルギーをプレゼントしてくれる感じです。
今までより体が楽になったり、動けるようになったり、前向きな思考が出来るようになってくると、「ああ、玄米が効いてきたんだなあ」と思って間違いありません。
もしそのように感じない場合は、その玄米に問題があるか、炊き方に問題があるか、まれに玄米が合わない場合があります。
そのような時には無理して玄米を食べないで白米を食べましょう。

玄米は体にとても良い結果をもたらしてくれますが、残念ながら炊き方が白米より難しいです。
そのために広く受け入れられていないのです。
でも、むそう塾では「中川式」と称して、白米のような炊き上がりの玄米ご飯を多くの人たちに教えて来ました。
その結果数多くの反響があって、このブログでも体験談がたくさん記事になっています。

その玄米の炊き方講座も9月で100回目を迎えます。
それまでの間に数多くの研究を重ね、常に最良の炊き方を追究してきました。
その結果、新米の季節が近づくと、今手元にある玄米の質に変化が起きることが確認されています。
それに伴って、玄米が美味しく炊けなくなったと毎年この頃になると相談メールが寄せられます。
そうなんです。ですから新米の出回る少し前から玄米の炊き方は一層難しくなるのです。
そういう人は愛クラスの再受講をして、最新の炊き方にバージョンアップしましょう。

この度、101回から103回までのご案内をまとめてさせていただきますので、玄米でワンランク上の健康を手にされたい方、単純に美味しいものが食べたい方も含めて、極められた炊き方の玄米の本当の美味しさを味わいましょう。

*   *    *

【講座名】
・10月23日()「玄米の炊き方秘伝(第101回愛クラス)」
・11月27日()「玄米の炊き方秘伝(第102回愛クラス)」
・12月10日()「玄米の炊き方秘伝(第103回愛クラス)」

【開催日】
・10月23日(
・11月27日(
・12月10日(

【会場】
授業:「なかがわ」京都市左京区孫橋町18
懇親会:京都ホテルオークラ カフェ レックコート

【内容】
・中川善博による玄米炊飯デモ1回&試食
・各自が教室のお鍋で実際に炊く練習&試食(見学のみも可)
・玄米の量り方や洗い方の実習(1名ずつ)
・圧力鍋の高圧洗浄の方法(デモ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・再受講者の圧力鍋のフタ、部品のチェック(1名ずつ)
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・糠漬け・三年番茶)

【玄米投稿の内容】
「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
「玄米投稿」の写真指導  期間:1か月間
・パスポート取得者の投稿期間と回数:受講後10日間のうち3回まで

【タイムテーブル】
11:00       開場
11:30~12:00 お食事
12:00~13:30 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
13:30~17:00 玄米炊飯のデモ・各自の実習・診断・質問など
17:00      記念撮影
17:00~19:00 懇親会

【定員】
各6名

【受講資格】
・一般の方(デリバリーを含む飲食店関係者や料理教室関係者を除く)
・パスポート取得者の再受講もOK
・ご予約の前にこちらの注意点を必ずお読みください

【持ち物】
<初受講の人>
・使い慣れているデジカメまたは比較的新しい携帯電話
・玄米600ccと塩大さじ1杯程度
<再受講の人>
・デジカメまたは比較的新しい携帯電話
・お鍋
・お米(1回炊飯分)
・お塩(1回炊飯分)
・鍋敷き
・ふうわりさん
・教室とカセットコンロが異なる場合はカセットコンロ

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
27,000円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
こちらの予約システムから
 初めての方は事前に会員登録をお済ませください。

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 中川式玄米ご飯

 
 

(中川式玄米ご飯 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

 
 

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし
中川善博から娘へのお弁当

 
 

カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, 玄米の炊き方講座 | コメントする

マクロビオティックの陰陽を人間関係に活かそう

物事は何でもそうですが、本人がそのことを求めている時が一番効果的に吸収できるし、効率よく進んで行きます。
反対に本人にその気がないときは、いくら外野が口うるさく言ってもいっこうに効果が出ません。
マクロビオティックもまったく同じで、本人がマクロビオティックの考え方やお食事方法に興味を持たなければ、まったく厄介な存在でしかありません。

世の中には良いと思われることが沢山ありますが、それを採用するかどうかは巡り合わせですね。
つまり、出会った時にそれを必要としているか否かなのです。
ですから、ご縁のあったものだけを丁寧に紡いで行けば良いと私は思っています。
必要な時にはベストのタイミングで大切なものにご縁がつながればそれで良いのですから。

ところで、そのベストのタイミングですが、ことごとくタイミングを外してしまう人もいます。
そういう人を見ていると、もう「業」としかいいようがありません。
うまくタイミングよくご縁を引き寄せられるようになるには、自分の心が整理整頓できている必要があります。
自分がゴチャゴチャのままだと、それに似た波動のものを引き寄せますから当然ですね。
もうそこは陰陽そのものです。

私も過去にそんな経験があります。
そんな日々に嫌気がさしたので、思い切って周りの環境を変える決断をしました。
それは人間関係の整理整頓でした。
そこから本当の私になれた気がします。
それまでは他人の気持ちを優先しすぎていたかなと思います。

当時はマクロビオティックも知らないし、もちろん陰陽も知らないのですが、今にして思うと陰陽の流れに逆らっていない方向に軸足を移していたんだなと思います。
陰陽って自分の人生を考えるときには大いに役立つと今なら思えるのですが、当時は感情を優先して判断していたため、行き詰まることがあったのでした。

*   *   *

2年前の記事に「お弁当の力(玄米が嫌いだと言っていたのに食べてくれた!)」というのがあります。
塾生さんのお母様が、玄米ご飯のお弁当を「ご飯があまくて美味しかった」といって召し上がってくださったというのです。
そこに至るまでこの塾生さんは親子関係のことでちょっと悩まれていたので、親子関係を少し陰性にするようアドバイスをしていたのでした。

親子関係を陰性にすることは、親不孝をすることとは違います。
少し距離を置いて風通しを良くするだけです。
その陰性があってこそ、お弁当という陽性の氣が心に沁みるのです。
マクロビオティックの陰陽は、食べ物だけに当てはめるのではなく、人間関係に活かすと物凄く生き方が愉しく充実してきます。

そして、自分の進むべき道に迷うことなく決断を下せます。
これがマクロビオティックの考え方の一番素晴らしいところですね。
そんな自分になるために、日々のお食事が重要な鍵を握るのです。

 
 

賀茂茄子を揚げたところ マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(賀茂茄子を揚げたところ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし

 
 

カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティックが楽しい♪, こころ・想い | 4件のコメント

ある日の瓢亭さん 鮎の塩焼き

急に思い立って近くの瓢亭さんへ。
いつもの松花堂を注文して季節の移ろいを感じるのも、京都ならではのお楽しみ。
今日はおすすめメニューの「鮎の塩焼き」を別に注文しました。
小ぶりの食べやすい鮎は頭からパックリといただきます。
2口で食べられてしまうサイズがいかにも瓢亭さんらしいなあと思いました。
添えてあるのはもちろん酢蓮根です。

鮎の塩焼き 京都 瓢亭

(鮎の塩焼き 京都 瓢亭)

鮎の塩焼きといえば、吉兆さんの蓼酢を思い出します。
独特の粘度をつけてあります。

京都吉兆

鮎の塩焼き 京都吉兆グランヴィア店)

吉兆 鮎の塩焼き

鮎の塩焼き 京都吉兆グランヴィア店)

むそう塾でも秘伝コースでは鮎の塩焼きを教えています。
串打ちも出来るようになって修了してくれました。

鮎の塩焼き むそう塾
(鮎の塩焼き 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

鮎の塩焼き マクロビオティック京料理教室 むそう塾

鮎の塩焼き 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

鮎の塩焼き マクロビオティック京料理教室 塾生作品の
鮎の塩焼き 料理:むそう塾生 じゅん子さん)

 
 

おや、栗が!

京都瓢亭にて

 
 

むそう塾生なら、これと同じように剥けますね。
ここでも桂剥きの特訓が活きてきます。

京都 瓢亭

 
 

おまけ
昨年の秘伝コースの放課後。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 包丁

 
 

瓢亭さんにお邪魔するたびに、京料理の奥ゆかしい基本に襟を正したくなります。
華美に走ることなく、丁寧に基本を大切にする心地よさもご馳走です。

 
 

カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど, 食べ物あれこれ | コメントする

玄米ご飯を会社に持参したらこんな変化が(男子厨房に立つ)

先日のお味噌汁講座で嬉しいご報告がありました。
7月の愛クラス(玄米の炊き方秘伝講座)を受講されたNさんが、お味噌汁講座の前にお話ししてくださった内容がとても嬉しかったのです。

①愛クラス受講当時は、会社で缶コーヒーを一日5本ほど飲んでいたのが一切飲まなくてもよくなったそうです。
我慢しているわけではなくて、飲みたいと思わなくなったとのこと。
②お通じもバッチリ!だそうです。
③お子さんのほっぺにあったアトピーのような赤みも消えたそうです。

良かったです。本当に嬉しいです。
ご主人様が玄米ご飯と糠漬けを会社に持参して、おかずは社員食堂のものを召し上がっておられるのですが、それでもこれだけの変化が出ています。
主食を変えることの重要性を身をもって体感されたことでしょう。
飲まなくなった缶コーヒーの影響もこれから実感していただけると思います。

愛クラスはご夫婦で受講されたのですが、今回はご主人様だけがお味噌汁講座を受講されました。
奥様は赤ちゃんの授乳があるためお味噌汁講座は欠席です。
お味噌汁講座を境に、きっとご主人様がお出汁を取ってお味噌汁も作っておられるに違いありません。
彼にはそういう優しさがありますから。

奥様が子育てで忙しいときに、ご主人様が玄米ご飯を炊いたりお味噌汁を作ってくれるなんて、もう最高の贅沢ですね。
これを出来るのは男性の器量です。
男性は女性と違った視点で台所に立てるので、案外お仕事の疲れをお料理によって変換できるのです。
いわゆる気分転換ですね。

普通のお料理と違って、むそう塾でお伝えするマクロビオティックの陰陽を活かしたお料理の数々は、男性なら理論的にもコトンと腑に落ちることがあって、むしろ仕事に新たな視点として取り込めることがあったりします。
身近なお料理から広がる陰陽の世界は、理系男性も文系男性もそれぞれに学ぶことがあって楽しいはずです。
最初は躊躇していた男性も、こんなに楽しいことを女性だけのものにしておくのは勿体ないと思ってくれるようになったら嬉しいです。

我が息子も「男子厨房に入らず」から脱皮して、これからむそう塾仕込みの美味しいお味噌汁を作れるようになることでしょう。
昨年から玄米ご飯も炊けるようになったので、徐々に新しいお料理の美味しさや作る楽しさに目覚めてくれたらいいなと思っています。

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(幸せコースの授業で蓮根の皮を剥いているところ マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし

 
 

カテゴリー: 玄米の炊き方講座, 男子厨房に立つ | コメントする

食べ物の好き嫌いとマクロビオティック

うざく マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(うざく 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

酢の物が嫌いな人っていますね。
しかし、むそう塾では酢の物が嫌いだという人なのに「美味しい!」と言って酢の物を食べている塾生さんが毎年いるのです。
今年もいましたよ。

習った酢の物をご自宅で復習して、酢の物嫌いなご家族に食べてもらったところ、「これなら食べられる!」と言って完食してくれたというご報告も毎年あります。
きっとお酢のツン!と来るあの香りがきつくないから食べられるのでしょう。
幼児期に何らかの体験で嫌いになっている食べ物は数多くあるのですが、多くはお母さんのお料理方法がそのお料理を嫌いにさせている可能性があります。

また、むそう塾の幸せコースでは3月に「煮魚」が登場するのですが、煮魚を嫌いだと言っていた人がニコニコして美味しそうに召し上がっている光景が毎年展開されます。
これも生臭い煮魚を食べた経験が残っているからなのでしょう。
しかし、むそう塾でお教えする煮魚は、まったく生臭くないので、例外なく喜んで召し上がってもらえます。

*   *   *

マクロビオティックでは陰陽五行でお料理の味を分類したり、そのお味が美味しいと感じるか否かで体質や体調を判断する場面がありますが、その場合でもお料理方法の影響で好き嫌いが分かれているとするならば、簡単に陰陽五行や望診で結論を出してはいけないと思います。

受け売りでマクロビオティックの指導をしていると、思わぬ落とし穴にはまって、結果として正しいアドバイスが出来ないことになるので、可能な限り体験や経験を深めて、目の前の生身の人間と向き合う姿勢を崩さないようにしなければいけません。

桜沢先生の残してくださった膨大な体験や経験はもちろん最大限に活用させていただきますが、あの頃の時代と今では時代背景や環境が異なりつつあるため、そのまま適用するには危険な内容もあります。
主に食材の品質の低下や食習慣の変化は、相当注意しなければなりません。

その時代に合ったマクロビオティック。
その土地に合ったマクロビオティック。
その人に合ったマクロビオティック。
そうでなければ意味がありません。

 
 

新蓮根と茗荷の酢漬け マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(新蓮根と茗荷の酢漬け 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし

 
 

カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 2件のコメント