「金平牛蒡(きんぴらごぼう)」というのはお馴染みのお惣菜ですが、マクロビオティックの金平牛蒡となると、作り方が色々分かれます。
一般の金平牛蒡と大きく違うところは、みりんやお砂糖を使わないことですが、材料の切り方や炒め方、さらに調味料の量によっても陰陽が変わってきます。
マクロビオティックの指導校によって、教えている金平牛蒡もまちまちですから、果たしてその人の体調に合った金平牛蒡を作れているかどうかは大いに疑問です。
ですから、今体調が思わしくない人は、金平牛蒡をご自分の体調に合った作り方にする必要があります。
たとえば、マクロビオティック仕様の金平牛蒡で陽性な作り方の本をのぞいてみましょう。
【某マクロビオティック指導校の作り方】
【某マクロビオティック指導者の作り方】
ね?
違うでしょう?
この差はそのまま食べた人の体調を左右します。
この他にもっと陰性な作り方の金平牛蒡もありますが、ここでは割愛しておきます。
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新しいむそう塾生にもぜひ金平牛蒡を食べてもらいたい人がいて、まだ金平牛蒡を教える授業まで時間がありすぎるので、一般的な金平牛蒡でも良いから食べてもらおうと思って「金平牛蒡」で検索をしました。
画像検索をすると、私のブログの古い写真がトップに出てきました。
【金平牛蒡】2012.12.22
その他にも過去記事の写真があがって来ます。
【中川式金平牛蒡と鉄火味噌】2012.10.1
こんな記事もあがってきます。
【中川式金平牛蒡で泣く】2012.10.9
こういう写真もあがってきました。
これらの中では一番古い記事ですが、中川さんのお料理技術(陰陽)の凄さがわかって、感動を新たにする内容で好きです。
【マクロビオティック仕様の中川式きんぴらごぼう】2011.10.18
でも、作り方は書いていないんですよね・・・。
なぜ作り方を書いていないのか?
それは中川式の金平牛蒡は、ちゃんと包丁が砥げていないと程遠い仕上がりになってしまうからです。
牛蒡には皆さんがご存知のようにアクがあります。
このアクの処理が仕上がりの陰陽とお味に大いに関係するので、むそう塾では上級幸せコースのメニューになっているのです。
でも、むそう塾には次から次と陰性な人が現れて、日常的に金平牛蒡を食べてほしい人がいるのです。
そういう人のために、昨年は上級幸せコースのカリキュラムに入っているものを前倒しで教える講座を開催したほどです。
もちろん、包丁とぎと併せて開催しました。
・「金平牛蒡と包丁砥ぎ講座」開催のご案内 2016.3.2
・金平牛蒡と包丁砥ぎ講座 4月11日 2016.4.11
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というわけで、今年もどうやら金平牛蒡講座を臨時開催した方が良い雰囲気になって来たのですが、日程が平日しか残されていません。
まして、季節は夏野菜が旬を迎える時季に、根菜の代表格の食材で陽性のお料理を教えるのは・・・・という気もするのですが、食養ではそんなことは言っていられない場合があるのです。
いくら季節は夏でも、夏野菜が体に負担になる状態の人がいるのです。
そういう人は旬の食材ではありませんが、体を陽性にもっていくお食事をする必要があります。
確実に効果を出してくれる作り方で。
これから日程の打ち合わせをしますので、ご希望者がいらしたら、マクロ美風までご連絡くださいね。
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【ご案内】
・これから開催予定の講座案内 最新版
・中川式糠床受付方法のご連絡(2017年度の場合)
・中川式糠漬け(じゃい安)のご注文案内
・中川式鉄火味噌のご注文方法
【サイト内の記事】
・マクロビオティックの盲点
・塾生のきょうの100点お弁当
・陰陽を感じる日々の暮らし
・中川善博から娘へのお弁当
・中川善博厳選!おすすめ器具と食材