昨日は第2期秘伝コースの授業がありました。
今月の授業は蒸し物だったはずなのですが、昨年の秘伝コースで誰かが「鯖寿司も教えてほしい!」とおねだりした人がいて、鯖寿司も教えたのでした。
去年は去年なのですが、今年の人から文句が出てもいけないので、時間的に厳しいにもかかわらず鯖寿司も授業に入れました。
今年の秘伝コースは去年よりのんびり屋さんが多いので、案の定仕上がりが遅くなって、いただきますをする時には17時近くになってしまいました。
でも、中川さんが作った鯖寿司を途中で試食して、その美味しさに目を丸くした皆さんは、喜々として笑顔で鯖寿司を作っていました。
(そうでしょ、そうでしょ、鯖寿司専門店のものより中川さんの方が美味しいのですから。)
美味しいって本当に人を笑顔にさせますね。
秘伝コースは中川さんが感謝の気持ちであれこれと美味しいものばかりを教えるので、毎月が楽しいことばかりです。
ほっぺが緩みっぱなし。
鱧寿司なんて難しいから、ほんまもんのお味見だけでもと思って1期生に作ってあげたら、その美味しさに惚れ込んで、自分でも作れるようになりたい!という人が何人か登場したわけです。
ほんまかいなというわけで、急遽鱧の骨切り講座を開催して、そこから骨切りの練習を始めた人が登場したのでした。
ついには何人も自分で骨切りした鱧寿司を作り上げ、最後は鱧と高価な松茸で、豪華な鱧鍋を自宅で召し上がっているのです。
そんなふうに秘伝コースは、美味しいお料理を天井知らずで教えますので、むそう塾の最高クラスとして塾生さんの憧れのコースでもあります。
むそう塾に通って良かったと心から思えるコースでもあります。
秘伝コースまでついて来てくれた塾生さんへの感謝の気持ちで、京料理人中川善博が破格のサービスをしてしまう人情コースなんだなぁとそばで見ていて思います。
ところで昨日の人たちは、竹の皮で鯖寿司を包むのが割とお上手でした。
夏に鱧寿司で練習したからでしょうね。
竹の皮の扱いを見ていると、日本人としてぜひ知っておきたい技術だなぁと思います。
そういえば、秘伝コースってそんな技術の伝承がいっぱいあります。
中川さんも本領を発揮できて嬉しそうです。
(鯖寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
奥の物より手前の物の方が包み方の難易度が高いです。
鯖寿司の形もそれぞれ違っており、その形を変形させないように包むのが難しいところです。
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