「京都 瓢亭」さんでのお食事会(課外授業)

今日は秘伝コースの課外授業。
「京都 瓢亭」さんでのお食事会です。
お食事は12時から始まりますので、遅刻しないように。
入り口からこのお庭が見える本館に集まってくださいね。

 
 

(京都 瓢亭 本館)

 
 

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手を使うことは癒しになるので大いに手を使いましょう 手の感触も大切に

こちらの記事にいただいた緋乃さんのコメントが、子育て中の人にも共有したい内容だったので、記事にてお返事をさせていただきます。
緋乃さんは今、3人の男の子を育てています。
長男・次男:3歳
三男:1歳7か月

<緋乃さんからのコメント>

美風さん

この記事にとても共感してます。
双子が幼稚園に行って、三男がお昼寝している間、
雑巾を縫ったり、アイロンをかけたり、手仕事をしている時間が癒しです。
むそう塾に出逢ってから、中川さんに「丁寧に大切に生きなさない」とご指導頂き、
せっかちだから早いけどガサツな私は日常の過ごし方を少しずつ変えていく努力をしています。
そんな中、丁寧にこなし、丁寧に過ごすと心地よいなーと感じています。
3歳の双子には、自分の出来ることはやらせているので、食後の食器を台所まで運んで貰っていますが、何度、茶碗やコップを割ったことか・・・・(泣)
今、コップは木製にしてしまっていますが、美風さんの記事を読んでガラス製に変えた方がいいのかなーと思ってます。
割れた残骸を見て、落ち込む3歳児を見て、物を大切にすること、乱暴に扱うと割れてしまうことを覚えさすにはとても良い経験だと感じました。

*   *   *

<マクロ美風より>

緋乃ちゃん、こんにちは。
毎日3人の子育てと主婦業をお疲れ様です。

丁寧にこなし、丁寧に過ごすと心地よいなーと感じています。

うんうん、3人の子育ての真っ最中なのに、それを実感されていて素晴らしいです。
今はアイロンをかけない人が増えてきましたが、アイロン掛けって心が落ち着く作業でもあるんですよね。
私の古い過去記事にもアイロンかけが出てきます。
「手仕事」 2006.12.21
(ブログの移転に伴い、コメント欄が乱れていてすみません。)

家事でも「動きの多い作業=陽性」と、「動きの少ない作業=陰性」がありますが、動きの少ない作業をすれば精神面が穏やかになります。
アイロンは熱(陽性)と圧(陽性)を使うため、体は陽性になりますが、慣れた作業なので想いを自由に巡らせることができますから、精神的に穏やかになれるんですよね。
過去記事では「心のお散歩」と表現しています。
これが良い陰性の力です。

ところで、幼児と食器の問題ですが、割れるとあちこちに破片が飛び散って、後のお掃除が大変になるだけでなく、お子さんたちの怪我の危険性も増すので、もうちょっと木製のコップでもよいと思います。
まだ三男くんが何もわからない年令なのでね。
でも、ガラスのコップの中の美しさは、子どもも大いに関心を示すでしょうから、パパとママが使うコップの美しさは常に見せてあげましょう。

そして、お子さんの成長を見ながら、ガラス製のコップを用意してあげるのもよいと思います。
女の子だったらガラス製でもよいのですが、何しろ元気いっぱいの3歳時なので、柔軟に対応してはいかがですか?
連日の外遊びで、結構危険とバランス感覚が身について来ているでしょうから、今ならそんなに割らないで運べるかもしれません。

 
 

<追記>
塾生の舞さんが、「つよいこグラス」というコップを教えてくれました。
今の状況にピッタリですね。
こういうのは出産祝いにもいいなあと思いました。

 
 

(中川式ラーメンを食べるりんのちゃんのお子さん こちらの記事より)

 
 

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カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, からだ, こころ・想い | 4件のコメント

静かな動作をすると穏やかな気持ちになれる

昨日ランジェリーを手洗いしていました。
今はブラジャーも洗濯機で洗える時代ですが、私は手洗いの空気が好きなので、こうして手でやさしく洗います。

お湯の中でふわふわとやさしく布に触れる感触は、まるで産まれたての赤子に触れるような気持ちになります。
形を崩さないように、どこまでも優しく優しく洗濯物に向き合っていると、自然と自分の心も穏やかになっていくのが分かります。

これなんです。
この穏やかになれる空気が好きなんです。

いつも力づくの作業をしていると、細かな優しい動作が苦手になったりしますね。
荒っぽい動作や、うるさい音にも平気になっていると、徐々に繊細な感性が薄れてきますから、こうして優しく手を使う時間を大切にしています。

そういえば、離乳食の段階からプラスチック容器を使って、割れないことを優先するようになったのは、繊細な感性を育てるためには良いことだと思えません。
乱暴に扱えば壊れる物があるのだということを、小さい時から感覚でわからせることも、子育ての大切な要素だと思います。

力仕事をしたあとに字を書こうと思ったら、思うように書けないことってありますよね?
あれと同じで、いつも荒々しい環境にいると、繊細で静かな感性を忘れてしまいます。

むそう塾では、お料理をする時に音を立てないように、道具を丁寧に扱うように教えるのは、お料理の結果だけでなく、作る人の心のありようをも繊細さを大切にしてほしいからです。
大事ですね、日々の過ごし方。

 
 

(桂剥きをするクリちゃんの手 2018.8.25撮影 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

どこまでもどこまでも繊細さを要求される技術です。

 
 

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「第121回 玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を終えて マクロビオティックの仕切り直しを

2018年8月26日(日)は、「第121回 玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を開催しました。
その時の様子はこちらから。
参加者の内訳は、神奈川県2名・新潟県1名・石川県1名・愛知県1名・京都府2名、新人さん4名・再受講者3名の7名でした。
1名はお嬢さんがすでにむそう塾でコースに通っており、お母様の受講がとても嬉しかったです。
すでに最初から52点の玄米投稿をされて、なかなか実力がおありです。

今回は病気を経験された人が多かったのですが、10年以上前からマクロビオティックを知って玄米ご飯を召し上がっておられるのに、その玄米ご飯の力が活かせていないように見受けられました。
今、幸せコースに通われている人で同様の方がおられますが、健康に良いはずのマクロビオティックなのに、そのマクロビオティックの考え方で偏りが生じて、修正をしているところです。

マクロビオティック本来の良さを享受しないまま、体調に影を落としている人を見ると、本当にマクロビオティックの伝え方や実践の仕方を、丁寧にフォローしながら向き合わないといけないなと痛感させられます。

今回愛クラスに来られた皆さんが、全員で笑顔の生活が送れますように。

 
 

(福ZEN 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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玄米ご飯の炊きあがりが本当に自分の体に合っているかどうか、今一度考えてみましょう

最近気になることがあります。
それは、玄米の炊き方を習いに来られる人が、「さっぱりした玄米ご飯」を好む場合があって、どうも「サッパリ=かため」をイメージしておられるように感じることです。

もちろん、個人の好みに合った炊きあがりにしてあげたい気持ちはあるのですが、体調に問題を抱えておられる場合は、個人の好みの炊きあがりより、消化吸収できる炊きあがりをまず味わっていただき、その結果体調がどんな変化をみせるか、そこを観察してほしいのです。

病院で処方されたお薬を飲む時、あれこれ好みを優先させませんよね?
玄米ご飯で元気になろうと思って、玄米ご飯をお薬と同じように考えたら、好みは二の次になると思うのです。

本当は「美味しい!」と思える炊きあがりで召し上がっていただきたいのですが、あまりにも胃腸がダメージを受けている場合は、お好みの硬さより少々柔らかめでスタートしていただく方が、早く体調が良くなります。

*   *   *

ところで、望診をすると、「この人は今までこういう物を食べてきたんだろうなぁ」と、手に取るように判ります。
ですから、当然のことですが、「ああ、この人にはもっと陰性な物を召し上がってもらって、この硬さをほぐしてもらいたいな」と思うことがあるのです。
でも、そういう人に限って「硬めの物を求める」のです。

それは、長く陽性なマクロビオティックをしていたり、長い間硬い玄米ご飯に慣れてしまったりして、感覚が麻痺しているような場合です。
よ〜く観察すれば、体は陰性の物を求めていた時があるにもかかわらず、頭(思い込み)で陰性を排除してしまった結果、正常な感性が錆びついてしまっているんですね。

そういう人は表情を見ても判ります。
表情に変化が乏しくて、感情が豊かに表に出てきません。
これでは体調が悪くなるのも無理はありません。

このブログに何度も書いていますが、味覚や味付けは慣れてしまいます。
良い方にも悪い方にも慣れてしまうので、「それは違うよ〜」とむそう塾で方向修正を出して、進むべき道を誤らないようにしてもらっています。

せっかくむそう塾に来られたのですから、ご自分の味覚を最優先にするのではなく、一度リセットする姿勢があったらいいなと思います。
その上で、正しい味覚や感性を構築し直して、自信を持ってご自分の美味しいと感じる物を召し上がるようにしてほしいです。

食べたもののようになっているからこそ、過去に食べた履歴の延長線上ではいけないのです。
必ず改める気持ちがないと、いくらむそう塾に来られても、良い結果には結びつきません。

*   *   *

強く圧力のかかったモチモチ玄米ご飯を美味しいと感じる人、圧力のかかった玄米ご飯は喉を通らないと言う人、土鍋炊きでなければ体が受け付けないと言う人、電気炊飯器で炊いても美味しいと思える人、玄米に対する反応は人それぞれです。

ここで私が一番言いたいこと。
それは、その玄米ご飯でどんなおかずを食べていたか?です。
そのおかずによって、主食のご飯の炊きあがり加減の好みが分かれてくるのです。
でも、多くの人はその組み合わせまで神経が行かず、玄米ご飯だけを取り上げて好みを言われます。

しかし、主食というのはおかずと一体となって体調を左右させるものなので、その認識をきちんと持ってほしいと思います。
どんな物を食べても良いのですが、きちんと消化吸収できること。
これが最大の条件です。
そうでないと、遅かれ早かれ胃腸を傷つける日がやってきます。

 
 

(京都 瓢亭)

 
 

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