私の夫は結婚したときからイビキをかく人でした。
結婚して初めての夜、イビキがうるさくてなかなか寝られず、翌日親友に電話したのでした。
私「この結婚失敗かもしれない・・・ イビキをかく人だって知らなかったの」
友「あははは 私の父親なんて向こう三軒両隣に聞こえそうなイビキをかくけど、母親は同じ部屋で普通に寝てるよ」
友「そのうち慣れるから大丈夫!」
私「へ〜、そんなものかね〜・・・」
その後私はいつしか夫のイビキにも慣れ、子どもも生まれたので川の字になって同じ部屋で寝ていました。
20年前にマンションに引っ越してからは、夫婦別室だったのですが、夫の寝室の隣部屋でパソコンをしていると、夜中にイビキが聞こえてきて、時々途切れるので、「ああ、無呼吸症候群」なんだなあと思っていました。
数年前から夜中に何度も(4回ほど)トイレに起きるので、「歳をとったのね〜」くらいに思っていたのですが、夫は4月にゴルフの帰りに自損事故を起こしたのでした。
運転中に眠ってしまったらしく、気がついたらすでにコンクリートの花壇にぶつかって止まった状態だったのです。
(事故の記事はこちら)
車は全損だったにもかかわらず、夫は右足の膝下に打撲を受けて腫れただけでした。
(整体では打撲を嫌いますが・・・)
これもニーエアバックが開いていたおかげで、最小限の打撲で済んだようです。
他は一切無傷で、まさに車に助けられた状態でした。
* * *
その事故のあと、夫の知人が睡眠時無呼吸症候群かもしれないから、病院で調べてもらったらいいと教えてくれて、検査入院したのでした。
そして、自宅でも何やら装置をつけて眠り、そのデータを見て正真正銘の睡眠時無呼吸症候群と診断されたのでした。
その後、面白い装置をつけて眠るのですが、そのデータが自動的に病院に送られて、治療をうけているところです。(在宅治療)
その装置をつけて寝ると、ぐっすり眠れて、夜中のトイレは1回またはゼロになったのでした。
そうすると夜の眠りが深くなったためか、昼間の眠気が激減して、とても爽やかになってきたそうです。 ← 今ここ
ちなみに薬は何も使っておらず、眠るときに空気を送り込んでいるだけなのだとか。
しばらくこの状態で様子をみるそうです。
もしかしたら、世の中で起きている交通事故のうち、何%かはこの睡眠時無呼吸症候群の影響があるのかもしれません。
そういう事故が未然に防げたらと思って、この記事を書きました。
(江坂公園にて 撮影:中川善博 iPhone 11 Pro 2019.10.3撮影)