(鯵フライ 料理:中川善博)
お魚の授業の翌日、残りの鯵を中川さんがフライにしてくれました。
茶色の細長いのは独活です。
残っていた黄金柑をギュッと絞ったら爽やか〜♪
お弁当講座のエビフライも凄く美味しかったけれど、この鯵フライもバッチリの美味しさでした。
揚げ方がやはりちょっと違いましたよ。
あっという間に、本当にあっという間に出来上がるのが驚きです。
あ〜、講座に入れたくなっちゃう(^^)
(鯵フライ 料理:中川善博)
お魚の授業の翌日、残りの鯵を中川さんがフライにしてくれました。
茶色の細長いのは独活です。
残っていた黄金柑をギュッと絞ったら爽やか〜♪
お弁当講座のエビフライも凄く美味しかったけれど、この鯵フライもバッチリの美味しさでした。
揚げ方がやはりちょっと違いましたよ。
あっという間に、本当にあっという間に出来上がるのが驚きです。
あ〜、講座に入れたくなっちゃう(^^)
親子間でうまくいかない時、マクロビオティックの陰陽をあてはめてみると、あら不思議!
妙に納得して、あんなに悩んでいたのが嘘みたいに思える解決をみることがあります。
子供の人数が少なくなった現代は、親が子供に関わりすぎて、それが子供の自立を妨げているケースによく出会います。
それは親が陽性になりすぎていることが原因ですね。
お願いしていないのに親が物を買ってくれて困っている人がここにも登場します。
価値観の押し付けは親子でも夫婦でもいけません。
押し付けは陽性な行為であり、それが相手を陰性に追いやってしまい、最後には相手が陽性に向かうことを予め知っていれば、そんな無駄なことはしなくなりますね。
マクロビオティックは生活全般、特に人間関係にとても効果的に作用しますので、ぜひ陰陽を使いこなしましょう。
<Ki(78-3)さん>
大量のお写真をありがとうございます。
とても広いお住まいなので、このまま結婚してもここに住めますね。
宍道湖をこんなに近くに眺めながら生活できるのはなんて素晴らしいことでしょう!
土地の環境としての氣は大丈夫なので、あとは人間関係の氣ですね。
私の年齢になると、お子さんからは育てられ方の悩みを、親からは子育ての悩みを受けるようになります。
その双方とも言い分はあるのですが、人間関係に共通していえるのは「相手のテリトリーに立ち入らない」ことです。
これは親子であっても、夫婦であっても、他人同士であっても同じです。
ですから、あなたの場合もお母さんから買ってもらった物であっても使わない物は処分しましょう。
こういうのはなかなか心の整理がつかないでしょうが、子供は成長とともに自分の判断力で生きて行くのですから当然です。
逆にいうと、親というのは「自分の価値観を押し付けない」ことが子育ての基本になるわけです。
どちらも一人の独立した人間同士として、相手を尊重しあわなければうまく行きません。
あなたはそろそろ親から独立して生きても良い年齢ですよ。
写真はすべて拝見しましたので、次は間取り図をお願いします。
細かなアドバイスはそれからにしますね。
<Sa(83-1)さん>
どんどん候補物件が出てきても、なかなかピタッと来るものはないでしょう?
今後の物件選びで判断材料にしてほしいことの一つを書いておきます。
住まいを借りる時には往々にして賃料で判断して、駅から遠くても安い物件にしてしまう人がいます。
でも私はあなたの収入なら駅から徒歩5分圏内をお勧めします。
なぜなら、この位だと夏でも大汗をかかずに済みますし、雨でも億劫にならないからです。
そして何より、忙しいお仕事に関わっておられるあなたは、「時間を買う」おつもりで駅に近い物件を探すのが良いと思います。
お家賃としての出費は確かに増えるのですが、その分毎日時間を買っている生活が出来ます。
広さや収納より距離を優先しましょう。
どんなお部屋でも住めば慣れます。
ただし古すぎるのはダメです。
<Te(55-5)さん>
沢山のお写真をありがとうございました。
軽〜く横綱更新です(笑)
まず不要品の処分についてですが、新しい物はバザーに出す方法もあります。
しかし時間がない場合は、リサイクルセンターに引き取ってもらいましょう。
電話すれば収集に来てくれますし、自分で持ち込みも可能です。
あるいはお知り合いで使いたいと言ってくださる方がいれば、気持よく使っていただきましょう。
次はレイアウトつきの間取り図を送ってください。
これがなければ細かなアドバイスができません。
それが完成するまではひたすら「要るものと要らないもの」の仕分けをしましょう。
それだけでもずいぶんゆとりが出てきます。
<Ot(47-3)さん>
偉い! あなたは本当にまとめる能力がありますね。
むそう塾の事務員さんになってほしいくらいです。
だからお部屋もいい感じにまとめられているのだと思います。
当初の和室は洋室にリニューアルされていたのですね。惜しいですね〜。実に残念。。。
【キッチン水切りかごについて】
台所が狭い場合は水切りカゴなしで暮らしましょう。
スタッフの麗可ちゃんが東京で水切りカゴなしに挑戦しましたが、スッキリしていいとの感想でしたよ。
過去記事にもその経緯が載っています。
【テレビ台について】
今まではゲーム好きな彼も、そのうちにゲームよりあなたと一緒にいる方が楽しくなる可能性があります。
そして、テレビ自体もいつまでも台が必要になると思いません。
壁掛けになる可能性もあります。
ですから、そんな不確定なテレビ台に高価な物は選ばない方が良いです。
ローチェストよりAVボードの方が配線の処理がスッキリできて良いのですが、合板は最初臭いがきついこともありますので、材質を吟味してください。
お手持ちのゲーム用品の量と相談して決めたら良いと思います。
【ローテーブルについて】
3番目の円形が使いやすいです。特に脚の部分がね。
【ソファについて】
リストの写真で見る限りは4番目の緑のソファが使いやすそうですね。
ラブソファは最終的に中途半端になるのでお奨めしません。
【ラグについて】
見た目は無地の方がスッキリして気持ち良いのですが、何かをこぼすとこのアイボリーはとても目立ちます。
お洋服感覚で敷物を選ぶと失敗しますので、ここはシミが目立たない程度に模様が入っているものが良いですね。
ソファの色が入った柄物で斬新なデザインも面白いです。
アクリルでも良いから、このお部屋全体に敷き詰めるのも使いやすいですよ。
肌触りはウールが良いのですが、お値段も張るので徐々に買い替えて行きましょう。
【押入れ収納について】
2のポリプロピレン製のものは重ねられる利点がありますが、1の混紡製品は重ねない収納ならOKです。
通気性を考えるなら1の布タイプの方が良いです。
冬用のお布団は風呂敷でもよいし、専用のお布団ケースでもいいですよ。天袋が一番いいですね。
ロングコートは畳んで収納すると、次のシーズンで使う時にはアイロンが必要になりますから、できれば洋服ダンスを買って吊るしてしまいましょう。
【寝室について】
洋室になってしまったとのことなので、ここは迷いなくベッドを買いたいところですが、レイアウトが厳しいですかね〜。。。。
ベッドにするならダブルになってしまうかな〜?
具体的にベッドを間取図にレイアウトしてから決めましょう。
フローリングに和のお布団はお奨めしません。
冬は下から冷えるし、寝ていても体が疲れます。
結婚式のことですが、いっそのことお金をかけない結婚式にして、その分を家具の購入やもっと実生活にまわしてはいかがですか?
ホテルの言いなりになるのではなく、二人の気持ちが最優先されるのが一番です。
現実的には使えるお金を残しておいた方がずっと安心できますよ。
今は従来の方法ではなく、新しいスタイルの結婚式があるので、その方がお洒落なあなたには似合うと思います。
ちなみに私は結婚式を挙げていません。(おすすめしているわけではありませんが^^;)
あなたの生活感はしっかりしていて素晴らしいですね。
特に彼を支えるために「今はあまり表に出さないようにはしています。」というところが偉いです。
その調子で賢い奥様になってください。
<Ni(79-1)さん>
丁寧にお考えくださってありがとうございます。
別記事でお返事させていただきますね。
(加賀屋 京都店にて)
先日じっくりコースの最終日にお二人の塾生さんが玄米のちらし寿司を持参されました。
むそう塾ではお馴染みの光景で、習ったお料理を自宅で復習して、当日また作って京都まで持参して中川さんからお味や盛り込みの確認指導を受けるためです。
この日は奇しくも同じお料理が登場したのですが、もう一人のNさんは残念ながら写真を撮っていなかったため、ここで参考にすることが出来ませんが、Sさんのお写真を使って盛り込み(盛付け)の勉強をしてみたいと思います。
まず、こちらはSさんの玄米ちらし寿司です。
中川さんに改めて講評してもらいました。
<中川善博より>
上手に出来ています。口中環境を慮るセンスがあなたにはあります。
しいたけを2個で抑えられるところにセンスを見ました。
覚書やメモで料理をする人は鰻3個に椎茸も3個ね。と何も思わずに盛ってしまいます。
それは私が教える料理じゃないのです。
直すところはほとんどありませんが、私なら、というところを1点。
絹さやを両端落として3つに切り分けたでしょう?
私ならこの大きさの絹さやでこの大きさの弁当箱ならば2つに切って鰻の1辺の8割の長さにしました。
そんなところで少し伸びしろ分を残して95点。
(玄米のちらし寿司 料理:むそう塾生 Sさん)
一方、Nさんは写真がなかったので、Sさんの写真をお借りして◯印をつけました。
上質の木の芽を使っておられたため、木の芽の大きさが◯内に収まるくらい小さかったのです。
そのため、全体のバランスが悪くなってしまいました。
原因はNさんが木の芽の大きさを葉の枚数で覚えていたためです。
教室では確かに中川さんが木の芽の大きさをその時のバランスとして目安を葉の枚数で教えたのですが、そもそも元の木の芽の大きさが違う場合は、数字だけ覚えているとこのようなことになります。
ここはぜひ景色として木の芽の大きさを把握していれば、対になった葉の枚数を数えるのではなく、もっとバランスの良い盛り込みが出来たことでしょう。
(玄米のちらし寿司 Nさんの場合 Sさんと似ているが木の芽が◯印の大きさ)
ということで、同じ授業をしても塾生さんがどんな受け方をするかで大いに結果が異なってきます。
これは愛クラスの玄米の炊き方講座から口を酸っぱくして話していることなのですが、いっこうに受け入れてもらえません。
たま〜に「そんなに言うなら」と取り組んでくださる人がいるのですが、またいつしかメモを取る習い方に戻ってしまう人が後を断ちません。
そのくらい人間はメモする覚え方に毒されてしまったのでしょう。
しかし、メモを出来ない習い事はたくさんあります。
踊りだってスポーツだって、いちいちメモを取るでしょうか?
特に動きのあるものは文章に置き換えにくいものです。
お料理もそういうものと同じだと思って下さい。
現在むそう塾の最高コースである満足コースであっても、メモを離さない人がいます。
もう何年も言われ続けていることなのに・・・。
このメモを手放さない限りそれ以上の上達は望めないと断言します。
仮に秘伝コースに進まれても。
秘伝コースはもっと動きのある工程が含まれるそうですから、メモをしていると絶対見逃すと思います。
今月の満足コースでも、ある人が大事な工程を見逃している瞬間を目撃してしまいました。
中川さんの動作はわずか2秒ほどのことでしたが、その人はメモに13秒ほど費やしていました。
中川さんのその動作を見逃したために、必ずあとで苦労するだろうなあと思って見ておりました。
私は中川さんの手元を見続けて8年目になりました。
その間にずっと思っていたことは、「瞬きするのも惜しい」ということでした。
目の前で展開される動作の一つひとつがとても洗練された動きであると同時に、それが一番美味しく出来上がる秘訣なんだなといつも感心するのです。
皆さんはお料理をする時、今まではメモを取っていても許されることしかしなかったのかも知れません。
でも、今までしていたことをしない(陰性)ことによって、新たな何かを得られる(陽性)と思いませんか?
多くの人が忘れてしまうと心配されていることでしょうが、それは陰陽を意識していないからです。
得ることしか考えていませんね。
世の中には文字で憶えるものと目で視覚的に憶えるものがあること、あるいは耳で聴覚的に、あるいは手で触覚的に憶えるものがあることを、しぶしぶでも認めてほしいです。
今までしなかったことをする(陽性)ことによって、あなたのお料理が別次元に進めると思うのですが、まだメモりますか?
工程でもし理解できなかったりあやふやな時には、すぐその場で質問しましょう。
質問をして納得した上で帰宅しましょう。
そしてすぐ復習すること。これが重要です。
復習してもまだ解らない時にはメールをしましょう。写真や動画も送りましょう。
その場でなければ出来ないことをする。これが最も陽性な学び方であり、無駄のない時間の使い方です。
* * *
長くなってしまいましたが、大事なことなのでもう少し書かせてくださいね。
お弁当投稿(OBENTERS)をしていても、中川さんのアドバイスを活かせる人と活かせない人がいます。
その違いはアドバイスを自分のところに持ち帰っているか、いないかなのです。
まずアドバイスを持ち帰っていない人は、投稿してそのままか、続けていればいつか上達すると単純に思っているだけです。
しかし、持ち帰った人は「二度と同じ指摘は受けないようにしよう」とします。
その具体的な方法で一番多いのが、投稿時の写真と中川さんのアドバイスを日付順にまとめる方法です。
そして、同じお料理を作る時にはそれを事前に読んでから取りかかるのです。
またある人は、お弁当の計画段階から独自に記録しておき、イメージ図も残して出来上がったお料理と比べ、投稿写真と中川さんのアドバイスの文章、それにアドバイス後に手直しした写真も残していました。
これを日々繰り返しながら同じ間違いを二度としないことを意識しているのです。
そこまですれば完璧だ!と思いきや、盛付けの世界はそれだけでは駄目なんですね_| ̄|○
白いキャンバスに絵を描くように、あるいはその器に小宇宙(自然界)を再現するように、景色を描く感性が必要になります。
美しいものを観た時に感じるあのバランス感覚が盛り付けの世界でも要求されるのです。
いつもバランスの取れたものを目にしていると、知らず知らずにその感覚は育ってきますが、これは個人差が大きいですね。
少なくてもメモをして育つものではありません。
「あれ? なんか違うなあ?」と思える感覚がスタートです。
真贋力を養うためには本物しか見せないといいますが、それと同じだと思うのです。
こんなに長く書いてもまだまだ盛付けのことは書ききれません。
そのくらい奥が深いのです。
逆に言うと、だからこそ楽しいと思えませんか?
私は中川さんがTwitterで毎朝指導している内容を書籍化したいと思っています。
高度で深い内容をこのままにしておくと、Twitterがなくなったときそのまま消えてしまい、あまりにも勿体ないです。
書籍化して辞書のように料理別・食材別・季節別・お弁当箱の型別にまとめられたらいいなと思っています。
ネットの時代ですがあえて紙で残したいです。
タイトルは「中川善博の盛付秘伝」です。
しかしそれは気の遠くなる膨大な作業であり、人海戦術でも取らない限り不可能です。
むそう塾生の有志でそんなことが実現できたらどんなに嬉しいことでしょうか。
不可能と思わないで、いつか実現させたいと思い続けて行きます。
先の記事にコメントを寄せてくださった皆様、ありがとうございました。
あ、私も! と思われていながらコメントをされないうちに答えが出てしまってガッカリされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、たまにはこんな一瞬のお勉強会があっても楽しいかもしれません。
いくつかの細かな問題点はあったのですが、一番違和感のある治部煮を中川さんが仲居さんに見つからないように手早く手直しをしてくれました。
その写真をアップしておきます。
あなたの頭の中の盛付けと同じでしたか?
伊勢丹京都店の8階にある「加賀屋 京都店」で、「北陸新幹線開業記念メニュー」がありました。
盛付けの参考になると思ったので、写真をアップしておきます。
この中でご飯物は最後の鱒寿司が3貫のみです。
これではバランスが悪いので、「本日のご飯」をセット(お味噌汁・お漬物付)で注文しました。
きょうはわらびご飯でした。
手の込んだお料理のお味はどれも納得の美味しさでしたが、とにかくきょうは忙しい日であったためか、今までで最も厨房が混んでいた模様です。
OBENTERSの皆さんが見ると、中川さんの指導とあまり変わらない盛付けの雰囲気ですが、ちょっとこれは直したいねというところがあります。
あなたならどこを直しますか?
お勉強のためにみんなで考えてみましょう。
どうぞご遠慮なくコメントをしてください。