むそう塾の幸せコースでは、桂むきが最初に教わる包丁仕事です。
剥いたら刻みに入りますが、その刻みがなかなかの手強さです。
昨日の満足コースの授業では、こんなに気持よく包丁を進めている姿があって嬉しくなりました。
桂むきではむそう塾ナンバーワンの舞さんの手です。
このしなやかな指は財産ですね
(むそう塾生 舞さんの手)
次はこの桂むきした大根を刻んでいるところです。
このスピードがとても大切です。
[youtube width=”880″ height=”600″]
むそう塾の幸せコースでは、桂むきが最初に教わる包丁仕事です。
剥いたら刻みに入りますが、その刻みがなかなかの手強さです。
昨日の満足コースの授業では、こんなに気持よく包丁を進めている姿があって嬉しくなりました。
桂むきではむそう塾ナンバーワンの舞さんの手です。
このしなやかな指は財産ですね
(むそう塾生 舞さんの手)
次はこの桂むきした大根を刻んでいるところです。
このスピードがとても大切です。
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昨夜Twitterでひょんなことからお風呂のことが話題になりました。
マクロビオティックでは体質の陰陽判断をするとき、入浴の仕方を参考にしますが、これを正しく知っておくと子育てや体質・体調判断のときに便利です。
昨夜の話題はお母さんがお子さんとお風呂に入る時、お子さんが湯船の中で遊ぶので長湯になって、お母さんの手の指がシワシワになってしまうと言うものでした。
それを読んだ私は、そのお母さん(塾生)は陰性タイプの人なので、そんなに長湯するとよけい体力がなくなってしまうから、お子さんと一緒に長い間湯船に浸かってしまわない方がよいと思ったのでした。
こんな光景をちょっと思い浮かべてください。
●湯船で遊ぶお孫さんに対して、お爺ちゃんやお婆ちゃんは「首までしっかり浸からないと冷えるよ」といって、無理に肩までお湯の中に入れようとする光景。
●すぐ湯船から上がりたがる子供に対して、「数をいくつまで数えてから!」と言って、「1・2・3・・・」と数えさせる光景。
子供は大人より陽性ですから、大抵の場合はお湯の中に肩までじっくりつかりたがりません。
そこで湯船にオモチャを持ち込んだり、数を数えさせたりするわけですが、これは子供にとってはえらく迷惑なことなのです。
少々肩が冷えていても、子供は平気なんですね。
一般的に陰性な人は長風呂ですし、陽性な人はサッと上がるかシャワーだけということが多いです。
陰性な人はお風呂で温まりたい欲求があるのに対して、陽性な人はお風呂で体の芯があったかくなるのを嫌うのです。
熱めのお湯で短時間という人は、見かけに陰性さがあっても芯に陽性さのある人ですね。
ですから、お爺ちゃんお婆ちゃん世代とお孫さんが一緒にお風呂に入るのは、双方とも疲れます。
お年寄りは体力が低下しているので体を温めたくなりますが、子供はエネルギーに溢れているので体が温まることをむしろ嫌うのです。
そんな時には子供を出たり入ったりさせながら入浴させると、双方ともにご機嫌よくなれます。
ただし、これらは体質的な判断であって、その時の体調によってお風呂の入り方には変化が出てきます。
「きょうは疲れたから、ちょっとぬるめのお湯につかってゆったりしようかな」なんていう時には、一時的な陰性状態になっています。
また「きょうは冷えているから、熱めのお風呂に入ろう」と思う時にも、一時的に陰性になっています。
また、無意識にある部位をお湯につかるようにしようとする時は、その部位が弱っています。
それから、陽性のように思えるのに案外熱いお風呂が好きだったりする人は、その人の芯に陰性さを抱えている場合です。
一方、陰性のように思えるのにぬるめで長湯が好きだったりする人は、その人の芯に陽性さを抱えている場合です。
陽性な人はぬるめのお湯、陰性の人は熱めのお湯が好きなのですが、それに当てはまらない場合は一時的に体調が変化していると考えましょう。
これは体からの重要なサインであり、「今の体調」を知るチャンスでもあります。
たとえば排毒したい場合は、ぬるめのお湯に長く浸かると効果的ですが、その後は体がだるくなりますので、しっかりミネラルを補いましょうね。
朝、出勤前に入浴という方は、熱めのお湯に短時間つかるかシャワーだけの方が良いです。
とても具合が悪い時にはお風呂に入るのも避けたくなりますよね。
そんな時には体が知っているのです。お風呂につかると体力を消耗するので、体が勝手に拒否しているんですね。
体って偉いでしょう?
かつて「マクロビオティックで入浴を考えてみよう」という記事を書きましたが、過去記事を読まない人も多いのでリンクしておきます。
コメントを読みながら「無双原理十二の定理」まで考えられる内容です。
(京筍の炊いたん 料理:京料理人 中川善博)
家事アドバイス講座を始めて23日目を迎えました。
その間に進んだ人、相変わらずの人、考え込んでいる人、それぞれです。
当初の目的はなんだったのか? それは【1】として私のところに届いています。
それを2か月間で達成しようと思うと、相当な決意で取り組まなければなりません。
ですから私は最初に「私も全力疾走します」と明言しました。
文字どおり昼も夜も全力疾走しています。グッと氣を集中して取り組んでいます。
マクロビオティックでいうところの陽性の状態とは、氣が集中出来てそれが持続できることを指しますが、それが可能になるとグンと処理能力がアップします。
そうすると身の回りのことが良い方向に変化するようになって、日々の暮らしに充実感が満ちてきます。
その感覚を味わってもらいたくて、たったそれだけのためにこの講座に時間を割いています。
最初は勢い良くスタートした人も、ちょっとここらへんで息切れしている人もいます。
でも、講座終了まであと38日しかありません。
この間にどこまで到達することを目標にされているでしょうか?
のんびりしていると、ただ物を捨ててお終いになってしまいます。
私が伝えたいのは、身の周りを整えながら新しい判断基準を確実に身につけて、安定した氣とともに生きる喜びを味わってもらうことです。
物という物質を扱いながら精神面を強くする作業でもあります。
精神面の変化が起きるまでは少し時間が必要です。それで2か月間と設定しました。
5月31日までに片付ければ良いのではなく、5月31日までに精神面の変化を感じられるような38日間を送ってください。
* * *
ところで、整理と整頓の違いを書いておきます。
小さい時から聞き慣れた整理整頓という言葉ですが、この解釈は実は人それぞれなのです。
著名人でも好き好きに解釈していますので、ここは一つマクロビオティックの陰陽にしたがって解釈を試みましょう。
どちらにもある文字は「整」ですね。これには「束ねる」(陽性)と「分ける」(陰性)の意味があります。
次に「理」ですが、これには「筋道」とか「ことわり」の意味があって、マクロビオティック的に解釈するなら、「秩序」というのが適切ですね。
最後に「頓」ですが、これは「急に」とか「すぐ」という意味があります。(陽性)
これらの文字の意味から考えて、私は次のように解釈するのがマクロビオティック的だと思います。
【整理】捨てたり分けたりしながら、宇宙の秩序に合わせていくこと。
【整頓】捨てたり分けたりした物が、すぐ取り出せる段階まで整理されていること。
ということで、「整理」にはある程度処分的行動(陰性)が含まれますが、その判断基準は宇宙の秩序に沿うことが必要なのです。
単に気分的であったり、過去の想い出に左右されたり感情で決定しないことです。
「整頓」になると「すぐ取り出せる」(陽性)までのレベルが要求されます。
もし今、物を捨てただけという人は、まだ陰性な範疇だと考えましょう。
その残った物が、①どこに②どれだけあるかが把握できて、③すぐ取り出せるようになって初めて陽性なお片づけの終了です。
常にその状態になっていれば、考え方も行動も素早く対応出来ると思いませんか?
私はこの講座でそこまで誘導するつもりでいるのですが、なかなか笛吹けど踊らずというところでしょうか(笑)
(京都タワー)
私は長い間畳の上に和式のお布団を敷いて睡眠をとっていたのですが、マンション暮らしをするにあたってベッド生活を余儀なくされました。
それは畳のお部屋が1室しかなかったからです。
その時に相当調べまくって、一番良いと思えるベッドを購入しました。
値段ではなく構造上の点で納得のいく商品を選び、恐る恐る(笑)ベッド生活をスタートさせました。
すると、あら不思議! 畳の上で寝ていた時より身体が楽じゃありませんか!
とにかく寝返りが楽でぐっすり眠れます。
当然のことながら眠りの質が良くなるので、疲れが溜まりません。
これは購入前に頭で理解していたことがそのまま証明されたという感じでした。
というのは、人間の身体は凹凸があって、それをすっぽり落とし込めるのが寝具(特に背中やお尻の面)の理想だと思っていたからです。
それがベッドでは実現しやすい構造なので、和式の敷布団に勝る結果となったのでした。
このことを具体的に説明するために記事を書こうと思って検索をしていたら、ちょうど私が言いたいことを丁寧に書いてあるサイトを見つけました。
このサイトに飛んで行ってもらえると、私の時間も節約できるので助かります。
「意外と知らないベッドの正しい選び方」
こちらのサイトからイラストをお借りしますが、次の2点がとても重要です。
特に下の図のように体重を分散させることが身体の不調を取り除いたり、未然に予防したりすることにつながります。
私は日本の文化が大好きですが、こと睡眠に関してはベッドの文化を支持します。
<Ot(47-3)さん>
いよいよ近づいて来ましたね。体調を崩すことなくゴールインしてください。
絶対幸せになりましょう。
【テレビ台について】
これで決まりですね。
【ラグについて】
ソファだけ購入して、どうしても必要になってからラグを検討するのもいいですね。
ラグは絶対必要なものではありませんので、そのままナシでもOKですよ。
生活していって必要だと思ってから購入するのがベストです。
ラグのタイプにもよりますが、毛足の長い物なら掃除機があった方が良いですね。
【ローテーブルについて】
大きなローテブルはなくても良いのではないでしょうか?
添付されていた写真のようにローテーブルとして使ったり、椅子として使ったりというのは余りよくありませんが、ずっとローテーブルとして使うのならOKです。
【ソファについて】
色をお迷いですが、カーテンの色と合わせると違和感がなくなりますよ。
もしくは、壁や床の色と喧嘩しない色味がいいですね。
【ベッドについて】
レイアウト図面を見ると、シングルベッドを2台置けますね。
これはかなりラッキーです。
でも、彼がまだお布団で良いとおっしゃるなら、夏の間はそれでも良いですが、冬までにはベッドにするか置き畳をして、フローリングの冷たさから身体を守るようにしたいですね。
ダブルベッドよりシングルベッドを二つ並べた方が使いやすいです。
なお、赤ちゃんを育てるのは畳の方が使いやすいので、今までどおりのお布団でもかまいません。
それにしても和室をそのままにしておいて欲しかったですね。
【収納ケースについて】
そうですね。綿が良いと思います。
【洗濯カゴ、洗い桶について】
ホーローは重いので、落としたりぶつけたりすると割れたり傷がつきます。
でも、使うときにはホーロー独特の気持ちよさはありますね。
使いやすそうなデザインなので良いのではないでしょうか。
しかし、こういう物を選ばれるとことにあなたのセンスを感じますねぇ。
<As(67-3)さん>
ご主人様とのお話し合いの結果をお知らせくださってありがとうございました。
まさかクーラーの付けられないお部屋があるとは思いませんでしたので、前回の提案は少し修正します。
さらに、お昼のお電話の後、私も色々考えたのですが、お母様との同居のこともありますので、今はこのお住まいを使いやすくして、お子さんができたら引っ越しをされるのが良いかもしれませんね。
その結果、今回はダイニングキッチンにカウンターと食器棚を購入し、ベッドの購入は断念して、洋室と収納を見直してはいかがかと思います。
あなたにとっての「今するべきこと」は、お料理をしやすくする環境を整えることだと思うからです。
マクロビオティックの陰陽でいうなら、全室を手がけるとあなたは陰性になりすぎるかもしれないので、まずは台所を重点的に改善しましょう。(陽性な方向で)
その次に洋室を整理して、各所の収納を見直してお終いにするのが良いかと思います。
(おばんざいのお土産 料理:京料理人 中川善博)