マクロビオティックに関係なく牛乳は不要なんだなって思えたこと

私がマクロビオティックを始めるのと同時に、夫も息子もマクロビオティックに引きずり込まされたのですが、夫は早い段階でマクロビオティックを信用してくれました。
健康には無関心で、食べ物にも無頓着だった夫なので、マクロビオティックの本を友人から渡されても、部屋の片隅に転がしていた夫なのですが、自分で体験するとコロッと変わったのが面白かったです。
その後私がマクロビオティックの学校に行くことも、マクロビオティックのことで出かけても、いつも協力的で今に至っています。

夫がマクロビオティックを信用した出来事とは、牛乳と乳製品の摂取についてでした。
夫は元来甘いものが大好きで、私と結婚した時もお風呂あがりにはアイスクリームを食べ、6Pチーズをおやつのように食べ、牛乳は体に良いからと小さい時から飲まされて癖になっていました。
(冷たい牛乳を飲むとたちまち下痢をするのに・・・。)

でも、私が乳製品は人間には不要なんだと伝えて、いっさいの乳製品を断ってもらいました。
すると、あれだけ肩に落ちていたフケがまったく出なくなったのです。
本には書いてあったのですが、本当にそのとおりになって夫も私もビックリしたことは言うまでもありません。
それ以来我が家にはアイスクリームも牛乳もヨーグルトも冷蔵庫に入っていません。

息子はもともと牛乳が嫌いで飲まなかったのと、アイスクリームは甘いものなので私が食べさせないようにしていたため結果オーライでした。
それは息子が重度のアトピーだったからです。
あとで思えば、息子はちゃんと体に不要なものを教えてくれていたんだなと思います。
マクロビオティックを知る前は、野口整体の考え方で白砂糖も避けていたので、ここでも結果オーライでした。

こんなちょっとした体験が最初にあった夫は、私がマクロビオティックの本を買ってくると、私より先に読んでしまいます。
一緒にマクロビオティックのセミナーに行くことはしませんが、マクロビオティックの先生の話や講座のことは真剣に聞いてくれます。
そして、今私がむそう塾をしていることにも理解を示してくれて、応援してくれるのが有難いです。
でも、動物性も食べますし、白砂糖のお菓子も食べます。
私の不在中は自由に外食もしています。

巷ではよく、マクロビオティックのせいで夫婦関係や親子関係がギクシャクしてしまう人がおられますが、それはマクロビオティックを間違って解釈されていますね。
怪しい宗教と同一視されています。
そんなことは絶対ないので、安心して健康になる基準を陰陽で考える練習をされたら良いと思います。
でもね、健康な人にはあまり興味を持ってもらえないと思います(笑)

百歩譲って、マクロビオティックが胡散臭いと思われているかたでも、乳製品を止めてフケが出なくなった夫の変化は紛れもない事実なので、事実だけは体への影響力として記事にしておきたいなと思いました。
体にとって不要なものは、何らかの形で外に出そうとした人間の排出力が健全に働いていたわけで、そこに注目してほしいと思うのです。

あ、そうそう。牛乳は花粉症にも影響するのですが、夫は頑固な花粉症で苦しみ、結婚前からシーズン中には注射と飲み薬を併用していたのに、今はどちらもいらなくなりました。
(私は薬嫌いだったのですが、夫は薬好きな人なのでした(泣))
花粉症は甘いものと水分、それに牛乳を控えればてきめんに改善されるのは、多くの人が結果を出してくれています。
花粉症もまた、体にとって不要なものを排出しようとしているのです。
今から心がけて実行しておけば、来年のシーズン中には効果を実感できますよ。

 
 

マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会発行 桜沢如一 むそう塾

 
 

マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会発行)

 
 

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これから開催予定の講座案内(6〜8月)

サイトの方で「これから開催予定の講座」のページがありますが、こちらでもご案内しておきます。

<2015年>
【6月】
26日(金) 「お出汁の取り方と体調に合わせた絶品お味噌汁講座」 満席
27日(土) 「お出汁の取り方と体調に合わせた絶品お味噌汁講座」 満席
28日() 「玄米の炊き方秘伝(第89回愛クラス)」 受付中

【7月】
20日() 「お出汁の取り方と体調に合わせた絶品お味噌汁講座」 満席
25日(土) 「お出汁の取り方と体調に合わせた絶品お味噌汁講座」 満席
26日() 「2015年度 夏の特別料理講座 涼麺と賀茂茄子ピザ」 満席

【8月】
30日() 「玄米の炊き方秘伝(第90回愛クラス)」(予定)

 
 

涼麺 マクロビオティック料理教室 むそう塾 中川善博

 
 

(涼麺 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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<必読>第7期幸せコースの皆様へ 桂剥き投稿の要領

第7期幸せコースの皆様には授業でお伝えしたのですが、桂剥き投稿の要領がお分かりになっていないようなので、こちらでもう一度ご連絡します。
桂剥き投稿の過去記事を読めば一目瞭然なのに、それを読まれていないのでしょうか?
過去記事は宝の山なのに、とても残念です。

①【まず外側を中にして巻いた大根+マッチ棒+芯+カード+包丁】
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②【刻んだ大根を真上から写す。マッチ棒を載せて。】
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③【刻んだ大根を途中から一度切断して切り口を真正面から写す。】
(写真はもっと接近して断面がはっきり写るようにしましょう。)
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④【剥いているところの動画を添付する。最初から最後まで。】
(動画のアップは限定公開にして、そのURLをメールにコピペする。)

 
 

⑤【刻んでいるところの動画を添付する。途中まででも良い。】
(動画のアップは限定公開にして、そのURLをメールにコピペする。)

 
 

以上です。
1か月間「必死になって」頑張ってください。

むそう塾にはこんな凄い先輩もいます。
左利きなのですが、どうせ最初から習うなら右手でやってみようと挑戦されたのです。
これも素晴らしい方法です。
<桂剥き投稿  左利きの人が右で剥いたらどうなる? Noさん>

 
 

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家事アドバイス講座を受講してのご感想

5月31日で終わった家事アドバイス講座ですが、その後どんな調子ですか?
これから色々と変化をしてきますから、その変化を見逃さないようにして、自分への励みとしてくださいね。
次のメールは6月1日にお送りいただいたMu(86-3)さんのものです。
この時点ですでに次のような変化がありました。
嬉しいですね。
精神的な変化、体の変化、人間関係の変化、色々な変化が受講された人たちに出てきますから、何かあったら教えてくださいね。

 
 

<Muさんからのメール>

美風さん

おはようございます。

この度は家事アドバイス講座を開講して下さりありがとうございました。
まだ細々としたところが少し残っているので引き続き最後まで徹底的にお片づけをしようと思っていますが、家の中の氣の通りが格段に良くなったことを実感しています。

最終日の昨日は家族3人で公園にピクニックに行きました。
ピクニックに行くことは珍しいことではありませんが、今までと何かが違いました。
家族の会話が増え、笑顔も増えました。
愛クラスの時に美風さんにご指摘いただいた通り、子供が生まれてから私が子供に集中しすぎて、主人のことを考える余裕がなくなり、お互いの意思疎通ができなくなっていました。特に子供の食事の面で衝突することが増え、我慢ならなくなり愛クラスを受講したのですが、ここでも意固地な私が突っ走り、玄米を食べてくれない主人とさらに溝ができてしまいました…。このままでは良くないと頭では分かってはいたのですが、主人の言動すべてにイライラしてしまい、家の中の空気は悪くなる一方でした。
それがこの家事アドバイスを受けながら整理整頓を進めていくうちに、私の頭もスッキリしてきたからかイライラが少しずつ減ってきて、今まで言えなかった気持ちをお互い確認することができ、険悪なムードがなくなって、子供の笑顔が増え、家の中の空気がガラッと変わったのです。
昨日公園で、家族っていいなと、本当に久しぶりに心から感じました。

家を整理整頓しておくことがこんなに大切なことだとは知りませんでした。
そして一人でここまでするとなると膨大な時間と精神面での維持が必要ですが、美風さんの丁寧で的確なアドバイスと、ブログから伝わるみなさんの頑張りから三日坊主の私でも最後までやり抜くことができました。
美風さんにはとてもお忙しい中、深夜まで一人一人に丁寧にアドバイスして下さり、そのお姿に感動し、心より感謝しております。

 
 

<マクロ美風より>

Muさん、おはようございます。
Muさんの文章を読んで、我が身に置き換えている人が多いと思います。
むそう塾生にもまさに今、今までのMuさんと同じ状態の人がいます。
でも、家事アドバイス講座を受けていません。
理由は受ける時間が取れないからです。
面白いですね。
あなたは思い切って受講されましたが、その方は受講できなかったのです。
その差は育児への没頭の仕方です。

過去のあなたは、その塾生さんと同じように、育児に没頭していたのでしょう。
でも、思うところがあって一念発起されたあなたは、家事アドバイス講座に真剣に取り組んでくださいました。
あのおっとりしたあなたが、いっぱい頑張ってお片付けされて、よく頑張りましたよね。
その結果が上記のような変化でした。

結婚前にバリバリ働いていた人は、結婚を機に家庭に入ってしまうと、すっかり生き方が変わってしまう人がいます。
それは家事が苦手というより、どうしたら良いのか分からないというのが本当の姿だったりします。
あるいは、家事に価値を見出せず、子育てと相まって閉塞感でいっぱいになってしまうのです。
学校のお勉強はしっかりしてきたけれど、家事に必要なことは何も勉強していなかった人はあまりにも多すぎます。
そのまま結婚して、やがて子供が生まれたら、どんどん現実の生活に流されて、虚しさだけが大きくなってきます。

子育ては何となくしていると、手のかけ方がエンドレスになります。
でもね、長い時間手をかければ良いのではなく、密度が濃くてポイントをはずさなければ時間は短くてもかまいません。
つまりはお子さんの満足度が問題だったりするからです。
あなたは今、ある資格を取るべくお勉強をされているようですね。
そのお仕事は実は重労働です。多くの人が腰を傷めます。
その割にお給料は少ないです。
それでも夢をもってご自分のための時間を作ることは大切なことなので、頑張って挑戦なさってみてください。

家の中の整理整頓が精神面と密接につながっていて、それが素早く自分にも家族にも影響してくることを知った今は、時間を上手に使いながらご自分の夢を現実化できる道も切り開けます。
ご主人様やお子さんとの関係もスムーズに行くようになって、あなたがもっと素敵になって行くのは、あなただけでなくご主人様にとっても嬉しいものです。
家事アドバイスで氣の力を確認されたのですから、これからも氣を意識して24時間を有効に使うように心がけましょう。
もっともっと激変しますよ。
引き続き応援しています。

 
 

あじさい

 
 

(自宅マンションの入口にて)

 
 

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桂剥きにおける左手の重要性と動き

今年もむそう塾名物の桂剥き投稿がスタートしました。
すでに昨夜のうちに第1号の桂剥き投稿(Taさん)があった模様です。
さすがに陽性さんだけあります。
Taさんは糠漬けも上手にキープされていました。

ところで、初めての桂剥きは思ったより難しかったことでしょうね。
それは今までに使ったことのない腕や指の動きをするからです。
とても難易度の高い技術ですが、だからこそ頑張る価値もあるのです。

下にお二人のお写真を載せます。
まずはKiさん。
しっかり予習されたらしく、お大根の持ち方が正しいです。

マクロビオティック料理教室 桂剥き むそう塾1

 
 

一方Saさんは忙しくて、Air桂剥きのキッドも作れていませんでしたので、予習はゼロです。
「包丁が動かない!」と言いながら頑張って、やっとここまで出来るようになりました。
ご安心ください。あなたよりもっと下手でも上手になった先輩もいますから。
あ、そうそう。あなたと同じく左利きだったのに、右手で桂剥きの練習をした先輩もいます。
和食の世界は右利き文化なので、左利きの人は不利な場面が発生するからです。
お箸も綺麗に右手で持てるようになっていますよ。

マクロビオティック料理教室 桂剥き むそう塾2

 
 

むそう塾には頑張り屋さんがいっぱいいます。
それは他のマクロビオティック料理教室ではなかなか見られない光景だと思います。
なんでそんなに頑張るのか?
それは美味しいお料理が作れるようになるからです。
美味しいお料理の基本はいくつかありますが、やはり包丁砥ぎと切り方は避けて通れない要素です。
ここをしっかり身につけられることが、むそう塾で学ぶ最高の財産かと思います。

なお、桂剥きの最大のコツは、いかに右手(左利きの人は左手)を朴訥にできるかにかかっています。
通常は右手が利き手ですから、何でも右手でこなしてきたわけです。
しかし、その利き手を遠慮させて左手を主役にするのです。
右手はひたすら上下に動かすだけ。
左手はせっせと大根を送る動作を繰り返して、舞台で踊り続けます。
この役目がしっかりこなせたら、あの憧れの「ぴら〜ん」が出来るようになります。
決して右手を出しゃばらせないこと。
これに尽きます。

では、中川さんの左手の動きをご確認ください。
最初の動きが正しくて、後の動きが間違いです。
これを現時点でしっかり意識して大根を送ってくださいね。

 
 

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