「日本人(特にアトピーの人)はなぜ小麦粉を多く摂らない方が良いのか?」の記事のコメントに、てんこさんからとても深いコメントをいただきました。
おはるさんへのコメントを踏まえてのコメントなのですが、マクロビオティックの無双原理をよく理解されてのコメントにとても嬉しくなりました。
まずはてんこさんからのコメントをご紹介します。
<てんこさんからのコメント>
美風さん、こんにちは。
>迷わない背景には、勇気や度胸や決断や責任などが一緒にあります。
おはるさんへのコメントのこの文章に、とても惹かれました。
もとから長時間悩むのが苦手で、さっさと決めてさっさと行動してしまう傾向がありましたが、むそう塾でマクロビオティックを学んでからは本当に迷いがなくなりました。
どちらへ進めばいいのかは陰陽が示してくれるので、後は現状に合わせてどう行動するか、それだけなのだと思います。
勇気、度胸、決断、責任、一見重そうなこれらの言葉達を軽々と飛び越えさせてくれるのが無双原理なのですよね。
迷いがなくなった事に加えてもう一つ、『損をする』、という概念が私の中から無くなった気がしています。
他の人からみて損をしてしまったような状況も、その状況を招いたのは自分の選択なのだから、損というよりもあくまで『結果』と思えます。
大変な仕事を引き受けたりして損をしているように見えても、それで全体が望ましい状況になるのなら、やはり損というより良い結果になって得をした、と思えます。『損をした』という感覚を感じなくなってから、いろいろな選択が楽になりました。
何を食べても平気でいられる体は、何が起こっても柔軟に対応できる精神と繋がっているのですね。
むそう塾の深い学びに感謝です。
<マクロ美風からのコメント>
てんこさん、こんにちは。
お忙しい日々なのに、コメントをありがとうございました。
>どちらへ進めばいいのかは陰陽が示してくれるので、後は現状に合わせてどう行動するか、それだけなのだと思います。
>勇気、度胸、決断、責任、一見重そうなこれらの言葉達を軽々と飛び越えさせてくれるのが無双原理なのですよね。
そうそう、そうなんです!
すべては無双原理のとおりに動いているので、目の前のことを無双原理に添わせて考えてみれば自ずと答えが出てくるのですが、そこがあやふやになっている人が圧倒的ですね。
それが一般の人ならいざ知らず、マクロビオティックを何年も前から知っているという人が無双原理の無の字を知らないことも多くて、頭を抱えてしまうのが現状です。
てんこさんがおっしゃるように、軽々と飛び越えられる根拠が無双原理であり、それが羅針盤として安心感を生み出すのだと思います。
>迷いがなくなった事に加えてもう一つ、『損をする』、という概念が私の中から無くなった気がしています。
ああ、それは私もないですねぇ。不思議なくらいありません。
それは「部分」でとらえるのではなく「全体」でとらえることが出来るからであり、それが無双原理のおかげですね。
原因と結果は陰陽なので、その視点で物事をとらえていくと、「損と得」も陰陽で説明がついてしまうからです。
そして、その結果残るのは安心感とか平穏とかいう中庸な心境なんですよね。
無双原理がマクロビオティックの羅針盤としてしっかり働いていることがよく理解できます。
最後に、「何を食べても平気」でいられる体は結果であり、その陰には何が起こっても対応しきれる精神が存在することは言うまでもありません。
こうして考えると、ほとんど大事なことは「見えない部分」にあるような気がしますね。食べ物もしかりです。
(寒桜 宝泉 京都駅店)