マクロビオティックの基本は陰陽五行より陰陽が大事です

マクロビオティックというと陰陽五行から入るものだと思っている人が多いですが、案外そういう人に基本的なことを質問してみると、その理由が答えられなかったりします。
それは結果を丸呑みしたかのような勉強をしているからなんですね。
どんな勉強でもそうですが、「なぜそうなるのか?」ということが大事なのであって、そこに学びの楽しさもあるのです。

ですからマクロビオティックはまず陰陽をしっかり踏まえることが大切で、その延長線上に陰陽五行があることを知りましょう。
病気治しや体調相談に応ずる人は陰陽五行まで知っていると精度が上がりますが、マクロビオティックの初心者は陰陽五行に振り回されないようにした方が良いです。

陰陽五行の方が立体的で解りやすい面がありますので、イメージしやすいのだと思いますが、そこ止まりの人を多く見受けます。
つまり暗記した勉強と同じなんですね。
もっと基本の陰陽を深めてから陰陽五行に進めば良いのですが・・・。

先日「マクロ美風の陰陽落とし込み講座」を開催してほしいという声や、「春のお弁当講座」を開催してほしいという声や、「マクロ美風の家事アドバイス講座」を開催してほしいという声などが寄せられました。
どれもこれも開催してあげたいのですが、なにしろ土日は日程がビッシリ詰まっています。
5月以降なら可能性があるのですが、それまでは平日しか開いていません。
金曜日とか月曜日の平日でも良ければ開催します。

どの講座も陰陽を踏まえた内容ですので、しっかり陰陽の基本を勉強する機会を設けたいと思います。
その他にもご希望の講座がありましたら、コメント欄にご記入ください。
可能な限り実現出来るように検討します。

 
 

中川式天丼 むそう塾

 
 

(中川式天丼 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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「田中愛子の 望診法 美人ごはん」(からだの中から若返る、陰陽バランスレシピ)

マクロビオティック指導者 田中愛子 桜沢如一1

 
 

「田中愛子の 望診法 美人ごはん」(体の中から若返る、陰陽バランスレシピ)

リマ・クッキングスクール出身の私は、マクロビオティック指導者であられる田中愛子先生のことを、「愛子先生 愛子先生」とお呼びしています。
おそらく愛子先生に感じる印象はどなたも同じだと思うのですが、一言で言うなら「チャーミング」であり、それは安っぽいものではなく、品格を漂わせているところが何とも魅力的なのです。

御歳90歳になられても、ご覧のように背筋がピシッと伸びていらして、それはそれは気持ちの良いお姿ですね。
マクロビオティック界でもその生き方を含めて絶大なる人気を誇っています。
昨年亡くなられた久司道夫先生のことを「道夫さん」と呼ばれ、ともに桜沢先生の薫陶を受けられた筋金入りのマクロビオティック精神は、今なおこうして新しい本を出版されるエネルギーを保ち続けていらっしゃいます。

マクロビオティック指導者 田中愛子 桜沢如一2

 
 

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職業適性テストで私は「供給者」だそうです

昨夜Twitterで「職業適性テスト」なるものが登場していたので、試しに診断してみました。
私は「◯◯診断」なるアプリは滅多に使わないので、このようなテストは初めてのことでした。
今は就活にもこのような診断をしてから臨むのでしょうか?
試したところ、結構多くの項目があって、「う〜ん、どちらも該当するよ〜」という選択肢もありましたが、正直に反射的に答えてみました。すると、こんな結果が。

職業適性テスト

 
 

今の私がしていることは、まさにこの内容を実現することなので、生まれ持った性格を素直に反映させればそれで良いという意味では、適性なお仕事なのだと思います。
夫は私の日常を見ていて、「お母さんは今が一番楽しいでしょう? 生き生きしているから」なんて言っています。
実際は超ハードな日々で、年中休みなし、寝ている時だけが休憩の過酷な状況なのですが(笑)、好きだからやっていられるのだと思います。
その根本は私が「人間が好きなこと」にあるのでしょう。

マクロビオティックでは陰陽で職業適性を判断しますが、その環境も陰陽で判断します。
それらが偏りのない状態が最も本人も楽しいし、周りで見ていてもつらくありません。
楽しいオーラが出ている時には、周りも元気になれるので、それがまた自分に跳ね返ってきて、より元気になって行きます。

しかし、実際には楽しく感じられるようになるまで、つらい時期を経なければいけない職業もあるので、いつもいつも楽しい方向だけ求めていては本当に自分に合う仕事に辿りつけないこともあります。
傍目にはつらく見えても、その中に何かしら希望を見出だせる自分の信念に似たようなものがあれば、そのつらさは少し軽くなります。
仕事に向かう気持ちや考え方でストレスの質も変わるということですね。
マクロビオティックを知っている人は、ぜひお仕事に陰陽を当てはめて考えてみてください。
充実した人生を送るために。

 
 

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京料理人 中川善博の干焼蝦仁(えびチリ)

京料理人  中川善博の干焼蝦仁(えびチリ) むそう塾

 
 

(干焼蝦仁 えびちり 料理:京料理人   中川善博)

中川さんが作ったエビチリを初めていただいた。
辛いのが苦手な私の好みに合わせて、ケチャップを多めにして豆板醤を少なめに調整してくれた。
エビチリは殻がついたものと殻がつかないもので料理名が変わるけれど、食べるときのことを考えると殻なしの方が食べやすいと私は思う。
口の端っこにケチャップをつけても気にせず、次々と食べ進みたいほど美味しかった!
海老のぷっくり感がやさしくて、舌触りといい、加熱の加減といい、絶妙な仕上がりだった。
添えられた白髪ネギがとてもマッチしていて、主食のご飯を食べ忘れるところだった。
お弁当のおかずにもお酒にもバッチリ合うと思う。

ところで、むそう塾の上級幸せコースメニューにあるラーメンや唐揚げは大人気だ。
このエビチリをいただいてみて、ラーメンや唐揚げと同じく中川さんのお料理力に改めて唸った。
京料理人は何でもこなせる力がないと務まらないと聞いたことがあったけど、本当だなとつくづく思った。
いつかこのお味をむそう塾生が作れるようになったら素敵だな。

 
 

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マクロビオティックの視点から玄米と雑穀料理に思うこと

マクロビオティックでは穀物の摂取を大切に考えています。
多くの人は玄米ご飯をマクロビオティックの主食としていますが、体調によっては玄米である必要はなく、分づき米でも構いません。
もっというなら、白米を楽しむこともあって良いのです。
大事なことは、食べる人の体調に合わせるということです。
その結果、玄米ご飯の方が体調の良い人が多いという結論です。
一物全体の原則に洗脳されていると、何が何でも玄米を食べなくちゃとなってしまい、そのことが体調不良につながるケースもあります。

基準はいつも「美味しく感じること」、「食事中が幸せであること」、「食事中も食後にも重さがないこと」です。
これらの感覚はとても大切で、そのことに鈍感になっていると、いつしか体調に危険信号が灯ります。
玄米を食べて美味しく感じない場合、多くは炊き方が悪いために起こります。
もし玄米が美味しく炊けていたなら、物凄く体が欲している人が実に多いと思われる現代の食生活です。
なぜなら、体には不要なものがいっぱい溜まっている人が多いので、それを排出する力のある玄米を体は求めているはずだからです。

ところで、玄米ご飯を主食にしながら雑穀でおかずを作るとどうなるか?
その場合は主食の延長がおかずになるので重く感じます。
成分的にいうと炭水化物が多くなるんですね。
ですから、この場合は主食の量を少し減らさないと美味しく感じません。
マクロビオティックのお店では、雑穀のおかずをデンとメインディッシュにしているところがありますが、おかずはやはり主食と系統の違うものの方が合います。
ですから、穀物はやはり主食系でいただいた方がバランスを取りやすいですね。

実際に食べ比べてみて、自分の体で感じてみて、納得して答えを出すのが良いので、私の記事を鵜呑みにしないで試してみてくださいね。
それまでの食生活に穀物が少なかった人は、猛烈に炭水化物を欲することもあるので一概には決めつけられない側面があるからです。
マクロビオティックにでも出会わない限り、多くの現代人は穀物の摂取が少ないように思いますから。

ところで、マクロビオティックに出会ってから、冷奴というものをまったく食べなくなった私ですが、同時に湯豆腐も食べませんでした。
お豆腐が体を冷やす現実を知ってしまうと、どうしても手が伸びなかったのです。
そんな私が先日お蕎麦屋さんで湯豆腐をいただきました。
お蕎麦屋さんで、ただお豆腐だけがお鍋に入っているのですが、京都はお豆腐が美味しいところだからでしょうか、結構美味しくいただきました。
お豆腐を絶対召し上がらなかったマクロビオティックの先輩がご覧になったら、何とおっしゃるでしょうか。

湯豆腐をいただいた結果、ゆるゆるしました〜(^^)
お食事にはそんな緩める効果も必要ですね。
ただ、誤解してほしくないのは、気持ちを緩めるのであって、体を緩めるのではないことです。
ここはちょっと難しいところですが、先述の「食べていて重く感じる」お食事は気持ちが緩みません。
バランスが悪くて楽しさがないからです。
美味しくないものを食べた時の不満感も気持ちが緩みませんね。同じです。

きょうは雑談的記事でした(^^)

 
 

湯豆腐 松葉 京都

 
 

(湯豆腐 京都駅構内 松葉)

 
 

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