むそう塾にはスタッフが1名います。
現在秘伝コースに在籍中の麗可さんですが、彼女はむそう塾の草分け的存在で、初めて玄米の炊き方教室を開催したときに、東京から京都まで受講しに来てくれました。
その後、どんな講座の受け付けの時でも1番で申し込みをしてこられて、陽性な人だなあと感じました。
しかし、お会いしてみると、お顔の表情は暗くて固まった印象を受け、行動とは裏腹に陰性が前面に出ていました。
しかし、その後転機が訪れ、こちらの過去記事にも書いたように、別人のように明るくなってくれました。
これが彼女の本当の姿だったのだと思います。
今は喜々としてスタッフの仕事をこなしてくれ、力仕事の買い出しも男性顔負けの体力でキビキビと動きまわってくれています。
これには本当に助かり、特に大阪からお魚を仕入れて来てくださるときには、もうただただ感謝しかありません。
奉仕の気持ちを根底に据えて、ご主人様にも毎日お弁当を作り、それが100点合格を続けるなど、お料理の腕前も格段に上がって来ました。
特に今年は鱧の骨切りに挑戦し、練習練習の日々でした。
でも彼女はそれを楽しいと言い切り、驚くほど上達したのです。
素人でもここまで出来るようになるのかと、一番驚いたのは教えた中川さんではないでしょうか?
完全にアシスタントの仕事を覚え、塾生さんに対する細かな対応もしてくれて、彼女がいてくれたからこそ開催出来た講座もありました。
そんな麗可さんにも苦手なことがあります。
それは、まだ桂むきが今ひとつのところで止まっているのです。
今年はあれだけ苦戦していた糠床もキープ出来るようになったので、来年はそれにあやかって是非桂剥きを克服してくれたら素敵ですね。
きっと桂剥きは、「美味しく作って食べる楽しみ」がないから練習がつまらないのだと思います。
(麗可さん マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
麗可ちゃん、いつも心のこもったお手伝いをありがとうございます。
今年もいっぱい助けていただきました。
心から感謝しています。