サイトとブログの復活に伴うおわび

10月7日(水)、突然むそう塾のサイトと中川さんのブログ、そして私のブログにエラー表示が出るようになって、サイトが不通になってしまいました。
8日には復活してヤレヤレと京都に向かったのですが、またその日の夜からエラー症状が出てしまい、結果として昨日(14日)の夕方までサイトもブログも更新出来ない状態が続いておりました。

原因は海外から不正アクセスがあったそうで、それが何回も繰り返されたため、緊急避難としてサーバの移行を選択しました。
ところが、その結果私のブログの過去記事において、改行が指示どおりに反映されず、最初から最後まで段落なしのベタ埋め状態になってしまいました。
私の記事は長くなるものが多いので、6〜7行ごとに1行空けるようにしているのですが、それがすべて詰まってしまい、とても見にくくなってしまいました。
(中川さんのブログでも同様のことが起きています。)

以前、gooブログからWorldPressに移行した時に同様のことが起きたのですが、今回は同じWorldPress内のことでもあるし、サーバー会社が変わったわけでもないので、このようなことになるとは思ってもみませんでした。
しかし、結果としてこのようになったことは、WindowsとMacの相性問題なのかなと素人判断で思っています。
データーベースのバックアップを取る時の問題かも知れません。

このことは関係先にメールをしてありますが、まだお返事はいただいておりません。
(追記 この件に関しては10:30に解決しました。)
結果として読みにくい記事が並ぶことになってしまい、このブログをご覧くださる皆様には大変申し訳なく思っております。
何日も不調とつき合うことは氣の良いことではありませんので、気持ちを新たに仕切り直しをして更新を続けて行きますから、これからもよろしくお願いいたします。

 
 

南京の炊いたん マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(南瓜の炊いたん 料理:京料理人  中川善博)

あえて市松かぶりにした盛り付けです。
切り口が最後まで直線を崩すことなく仕上げるのがこのお料理の難しさです。

 
 

カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項 | コメントする

京料理人が炊いたカマスの炊き込みご飯が絶品!

むそう塾でお世話になっているお魚屋さんの「たくや」さん。
私はお会いしたことがないのですが、とても体格の良い陽性さんなんだそうです。
そのたくやさんがご自分のところでおろして塩をして干したカマスの干物を使って、中川さんがカマスの炊き込みご飯を作ってくれました。
あまりにも美味しかったので、お昼も夜も2回続けていただいてしまいました。
カマスがふっくらとしてとても良い品質であるだけでなく、塩加減が絶妙で、中川さんは「このカマスだけのためでも彼とつき合う価値がある」と言い切ったほどでした。

まずはカマスを焼き上げます。
こんな感じにね。
ぷっくりして美味しそうでしょう?

 
 

カマスの干物 魚屋たくや

 
 

これを炊き込むとこんなに美味しそうなカマスご飯になります。

カマスの炊き込みご飯 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(カマスの炊き込みご飯 料理:京料理人  中川善博)

とにかく美味しいので、ぜひ作ってみてください。
料理時間はお米を洗うところから始まって30分以内です。
あ、実山椒があると一層美味しくて幸せ過ぎます(^^)

中川さん、たくやさん、ご馳走様でした。

 
 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | 10件のコメント

黙々と頑張るむそう塾生 鱧をおろす

鱧をおろすむそう塾生 

 
 

今年の夏は鱧と心中したむそう塾生の子象ちゃん。
彼女のすごいところは諦めないことです。
中川さんに指摘されたご自分の欠点を克服すべく、あれこれと工夫しながら練習を続けています。
材料が入手できるかぎり頑張るそうです。
今回はここまで出来るようになりました。

[youtube width=”640″ height=”420″]

この他に子象ちゃんは、定期的に鉄火味噌も作っています。
この鉄火味噌作りは、誰に言われたわけでもないのに、黙々と一人で練習していたのでした。
鉄火味噌の作り方を習っても復習しない人が多い中、彼女は違いました。
鉄火味噌の練習をすることは刻みの練習になることを知ったのです。

でも、そんな彼女もまだ課題がいろいろあります。
中川さんから手の硬さを指摘されています。
この雲をつかむような課題と彼女はどのように取り組んで行くのでしょうか?
今後の彼女の変化を楽しみに待っています。

 
 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 4件のコメント

腰痛の原因がストレスということもあります 玄米を炊きながら改善

9月27日に開催した愛クラスの玄米投稿メールで嬉しいことがありました。
メールの塾生さんをAさんとしておきましょう。
Aさんはすでにパスポートをお持ちなのですが、パスポート取得時からお鍋も変わって長い間愛クラスも受講されていなかったので、このたびお鍋も買い換えて再受講されました。

愛クラス当日、久しぶりにAさんの姿を見て、元気がないなと感じました。
自己紹介の時、腰痛のことを訴えておられて、体調が思わしくないようでした。
それから一日Aさんを見ていて思ったのは、腰痛の原因はストレスだと確信しました。
もともとAさんはスポーツをしていた時に腰痛を訴えていたのですが、今回はどうもその腰痛とは違う感じがしたのです。

そこで私は懇親会のときに、「あなたの腰痛はストレスから来ていると思うから、気持ちの持ち方と考え方を変えましょう」と言って、具体的な考え方をアドバイスしました。
同じ現象でもストレスになるか、ストレスにせずやり過ごせるかは、人生にとっては天と地ほどの差があります。
そしてストレスは万病の元です。

*   *   *

そんなAさんの最初の玄米投稿はこんな感じの炊き上がりでした。
<中川善博からのコメント>
【硬いですねぇ。あなたのぎゅーーーー!っとした気持ちがそのまま炊飯に現れています。もっとふうわりゆるゆるな気持ちになりましょう。 油断してください。かまいません。】

b47c115f70531ed9dd99f2a424bdc90f

 
 

2回目の玄米投稿です。
<中川善博からのコメント>
【ふっくらしてきましたね。 これでよいのです。もっともっとふうわりと優しい炊きあがりを求めてください。研究してください。というとあなたはぎゅーーっ探求しますので思いも動作も絞らないように。 心も身体もふうわりさせる練習だと思って炊きましょう。次の数値指示はだしません。 あなたの身体が今食べたいと思う優しいご飯を炊きましょう。】

a03626036752f75c1a0fbd53cd12ff26

 
 

3回目の玄米投稿です。
<中川善博からのコメント>
【優しいふうわりご飯になりましたね。 これでよいのです。これ以上焦げ色は要りません。 優しい優しい玄米ご飯をゆっくり食べましょう。早食いはいけません。 細胞がイラチになります。よくこれを掴まれました。研究しましたね。工夫と研究と内観でご飯の炊きあがりは変わりますね。 実感されたでしょう。】

705d53096a2f808289bf792c37dff1ce

 
 

いかがですか?
3回目の玄米ご飯は輝きを増して、心が弾けているように感じます。
この3回の指導で中川さんは具体的な数値は極力控えています。
玄米を炊く人の心と向き合っています。
そして私からのアドバイスもストレスのことでした。
そんなAさんが3回目に投稿された文章がとても嬉しかったので、一部転載させていただきます。

【お通じ】
先週水曜日から毎日お通じがあります。つぶつぶはありません。
【玄米を食べた感想】
やわらかくて、すこしもっちりしていて、自分にはちょうどよい甘さで、おいしかったです。
室温、水温はあまり変化がないのですが、この1週間で外は急に涼しくなってきたので、軽いけれどおなかがあたたまるご飯が食べたいと思って炊きました。
やさしく、やさしく、ということは、弱く、ということではないのだと感じました。

愛クラス受講以降、夏以来つらかった腰痛が嘘のように治まり、体重が1.5キロ減りました。
気持ちもずいぶん落ち着きました。
年明け以来ストレスに対応できていませんでしたが、ともかく自分の心身を自分で整えることに尽きるとあらためて感じました。
再受講できてよかったです。夫もよかったねと言ってくれています。
ありがとうございました。

ここで重要なのは、「やさしく、やさしく、ということは、弱く、ということではないのだと感じました。」という一文です。
ここを分かったAさんはさすがに勘が良いですね。
それから、「夏以来つらかった腰痛が嘘のように治まり」というのも嬉しかったです。
Aさんもさぞかし嬉しかったことでしょう。
やはりストレスは体のあちこちに影響しますね。
これは多くの人で経験済みです。

*   *   *

こうして一度身につけた玄米ご飯の炊き方でも、知らず知らずのうちに自己流になっていたり、お鍋が変わったり、お米が変わったりして、炊き上がりがパスポートレベルより下がってしまう場合があります。
そんな時にはもう一度愛クラスを受講なさって、きちんと体のために良い炊き上がりになるよう修正してくださいね。
一番多いのがお鍋の手入れが悪いために起こる不調です。
精神面も含めて、玄米の炊き上がりは環境のすべてを反映しますので、いつも最高の環境をキープしましょう。

このブログをご覧くださっている方の中には、玄米ご飯を炊くことにそんな大袈裟なことをと思われる方もおられるでしょうが、お料理を突き詰めて行くと、その原点はご飯の炊き方に行き着くのです。
それは熱を操り、水分を操り、気温や湿度を感じ取り、最後に食材と会話しなければ最高のお料理にはならないからです。
目に見えないものを見抜く能力(感性)が必要になってきます。
むそう塾はマクロビオティック料理教室となっていますが、京料理人として最高の美味しさを追究した結果をお伝えする塾なので、このように一番大事なことを最初にお教えしています。

玄米の炊き方を習いに来てくださって、そこから季節に寄り添う生き方を知ったり、道具や材料の扱い方、はたまた暮らし方も丁寧にすると心地良いことを感じたりしてくださるのがむそう塾の愛クラスです。
ご飯を炊くという行為から、あなたの心の中まで心地よい方向に行けるのがこの講座の一番の魅力でしょうね。
なかなかそこを一般の人にご理解いただけないのが悩ましいところでもあります(笑)

なお、第91回の愛クラスは10月25日(日)に開催します。
懐かしいお顔の方も集まってくださると嬉しいな。

 
 

カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 体験談 | 2件のコメント

単発講座の残席状況

正統派の京料理人がマクロビオティックの陰陽をしっかり押さえ、ご家庭でも一流料亭を超えるお味が再現できるように工夫されたお料理方法がむそう塾の特長なのですが、どのお料理も本当に美味しくて唸ります。
流行に流されることなく、現代人にとって最も必要で最も健康になれる食べ物が目白押しの内容です。
美味しいのは当たり前、その上の健康を目指す人達にプレゼントしたい講座です。
他のマクロビオティック料理教室を経験された方には、驚きの美味しさにビックリされることでしょう。
なお、どの講座も本年開催は最後になりますので、この機会をご利用くださいませ。

パスポートがまだの方は頑張って取得なさってください。
受講可能な講座があります。

【10月】
2015/10/5〜2016/3/7(月) 「煮物コース 秋冬編 2015 〆切
2015/10/9〜2016/3/11(金) 「煮物コース 秋冬編 2015 満席
12日(「2015年度  中川式糠漬け講座  秋編」 満席
24日(土)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
25日(「玄米の炊き方秘伝(第91回愛クラス)」 残席8名
31日(土)「鉄火味噌と中川式金平牛蒡講座」 残席1名

【11月】
日() 「おせち料理三種とおせちの詰め方講座 2014年版」 残席4名
2日(月) 「鉄火味噌と中川式金平牛蒡講座」 満席
23日(「圧力鍋料理とモバイル味噌汁講座」 残席4名
28日(土)「圧力鍋料理とモバイル味噌汁講座」 満席
29日(「おせち料理三種とおせちの詰め方講座 2014年版」 満席

 
 

玄米松茸ご飯 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(玄米で松茸の炊き込みご飯が炊き上がったところ 料理:京料理人  中川善博)

 
 

カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項 | コメントする