最初は、幸せコースの宿題である感想文を記事にするつもりはなかったのですが、送られて来る感想文に心を動かされる内容のものが多くて、ついつい記事を書き続けています。
私の方も勉強になりますし、マクロビオティックが世の中でどのように受けとめられているかの現状を知ることにもなりますので、貴重な文章だと思って記事に残しています。
では、送られて来た順に感想文へのコメントを書いていきます。
102-3の“ともちん”さんは、iPhoneからあっさりとした内容の感想文を送ってくれました。
ともちんさんらしい(笑)
iPhoneから色々なことを済ませてしまう癖がついているんですね、きっと。
「体調不良を救う「現代版マクロビオティック食事法」(1)〜(4)」の記事にも書きましたが、なるべくパソコンを活用していただけたら、むそう塾からの情報が漏れなく正しく伝わるようになります。
>たとえば、満員のエレベーターの中で、階数表示を見上げる行動など。
>一見無意識な行動と思いきや、陰陽の視点でみるとちゃんと理由があったのですね。
あったんですよ。
行動にはすべて陰陽があります。
考えていることにも陰陽があります。
ですから、それらを陰陽で納得することによって、自分の行動を良くも悪くもすることが出来るのです。
>人間は自然の一部を忘れずに、家族の健康・笑顔を大切にしていきたいと思いました。
ぜひ、このことを忘れないようにしましょう。
何かに迷ったら、いつもここに立ち返って答えを出しましょう。
間違いのない判断ができますよ。
* * *
次は62-4のYOCOさんです。
指定本と推薦本の2冊をお読みになっての感想文でした。
あなたは「無双原理の十二定理」を理解しようと、ずーっと頑張っていらっしゃいますね。
特に定理9.10.11への疑問は、教室で会話をしながらですと、すぐ理解できるようになりますよ。
内容が具体的になるからですね。
>陰陽は厳然とある。
>このことを再認識しました。
これが理解できると、あとは話が早いのです。
私たちはその陰陽のエネルギーバランスで生きているだけなのですから。
ちょっと長くなりますが、YOCOさんの文章でとても良いところがありました。
>お食事も他の方へのツイッターやブログのご指導で、あなたに足りないのは優しく炊いたもの。と美風さんが繰り返しおっしゃっていたことを我が事と捉え、固まった心や細胞を緩められるようそれまであまり口にしてこなかった煮炊きしたものを意識的に摂るよう、またそんなお料理を作る工程を自分なりに大事にして参りました。
>そんな中で、昨年のお出汁講座受講時に 福ZENで1番の楽しみになったのが、おからの炊いたんでした。
>どちらかというとそれまでは苦手な陰のお惣菜というポジションのそのお料理を楽しみにしていた自身に我ながら驚きました。
>先日の授業でもふか〜く味わって頂きました。
>本当に何度頂いても美味しく、心から癒されます。
そうなんです。
強い陽性をお持ちのYOCOさんには、中庸のお料理が合うのです。
え? 強い陽性なら陰性が合うんじゃないの?
と一般的には考えがちですが、陰性を使うのは急いで結果を出したい時に向いています。
じっくり結果を出したい時には、むしろ中庸を使った方が穏やかに移行できます。
この辺の陰陽の使い方はかなりレベルが高いのですが、YOCOさんはご自分で陰陽を調節できて偉いなと思いました。
よく年齢とともに食べ物の好みが変わると言いますが、それはマクロビオティック的に言うなら、年齢とともに陰陽が変化しているから当然の結果なのです。
ですから、自分の陰陽が変われば、結果として美味しいと感じるお料理も変わってくるわけです。
これは別に年単位ではなく、日々起きていることなので、私たちは自分を陰陽の視点で観察するようにすると、どんどん面白くなって、生きるのが愉しくなってきますよ。
他の塾生さんの感想文は「幸せコース感想文」からどうぞ。
(おからの炊いたん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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