舞ちゃんの子育て便り 周りの人達に感謝

きょう、塾生の舞ちゃんからメールが届きました。
塾生仲間たちに助けられ、区の職員さんやご近所さんたちにも助けられ、舞ちゃんはお子さんのおかげで感謝の気持ちが大きくなったようです。
私もそうでしたが、子供をもって初めて親の恩をひしひしと感じたものでした。
そして、周りに生かされている自分も感じました。
こうして舞ちゃんは、一歩一歩人としての深さを増して行くのだと思うと、感慨深い気持ちになります。

それにしても、ようちゃんの可愛さが増してきましたね。
これから一日一日変化して、見ていても飽きることがないでしょう。
赤ちゃんはマクロビオティックの陰陽でいうと、陽性の好例ですから、周りの人を惹きつけます。
見ず知らずの人まで声をかけてくれます。
こうして赤ちゃんを通して陰陽の具体例を学ぶことができます。

ゆきちゃんもばんびちゃんも、お仕事でお忙しいのに、舞ちゃんにお料理を届けてくださってありがとうございました。
そして、okameさんも、なかともさんも、緋乃ちゃんもありがとうございました。
陰ながらるきちゃんも助けてくださって、ありがたいことだなと思っています。

元はといえば、玄米を炊くことから始まったむそう塾が、こうして様々な形で人と人のつながりを大切に出来て、まさに私が会社を作る時に社名に選んだ言葉どおりになりました。
そのこともしみじみと嬉しいことです。
では、舞ちゃんのメールをご紹介しましょう。

*   *   *

美風さん
講座の朝に失礼します、舞です。

昨日、ゆきちゃんとばんびちゃんが差し入れを持って来てくれました。
あらb、セルリのスープ、アチャラー、豆ご飯、南瓜の含め煮、鰊と、こんなに大変だっただろうな、というくらいたくさん(しかもとてもバランスよく!)持って来てくれました。
秘伝卒二人のむそう塾仕込みのお料理は、どれも優しくてぎゅっと氣が込められていて、いただいていて、ものすごーく癒されました。もちろん、どれもとても美味しかったです!!
「調理」ではない、「料理」にはこんなにも力があるのだ、と感じました。

出産してから外の空気に接することがなく過ごしてきて、そのことに全く不満も疑問も何もなかったのですが、二人と話す時間はとても楽しくて、なんだか目が開いたようにリフレッシュできました。
二人ともお仕事もあるのに、こうして時間と手間を割いて丁寧に美味しいお料理を作り、わざわざ持ってきておしゃべりしてくれて、二人の温かさと細やかな心遣いが本当にありがたかったです。

今日でようちゃんは 3週間になります。
先日、新生児訪問で地区の助産師さんが発育の状況を見にきてくれたのですが、2464gで産まれてようちゃんは、3週間足らずで約2800gにまで成長していました。
吸う力も前よりは強くなったように感じます。
搾乳の量も、少しずつ多く飲めるようになり、声も力強くなり、蹴る力も強くなりました。
生まれたてはスマートさんだったのに、だいぶ顔もムチムチしてきました(笑)

美風さん、中川さんはもちろん、今日来てくれたゆきちゃんとばんびちゃん、妊娠してから私が困ることがあると色々教えてくれている るきちゃん、自分だって大変なのに気にかけてくれる緋乃ちゃん、自動の搾乳機を貸してくれたなかともさん、産後ケアセンターに来てくれたおかめさん、ほかにも気にかけて連絡をくれた塾生の方々・・・他にも区の職員さんやご近所さん、父などなど、出産してから人に助けていただくことばかりで、本当にありがたいです。

そして、自分も赤子のころから、両親始めたくさんの人からこうして助けてもらったから生きてこられたのだということを改めて思い知って、一人で生きて来たような顔をして来たことが恥ずかしくなりました。
生きて来ることができた、というのは、それだけですごいことなのですね。

待ったなしで生きている子供はとても純粋で、玄米っ子だからかとても穏やかで、無駄に泣くこともないけれど元気で、おかげさまで私自身もマタニティブルーの時期を無事に乗り越えることができました。
試行錯誤の日々ですが、残り少ない新生児期も堪能して生きます。

 
 

(美女二人に囲まれるようちゃん)

(今朝の授乳後。膝の上で撮ったのでドアップですいません。。だいぶやんちゃな顔になって来ました)

(おまけ。添い乳してみたら、そのまま海老反りで寝ました・・・笑)

むっちりふくふくな写真が撮れました(笑)
お外の鳥の声を聴いています。

 
 

 
 

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<必読> 第9期幸せコースの皆様へ 6月の持ち物のご連絡

6月3日(土)からいよいよ幸せコースの包丁砥ぎや桂剥きの授業が始まります。
忘れ物がないように、持ち物のご連絡をしておきます。

・エプロン
・Air桂剥きキット(作り方は下記の動画を参照のこと)
・診断してもらいたいもの(例  玄米ご飯 糠床)
・自宅でお使いの調味料を少量(お塩・お味噌・お醤油)(塩分濃度確認のため)

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 かつらむきをする塾生

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 桂剥きをする塾生の手 舞さん)

 
 

むそう塾の動画チャンネルの中で、一番多いのは桂剥きと刻みの動画かもしれません。
どれも大切な動画ばかりですから、どうか繰り返しご覧いただいて、目に焼き付けておいてください。
実はこれがとても力になります。
イメージトレーニングの力を侮れません。
先輩たちで上達した人は、この動画を繰り返し見て、自分の練習も動画に撮って、「我がふりを直した」人たちです。

「練習は嘘をつかない」

上手になれないのは、単に練習量が少ないか、練習方法が正しくないかです。
ご自分を責めないで、黙々と練習をしましょう。
これに尽きます。

 
 

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むそう塾の包丁とぎの練習光景から

むそう塾の料理実習は、包丁とぎから始まります。
今では包丁をとげない人も多いのですが、美味しいお料理を作るためには、まず切れる包丁でなければなりません。
ですから、第一歩が包丁とぎになるのです。
しかし、この包丁とぎはなかなか曲者で、「とぐ人のありよう」が全部出てしまうのです。
力を込めてしまう人、頑固で自分の癖を直せない人、練習がきらいな人、実に様々です。

でも、確実にいえるのは、包丁とぎに力は不要ということです。
むしろ、脱力できなくて苦労する人がほとんどです。
過去記事にも包丁とぎに関するものがたくさんありますが、それほど先輩たちが包丁とぎで苦労したということです。
コツはただ一つ、「教えられたとおりに忠実にとぐ」だけなんです。

体に覚えさせる、筋肉に記憶させる。
これが出来るまで練習を繰り返します。
ただそれだけ。
その反復練習の途中で挫折する人が、包丁のとげない人です。

 
 

 
 

(包丁とぎ マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

一番前の左側の人は、包丁を浮かせる角度が少し違います。
これがいわゆる“丸刃”を生み出すことになります。
絶対直しましょう。

 
 

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お料理の勢いと「初物」のエネルギー

お料理には勢いが必要。
その勢いはそのまま食べた人の元気を構成する。
鮮度をいただくお刺身などはその典型例。

勢いとは、食材にも作る人にも求められる。
鮮度の下がった食材や、疲れた人の作ったお料理はエネルギーが乏しくなる。

昔から「初物」を尊ぶのは、食材に「氣」を感じて暮らしていた日本人ならではの感性だ。
初物が高値で取り引きされるのは、そんな背景があるから。

あなたも、あなたのお料理も鮮度落ちにならないように、マクロビオティックの陰陽をしっかり生活に落とし込もう。
そうすれば、勢いのあるエネルギーを見分けられるようになって、あなた自身がエネルギーのある人になって行けるから不思議。

 
 

 
 

(鰹のたたき 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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息子が作った中川式玄米チャーハンが美味しかった!

上級幸せコースの最初の授業は、「玄米チャーハン あらめビーフン 干し貝柱とセロリのスープ」の3種類を実習するのですが、復習をする息子が一番最初に手がけたのが「干し貝柱とセロリのスープ」でした。
理由は美味しかったからとのこと。
それから、作り方が簡単だと思ったそう。
美味しい・簡単というのは、お料理をする気にしてくれるようですね。

出来上がったスープを飲んでみると、確かに教室と同じ味で出来上がっていました。
夫と3人でおかわりしていっぱい飲み干しました。
体に染み渡る美味しさが優しくて、幸せな気持ちになりました。

次は「あらめビーフン」ですが、これが難易度高しです。
人気料理であるにもかかわらず、幸せコースに入れられないのは、刻みがちゃんと出来ないと台なしになってしまうことと、一つひとつの工程をきちっと仕上げないと、三色の色が綺麗に仕上がらないからです。
息子はまず包丁を砥いで、慎重に絹さやを刻んでいました。
生まれて初めてのお料理なので、緊張している空気が伝わって来ます。

息子といえども、一人で復習することに意味があるので、私は試食はしますが口出しはしません。
本当は口出ししたいのをグッとこらえるのもなかなかつらいものです。
お料理は中川さんから習うのであって、私から習うのではないので、じっと我慢の私です。

手順であたふたした息子はあらめビーフンで相当疲れたらしく、炒飯まで一気に作らないで、炒飯は翌日まわしになってしまいました。
お料理経験のない者は、こういうところでも疲れるんですね。
(単に息子がひ弱なだけなのかもしれませんが。)

さて、翌日に挑戦した「玄米チャーハン」は、意外にも上手に出来てビックリでした。
このチャーハンのポイントはご飯をパラパラに仕上げることなのですが、それが最初から出来て「おお!」と思いました。
前日にチャーハン用に炊いた玄米ご飯は、口に入れるとふわ〜っと優しく広がってパラパラとしています。
お味も中川さんに教えてもらったとおりに出来上がっていました。

試食して誉めてやると、「教室で習ってから街の中華屋さんでチャーハンを頼んでみたけど、白米なのに硬めの仕上がりで油っこかったよ。」と言います。
(へ〜、そんなことしてたんだ。)
食べ進むと野菜の爽やかさが口に広がって、飽きることがありません。
もちろん、油っぽくありません。
陰陽バランスの取れたチャーハンの良さを息子も知ったことでしょう。

ところで、あらめビーフンも玄米チャーハンも、ともに「油の履歴」をよ〜く考えてお料理するのがコツです。
過去記事にもこの「油の履歴」について書いたものが何本もありますが、ここをしっかり押さえると、中川式のお料理が上手になるのですが、息子にはまだ難しいでしょうか?

ということで、息子はまだあらめビーフンが合格ではありません。
慣れないお料理だけど、頑張って復習の時間を作って、再挑戦してほしいと母は思います。
息子は今夜から京都入りして、明日からの洗い物に備えます。
気持ちを新たに明日からも頑張ろう!

 
 

 
 

(息子が生まれて初めて作った玄米チャーハン)

 
 

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