昨日、陣痛促進剤や無痛分娩のことで記事を書きましたが、こちらの記事にいただいた現役産婦人科医師のコメント内容が衝撃的です。
今はお産だけでなく、女性の体のことも、自分で守らなければいけない時代になってしまったのでしょうか。
自分の考え方と同じ方向で対応してくれる病院や医師を選ぶことが、ますます重要になってくると思われます。
それにしても、女性がピルを延々と飲み続けるなんて、考えただけでもクラクラします。
女性の特徴を抑えて生きるなんて、そんな不自然な生き方が本当に良いと思っているのでしょうか?
・もっと人間の体を信じてあげたい。
・もっと体の力を引き出してあげたい。
私はそんなふうに思います。
* * *
【甘いものと生理痛 ジュースの話などマクロビオティックの観点から】 2017.6.4
<てんこさんのコメントより> 2017.6.5
昨日、仕事関係の勉強会が東京でありました。
話を聴いて驚いたのが、生理は何年来なくても良い、月経は女性が社会で活躍する為には邪魔な物、という考えが堂々と述べられていたことでした。
(演者は現役の産婦人科医師です)
中学生のほとんどが月経を負担に感じているというアンケート結果が示され、その負担から開放してあげるのが産婦人科医の役割、という論調でした。
月経がちゃんとくることは健康のバロメーターなんかじゃない、とも述べられていました。。
まれにスポーツをする時に月経中が一番調子良いと言う患者さんがいる、という点にも触れられていたのですが、それが本来あるべき姿とは評価されず特異な例として示されていました。
妊娠の希望さえ無ければ何歳からでも何年でもピルを飲み続けてよい、むしろピルを飲むことが現代女性の活躍には必要不可欠なんだという結論で、全国から集まった産婦人科医がこれを鵜呑みにしてしまうだろうことにとても恐ろしい気持ちになりました。
月経がくることは女性として自然なことで、中学生ですでに月経痛に悩んでいることが不自然なんだと思った方があの会場に私以外に居たかどうか。。
(自然であるべき、と思っている人が居ないかもしれません)
人が本来持つ能力を取り戻す・修正するお手伝いをせずに、どんどんクスリ漬けにして良いことをしている気になっている現代医療は、本当に罪作りです(と松見先生もおっしゃっていました)
もちろん、体調不良はクスリを飲めば治る、飲まなければ治らない、と思い込んでいる患者さん自身にも問題はあるわけですが。
昨日の話のまま実践されてしまうと、妊娠希望のない女性は全員ピルを飲まされてしまいそうなので、そんな恐ろしいことになる前に月経中が最高に気持ちいい!という女性が増えて欲しいものです。
美風さんの記事をヒントに私もコツコツ頑張ります。。
(京都 無鄰菴)
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