第9期幸せコースがすべてスタートして、お弁当投稿を始める人も出てきました。
しかし、お弁当はお皿に盛り付けるのと違って、制約が多い分難しいです。
でも、OBENTERS™の皆さんの美しいお弁当に憧れて幸せコースに来られた方も多く、早く100点お弁当のような美しいお弁当を作りたいと思われるのでしょう。
そのお気持ちはよく分かりますが、お弁当箱に詰めるには、まずお料理がお弁当目的で作られていることや、大きさ長さもお弁当箱を意識していなければなりません。
それから、時間の経過とともに起きる味の変化や水分の行方なども計算されていなければ、お昼に無残なことになってしまいます。
あるいは、食中毒の危険性もあります。
それらはすべて過去のお弁当投稿に網羅されているのですが、なかなかじっくりお読みくださる方は少ないようです。
なお、幸せコースの授業でお伝えした「仮想トップ」と「青線赤線」について、図を載せておきます。
最初のうちは??になるでしょうが、そのうちに目が慣れてきます。
先輩たちもそういう感覚を養いながら100点になって行ったのです。
【仮想トップ】
・盛付けの「仮想トップ」が解らない人のために 2014.6.13
(ぜひ、リンク先に飛んでお読みください。)
(青の角度が良い。)
【赤線青線】
・中川善博が教える盛付けの奥義「青線赤線」とマクロビオティックの陰陽 2014.5.21
(ぜひ、リンク先に飛んでお読みください。)
(赤線の角度に盛り付けるのがよくて、青線のラインは避けるべき角度とされています。)
すぐには理解できなくても、そういう視点でお料理を眺める癖をつけましょう。
外にお食事に行ったときも、そういう視点で盛り付けを見てみましょう。
なかなかこれらをクリアしているお店が少ないですよ。
というか、一流料亭ですらこのことが蔑ろにされている時代になってきました。
悲しいことですが。
ですから、ぜひ気持ちのよい盛り付けが出来るように、幸せコースで習ったことを自分のものにしてください。
それからもう一つ、「舞扇理論」というのがあります。
これが理解できない方も稀におられるのですが、単純にいって、日本人なら誰でも持っているはずの感性です。
四季の移り変わりに景色を愛でながら、自然に育って行く感性です。
これらが理解できない人のためには、「中川善博の盛付秘伝&料理写真の撮り方講座」があります。
これでグンと上手になった先輩たちも多いです。
・「中川善博の盛付秘伝&料理写真の撮り方講座」開催のご案内 2016.8.26
・「中川善博の盛付秘伝&料理写真の撮り方講座」に改めて感動 2017.3.13
・「中川善博の盛付秘伝」器に景色を描こう 2015.4.8
OBENTERS™の100点お弁当が気持ちよく、清々しい印象を受けるのは、これらの約束事をクリアしているからです。
先輩たちは凄いことを日々練習していたのです。
そして、苦労しながら会得していったのです。
さ、後輩の皆さんも後に続いてください!
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・これから開催予定の講座案内 最新版
・中川式糠床受付方法のご連絡(2017年度の場合)
・中川式糠漬け(じゃい安)のご注文方法
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【サイト内の記事】
・マクロビオティックの盲点
・塾生のきょうの100点お弁当
・陰陽を感じる日々の暮らし
・中川善博から娘へのお弁当
・中川善博厳選!おすすめ器具と食材