(京都 寺町通 紙司 柿本)
むそう塾から歩いて15分くらいの所に、素敵な紙屋さんがあります。
過去記事でも取り上げている「紙司 柿本」 (かみじ かきもと)さん。2012.9.4
いつ行ってもお客さんがひっきりなしに来て、暮らしを楽しんでいる人たちの氣が満ちている、とても氣の良い空間です。
柿本さんのすぐ北隣りには、あの有名な「一保堂茶舗」 さんがあって、カフェも併設していますので、美味しいお茶とお菓子をいただくのもいいですね。
ちなみに、寺町通りというのは、豊臣秀吉の京都改造によって天正18年につけられた名前だそうですよ。
天正18年って西暦でいうと1590年になるので、428年前のことなんですね。
この通りには、古いお店がいっぱい並んでいて、どことなく落ち着く雰囲気があって好きです。
この柿本さんは1716年に竹屋さんを営んでいたのが前身だそうですが、302年後の今はこうして新しい感覚のお店として営業されていて、なおかつ活気があるのが凄いなあと思います。
では、教室からの行き方をご紹介しておきましょう。
教室を出ると、鴨川沿いに北に向かって、二条の橋を渡り、そのまま突き当たりまで進んで右に曲がって、ちょっと北に進むとそのお店があります。
下の地図の緑の★印がむそう塾で、左上の方にある赤い印が柿本さんです。
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むそう塾生は、お弁当投稿をはじめとして、習ったお料理の復習投稿で写真を撮ることが多いのですが、そのときにお盆やランチョンマットを使用すると、端の方が写ってしまって残念な写真になることがあります。
それを防ぐために、服地屋さんで1メートルほどの布地を買うのも良いのですが、その布にシワがよっていてはこれも台無しになってしまいます。
(折りたたんでしまうとこういうことになりますね。)
そこで私が一番おすすめなのは凹凸感のある和紙です。
凹凸感があると光の反射が最低限に抑えられるうえに、シボシボした表情がお料理を引き立ててくれます。
たとえばこんな感じはいかがですか?
ランチョンマットより格も上がって高級感も出ます。
柿本さんでは通販もしていますので、こちらから選ぶとよいでしょう。
季節に応じてサイトに登場する商品が入れ替わるところが、いかにも京都らしくて素敵です。
こういうふうに季節感を大事にしているのが京都の文化なんですよね。
日本人の繊細さが、京都には日常のように脈々と流れていて、そんなところがとても落ち着きます。
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