京料理人にマクロビオティックの陰陽をプラスすると凄いお料理になりました

マクロビオティック京料理教室むそう塾は、京料理人である中川善博の実力がなんといっても凄いのですが、それに加えてマクロビオティックの陰陽が唸るほど味を変えてくれます。
お料理をしながら、改めて「陰陽って凄い!」と思わせてくれます。
煮物講座って本当に陰陽のお勉強になるなぁと毎回思います。

4月1日の「単発煮物講座 第1回」でお伝えする「蕗味噌」も、陰陽を正しく知っている人なら深く納得する作り方です。
この蕗味噌の肌を見ただけで、他の蕗味噌とは大違いなのが判っていただけることでしょう。
(ちゃんとふきのとうが入っているんですよ 笑)

 
 

(蕗味噌 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

昨年の煮物コースで作った時の記事も、ぜひご覧ください。
京料理人による絶品冨貴味噌の練り方(動画付)

なお、今回は単発での煮物講座になるのですが、「煮物コース」の時と同じように、ブリティッシュグリーンのエプロンをプレゼントすることにしました。
みんなで同じエプロンを締めて、陰陽の調和をはかりたいと思うからです。
どうぞ楽しみにお待ち下さい!

 
 

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2018年度の「幸せコース」「無双原理&盛付コース」を受講予定の皆様へ

2月も中旬になりました。
立春を過ぎると、むそう塾は色々と準備が増えてきます。
まずは微生物の動きに合わせた糠床の調整。
次は包丁やエプロンの手配。
ということで、先日有次さんに包丁の注文に行って来たわけです。

各コースのエプロンについては、これから注文するのですが、今年からは「無双原理&盛付コース」が新設されるので、このコースのカラーを決めなければなりません。
このコースにピッタリの色はもう使ってしまったので、何色にしようかなぁ?
エプロンのカラーは、もちろんマクロビオティックの色の陰陽を考えて決めているのですが、「えーっ?」という色になるかもしれません(笑)
ご希望の色はありますか?

塾生さんは女性が圧倒的多数ですから、似合う色はあるのですが、中川さんが似合わない色があるのです(泣)
過去の煮物コースのえんじ色みたいにね(笑)
でも、中川さんは今年は少し痩せることを実行しているみたいだから、似合う色が増えてくれるかな?(希望)

やっと本題です。

*   *   *

<第10期幸せコース受講予定の皆様へ>

包丁とエプロンはむそう塾からプレゼントしますので、ご自分で用意しないでください。
三角巾は被りません。

 
 

(幸せコースのエプロンの色)

むそう塾を始めたのが4月29日(当時はみどりの日、今は昭和の日)だったので、その時の若芽の美しさを「むそうカラー」と決めたのでした。

 
 

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離乳食の開始時期が早いとアレルギーになる人が多い

本当は5月から始まる「無双原理&盛付コース」で講座に組み入れるつもりでいた離乳食のことですが、気になることがあるので、こちらで少し記事にしておきます。

というのは、今の厚生労働省の離乳食指導は、アメリカで問題になった「スポック博士の育児」の考え方が虎の巻になっているため、離乳食の開始時期が早すぎるのです。
かつては生後3か月で離乳食開始なんていう時代もあったのですが、今ではアメリカの状況に鑑みて生後5,6か月からとしています。

しかし、アメリカでは「スポック博士の育児」はとっくに捨て去っており、離乳食開始は遅ければ遅いほど良いという流れになっています。
これは、離乳食の開始時期が早すぎるための弊害がたくさん見られたために、見直しているのですが、この情報が日本の厚生労働省では採用されていません。

昨年出された「授乳・離乳の支援ガイド」の策定について という記事では、PDFで資料を公表していますが、まだまだマクロビオティックの考え方からすると、大事なところが抜け落ちています。
この点に関してはアメリカの方が進んでいますね。
離乳食の開始が早いために、アレルギーになってしまう子どものなんと多いことか。

先日も栄養指導の第一線で働くむそう塾生に確認したところ、やはり「スポック博士の育児」による指導をしているとのこと。
これではアレルギー患者は増えるばかりですね。
きっと母子手帳に沿う指導がされているからでしょう。
(大いに問題ありの母子手帳です。)

59Pに及ぶPDFファイルを、寝不足してフラフラになっているママに読ませるのはあまりにも酷です。
(でも、読んでこのとおりにしなくちゃ!と悩むママがいるんでしょうねぇ。リンクするのも気が引けますが・・・)
こんなことより、もっと原点にかえって、人間は哺乳類であることと、動物の進化を考えたら、もっと離乳食開始は遅くてもいいことを多くの人が知って、安心して子育てが出来たらいいのになぁと思います。

地球上に生命が誕生し、単細胞の微生物が誕生し、多細胞の生物が誕生してきたこの40億年近いプロセスを考えれば、まだ未完成で産まれる人間の赤ちゃんは、そんなに急いで育てなくても良いのです。
離乳食の開始時期は、遅ければ遅いほど子どもへの負担は少ないと考えましょう。
すでに始めている人は、ゆっくり進めましょう。

赤ちゃんもまた、進化の途中なのです。
このことを忘れずに。

今日は時間がないのでここまでですが、後日もう少し詳しく書けたらいいなと思っています。

 
 

(蛤のお吸い物 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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花びら生姜・花びら独活の作り方(京料理人中川善博の動画付き)

マクロビオティック京料理教室むそう塾では、上級幸せコースで「玄米ちらし寿司」「巻き寿司」を習い、単発で「玄米稲荷寿司」を習います。
中川式の寿司飯は、一般のマクロビオティック教室でお教えするような作り方ではなく、甘くなくてさっぱりとしたお上品なお味です。

ご家庭で召し上がるだけでなく、折り箱に入れてお土産やお礼に差し上げると、とても喜ばれます。
そういう時のことも考えて、巻き寿司は白米で作ります。
折り箱に盛り込んだ時の色合いがとても綺麗になるからです。

 
 

(玄米ちらし寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

これからせっせと復習される塾生さんのために、動画をご紹介しておきます。
すでに動画を探し出してご覧になっておられるかもしれませんけれど。

【花びら生姜】2016.2.15

【花びら独活】2016.2.15

どちらも要領は同じですが、ポイントは左手も独特の角度で動かしていることを見抜いてくださいね。

 
 

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あなたのマクロビオティックは自分勝手になっていませんか?

「え〜? マクロビオティックってお肉やお魚が絶対ダメなの?」と思われている人も多いことでしょう。
そんなことはありません。
マクロビオティックはどの命も否定するものではありませんから、お肉もお魚も必要だと思う人は食べれば良いのです。
ただ、その時には質と量を吟味して、毒消しをちゃんとしましょうというだけです。

こちらの記事を読まれた人で、動物性の量が少なすぎると思われた人は普通の人、「動物性が入っている!」と思われた人はマクロビオティックを狭く解釈している人になります。
人にはそれぞれの体質や体調、年齢、男女差、仕事内容、環境の違いがあるので、それらに合わせて食べるものも、考え方も変えて行くのが本来のマクロビオティックです。

男性ならお肉をお腹いっぱい食べたいと思われる方も多いでしょう。
そのときにもお肉をちょっとだけ食べて不満を残すより、満足出来る程度の量を食べて次の日はお肉をお休みするというように、変化をつけた食べ方が賢いですね。
そして、たとえば1週間をトータルで見た時に、あの表のような比率になっているととても安心です。

毎日同じものを食べるのは、体に偏りを招くので好ましくありません。
だから、うまくできていて、人間には「飽きる」という現象があるのです。
この体の反応をちゃんと踏まえてお食事をすれば、大きく間違えることはありません。

でも、思い込みで食べている(知識で食べている)と、この体の声を見落としてしまいます。
ご自分の判断が正しいこともありますが、周りの人の反応も案外当たっていることが多いです。
「ツヤがいいね」「最近顔色が悪いね」「痩せすぎだよ」「今がちょうどいいね」など、第三者の何気ない一言に一喜一憂されるかもしれませんが、案外正しく判断してくれているものです。

マクロビオティックをしていると、思い込みで突っ走ってしまう人がいるので、とても危険です。
ぜひ聴く耳をもって、皆さんが「ちょうどよい」(=中庸)ところで、健康的な体と心をキープしてくださいますように。

 
 

 
 

(菜の花の辛子浸け 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

これからの季節にどんどん召し上がっていただきたいお料理です。

 
 

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