今日の放課後、ある塾生さんと子育てについての話をしていました。
受験を控えたお子さんを抱えて、お母様の心境は複雑だと思いますが、気負いすぎずにこの時期を通過できたらいいなと思いました。
100の家庭があったら、100の子育てがあると私は思っています。
ですから、よその子育てについて口出しするつもりはまったくないのですが、中学生くらいの子どもの心境って複雑なので、第三者の意見に惑わされず、しっかりとご自分(お母様)のお気持ちを貫かれたらよいと思います。
後悔しないように。
その塾生さんと話していたとき、私は「奈良少年刑務所」の例を出しました。
子どもの純粋な気持ちを思うと、子育てのあるべき姿が見えてくるように思うのですが、親が気にするのはただそれだけでいいと思うのです。
「何歳だからこうしなくちゃ」とか、「普通はこんなものだ」とか、主人公の子どもの気持ちを抜きにして、親が「常識」と思うことに振り回されないほうがよいと思うのです。
一番落ち着く「落としどころ」みたいなものが子育てにもあります。
だから、仮にそれがよその子育てと違っていても、親の視線が子どもに向いていればそれで後悔はしないでしょう。
私が感動した子どもたちの詩を紹介した過去記事を、もう一度載せておきます。
・「美しい刑務所」水が器に従うように、人の心も建物に左右される。 2017.12.26
・「空が青いから白をえらんだのです」より 2017.12.26
「空が青いから白をえらんだのです」の中に集められた詩は、何度読んでも涙なしでは読めません。
これを読めば、親はどうあるべきかの答えが出てくることでしょう。
(空が青いから白をえらんだのです 寮美千子編)
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