先日久しぶりに歯医者さんに行ってきました。
被せてある歯のセラミック部分に、裏側の金属部分の色が透けて見えるようになり、自分ではどうしようもなくなったからです。
本当はもっとこまめに歯石を取りに行かなければいけないのに、忙しさにかまけてすっかりご無沙汰してしまいました。
よく「便りがないのは元気な証拠」といいますが、私にとっての歯医者さんは、足が遠のいているうちは歯に異常がない証拠といった感じです(笑)
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私が遠のいている間に、その歯医者さんはリニューアルされていて、とても素敵な空間に生まれ変わっていました。
なんといっても気に入ったのが「光冷暖」という方法です。
下の写真のような感じで、風が動かないのがいいですねぇ。
冷暖房の風が体に直撃するのが大嫌いな私としては、天国のような感じです。
色々な色があるようです。
(3枚の写真はすべて「光冷暖」のサイトからお借りしました。)
そして、私は今回使用しませんでしたが、X線被曝量を最少減に抑えることができる世界最新のレントゲンが導入されたとか。
10,000,000円以上するらしいのですが、歯医者さんって設備にお金がかかるなあと思ったのでした。
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そして、歯科衛生士さんも新しい人に変わってしまい、長い間前の衛生士さんのことを応援していたので、寂しい気持ちでした。
でも、彼女とはFacebookを通じて会話が出来るので、新しい彼女の生き方を応援させていただきたいと思います。
新しい歯科衛生士さんは陽性な人で、行動の随所に陽生さが出ていて笑えます。
かつてこの歯医者さんにお勤めされていて、20年間ほどのブランクがありながらも復帰されたのだとか。
気さくな方で、歯磨き指導を熱心にしていただきました。
面白いもので、長い間に少しずつ歯の磨き方に自分の癖が出ているようで、衛生士さんにダメだしをされながら磨き方を細かく指導してもらいました。
前の衛生士さんも丁寧に教えてくれて、そのとおりに磨いていたつもりなのですが、歯ブラシの動かし方のちょっとした角度を指摘され、「ああ、前にもそこの磨き方と道具を教えられた」と思ったのでした。
それは上の両端の奥歯で、奥歯とほっぺの間の磨きが足りていないということなのです。
私の磨き方は口を縦に開けすぎていたようで、奥歯を磨くときには口を横に広げやすいよう、指1本分しか開けなくてよいそうなのです。
そうやって、歯のまわりを歯の形に沿ってグルリと磨く指導をされました。
そうそう。この磨き方は前の衛生士さんにも指導されました。
でも、徐々にズレていたんですね。反省。
前の衛生士さんが私のブログのために原稿をお寄せくださった記事がありますので、もう一度ここで載せておきましょう。
ついつい磨き方がズレてしまった私への反省を込めて。
(Macとの相性の関係で段落を一部変えてあります。)
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<歯の磨き方〜歯科衛生士さんより伝授〜> 2008.2.13
◆歯磨きのポイントについて◆
【歯ブラシの選び方・持ち方】
①毛がやわらかい物を選ぶ
歯肉は粘膜。デリケートな部分です。
やわらかいものでも、歯は十分磨けます。
②毛の部分が小さいものを選ぶ
当院で取り扱っている歯ブラシは、次のとおり。
毛の長さ:1cm
毛の幅:5mm
つま先からかかとまで:2cm
③えんぴつを持つように持つ
力を入れると歯肉も歯も傷が出来ます
④歯みがき粉はつけない
清涼感で磨けた!と思ってしまうため、何もつけずに磨きます。
口臭の原因の80%以上はお口です。
【磨く時間と場所】
①歯科衛生士の私が、全く問題のない自分の歯を磨くのに1回10分はかかります。
ex) もし、3分だけ磨くとすると…60秒×3分=180秒
全部の歯が残っている方は、親知らずを省いて28本ありますから、180秒÷28本=約6秒(1本あたり)
ex) もし、10分磨くとすると…60秒×10分=600秒 600秒÷28本=約21秒(1本あたり)
小さい指輪やネックレス、大切な小物を磨く時、6秒では終わらないですよね。
歯も一つ一つ大切な物です。
時間をかけて丁寧に磨いて下さい。
②テレビや本を見ながら、座って磨きましょう。
③時間が取れるときにゆっくり行いましょう。
磨く時はいつでもいいです。
1日一回はゆっくり歯磨きする時間をとって下さい。
【磨き方】(赤い文字はマクロ美風が色をつけました)
①歯と歯肉の境目を磨く
歯の周りには、溝があります。溝の入り口を清潔に保ちましょう。
②歯の表面に歯ブラシの毛先を直角に当てる
歯肉を痛めずに、きれいに磨けるのがこのあて方です。
③1本ずつ磨くように、細かく横に動かす
歯1本1本はとても小さい物です。
大切な指輪や貴重な小物を磨く気持ちで磨きましょう。
④前歯の裏側は歯ブラシのかかとの部分を引っ掛けるようにあてる
かかとは、歯ブラシの植毛部、持ち手側を指します。
⑤舌でなめてつるっとしたら磨けています
ざらざら感があるところ、ぬるぬるしているところは磨き残しのところです。
⑥唾液を飲む
ためて飲むと気持ち悪いです。
ためずに飲み込む。
普段会話をしている感じと同じです。
以上