おせち講座の写真から(2) 車海老の背わた取り(動画あり) 

(車海老の具足煮 料理;京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

先日のおせち講座では、活きた車海老に触るのが初めてという人も多くて、海老が飛び跳ねる度にワーワーキャアキャアと大騒ぎでした。
その様子を動画に何本も撮っていたのですが、ブログに顔出ししたくない人がトトトッと入ってしまうので、5本没にしました。
とても残念です。
ということで、中川さんの手元だけをアップしておきます。

 
 

まずは海老のつかみ方から。

 
 

次は楊枝を刺すところ

 
 

動画もアップしておきます。
(2017.11.13撮影)

 
 

(2014.12.22撮影)

 
 

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おせち講座の写真から(1) 鰆の西京焼き 波串の打ち方

先日おせち講座を開催しましたが、いくつか難しいところがあります。
中川さんはサササッと出来ても、いざ自分でやろうとすると困るのが串打ちです。
教室で私も言いましたが、紙に切り身の絵を描いて、それで波串の練習をするとよいです。
お魚で練習する前にぜひお試しを!

過去の写真がありますので、いっぱいアップしておきますね。
あえて解説はしませんが、はは〜んとなってくれると思います。
まずはイメージ写真から。

 
 

(鰆の西京焼き 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

焼き色見本

 
 

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玄米嫌いなお子さんでも食べてくれる「中川式玄米チャーハン」

むそう塾の「上級幸せコース」では、11月に「玄米チャーハン」を教えています。
以前は5月に教えていたのですが、美味しい美味しい「うどん屋さんの出汁」を早く教えてあげたくて、カリキュラムを変更したのでした。

この玄米チャーハンは、マクロビオティックの陰陽をよ〜く理解していると、すごく納得できる作り方なのですが、陰陽がチンプンカンプンの人にとっては、一般的な作り方ととても違っているのでビックリされます。

過去に「油の履歴」という言葉を使って何本か記事を書いているのですが、これは上級幸せコースメニューの「あらめビーフン」についても当てはまります。
調味料の陰陽をよく考えて、その特性を利用してお料理を展開していくと、油っぽさや食べにくさがなくなって行くので、より美味しく、より健康的に仕上がります。

*   *   *

先日の復習投稿で、yumiさんの素敵なコメントがありました。
転載しておきましょう。
診て頂きありがとうございます。
どちらも本当に美味しいメニューです!
その調理法には今回も驚きが多くありました。でもよく考えるとそうか、と納得できることでした。
今まで一般のレシピ通りにしか料理をしてこず、思考が停止していたことを実感しました。
これまでは表面的なことをして料理をしたつもりになっていましたが、料理ってこういうことなのかなと思いました。

最後の「料理ってこういうことなのかな」というのがいいですね。
既成の料理方法にとらわれずに、陰陽をよくよく考えてみたのが、むそう塾でお伝えしている料理方法なのですが、そのことをよくご理解くださったのだと思いました。

「これまでは表面的なことをして料理をしたつもりになっていました」というのも、深いところで納得された結果だと思います。
彼女はじっくりマイペースで理解されるタイプなので、こうして一歩一歩進んで来られて良かったです。

その深い洞察力を、ぜひ満足コースで「点と点をつなぐ理解」に結びつけてほしいなあと思うのですが、残念なことに彼女は満足コースへの進級をご希望されていません。
もったいないなあと思います。
これからが陰陽の本当の面白さを味わえるので。

*   *   *

このように、表面だけなぞっていては知らなかったことも、少し深く理解が出来ると、俄然面白くなるのが陰陽の考え方です。
幸せコースでは「??」だったことも、上級幸せコースでは解ることが増え、満足コースではもっと深い所での理解が進み、「はは〜ん」というのが増えます。

そして、秘伝コースに進むと、「そうだったのか!」がいっぱい増えて、「ああ、すべては幸せコースのときに触れていたのに、そのときにはその重要性が分からなかった」という具合です。
そんなわけで毎年、幸せコースを再受講する人がいて、今年度も4名が再受講されています。
全体の流れが頭に入ってから受講されているので、とても効率的に吸収できるようで、皆さんが良い結果を出されています。

*   *   *

ところで、yumiさんは過去に美味しくない玄米ご飯を炊いていて、お嬢ちゃんを玄米ご飯ぎらいにさせてしまったそうですが、この玄米チャーハンは250gを完食してくれたそうです。
玄米ご飯と気づかずに。

ということなら、「玄米稲荷寿司」もきっと召し上がってくれることでしょう。
玄米ご飯がきらいな人でも、玄米と知らずにパクパク食べてくれる美味しさですから。
玄米の松茸ご飯もOKかもしれませんね。

あちこちと飛んでしまいましたが、「美味しければお子さんは食べてくれる」ということですね。

 
 

(中川式玄米チャーハン 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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マクロ美風の家事アドバイス講座(6) 片付けの空気は伝播するのです

<Mo(90-6)さん>
鱧の投稿をしたり、今日の講座を受講されたり、昨日もリビングの大きな家具を移動されたりして、連日お疲れのことと思います。
でも、ご主人様も気持ちよく協力してくださったとのことで、安心しました。
また、お母様も納戸を片付けてくださったとのこと。
よかったですねぇ。

そして、とても嬉しかったのは、ご次男さんが食器を洗ったり、シンクや水栓をピカピカに磨いてくださったことです。
お父さんとお母さんが力を合わせて、大きな家具を移動しながら整理しているのを見て、彼なりに一緒に綺麗にしたかったのでしょう。

こういう日常の姿が、お子さんに伝わって行くんですよね。
もともと次男さんはお片付けが上手とのことでしたから、そこをうんと褒めてこれからも彼の力を借りましょう。
褒めてもらったり、役に立っているという認識は、子どもの成長にとても大切なことなので、次男さんのためにもなります。

*   *   *

リビングの文房具などを入れてある作り付け収納棚や洗面所、台所まではまだまだ取りかかれませんが、リビングのまずは大きいものを移動し、いるいらないを判断しています。

家事アドバイスの期限が11月30日迄ですが、11月30日は秘伝コースの授業がありますし、その日は京都泊になりますから、11月29日までになんとか目処をつけなくてはなりません。
できることが限られてきますので、その間にリビングだけでも気持ちの良い空間にしましょう。
その調子で大丈夫ですよ。

細かいものの仕分け判断基準がわからないものも出てきているので、また別途質問いたします。

了解しました。
私へのメールで時間を取らないように、箇条書きでもよいので、物の名前を列挙してください。
Moさんの場合のリビングの基準を書いておきます。
・リビングに想い出の品物は置かない。
・日常生活に必要な物だけ置く。
・それ以外は2階に上げる。

あと10日間ほど。
効率的に時間を使って行きましょう。
一緒に頑張りますから、安心してくださいね。

 
 

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マクロビオティックの陰陽を知ることは財産 美味しい牡蠣料理のその後

むそう塾では講座を開催すると、その日のうちに授業の様子を写真や動画でブログの記事にします。
その画像を参考にしながら復習するためでもあり、教室での雰囲気を思い出す手がかりにもなるからです。
場合によっては、限定公開の動画を各自にお送りすることもあります。

こうして、正しい作り方を持ち帰っていただいて、教えたとおりに再現できるようにしています。
買い物や復習の途中でiMessageを使った質問も多く、さらに、復習投稿で出来上がりが正しく再現できているか、勘違いしているかを確かめることができます。
ここまでしなければ、教えっぱなしでは正しく伝わらないのがお料理でもあります。

そこまでしても、味見ができませんので、習ったお料理を教室まで持参して、出来上がりの確認をしてもらう塾生さんも多く、これでやっと自分のものになって行くのが本当のところです。
いくらオンラインで教えても、お料理は味が伝わらないとお話にならないんですね。
ですから、本ではなおさら程遠くなるのが現実の姿です。

*   *   *

先日開催した「牡蠣料理五種講座」を初めて受講された、新人のkoさんのコメントが素敵だったので、ここに転載します。

> 時間に追われ、どうしようかと迷いながらも当講座を受けて良かったです。受講中、むそう塾さんにこうして身を置いていることが不思議ながらも必然のような感覚を覚えました。
> 教えてくださったお料理は想像していた味と全く違っていました。静かな深い感動だと思います。料理は作った人が映ると聞いていますが、私は今回のお料理すべて、いい表現が見当たらないのですが、「私はこのお料理のような人になりたい」。改めて心からそう思いました。ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。

koさんが、深いところでむそう塾のお料理をご理解してくださったことが、とても嬉しかったです。
そして、「私はこのお料理のような人になりたい」という文章に涙がにじみました。
昨夜、感動のあまりに、ついTweetしたところ、塾生さんからも同じ気持ちですとiMessageが届きました。
その塾生さんは泣けたそうです。
わかります。そのお気持ち。

koさんは、来年の5月から幸せコースに通われる予定なのですが、健康のために牡蠣料理はぜひ覚えておいた方が良いので、特別に受講を許可しました。
今年の9月24日に「玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を受講されてから、玄米と糠漬けを欠かさず召し上がるようになって、ご家族様の体調がグンと変化されたそうです。
特に体調がすぐれなかったご主人様の調子が良くなったことに驚かれていました。

「食事を変えただけでこんなに変わるんですね〜」
これがkoさんのご感想でした。
そうなんです。主食を変えただけでも体は変わるんです。
糠漬けもダイレクト便でせっせと召し上がっておられるので、その効果もあいまってkoさんご一家は、これからどんどん体力がついてくると思います。

*   *   *

また、先輩塾生の香さんから嬉しいコメントもありました。

中川さん、美風さん

昨日は牡蠣講座の開催ありがとうございました。

私は牡蠣が大好きなのですが、息子が食べないため、昨年は受講を見送りました。でも、やはりブログを見ると美味しそうで、今年は自分のために絶対に受講しようと思っていました。
教えて頂いたお料理はどれも予想以上の美味しさで、特に最後の牡蠣ご飯はお腹がいっぱいのはずなのにいくらでも食べたい美味しさでした。

そして、今日は早速牡蠣パスタを作ってみました。
すると、牡蠣嫌いの息子が「美味しいー!」とペロッと平らげてしまいました。
パスタとスープは食べるだろうと思っていましたが、牡蠣本体まで食べるとは驚きました。
さすが中川式です。
また、好き嫌いの多い息子の食べられるものが増えました。
いつもありがとうございます。

麗可ちゃん、TAMOさん

お二人のサポートのおかげでいつもスムーズに講座を受けることができ感謝しています。ありがとうございます。

嬉しいですねぇ。
お子さんが嫌いな食べ物が食べられるどころか、平らげてくれたことが本当に嬉しいです。
こういう例はむそう塾では日常茶飯事で、今までの好き嫌いはなんだったの?と戸惑うお母さんが続出です。
子どもは正直ですから、美味しければ食べてくれるのです。

*   *   *

こんな感じでむそう塾の授業は続いています。
お料理が苦手な人でも美味しいお料理が作れるようになって、お料理に自信がついた結果、自分自身にも活力がみなぎってくる生き方。
そんな変化を日々見せてもらえて、こちらまで元気をもらえます。

その源は「美味しいお料理」です。
単にグルメ料理ではなく、マクロビオティックの陰陽をしっかり踏まえて、さらに召し上がる人の陰陽も考慮した作り方なので、このような結果が出るのだと思っています。
陰陽を知ることはどなたにとっても財産ですね。

 
 

(大阪にて 撮影:中川善博)

 
 

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