マクロビオティックの落とし穴マクロ美風のブログ

中川善博の入院日記　3/15 7:30〜23:00

投稿日: 2020年3月15日 11:04 PM 作成者: マクロ美風

幸せコースの3日間の授業を無事に終えました。
今月の授業内容は、単に1年間の授業の12分の1の内容ではなく、お魚の授業としてとても大事な内容なのです。
これを習うと習わないでは、大きな違いになるので、中川さんがなんとしても授業が出来るように頑張ってくれました。

おかげさまで3クラスともお魚を美味しいと喜んでくれて、特に煮魚の美味しさにはビックリされていました。
お魚のマルシェもしましたので、ご家庭でせっせと煮魚にも挑戦してくださると思います。

【健康の条件】
さて、中川さんの体調のことですが、石が出たら急に食欲が出てきたそうで、心からホッとしています。
やはり人間は、ちゃんと食べられて、寝られて、排尿排便が出来ることが健康の条件なのです。
ですから、これらのどれか一つでも滞りがあると、それは心身両面から考えても健康とはいえません。

22時頃中川さんからiMessageがありました。
参鶏湯を召し上がったそうです。
よかった。
このスープを飲むと、本当に体力がつくので、今の中川さんにピッタリです。

【今後のこと】
明日は午前7時半までに教室に行って、京大病院の一般外来の診察に付き添います。
中川さんの話によると、朝早くに受け付けをしても、その後採血をしたりお薬をもらって帰宅するのは夕方になるとのこと。
私はそんなに長い間病院にいたことはないので、初めての体験です。

診察結果で、石が全部出たのか、まだ残っているのか判明すると思うのですが、結石を繰り返す人もいるそうなので、それを防ぐには生活のあり方を変える必要があります。
お食事の影響もありますが、ストレスの影響も大きいので、根本的なところから見直そうと思っています。

今夜は簡単ですが、明日の診察結果でよいご報告が出来ますように。

（鯵のお造り　料理：京料理人中川善博　マクロビオティック京料理教室　むそう塾）

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中川善博の入院日記　3/12 5:00〜3/15 7:30

投稿日: 2020年3月15日 7:34 AM 作成者: マクロ美風

3月11日の記事から間が空いてしまいました。
それには理由があったのです。

【激痛に苦しむ】
まず、3月12日の朝5時過ぎ、中川さんからお腹が痛いとiMessageが届きました。
あれ？　今日退院予定なのに、これじゃ退院できなくなるかも？

そこから大忙しの一日が始まりました。
もう点滴の針は抜かれているので、病院は飲み薬で対応してくれたのですが、なかなか効きません。
中川さんが脂汗をかきながら苦しんでいると、救急外来の先生が来てくれました。

中川「今こんなに痛いと、今日の退院は取り消しになりますか？」
先生「いえ、それは90％ありません。」
中川「え？　100％じゃないのですか？」
先生「医療に100％はありません。」

でも、先生は一貫して穏やかで、ちっとも焦っていませんでした。
9:00にCTを撮って石がどこにあるかを確認してから退院する予定だったので、ひたすらその時間を待っていましたが、痛みはなかなか弱まりません。
その間、ずっと中川さんの背中をさすったり、押したりしているうちに朝食が運び込まれました。
しかし、痛くてお食事どころではありません。

やっとCTを撮って、病室に戻りましたが、まだまだ痛みは続きます。
10:30すぎ、救急外来の先生（先ほどとは違う先生で女医さん）が来られて、CTの結果、石が下がって中心寄りに来ていますと教えてくれました。
その後、退院の書類をあれこれ書いて、やっと退院への行動開始です。

【一日中痛みに苦しむ】
さあ、ここからが大変。
痛み止めは一日4回までと処方されているのですが、すでに3回飲んでしまったので、あと1回まで我慢しなくてはなりません。
麗可ちゃんと私が交替で痛いところや足の裏を押します。
二人のうち一人は絶対に中川さんのそばを離れられない状態になりました。

痛みには波があるので、ちょっと中川さんが寝られる時間が出てきました。
日付がかわってから薬を飲むため、私は中川さんのそばに待機して、中川さんが眠ったそのスキにパソコンに向かってお弁当投稿の記事を更新していました。
13日の零時過ぎになってから中川さんがトイレに起きたので、痛み止めを飲んでもらって、私は帰宅の途に着きました。

【授業開始】
13日・14日・15日は幸せコースの授業があるので、授業開始の11時半までにはなんとしても笑顔で教室入り出来る状態にしなければなりません。
おかげさまで、痛みは少し和らいできたので、13・14日と無事授業が終えられました。
2日間とも22時近くまで中川さんのそばにいて、痛みの状態を確認してから帰宅していたのですが、14日は一日中痛み止めを飲まなくて済みました。

【石が出る】
そして、昨夜、家に着いた途端に中川さんからiMessageが！
「石が出たよー！」

最初は2個出たのかと思って、「大きさは？」と確認したら、右のベージュ色が大きさ比較のための玄米で、左が出てきた石なのだそうです。
しかし、玄米より小さい石1個に、大の男がこんなにも苦しめられるのだろうか？
その後、粗挽き胡椒のような粒が1個出たそうです。

しかし、兎にも角にもやっと石が出て、中川さんは痛み止めを飲まなくてよくなったので、山は越えました。
今朝も鎮痛剤から開放された中川さんは元気になっていて、心を込めた授業ができそうです。
日に日に元に戻って行く中川さんを見て、ホッと胸をなでおろしているところです。
塾生さんも、どうぞご安心ください。

麗可ちゃんは12・13・14日とホテルに泊まり込みで、中川さんのお食事を作ってくれました。
その献身的な行動には頭が下がりました。
そして、それを許してくださったご主人様にも、心から感謝しています。

今日の授業を終えたら、やっと責任が果たせます。
明日は、外来での診察があるので、8:15にまた京大病院に行きます。
今度は普通の一般外来での受診になります。

まだ入院に関して書きたいことがあるので、明日以降になりますがまた記事を更新する予定です。
今朝はこのへんで。

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中川善博の入院日記　3/11　10:30〜24:00

投稿日: 2020年3月12日 12:00 AM 作成者: マクロ美風

中川さんから入院日記が送られて来ました。
入院最後の夜の文章です。

【入院日記　3/11　10:30】
救急担当医の回診。
かなり回復速度が速いと褒められる。そりゃあ必死だもの。
週末三連日の外出予定についての話しがあるとのこと。
人混みを行ったり来たりを三連続もするのは双方にリスキーだと。
順調に回復しているのでいっそのこと退院して泌尿器科への外来通院にしてはどうかと思う。と。
嬉しい提案。
ただし（やっぱり）、今日の採血の結果と泌尿器科受診の判断を踏まえてのことです。と。
その外来受診を心待ちにする今である。

【入院日記　3/11　13:00】
初のシャワー許可が出た。
いつ泌尿器科受診の呼び出しがくるかもしれないので直近の予約を入れて浴びた。
スッキリ。
昔あったでかいステンレスの浴槽は無くなったそうな。
溺れる事故がゼロでは無いからだそう。

【入院日記 3/11　15:00】
やっと泌尿器科外来受診の順番がきた。
看護師さんが本館診察棟3階の泌尿器科まで車椅子に乗せて連れてくれた。
しばし待ったのちエコー室からの呼び出し。
担当医の話を聞きながら質問に答える。
痛みは運び込まれた時に比べて7/100くらい。
診察室に移動の後最終判断が出た。
炎症反応はほとんど治まり、白血球数値も平常となったので退院して泌尿器科の外来受診をして完治まで持っていきましょう。とのこと。
ありがたい。
木曜朝に帰れることになった。

【入院日記　3/11　23:00】
最後の抗生物質点滴が1時間で終わりついに左腕から点滴針が抜き取られた。
両手が自分の元に戻ってきた感覚。

テルモくんが居なくなった病室は広めのビジネスホテルのよう。

＜マクロ美風より＞

中川さん、7日の夜の緊急入院から丸4日間が経ちましたね。
この4日間は、新型コロナウイルスのことを吹き飛ばす勢いで、3人で一丸となって頑張りましたね。
中川さんは模範患者となって、病院との信頼関係を作り上げようと努力されました。
その結果、ついに早期の退院につながりました。
病気になった時、患者はどうあるべきか、ということを教えてくれた4日間でもありました。

明日、7時半にお迎えに上がります。

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むそう塾から3月の講座についてのご連絡

投稿日: 2020年3月11日 5:06 PM 作成者: マクロ美風

中川さんが明日（3月12日）の朝、退院できることになりました。

したがって、次の講座は予定どおり行います。

・3月13日（金）幸せコース金曜クラス
・3月14日（土）幸せコース土曜クラス
・3月15日（日）幸せコース日曜クラス

なお、「無双原理＆盛付コース」は、愛クラスの予定を変更して補講を行います。
・3月29日（日）無双原理＆盛付コース

麗可ちゃんが届けてくれた作りたての参鶏湯に大喜びの中川さん。
これで元気復活ですね(^o^)
退院が決まったので、みんなで大喜びです＼(^o^)／

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中川善博の入院日記　3/10 10:30〜3/11 9:00

投稿日: 2020年3月11日 9:00 AM 作成者: マクロ美風

入院日記5回目。
今まで夜型の私でしたが、昨夜から朝型に切り替えようと思い、昨夜は記事を更新しないで寝ました。
中川さんは早寝早起きの良い子（笑）だったのに、こういうことになったので、少しは私も生活習慣を変えようと思ったのでした。

昨日は麗可ちゃんと私が時間をずらして行動する一日でした。
お互いに時間の使い方を効率的にするためです。
昨日の麗可ちゃんは朝の9時半から夜の9時半まで京都にいて、大阪から通ってくれるのですから、それはそれは大変なことですし、むそう塾はブラックと同じ結果になっています。

でも、心から中川さんのためにあれこれ思って行動してくれているのがビシビシ伝わってきて、その純粋な気持ちに改めて感動する毎日です。
麗可ちゃんに最初に会った時、目がキラキラして心の綺麗な人だなあと思ったのですが、その綺麗さを12年経った今でも変わることなく持ち続けています。
こういう大人は本当に少ないです。
麗可ちゃんの献身的な姿勢に感動しています。

先日、ご主人様が、「中川さんに恩返しができてよかったね」と話されたそうです。
ご主人様のそばにいられる時間が少なくても、このようにご主人様がおっしゃってくださることに、心からありがたいと思いました。
そのお気持ちに報いるためにも、中川さんは健康を取り戻そうと頑張っています。

では、昨日の中川さんの様子から。
例によって、中川さんからのiMessageを載せておきましょう。
本人の言葉の方が塾生さんも嬉しいと思いますので。

【入院日記　3月10日午前】
今日は朝から痛み止めの必要もなく水分摂取に励んでいる。
そのおかげか、回診時に救急の主治医から取水は飲水からだけで良いのではないかと言ってもらえる。
ということは抗生物質点滴時（日に三回）以外はいまいましいテルモくんとオサラバできるわけである。
いま最後のビッグボトルから焦らすように40ml/hで滴っている。はよはよ

【入院日記　3月11日】
3:33 ついに痛み止め点滴の世話にならずに朝を迎えられそう。
最後のビッグボトル点滴もあとわずかで終わろうとしている。
あとは抗生物質点滴の時だけチューブの囚われの身になるだけで両手が久々にフリーになる。たのしみ。

【入院日記　3月11日】
4:30 ついにビッグボトルが終了。
ナースコールをして点滴袋を外してもらう。
テルモくんからの解放。

なんという開放感。両手が使えると言うことはありがたいこと。
手ぶら万歳。
早速手ぶらでトイレに。

【入院日記　3月11日】
5:45 朝一の抗生物質点滴はじまる。
ま、たかが1時間。平気になった。
腹部の痛みは15/100くらい。激痛は無い。
採血をしてもらって、血圧を測るも安定の高血圧。（笑）
針刺して血を抜いたからじゃないのーん？
ま、しゃーないわな。

なんと！　痛み止めの点滴がなくなったのです！
これで退院への道がググッと開きます。
あとは血圧が高いことにお医者さんがひっかかっています。
京大病院に来る前の個人医院で190、170のときがあって、お薬が処方されたのですが、本人はスルーしました。
だって、家から出てきて階段を上がって病室に着いてすぐ測るのですから、高いのは当たり前でしょと思うからです。

その後京大病院に入院すると、118、140と低くなっていたのに、昨日から180、170になりました。
看護師さん「白衣血圧というのもあるしね〜」
中川さん「男性の看護師さんが来ると血圧が高くなるんよね」
そういえば、むそう塾生の“ゆき”ちゃん似の看護師さんが来てくれると、中川さんはご機嫌で血圧が安定していたのです（笑）

でも、お医者さんの判断は数値の結果ですから、そんなことは通用するはずもなく、降圧剤が処方されることになりました。
ここは少し疑問なのですが、「降圧剤を飲んだらどんなふうになるのか体験したいから、飲んでみる」と中川さんは受け入れました。

ところで、中川さんは今まで顎に蓄えていたお髭を剃りました。
それは、「大事な仕事に穴を空けておいて、偉そうに髭なんて生やしてるんや無い」という、自分への気持ちだそうです。
男として。　
塾生さんにご迷惑をおかけしたお詫びの気持ちは、授業でお返しするということでした。