ウオシュレットの温水温度不安定による修理のこと

ちょっと前から、ウオシュレットの温水温度が最初はいいけど、その後から温かくなりにくい現象が起きていた。
最初は水が冷たい季節だから、温まりにくいのかな?と思っていたけど、去年の今頃はそんなこともなかったので、真夜中にネットから修理の申込みをした。

すぐ翌日の朝8時に電話が来て、10時半に来てくれた。
動作確認すると、温水にするための電圧を送れていないため、3つの部品交換が必要とのことだった。
3つの部品代と作業料がかかるけど、これが1セットで劣化していくので交換をおすすめしますとのことだった。

とても感じのよい青年で、私が内部の構造の複雑さに驚いていると、あれこれ説明しながら手際よく作業を進めてくれた。
タイプは違うけど、中はこんな作りだった。

 
 


(画像はこちらのサイトからお借りしました)

 
 

50分ほどで部品交換は終了した。
(作業料12,800円、部品代14,660円、訪問料金2,500円、消費税2,996円、合計32,956円)
手際よく、かつ注意深く作業を進める姿はとても好感が持てた。
今はこういう技術者が不足、あるいは高齢化していると聞く。
でも、今回来てくれた技術者さんは30代だとか。

とても感じがよくて、落ち着いていて、素晴らしい人だったので、その旨を伝えたら、「5年後も今日の場所が順調だったら、そのとき褒めてください。」と笑顔で答えた。
技術とはそういうものなのかもしれない。
仕事の結果がすべてなんだなと思った。

 
 

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なお、このタイプのトイレはすでに製造中止しているので、電気系統の部品が今月でなくなってしまうが、ノズルだけは今後5年間交換可能とのこと。
それ以降に故障が発生した場合は、トイレごと買い替えになるという。
「このタイプの品質なら、今は50万くらいします」とあさり言われた(╹д╹;)

 
 


(TCF987F 画像はTOTOのサイトからお借りしました)

 
 

ちなみに、トイレの電気系統部品の寿命は7年〜10年くらいとのことなので、15年も頑張ってくれたことに感謝。
ヒーターも私と同じように老化していたようだ。
やれやれ。

 
 

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ベッドのポケットコイルの種類とクッション性の違い

今日は、京都にある「京都シモンズギャラリー」に行ってきました。
先日「日本ベッド」のショールームに行ったのですが、ダブルクッションが廃盤になってしまったため、最新のダブルクッション情報を確認するためです。

どちらもポケットコイル専門のメーカーですが、そのコイルの太さや並べ方に違いがあります。
シモンズは平行配列でしたが、日本ベッドでは交互配列でした。
ちなみに、日本ベッドでは一部並行配列の商品もありましたが、これが案外よかったです。
並行配列の特長である柔らかさが出ていました。

シモンズには20種類ほどのマットレスがあるため、それらをコイルの太さと長さ、そして詰め物などで自分にピッタリのものを選ぶことができます。
コイルは太くなるほど、短くなるほど硬くなります。
反対に、コイルが細くなるほど、長くなるほど柔らかくなります。

私が今日体験したのは、コイルの線径が1.7mm・1.9mm・2.1mmの3種類でした。
また、コイルの長さは17cm・19cm・21cmでした。
それぞれに実に面白い違いがあって、よくこんなに考え出すものだなあと感心したものです。

ダブルクッションどころか、トリプルクッションもあって、メーカーの違いによる商品の作り方に面白さも感じました。
まるでハンドバッグのようです。
ちょっとずつ違っていて、それがまた楽しいのです。

 
 

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シモンズベッドにも日本ベッドにも共通していることは、スプリングマットレスの上に、別にピロートップを載せて、表層を柔らかくするタイプが増えたことです。
こうすることによって、しっとりとした柔らかさが生まれ、優しさが出てきます。
これが実に心地よくて、まるでやさしく撫でられているかのような感じになります。

食べ物のような表現ですが、「ふんわり もっちり」「ふんわり しっとり」というのがベッドからも感じられて、癒やし度が凄いです。
これが実は人気があるそうなのですから、世の中にはお疲れの人が多いのだなあと思った次第です。
そして、男性も柔らかめのベッドを好むかたが多いのだとか。(違った意味でうなづけます)
しかし、ピロートップはクッション素材でできているので、スプリングよりへたりやすいはずです。
これが今後どの程度の広がりになるのか、興味のあるところです。

なお、ここではどの商品が良いとは書きません。
人それぞれ体型の違いや、お悩みや好みも違うからです。
あなたにピッタリのベッドは必ずあるので、ご自分の健康を生み出してくれるベッドを、丁寧に探してみましょう。

 
 

【並行配列】 やわらかめになる

 
 

【交互配列】 かためになる

 
 

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お料理を習うときの最短上達術 最初が肝心

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」には、お料理が苦手な人やまったく料理経験のない男性も来られます。
そこで、自宅に帰ってから再現しやすいように、分量や時間を数値化してお伝えするようにしています。
本当は、数値化できない部分もあるのですが、それをわかりやすい言葉でお伝えするようにしています。

ですから、まずはその数字のとおりにお料理をしてもらうことが大前提です。
しかし人間は、なかなか習慣を変えるのは億劫なものなのです。
たとえば、
計量スプーンを使ったり、
計量カップを使ったり、
タイマーを使うことがそれまでの生活でなかった場合、それだけでもうストレスになるんですね。

でも、ここを正しくこなしてくれれば、ググッと目的に近づきます。
たとえば、先日お教えした「絹玄米ごはん」を炊くためには、投稿用のメールに記載する事項が、すべて大切なポイントになります。
それを一つひとつチェックしていくことによって、最高に美味しい玄米ごはんが炊きあがるわけです。

あとは、炊く人の精神面のコントロールのみです。
そうなんです。お料理には精神面も影響するのです。
焦っていたり、怒っていたり、悲しいことを抱えていても出来上がりが最高になりません。

 
 

でもね、だんだん慣れてくると、むしろ、計ることは味の安定のためには良い方法だと気づくことでしょう。
まずは「完全コピー」から入りましょう。
食材はもちろん、調味料も同じものを使います。
よく、お料理本のレシピだけ真似して、調味料は別のものを使う人がいますが、これではレシピを公開した人の味にはなりません。

そして、習ったらすぐ復習することです。
これは学校の勉強と同じですね。
学校の勉強は嫌いな場合もありますが、お料理は美味しかったら復習の意欲が湧いてくるので、それを助けに挑戦してみましょう。

昨年、とても「習い上手」の塾生さんが登場しました。
遠くから通われているのですが、すぐ復習をすることによって、どんどん上達されました。
過去の記事を参考にして、予習もしっかりされています。
こんなふうに、塾生さんから教えられることもいっぱいあります。

一人でも多くの人が、お料理の苦手感を克服して、笑顔でキッチンに立てることを願っています。

 
 

(玄米ちらし寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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「第3回 絹玄米ごはんの炊き方教室」を終えて

あっという間に2月が過ぎて、3月になってしまいました。
今年の2月は、私にとって大忙しの日々でした。
新しい動きを感じた月でもあります。

では、遅くなってしまいましたが、記録として「第3回 絹玄米ごはんの炊き方教室」のことを書いておきます。
開催日は2023年2月25日(土)。
参加者は神奈川県1名・愛知県1名・三重県1名・奈良県1名・京都府1名・広島県2名、初受講者4名、再受講者3名の7名でした。

再受講といっても、現在コースに通われているかたは1名のみで、あとはお久しぶりの塾生さんがお二人です。
でも、こうしてむそう塾を忘れずに、玄米ごはんの炊き方をバージョンアップするために受講してくれて、そのことがとても嬉しかったです。
Hさんが持参された圧力鍋カバーは初期のもので、懐かしく、またよく使用されていることに、彼女の日々の暮らしを想像して、胸がいっぱいになりました。

今回は、現在コースに通われている塾生さんがご紹介してくださったかたが2名いらしてくださいました。
塾生さんの炊かれる玄米ごはんを召し上がって、その柔らかさに驚かれての受講でしたが、その技術をしっかり伝授させていただきました。
あとはご自宅で、そのとおりに再現していただくだけです。

玄米投稿は義務ではありませんが、権利なので、ぜひこのチャンスを活かして柔らかい玄米ごはんが炊けるようになってほしいと思います。
そして、パスポートを取得なさってください。
自宅で一人でモソモソと炊くだけより、頑張って玄米投稿をしていただくと、確実に何段階も美味しくなりますので、投稿をお待ちしております。

また、塾生さんの子どもさんつながりのお知り合いというかたも受講してくださいました。
塾生さんの炊かれた玄米ごはんがとても美味しそうだったけれど、食べさせてほしいと言えなかったのだとか…。
やっと念願の玄米ごはんを習いに来られたのですが、持参されたお米が、ある方法で加工されたものでしたので、玄米選びからお教えしました。
どうなりましたでしょうか?

 
 

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懇親会は5名のかたが出席されて、京都ホテルオークラ の カフェ レックコートで開催しました。
習いたての内容を復習して、間違いなく伝わっているかどうかの確認作業もしました。
それぞれが忙しい日常を送られているようでしたが、その中でいかに時間を捻出するかが、第一歩の鍵だと思っています。

頑張れば間違いなく美味しい玄米ごはんが炊けるようになりますから、まずは1週間、それがダメなら10日間でもいいから、時間を作って取り組んでほしいです。
「鉄は熱いうちに打て」といいますが、記憶は時間の経過とともにどんどん薄れるので、習ってすぐ復習するのが一番定着するのです。
ぜひ、万難を排して取り組んでもらいたいと思います。

そうしたら、「あのとき京都まで行ってよかった」と心から思えるようになること、間違いありません。

 
 

(絹玄米ごはんの炊きあがり 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室むそう塾)

フタを取ると、白い部分がいっぱい見えるのが中川式の特長です。
それだけ柔らかいということですね。

 
 

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ベッド選びに感じる靴選びとの共通点

今日は大阪にある日本ベッドのショールームに行ってきました。
気温も高めで、とても良いお天気だったため、少しウキウキした気分での外出でした。

目的は、ダブルクッションでないベッドの寝心地を確認するためです。
私はずっとこのメーカーのダブルクッションベッドが好きだったのですが、ポケットコイルに自信を持つこのメーカーでは、ダブルクッションを廃盤にしてしまったからです。

マットレスにはボンネルコイルと、ポケットコイルがありますが、これはどちらが良いというわけではありません。
身体の特徴と寝姿勢がベッドと合うか合わないかの問題だからです。
また、和布団の硬さが好きという人もいれば、ベッドの柔らかさが好きという人もいます。

私は、ベッド選びは靴選びと似ているなと思います。
どんなにデザインや材質が気に入っても、足にフイットしない靴は履き心地が最低だし、足の痛みだけでなく、頭まで痛くなったり、腰痛の原因にもなったりしますから。

ベッドも同じで、その人に合っていない場合に一番多いのが腰痛です。
だからこそ私はベッド選びには真剣に取り組みます。
だって、大切な身体を人生の三分の一も預けるのですから。

 
 

というわけで、シングル12本の寝心地を確認してきました。
その違いを言葉にするのは、美味しいという言葉を使わないで美味しさを表現する難しさと似たものがあります。
ところが、ふんわり・もっちりするベッドがあって、惚れました。
今私が買うならこのベッド!という商品がありましたねぇ。

残念ながら、塾生さんが購入されるので、私の好みは押し付けられません。
靴と同じですからね。
そして、男性と女性、大人と子どもでもマットレス選びは異なるので、明後日もう一つのショールームに行く予定です。

 
 

 
 

これは、それぞれのポケットコイルの違いを、座って感じられるようになっています。
ハニカム構造になっているのも、陰陽的に納得。
ハニカム構造の素晴らしさについては、こちらのサイトも参考になります。

こちらのショールームには、ビーズポケットの展示もありました。
これが案外お安くて良いんですよ(^o^)
というわけで、楽しい一日でした。

 
 

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