ほんまもんの賀茂茄子 京都上賀茂産

賀茂茄子1 京都の伝統野菜

 
 

(京都上賀茂産 賀茂茄子)

むそう塾では賀茂茄子を使ったお料理が登場します。
すでに上級幸せコースでお伝えしたラタトゥイユや揚げ浸しも賀茂茄子を使いました。
これからは賀茂茄子のピザとしても登場します。
この賀茂茄子はとても持ち重りのするずっしりとした手応えがあります。
茄子でも陽性ですねぇ。
身が詰まっているのでピザにも使えるのですが、米ナスや千両茄子は身がやわらかいために同じ料理方法は出来ません。

関東地方でも京野菜を扱うデパートなどで売られていますが、1個700円〜800円が相場です。
その値段にビックリされる人も多いのですが、肉厚で分量も多いので、しっかりメイン料理となります。
次の記事もご参考にしてくださいね。
ガクの説明があります。
京都の伝統野菜「賀茂茄子」の季節がそろそろ
賀茂茄子

こんな単純なお料理も美味しいです。
千両茄子とは違った満足感は、やはり身の陽性さゆえだなあと感じます。

賀茂茄子のしぎ焼き

 
 

(賀茂茄子のしぎ焼き 料理&写真 中川善博)

 
 

カテゴリー: 料理人 中川善博の陰陽料理 | コメントする

「胡瓜と茗荷の胡麻酢和え」中川善博の料理より

胡瓜と茗荷の胡麻酢和え1

 
 

胡瓜と茗荷の胡麻酢和え 料理&撮影 中川善博)

【作り方 中川善博より】
胡瓜を斜め切りにして塩もみし、加減だし(煮浸しの地やめんつゆなどでも可)にすりごま、練りゴマを入れて千鳥酢を入れる。(荒業として味ぽんでもよい)。
厚い目にせん切りした茗荷と絞った胡瓜を和えてから、胡麻酢をざっくりかけて混ぜる。

 
 

私に新しいお料理を食べさせると講座になってしまうというお料理がまた一つ(笑)
でも、もう開催できる日にちがありません(泣)
本当は瞬速料理夏バージョンなんて開催できたら良かったのですが・・・。
とても美味しかったので、作り方を中川さんに教えてもらいましたから、この夏楽しんでみてください。

噛むごとに爽やかさが広がって、ついついお箸が進みます。
歯ごたえも美味しさのうちですね。
酢の物が苦手な人でも食べられる酸味です。
夏には酸味のある食べ物が肝臓を守りますし、胡瓜の水分が体の渇きを癒し、芯のほていを取り除いてくれます。

そして、とても大事なことは胡麻のミネラル成分ですね。
汗をかく季節には、意識的にミネラル補給をしておくことが元気に夏を乗り切る秘訣です。
ミネラルはまず摂り過ぎるということがないくらい不足しがちになるので、玄米を食べていても気をつけて摂りましょう。
マクロビオティック料理のポイントは陰陽バランスを取ることですが、このお料理は胡麻と加減だしが陽性を補っています。
やさしい陽性でバリバリ仕事をこなしましょう!

 
 

カテゴリー: 料理人 中川善博の陰陽料理 | 16件のコメント

「氷しるこ」 京都 宝泉

氷しるこ 京都 宝泉2

 
 

氷しるこ 京都 宝泉1

 
 

(氷しるこ 京都 宝泉)

白玉はあまり冷えてしまうと美味しさがなくなるので最初に食べてモチモチ感を味わう。
時間とともに氷がとけてくるので、時々混ざる小豆を楽しみながらスプーンでいただく。
あっさりとした甘味であと口よし。

 
 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | コメントする

夏には夏野菜を マクロビオティックの食べ方

ラタトゥイユ むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(ラタトゥイユ 料理:中川善博)

マクロビオティックを始めると、食材の陰陽を気にしすぎて陰陽の奴隷になってしまう人がいます。
しかし、それでは陰性タイプの人も陽性タイプの人も時間の経過とともに体調がイマイチになってきます。
肝心なのは、その時の「旬」をいただくことです。
旬なんてマクロビオティックを知らない人だって知っている言葉なのですが、今の時代は1年中同じような食材が出回っているので、案外正しい旬を知らない人が増えて来ました。
でも、この旬が実はとても大切なことであり、健康の鍵を握るものなのです。

なぜなら、その季節に採れる物にはその季節の陰陽エネルギーが働いているのですから、そこに一緒に生きている人間も同じ陰陽エネルギーを取り込んだ方が体に負担がかからないからです。
同じ考え方は土地についてもいえます。
自分が住んでいる土地と同じ陰陽エネルギーの中で育った物を口にする方が体に負担をかけません。
「身土不二」としてマクロビオティックの本では必ず書かれています。
輸入物がゴロゴロお店に並んでいるので、旬を忘れがちになりますが、自分の生活圏からあまり遠くない物を選ぶ方が健康に貢献できます。

写真のラタトゥイユは、一般的に知られているラタトゥイユより陰性な仕上がりなので、陽性タイプの人には大いに喜ばれることでしょう。
では、陰性タイプの人にはダメなのかと思われるでしょうが、そんなことはありません。
実はこのスープにはしっかりミネラルが溶け出ていますので、お汁もゴクゴクと飲んでください。
食べ終われば細胞が喜んでいるのを実感されることでしょう。
汗をかく季節には、汗で失ったものを補うことをしなければ、体がだるいと感じるようになります。

強烈な紫外線が当たっても平気で畑に育つ夏野菜は、夏に強い体を作るので、陰陽どちらのタイプの人にも召し上がってほしい食材です。
夏の紫外線から肌を守るためにUVカット商品に頼るより、自然界がちゃんと用意してくれた夏野菜をしっかり取り込んで、体の中から細胞レベルで健康になれる食べ方をしましょう。
それがマクロビオティックの考え方に基づく食べ方です。

 
 

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | コメントする

お肉を入れるより美味しい中川式焼きうどん

焼きうどん マクロビオティック

(焼きうどん 料理:中川善博)

一流料亭を超えるお料理を教えるかと思えば、こんなにカジュアルなお料理が登場する「上級幸せコース」や「むそう塾」って一体何なんだ?と思われるかも知れません。
答えは簡単です。
健康に良くて美味しいことが基準です。

毎日の生活の中で、忙しいけれど家庭で美味しい食事をしたい人のために、このような簡単メニューも登場します。
上級幸せコースのメニュー決めの時、中川さんに焼きうどんをお願いしたところ、最初はビックリされました。
でも、このような軽いメニューの必要性も訴えて、やっとOKしてもらった経緯があります。

教えるからには美味しいものを!
色々試作した結果、動物性は超高級本枯れかつお節のみという焼きうどんが誕生しました。
不思議そうな表情をしながら中川さんのデモを見ている塾生さんも、一口味見をしてみると、「美味しい!!」という感動の声があちこちから聞こえました。

その美味しさの秘密はやはり作り方にありますね。
ふだん、いつでも冷蔵庫に転がっているような野菜でササッと作れますが、その手順や調味料の使い方がやはりプロの仕事です。
お味をブログではお届け出来ないのが残念です。

 
 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 4件のコメント