山梨へ

細川順讃先生のお名前は、日本 C I 協会関係の人にはお馴染みですね。
日本 C I 協会の健康相談をされている先生です。
全国的にはまだご存知ない方も多いのですが、素晴らしい先生なんですよ。
「生命科学21研究所」、こちらに細川先生の手がけておられることが書かれています。
あまり聞きなれない名前かも知れませんが、情報が盛りだくさんですから、ご参考になさってみるのもいいですよ。
私はこの先生のセルフコントロールが一番のお気に入りで、何年も前から何回も受けました。
あまりにも素晴らしいので、夫にも受けてもらったほどです。
夫も「あれは良かった」と言って帰ってきましたよ。
きょうは、その上のレベルの「マインドコアメソッド  ワークショップ」があります。
メディテーションの時間が大半を占めるのですが、この内容は高度なため、何年に1回しか開催されない貴重なものです。
会場は山梨県の下部温泉、「ホテル守田」
1泊2日です。
さあ、行って来ます♪


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お料理以前(4)「むそう塾」の方向性

お料理以前(3)お料理は心で作るもの>のつづき
「マクロビ井戸端会議」 、「Lilas(リラ)・マクロビオティックスクール」 、「美風ゼミ」を通じて、「人とお料理の関係」をず?っと眺めて来た私としては、かねてから「お料理の技術以前」のことをフォローしたいと思っておりました。
それを形にしたのが「むそう塾」です。
「むそう塾」ではこんな方向性を考えています。
・お料理は最高の技術でお伝えしますよ。
・でも、もしあなたがお料理の仕上がりに限界を感じたら、
・違う角度からご一緒に考えてみましょう。
・そして、人間的にも素晴らしい人になってくださいね。

「むそう塾」と繋がって、あなたがもっと美味しいお料理を作れるようになってください。
そうすることによって、あなた自身が幸せになれるはずです。
そうなったら、パートナーやご家族や周りの人の笑顔も増えるはずです。
そのためには、まず、あなたからね。
*    *    *    *
「むそう塾」にあるのは、マクロビオティックだけではありません。
「氣」を大切にし、「人間性を高める場」としての「むそう塾」は「人間塾」でもあります。

中川善博さんと私が、残りの人生をかけて本気で取り組んでいます。
先の記事でご報告しましたように、中川さんは先週お母様を見送られました。
中川さんはお母様がご病気になられてから32年間の長きに亘って、お母様のことを最優先にされて、ご自分のなさりたいことを我慢されて来たそうです。
これから中川さんはどんなことを展開してくださるのでしょう?
私が想像もつかないアイディアを出してくださる中川さんですから、ワクワクする企画を練ってくださると思います。
どうぞ、これからの「むそう塾」と中川善博さんにご期待くださいね。
<終わり>


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お料理以前(3)お料理は心で作るもの

お料理以前(2)中心軸>の続き

私はお料理って、心(氣)で作るものだと思っています。
つまり、お料理以前に心(氣)のありようが大切だと思うのです。
だから、穏やかな氣に包まれた人のお料理は、たとえおむすび一個でも涙が出るほど美味しいんですよね。
佐藤初女さんのおむすびは、その代表といえるでしょう。
お料理教室に行かなくても、文字が読めなくても、心に響くお料理を作る人は沢山いらっしゃいます。
ほら、おばあちゃんのお料理、美味しかったでしょう?
レトルトのお料理って美味しいですか?
氣を感じますか?

ですから、「プロでない人」がお料理を美味しく作りたいと思ったら、まずは心の状態を整えることが先だと思います。
精神状態が安定しなくては、心も氣も整いません。
こんなことを中川善博さんにお話ししたら、中川さんも同感でした。
あえて中川さんに数字で示していただいたら、下記のような比率になりました。
なお、プロの中川さんらしく、プロの場合の比率も教えてくださいましたが、それは別の記事でご紹介させていただきます。

*    *    *    *

<アマチュアの場合の料理技術と心(氣)の比率>

「アマチュアにも色々な場合があるので、一概には言えませんが」と前置きされた上での数字です。
技術10:心0  (残りの90は違う事に向いている人)
技術30:心0  (お教室マニアに多い。残りの70は自己顕示欲を満たすために。)
技術10:心90 こんな方は幸せになれますね。
理想は技術30に心70なのではないでしょうか。

そして中川さんは次のように続けてくださいました。
食べる人の心もお腹も満たす料理を作れる人を育てたいです。
食べる人の存在を思い浮かべながら作るのが料理です。
誰が食べるかわからないが美味しい物を作るのが調理です。
私は調理師ではなく死ぬまで料理人で居たい。

お料理以前(4)「むそう塾」の方向性>につづく


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お料理以前(2)中心軸

お料理以前(1)お料理と私の子供時代>のつづき
私のわがままから紆余曲折の人生を歩んでしまいましたが、それでも何か「ここ一番」という時には、親の顔が思い浮かびます。
心の軸になっているのが良く解ります。
こんな安定した気持ちでいられるのは、やはり産まれる前から両親の食事がしっかりした和食であったこと、そして私達兄弟もきちんとした和食で育ててくれたこと、そして何よりも家族が揃って食事をすることが出来たお蔭だと思っています。
母がしっかりと穀物を入れた子育てをしてくれたお蔭で、私も中心軸が定まった生き方をして来れたのではないかと思っています。
(少々頑固者ですが・・・^^;)
でも、これは母が偉いのではなくて、この時代の人はみんなこんな生き方をしていたんですよね。
おかずよりご飯の方が多い生活も普通でした。
そして一番良かったのは、甘いものが今ほど豊富になかったことです。

この中心軸。
これが最近ブレている人が多いですね。
そして、そのような人のお料理を見ていると、やはり安定性に欠けるように思います。
つまり、仕上がりに「いまひとつ」なところがあるのです。
それを技術的な問題だと思って、お料理教室に通いまくる人がいますけれど、原因は自分にあるんですよね。

お料理以前(3)お料理は心で作るもの>につづく


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お料理以前(1)お料理と私の子供時代

私は小学2年生で初めて台所に立ちました。
それからずっと、何かしらお料理を作り続けて来ました。
なぜ作り続けられたかというと、やはり最初が肝心だったように思います。
シンクの前にミカン箱(木製)を裏返しに置いて、その上に乗って作ったお料理と呼べないようなお料理を、父も母も「美味しいね」と言って食べてくれたからです。

 

形の悪い目玉焼きも、太く切ったキャベツの千切りも、父は目を細めて食べてくれました。
時には、しょっぱいお味噌汁も、少し焦げたお魚も、父は何も残さずきれいに食べてくれました。
兄や姉達はなんだかんだと言っておりましたが、両親の見せてくれる笑顔でそんなことは気になりませんでした。
母がいつも作ってくれるお料理と味が違うのですから、お料理が上手に出来たかどうかは自分が一番良く判ります。
後で母がそんな時には何が原因かを教えてくれました。
それでも「美味しい」と言って食べてくれた父母には、今も心から感謝しています。
その一言が私を料理の好きな人間にさせてくれたと思うからです。
*    *    *    *
さらに、最高の宝は、私が学校で食べるお昼の時間以外は、家族が全員揃ってお食事をいただいたことです。
そして、そのお食事はすべて母の手づくりでした。
味噌もお野菜もお米もお豆も手づくりでした。
母はお漬物がとても上手だったので、私は今でもお漬物が大好きです。
マクロビオティックという言葉は知らない家庭でしたが、充分マクロビオティック的な生活でした。
母は躾に厳格な人でしたので、父がお箸を持つまで子供たちはお箸を持ってはいけませんでした。
父が着席して初めて「いただきます!」が出来ます。
この厳しさは大人になってから大いに私のためになりました。
そんな家庭で、両親の愛をいっぱい貰って育ったことは、私の人生にとって最高のプレゼントでした。
お料理以前(2)中心軸>につづく


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