こちらの記事にいただいたコメントのお返事が長くなりますので、記事にさせていただきます。
<ゆーままさんのコメントより>
こんにちわ。初めまして、ゆーままと申します。
5月末に子育て、家庭の事、仕事の事などのストレスで突発性難聴(現在は完治)になり、その後不眠や不安神経症、胃腸不良、など立て続けに体調を崩してしまいました。
その時不眠にもマクロビオティックが良いと知り独学で始めました。梅醤番茶を飲み続けてまる2ヶ月になります。
以前から肉類が食べられないので玄米菜食中心の生活をしていましたが、甘い物に目が無く、毎食後ケーキやらビスケットやら、チョコレートやらを食べ続けやめられず、マクロビオティックを勉強して白砂糖で体調を崩したのではないかと思っています。
今は砂糖は殆ど取っていません。
不眠や不安神経症の方は玄米を良く噛み、梅醤番茶を朝晩飲んだりして中庸にだいぶ近づいてきたと思いますが、この2ヶ月で体重が5キロ落ち(身長160センチ体重40kg)ガリガリになってしまいました。
肋骨が浮き出てしまいはっきり言って気持ち悪いです。
また生理も止まってしまいました。
胃腸不調気味です。
そしてここにきて熱が3日続き体調を壊し下痢をしたためご飯が食べれずまた2kg体重が落ちてしまいました。
こんなに体重が減ってしまい、しかも胃腸も悪いままで食べるのが好きなのに美味しくご飯も食べれないし何だかもうどうして良いのか分かりません…。
助けて下さい。。。
マクロビオティックの料理は大好きで、作るのも楽しいし、玄米も子供も主人も慣れて食べてくれる様になりました。
(因みに玄米は圧力鍋で炊くと胸焼けしてしまう事があるので土鍋で今は発芽させて炊いています。)
このまま続けて体重や生理はちゃんと戻るのでしょうか?
因みに私の仕事は命の次に大事な物を扱う仕事で間違いは許されずいつも規則にがんじがらめ&気を張っている感じです。
身体は冷え性で冬は手足が常に冷たく、夏場でも汗をあまりかきません。
特に今年は…。
何だか、取り留めのない文章になってしまいました。
よろしくお願いします。
<マクロ美風より>
ゆーままさん、初めまして。
まずお断りしておかなければならないのは、私はあなたにお会いしたことがありませんので、一般論でしか申し上げられません。
お医者さんは診断しなければお薬を処方しないのと同じです。
いただいたコメント内容から察すると、おそらくゆーままさんは陰性よりの体調になっているものと思われます。
かろうじて梅醤番茶が陽性の助けをしてくれているというところでしょうか。
陰性になっている理由は、主食である玄米の炊き方が陰性よりだからです。
圧力鍋で炊いた玄米ご飯は胸焼けすることがあるとのことですが、それは炊き方の問題だと思います。
胃腸がもともとそんなに丈夫ではないのでしょうね。
それから痩せてしまったこと。
それは玄米ご飯を召し上がっているからですね。
玄米の持つ排出力が、あなたの体に必要な栄養分まで出してしまったのでしょう。
つまり玄米を食べてはいるけれど、玄米の栄養分は吸収しきれておらず、排出力だけが優ってしまった状態です。
玄米は炊き方次第で体に悪影響を与えることもあります。
これを防ぐには徹底的に噛むしかありません。
あなたの状態なら一口100?200回は噛みたいところです。
となるとかなり大変ですね。
痩せるのをストップさせたければ、白米に戻すのがいいですね。
今は玄米によって傷ついた胃腸をいたわってあげる必要があります。
あなたがもともと体調不良を招いた間接的要因はお菓子だと思います。
そのお菓子をストップさせるだけでも、体調にはとても貢献してくれます。
白米をお茶碗におかわりしていただき、主食を多めの食生活にされるとずいぶん変化するはずです。
もちろんお味噌汁も飲んでくださいね。
生理は体重が増えて来ないとすぐには戻りません。
もしお魚が食べられるなら、お魚も時々召し上がってください。
マクロビオティックなのに動物性?と思われるかも知れませんが、マクロビオティックは動物性を一切排除したものではないのです。
体調によっては時として動物性の力を借りることもあります。
要は陰陽のバランスを取ること。
これがマクロビオティックであることを知ってください。
それからあなたの場合は、葛をお料理に使うことをお奨めします。
葛は胃腸を整えたり冷え性の人には助っ人になる食材です。
お忙しくてお料理をする時間がないときには、今飲まれている梅醤番茶を葛入り梅醤番茶にされるのも良い方法です。
さらに海苔も召し上がってください。
玄米によって外に出されてしまったミネラル分を補う目的です。
以上のように、少し玄米ご飯をお休みして体調の変化を観察してみてください。
最後に、ご主人とお子様の体調も気をつけてあげてください。
奥様がマクロビオティックを始めると、ご主人とお子様が被害者になってしまうケースも多いので。