睡眠の時間帯

先日の講座で、「早寝早起きするようにしたら、凄く体が楽になりました!」という上級幸せコースの塾生さんがいらっしゃいました。
朝3時起きをされているそうです。
とってもお元気そうで笑顔が素敵でした。
幸せコースの時に睡眠時間帯と体の関係のことをお話ししても、なかなか信じてもらえなかったり、実現不可能と諦められたりするのですが、この塾生さんは実行してくださいました。
理想の睡眠時間帯は、夜の10時?午前2時までを睡眠時間帯に取り込むのです。
この時間帯は成長ホルモンがたくさん出るので、体の各臓器を修復する力が強いのです。
また、陰陽五行の視点でも夜の21時?午前1時は睡眠に最適な時間帯とされています。
ですから、生活の仕方そのものをこのリズムに合わせられるようにすると理想的ですね。
現代生活では夜までずれ込む働き方が大半で、なかなか理想的な暮らし方が出来ませんが、可能な限り人間の体に負担のかからないリズムで生きたいですね。
かくいう私も夜中にモゾモゾと行動しておりますが、体の信号に従って早く寝ることもあります。
そうすると格段に体調の変化を感じます。
体調が悪いと感じたら、お食事の量・質・氣を意識するとともに、ぜひ睡眠時間帯も改善してみてください。
確実に体は応えてくれます。
すぐ病院や薬に頼る前に、私達が自然界のリズムと同期できればずいぶんと体調は変化します。
騙されたと思って睡眠時間帯を理想に近づけてみてください。
頭もスッキリして、心までが正常に働き始めます。
お手本はすべて自然界にあることを実感されることでしょう。


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糠床を発送しました!

お待たせいたしました。
昨日の「中川式糠漬けクイック講座」と「中川式糠床宅配ご予約」の方々へ、糠床を発送しました。
クイック講座の方へはご希望の時間帯に、糠床宅配の方には時間指定なしで発送しております。
明日中に受け取りましたら、すぐ透明のシール蓋を取り除き、ホーローの蓋のみにしてください、
中には覚え書きと米糠が少し入っております。
米糠は冷凍庫で保存なさってください。
困った時には、まずこちらの記事をお読みください。
かなり解決するはずです。
どうぞ「美味しい糠漬けのある生活」をお楽しみください。
【注意】
越年を繰り返した糠床はしっかり熟成して、旨味がたっぷり含まれています。
美味しくて病みつきになること間違いなしですが、調子にのってたくさん漬けすぎないようにしてください。
いつでも糠床の気持ちになって、オーバーワークをさせないように可愛がってくださいね。
「じゃい安」をよろしくお願いします。


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中川式糠漬けのご質問をされる方へ

昨年の記事ですが、今年も糠漬けの質問が多くなりましたのでもう一度掲載します。
よ?くお読み下さい。
とくに宅配糠床をお受け取りになる方は、しっかりとご理解くださるようにお願いします。
本日宅配糠床も発送の予定です。
<中川式糠漬けのご質問をされる方へ>2011年7月28日の記事

中川式糠床を受け取った皆様、美味しい糠漬けができていますか?
きっと毎日美味しい糠漬けをお楽しみいただいていると思います。
きゅうりはもちろんですが、茄子も美味しく漬かっていますか?
一般の糠漬けでは茄子を美しく漬けることはとても難しいのですが、中川式糠漬けでは茄子が見事な美しさに漬かるので、「美味しい」という文字を使うことの意味を心から納得します。
口においしいものは美しさもあるものであることを。
中川さんのところには幸せコースの人も含めて、毎日糠漬けの質問が寄せられます。
さすがに今回の糠床宅配ではお二人だけのご質問ですが。
その質問内容を拝見すると、その人が糠床についての理解不足であることが良く判ります。
あれだけ丁寧にお伝えしても、覚え書きをお渡ししても、なかなか正しくご理解されていない人がおられます。
ちょっとでも理解を間違っていると、確実に糠床の様子は変わって来ます。
徹底的に覚え書きを読み込んで、糠床に対する先入観を払拭してください。
一番多い文面が「夏なので一日2回混ぜています」とか、「毎日かき混ぜています」というもの。
これだけでもう理解不足が判ります。
糠床に酸味があればかき混ぜても良いけれど、酸味がないときにはかき混ぜてはいけないのです。
その点に言及していないご質問が多いので、その度に中川さんは「酸味はありますか?」と反対に質問しなければなりません。
また、「酸味がないんです! 死んじゃったのでしょうか?」と焦ってメールが届くこともあります。
糠床の表面部分には酸素を好む菌が住むので、そこは酸味が弱くなります。
一番上の糠を食べて判断するのではなく、真ん中あたりを食べてみてください。
下に行くほど酸味は強くなります。
私の糠床の一番下は、酸味も塩分も強くなってギュッと体が目覚める強さを持っています。
ちょっとつまんで口に入れると「活!」という感じです(笑)
中川菌の凄さを改めて感じます。
それから乳酸菌のことで少しヒントを。
乳酸菌はちょっと塩分好きです。
ですから塩分を多くしても死ぬことはありません。
でも、塩分不足の糠床をむそう塾にお持ちになって「中川さん見てください」という人の何と多いことか!
だいたい陰性の人は塩分少なめの傾向がありますのでご注意を。
この傾向は実に面白いのですが、本当の話なので仕方ありません。
以上のことから、中川さんにご質問をされる場合は必ず糠床の重要ポイントを書くようにして下さい。
中川さんはそれらを判断材料にします。
本当は質問フォームを作って必須記入事項にしたいくらいなんですよ。
ですから、必ずお書きくださいね。
【糠床の質問に必ず書いてほしいこと】
・酸味
・塩分
・旨味
・混ぜ方

では、美味しい糠漬けのご報告を待っています!
瑠璃茄子投稿も楽しみにしています♪

 


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中川式糠漬けクイック講座を終えて

昨日は「中川式糠漬けクイック講座」を開催しました。
新人さんは3名で、あとは受講経験のある方ばかりでした。
関西にお住まいの塾生さんが過去に、「美風さん、私前科者になっちゃいました?・・・」と言って教室に現れて、何事かと思ったのですが、それは糠床をダメにしてしまったことを関西人らしく面白おかしく表現してくれたのでした。
その言い方が楽しかったので、すっかりそれから「前科者」という言い方が定着してしまいました(笑)
しかし昨日みんなで話していると、その「前科」のおかげで糠漬けが上手になって行くので、良い方向にとらえて「☆ 勲章」にしようということになりました。
ですからこれからは「私は☆三つよ」とか「私は☆二つよ」と自慢(笑)することになります。
これからは「三ツ星糠漬け」や「四ツ星糠漬け」が登場することでしょう。(楽しみ♪)
前にも記事にしましたが、あの中川さんでさえ安定して漬けられるようになるまで5年ほどの歳月を要しているのですから、私たちは1回の失敗で諦めてはいけませんね。
中川さんの糠漬けの世界を共有して自分のものに出来ることは、大いなる財産と健康を手にすることになります。
そんなことを認識している人たちが集まったからでしょうか。
昨日の講座はとても氣が良かったです。
これからは☆☆☆でも☆☆☆☆でも楽しく受け止めて糠漬けと向き合ってみましょう。
ところで、再受講された人たちが中川さんの説明を聞いていて、「私が去年なぜ失敗したか判った!」という声が多くありました。
失敗したからこそ理解出来た部分があるのです。
新人さんには「?」の部分でも、☆のある人には「!」になるのです。
☆組さんが納得された表情は、見ていて美しかったです。
失敗を乗り越えて行こうという共通の意識は、本当に良いオーラを発しますね。
☆組さんの多くが混ぜ方に「!」でした。
糠床の状況に応じて混ぜ方を使い分けるのはさすがに「中川式」です。
「混ぜ方1」と「混ぜ方2」を間違わないようにする体験は、クイック講座ならではの素晴らしいところですね。
幸せコースの方にもこの二種類の混ぜ方はお伝えしてありますので、間違わないように「今何をするべきか?」の判断を適切になさってくださいね。
美味しくて健康になる「中川式糠漬け」の輪が広がって、今年も「瑠璃茄子投稿」が賑やかになることを期待しています。


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食事の量・質・氣

お食事の量って案外気持ち任せになっているものです。
本来それで良いのですが、体調や気分がイマイチの時には、お食事の量を減らすか回数を減らすかして、一日に食べる量を減らすのがお勧めです。
精神的にイマイチだと、食べることでそれを帳消しにしたい気持ちが働いたり、食べながら癒される人が多いのです。
特に甘いものは癒しの効果があるのですが、それは一時的なものでほどなく反動が出てきます。 
調子が悪かったら食べない。
これが大原則です。

朝から食欲モリモリの人には胃腸の丈夫な人が多いですね。
でも、どんな人でもお食事はお腹がすいてからが鉄則です。
お腹がすかないのに食べ物を体に送り込むのは、体に負担を強いることになります。
パワーのある人はお食事の時間も量も空腹云々も関係なしに乗り越えられますが、そのような人でも油断は禁物です。
そんなに食べなくても人間は生きていけるし、食べる量が少ないと精神的な冴えが増してきます。 
よく修行僧が断食をするのは、そんな精神的な面に重きを置くからなんですね。
ところで、アトピーの人には胃腸の弱い人が多いので、お食事の量や回数を減らすとグッとアトピーが良くなることがあります。
免疫力が高まってくるからなんですね。
ただし、お食事の回数や量を減らすときにはお食事の「質」に注意しなければなりません。
「よい質」を「少なく」。
氣の通った良い質のものを感謝しながらいただくことによって、おのずと量が減ってきます。
沢山食べなければ満たされないのは、そのお料理に氣がないからです。
どうですか?
氣のないもので食卓が埋められていませんか?
それを変えるだけでも体調は変化してきますよ。
「氣」って大切です。
健康の源ですね。
マクロビオティック料理はそんなところを解き明かして健康に導き、判断力を高めようとするものです。
ですから、マクロビオティックでは少食をすすめ、質や氣を大切にするのです。
良い氣が満ちてくると、心地良くて安心感が漂い、幸せを感じるようになります。
満たされた想いは人を柔和にさせ、穏やかな表情に変わります。
そのようなところには氣の良い人や物が集まります。
こうしてさらにその人は幸せになって行きます。
あなたの召し上がるお食事の量が、こんなふうに巡り巡って行くのかと思うと、ちょっと嬉しくなりませんか?
私は体験者としてこの喜びを感じつつ毎日を楽しく元気に生きています。
マクロビオティックに感謝です。


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